ダンジョンに【真実のガランに憑依した奴】が居るのは間違ってるだろうか   作:プリンマン

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お久しぶりです
FGOって面白いですよね、自分はモルガンばっかり育成させていたせいで、他の子供達が貧弱になってしまいました


短編 ① :デート A 「危険なリヴェリア」

 

 

 

 

 

 

儂は一体全体何が起きているの理解しきれていない

 

 

レベルでは圧倒的なまでの差があるのに、アルフィアの方が押されている

 

 

それも、魔法使い同士の戦いのはずが、何処ぞの『ワクワクすっぞ』君のような戦い方を空中で繰り広げているが

 

 

 

「ん〜、、儂そんな事教えとらんのよなぁ……」

 

 

 

 

今の戦闘の状況は、リヴェリアが7、アルフィアが3、と言ったところか

 

因みに、アルフィアの服に関してだが、セル戦前の悟飯にピッコロがしたように「ブルァァァ」と服装を変えたので問題ないぞ?

 

 

魔法を使えばいいと言うのに、意地でも張っているのかリヴェリアに合わせて拳で戦っているアルフィアは、容赦ない肘打ちを顔面に受けそうになるも咄嗟に腹に一撃入れて距離を離している

 

 

2人が当時に地に足をつける

 

 

「ほぉ……流石は静寂か……素晴らしい判断力だ」

 

 

「ちっ、、貴様…本当にレベル3か?……」

 

 

 

アルフィアはリヴェリアのレベルが3だと言うのに、こちらが負かされている事が納得いかないようで、顔には少しだけだが血管を浮かしている

 

 

それもそのはず、リヴェリアは拳と足しか使っていないのだ、魔法とガラン仕込みの槍を使わないあたり明らかに手加減をしている

 

 

アルフィアもガランから槍の扱いと近接術の特訓を受けているが、若いアルフィアでは長きに渡る努力と修練を行ってきたリヴェリアの方がまだまだ使いこなせるのだ

 

 

でも魔法に関しては、持病が無くなったアルフィアの方が上で、そこは完全にセンスと言った方がいいだろう、ガランの使う魔力も扱える

 

 

 

リヴェリアは自身が勝ち越している事に随分と機嫌を良くしている

 

 

 

「だが、その程度の闘級では、今の私の相手にはなれないぞ」フッ

 

 

「……なに?!」

 

 

「更地と化していく、ロキファミリア入口にガラン様が見ている目の前で貴様の墓を立ててやる……」

 

 

「……っ」

 

 

「同じ者を愛した者としての、私からのせめてもの贈り物だ」

 

 

「…舐めるなよ!耳長ァァアッ!!」ダッ

 

 

 

「……」

(更地は良くないじゃろ、、どうせ儂が直す羽目になる)

 

 

怒りに任せた、、訳では無いアルフィアは地面を蹴ると拳の連打をリヴェリアに叩き込もうとする

 

 

 

「はぁぁあぁあ!」

 

 

「フッ……」

 

 

しかしリヴェリアは鼻で笑いながら、アルフィアの攻撃を顔だけをズラして躱していく

 

随分と余裕があるらしい

 

 

「くそっ!」

 

 

「ふっ、この程度では私に勝つことは愚か、、エリスにすら勝てないぞ」

 

 

 

儂が閲覧しているとロキが笑いながら歩いてくるが、巻き添えになってしまえ

 

 

 

 

「久しぶりやな〜、ガランちゃん」

 

 

「その呼び方を辞めろと言うておるだろうが」

 

 

「いけずやな〜、そんな所も素敵やけど〜」

 

 

「わざとらしく抱きついてくるでないわ」

 

 

「酷い奴やな〜、女が抱きついてるんやで?」

 

 

「女?…おとk「ア゙ア゙ン?」…プリチーな女じゃったわ」

 

 

「そうやろ?んフフ〜、、」

 

 

 

鬱陶しいことこの上ないが、ロキもその戦闘を見始めるが、相変わらず避けられてばかりのアルフィアだ

 

リヴェリアに関しては、時たま拳を受け流すように手を添えたりしているが、そのせいで体勢を崩すアルフィアに追撃をしない、完全に舐めている

 

 

ロキは意外に満足気な顔をしている

 

 

「どや?うちのママ」

 

 

「うむ……確かに強くなっておるわ…エリスよりもずっとな」

 

 

……エリスの闘級が3000に対して、リヴェリアの闘級は、それを大きく上回る、確かに槍を教えている時ですら飲み込みが早いと思っていたが、、まさかここまで力をつけているとは……それも、魔力を押えているのか、、、まだ上がありそうだな……アルフィアも飲み込みが早いが、、やはり歳の差か、、

 

 

 

 

勝敗が決している現状で、これ以上の戦いが無理だと思った儂は止めようとした時

 

 

リヴェリアはアルフィアの攻撃を受け流そうとする

 

 

 

「学習しろ」

 

 

「っ!!」

 

 

「「!!」」

 

 

受け流すつもりで出した手をアルフィアは逆手に取った、油断していたので対応できなかったリヴェリア

 

飛びつき腕十字を決めたアルフィアはへし折るつもりで全身に力を入れている

 

 

「こ、こいつっ!」

 

 

「っ!片腕ぐらいは貰っていくぞ!」

 

 

 

 

「サブミッションを決めるとは」

 

 

「だ、大丈夫か?腕折られそうやけど」

 

 

「腕が折れたぐらいで、あの娘は負けんよ」

 

 

リヴェリアはサブミッションを決めてきているアルフィアに反撃するため、自身の手を手刀の形にすると魔力を纏わせ貫こうとアルフィアに突きつけるが

 

 

それより先にアルフィアの方が

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボキ、、バキバキ、、ベキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

早かった

 

 

 

へし折るだけでは止まらず、腕を逆まで曲げると、そこからもう一度へし折ったアルフィアは直ぐに離脱する

 

 

想像を絶する激痛だろう、リヴェリアは油汗を掻いて跪いている

 

 

 

「き、貴様、、、わ、私の腕をォ!」

 

 

「ふっ……どうだ、、痛いだろ」

 

 

「く、クソォォオオッッ!!」

 

 

「ハッハッハッハッ!」

 

 

 

跪きながら悔しそうに声を上げるリヴェリアに、先程まで余裕そうにしていたが、今は苦痛に顔を歪めている姿を見て笑いが抑えられないのか、高笑いしている

 

 

一時はどうなるかと思った、アルフィアだが、これで五分五分になるだろう

 

だが、ガランはそうは思っていない、秘策を持っているのだろうリヴェリアに目を細めている

 

 

ロキに関しては青い顔をしてリヴェリアに近付こうとするが

 

 

リヴェリアはゆっくりと顔を上げると笑顔を浮かべている

 

 

 

「なんてな」

 

 

「な!?」

 

 

「バカ笑いしおって……」

 

 

 

「やはり、儂の目に狂いはなかったか」

 

「ど、どういうことや?」

 

 

 

先程までとは違く、顔に笑みを浮かべているリヴェリアは全身を光らせると、その光はリヴェリアの目の前に集まり始める

 

 

何がなんだかわからない、アルフィアとロキは見ているだけだが

 

ガランは思い出したのか手をポンとすると、拍手をしそうになるが何とか我慢する

 

 

集まり始めていたその光は、収束しきったのか、1つの金色の果物になると、リヴェリアは折れてない方の腕で果物を掴むと、口を大きく開けて頬張り始める

 

食事始めるリヴェリアだが、アルフィアの方を見ると口を開く

 

 

 

「これは1つのスキルだ」

 

 

「っ……」

 

 

「故意的以外の受けたダメージをそのまま果実にして食らう」

 

 

「まるで、化け物だな…」

 

 

「エルフを化け物呼びとは…失礼な奴だ」

 

 

「因みに、それで力をつけたのか?」

 

 

「まぁそうだな、これで自身のステータスを大幅に上げることが出来る()()()()だ……ただし増大な魔力を消費するから一日に1回が限界だがな」

 

 

「……」

()()()の実ってか、()()()()()()()思い出したわ)

 

 

この娘、変なスキルを覚えおってとガランは思っている、闘級が跳ね上がっている理由はこれか、実際問題食らった後か、バキバキと音を立てながら腕が治っているし、体も先程より筋肉質に変化している気がする

 

 

 

「悪くはなかったぞ…」ガリガリ

 

 

「それなら良かった……」

 

 

 

アルフィアは少しずつ距離を離していくが、余裕が戻ってきたのか果物を地面に投げ捨てると逆にリヴェリアは近づいて行く

 

 

 

「私の勝ちだな……」

 

 

「勝敗は決まっていないぞ」

 

 

「ふっ……魔力の実を食べ続けてきたこの私に、勝てると思うか?」

 

 

 

ジリジリ近づいてくるためアルフィアは下がるが、リヴェリアの姿が一瞬だけブレると右頬に激痛が走る

 

 

「ウグッ?!」

 

 

「ハァッ!」

 

 

「ゴスペル、「遅い」…」

 

 

反撃をしてきたが意味を成していないのだろう、強烈な一撃をアルフィアに叩き込んだリヴェリアは、そのままの流れで膝蹴りを腹に入れ込むと、腹を押えて俯いているアルフィアにダブルスレッジハンマーを叩き込む

 

 

 

軽いクレーターの出来た中心で血を吐いているアルフィア

 

流石にやり過ぎだ、と思ったガランが近付こうとするも、アルフィアに来るなと言っているように睨まれた事により足を止める

 

 

 

「ウプッ……」

 

 

「弱いな……」

 

 

血を吐いて倒れ込んでいるアルフィアを見下ろすリヴェリアは踏みつけようと足を上げるが、アルフィアは踏み抜かれる寸前で体をズラす

 

 

 

「っ!」

 

 

「…なっ…」

 

 

 

 

「おお、やりおるわ」

 

「や、やば、、上手い子やなぁ」

 

 

 

鮮血が空中に舞っている、それと同時にリヴェリアの左腕が力なく垂れる

 

アルフィアは体をズラすと同時に腕を振り上げていたが、その手は光っていた

 

魔力を1点集中で出して具現化させソードのような形にしたのだろう、身体能力の差を埋めることが出来ないから、カウンターでリヴェリアの装甲を貫通する方を選んだわけだ

 

 

魔力の具現化など簡単にはできない、流石はセンスの塊なだけはある、リヴェリアも動揺しているのか数歩下がる

 

 

アルフィアは辛そうな顔をしながらもニヤケ始める

 

 

 

「……ぶ…不用心だぞ…」

 

 

「な、なんだと」

 

 

「私は、、さっき魔法を打ったはずだ……」

 

 

 

アルフィアの発言に思い出したかのように少し後ろに振り返ると、拳サイズの魔力の塊が滞空していた

 

咄嗟に回避しようとするが、アルフィアの詠唱のほうが早い

 

 

 

「っ…「炸響(ルギオ)ッ!」……しまっ?!?!!」

 

 

 

 

 

 

 

「な、何事や?!どうi「来いっ!!」…アフン」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドガァァァァアアンッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

原作より数段威力が上がっているせいで、轟音と共に爆煙と突風が舞い起こる

 

ガランが咄嗟に掴んで回避しなければ、ロキは生身の人間と変わらないので木っ端微塵になっていた事だろう

 

 

中心地のアルフィアとリヴェリアは大丈夫だろうか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちっ…やはり効果薄か」

 

 

「プッ……少しは効いたぞ……」

 

 

 

 

 

 

 

背中が軽く焼け焦げているリヴェリアは口の中にある血が鬱陶しいのか地面に吐くと動けなくなっているアルフィアに

 

 

 

 

 

「?!……何のつもりだ」

 

 

 

 

追撃するのではなく、何故か無詠唱で回復魔法を与えるとリヴェリアは何も喋らずに歩いて去っていく

 

そんな姿をアルフィアは何が何だか分からないで見てはいるが、ゆっくりと立ち上がる

 

 

 

 

 

「……何がしたかったんだ……あのエルフは……」

 

 

 

未だ見続けているアルフィアにゆっくりと近づいていく者が2人いるが、まるでバックのようにガランに掴まれてるロキはパッと見、神とは思えないだろう

 

 

 

「痛てっ!ゆっくり下ろさんかい!」

 

 

「すまんすまん、、軽すぎてな、、ムネg「オオン?」……カレイスギテー」ボソッ

 

 

「……………………そういう事ならええんやで」

 

 

「……ロキファミリアの主神、ロキか……私になんかようか」

 

 

「んフフ〜うちのママたんはどうだった?アルフィアたん」

 

 

「………………強かったな」

 

 

「アイツもお前も……何がしたいのかわからんわい」ポリポリ

 

 

「それはあかんで、ガランちゃん」

 

 

「?どういう事じゃ、ロキ」

 

 

「あは〜ん、こいつぁ苦労してるわな、アルフィアたん達も」

 

 

「ロキ、貴様の眷属もガランに相当苦労しているようだな」

 

 

「勘違いはダメやで〜?ママたんは結構ストレートタイプやからね?取られるで?」

 

 

「抜かせ、あんな海藻女、私の恋路の邪魔をできるほどの器では無い」

 

 

「嘘はいかんでぇ?石になってまうがな」

 

 

 

そこまで接点がないのに得意げな顔をするロキだが、アルフィアはゆっくりと人差し指をロキファミリアの玄関口に向ける

 

 

 

「ガランならさっさとロキファミリア内に入っていったぞ?」

 

 

「……ほんまや……早」

 

 

「全く……デートだと言うのに」

 

 

「ええ?!デートで連れてこられたん?」

 

 

「はぁ……そうだ……全く……」

 

 

「アルフィアたん可哀想〜」

 

 

「次、『たん』って付けたら送還()すっぞ?オオ?」

 

 

「うわっ、嘘やない……こっわ」

 

 

 

アルフィアに睨み付けられたロキは蛇に睨まれた蛙のようになってしまい、ズルズルと入口まで引っ張られていった

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

「非常に疲れた……」スンスン

 

 

 

1人の人物が赤色のハンカチに鼻をつけて呼吸しているが、その人物の背後に一つの影が

 

 

 

 

「はぁ……私とした事が……こうも暑くなるt「久しいのリヴェリア」ギャッ!」

 

 

 

 

その人物とは海藻女の事だが、クールなキャラのリヴェリアからは想像もつかない叫び声だろう

 

実際ガランの前だと少し素が出たりするので、そこは信頼している証かもしれない………

 

先程の左腕の切り傷と背中の火傷を治すためにガランが触れるが、それでもリヴェリアは抵抗しない

 

 

本来のエルフなら接触を毛嫌いするはずだと言うのにだ

 

 

 

「どれ、動くでないぞ」ピト

 

 

「アッ」

 

 

「変な声を出すなバカ弟子」

 

 

「や、優しくしてくれ……初めてなんだ」

 

 

「アホタレ、怪我を治すなんていつもの事じゃろ、、お主は昔から切り傷擦り傷が絶えんかったからのぉ」

 

 

「はぁ……それは、貴方が稽古と称して半殺しにしていたからだろ」

 

 

「そうじゃったわ」

 

 

「貴方のせいでお嫁に行けない……責任を取ってもr「ペチン」…………いっつ……うぅ……もう少し優しくしてくれ」

 

 

「こんなのでヒーヒー言うなアホ弟子が」

 

 

 

リヴェリアの傷が治った時だろうか、見た目的に綺麗になった傷口だが、心配なガランは、特製軟膏をゆっくりと塗っている

 

 

 

「懐かしい匂いだな……その軟膏、昔から使っているが……なんなんだ?」

 

 

「儂の魔力を練りこんだ薬じゃよ」

 

 

「その軟膏、1ダース買い取りたいのだが」キリッ

 

 

「あるかバカタレ」

 

 

「なら、4つだけくれ」

 

 

「4つ?……くれてやってもいいが……一体何に使うつもりじゃ?」

 

 

「保存用と観賞用と実用品とd……………って感じだ」

 

 

「おい、今の間はなんじゃ……それに保存用ってスペアと何も変わらんぞ、、スペア2個あってどうするんじゃ……てか観賞用など要らんじゃろが」

 

 

「いる…」

 

 

「……因みに2つ目の実用品は?」

 

 

「塗る」

 

 

「………………傷口か?」

 

 

「………………………………あ、あぁ」

 

 

「おい……石になってないから嘘はついてないが、、、どこの傷にじゃ?」

 

 

「傷は傷だろ」

 

 

「……切り傷系か?」

 

 

「っ……!……ふっ……確かにいつも切れているな」

 

 

「………ほぉ……縦にか?…」

 

 

「…………」

 

 

「儂は悲しいぞ……エルフがこんな変態に」

 

 

「なっ!?、だ、誰も下とは言ってない、、あっ」

 

 

「儂は『変態』と言っただけだ……この戯けがッ!」

 

 

「……いっっつぅぅ〜」

 

 

 

特殊な性癖でもあるのかもしれないリヴェリアはガランにされるがままに体の傷があった場所に軟膏を塗られている。一部暴力的な表現はあった気がするが

 

 

手を動かしながらガランはリヴェリアに話しかける

 

 

 

「さっきの……お主らしくもなかったな……」

 

 

「……そうか?」

 

 

「何故、、あんな事をしたのじゃ?」

 

 

「…………」

 

 

「いつも冷静沈着だったはずだぞ」

 

 

「……………………悔しい

 

 

 

 

長い無言の後に放った言葉でも分かるが、リヴェリアは苦しそうな顔をしていた

 

 

 

「ガラン様に師事をしてもらって強くなれたし、外の世界に連れて行ってもらえて嬉しかった……槍の扱い方を教えてくれた時は凄く嬉しかったぞ?」

 

 

「……そうか」

 

 

「そんな事までしてもらったんだ、、せめてもの恩返しに貴方の後ろを追い続けた……得たかった()()を、貴方の隣に並び立つ為に……相応しくなる為にも」

 

 

「……」

 

 

「故にどんな地獄(訓練)にだって食らいついた。貴方に並び立ちたくて、貴方に認めて貰いたくて……」

 

 

「充分強いぞ?」

 

 

「…………でも……私が強さと外での常識や世界のあらゆる事を、ある程度知ってから……貴方は私の前から姿を消した」

 

 

「ん〜……」

(シンプルに無視されたのは置いといて……どんな言葉が正解なのか)

 

 

「もう何十年も前の話だからな……人の時の貴方の顔を、ボヤけ程度でしか覚えてなかったよ…」

 

 

「忘れずらい顔かとは思うがな……」

 

 

「それは魔神の姿の時の話だろ、ガラン様」

 

 

「確かに」

 

 

訳あり物件ガラン君は、今は魔神だが、()()()()なのだ故に心は人間より?だと思ってもらっても構わない

 

しかし、今は少しその心も歪み始めているのかもしれない

 

人間としての()()の心と、魔神としての()()()の体は反発し合う運命にある

 

そしてデリカシーは欠如している

 

 

 

それがどうして、あの結果になるのだ?

 

 

元の世界で、彼女の居なかったオリは(〇棒)の扱いには長けていても、女の扱いに関しては皆無に等しい、出来たとしても、こんな感じかな?程度だ

 

 

リヴェリアは目を瞑り始める

 

 

「……だからだ……」

 

 

「?」

 

 

「だから悔しかった……」

 

 

「……アルフィアに嫉妬したのか?」

 

 

 

デリカシーが無いとはこの事だ最悪すぎるが、リヴェリアはいつもの事な感じで受け取っている

 

 

「そうだ、、嫉妬した……」

 

「貴方と手を繋いでる時のあの女の顔……見てるだけでもイライラするッ……」

 

「まるで、アイツは……貴方を自分の物かのように!」

 

「貴方の弟子の中で一番共に居て、あなたを一番理解できてるのは私なのに!」

 

「っ……それに、貴方の微笑みがあの女に向いてることすら、気に食わない……」

 

「私は貴方と共に温泉にも一緒に入ったりしたのに!……」

 

「でも、……お似合いなんですよ、、、貴方とあの女が……まるで愛し合ってる2人のように見えて勝てる気がしなかった……」

 

 

「……そうか」

 

 

……なんとも言えないィィいい!!!!ぎゃぁああ!!!どういうことぉぉぉお!!お似合いじゃないよぉぉ!!助けてよ!アルフィアとか重たすぎてやばいんだからぁ!、それに微笑みって何よォ!あれは怯えてるの!あの時の俺は命握られてたんだからァ!

 

 

 

心の中では発狂しているガランだが、ここで魔神族ガランフェイスであった事に心より感謝している事だろう、顔に出ないのが唯一の救いだ

 

 

発狂してるなど、思ってないだろうリヴェリアは喋り続けている

 

 

「そして悔しかった……」

 

 

「悔しいかぁ……」

 

 

「ええ、悔しいですね……私の血反吐が出る程の修練の積み重ねで得た力など、あの女であれば、、、、2年……いや……1年で越せるでしょう……」

 

 

「お主にも素質はあるぞ、ただ100を10回練習するか10を100回練習するかの差じゃよ、お主は力を得る代わりにあまりにも多くのスキルを得てしまったんじゃよ……」

 

 

「……焦りですかね……」

 

 

「アルフィアに素質があるのは否定せん」

 

 

「……っ……素質がある……圧倒的に……貴方の弟子の中で……この私より……圧倒的にまで素質がある……不治の病を直し……完全の状態のアイツが修練を積めば……一瞬であらゆる者の頂点に立てるだろうな……」

 

 

「愛されもんだな…」

 

 

「えぇ、、、やつは神に愛された女だ………そして魔神にも……ね」チラッ

 

 

いや、そこは未定させて?と言いたいガランはリヴェリアの頭を引っぱたきそうになるも、何とかセーブできたらしい

 

そんな感じで、しどろもどろしているガランを少しだけ見ていたリヴェリアはゆっくりと立ち上がるとガランに礼を言って去ろうとする

 

 

ただし、ガランは一つだけリヴェリアが隠し事をしている事を知っている、真実のガランの前で偽りを隠し通すことは出来はしない

 

 

 

ガランに片腕を掴まれたことでビックリしたのか、かなりの勢で振り返ってくる

 

 

 

「……まだ、あるじゃろ?」

 

 

「!……っ」

 

 

「お主は、隠し事をする時……耳と顔の間に血管が浮きでる癖があるn「なっ!?」……気がするんじゃよねぇ〜」

 

 

「っ!!」

 

 

まんまと騙されたリヴェリアはハムスターのように頬を膨らませると睨んでくるが、可愛いので意味が無いし、クール系の顔でやっても、……やっぱり可愛いだけだ

 

 

顔を逸らし始めたリヴェリア

 

 

「……ガラン様、、私はなんの事だか……」

 

 

「……はぁ……儂が言った方がいいか?」

 

 

「くっ……殺せっ」

 

 

「お主は騎士ではないだろ、、魔法使いだろうがアホ」

 

 

「言ってみたかっただけです……」

 

 

「はぁ…腕を折られたりした時もさっきの触れた時の反応も違和感だらけじゃよ………()()あんまり感じないんじゃろ?」

 

 

「……ふぅ……そうですね、、いつからかあんまり感じなくなりました……」

 

 

「力を得る為に、モンスターと戦ってきたのか?装備も着ないで?そんな見栄えだけのなんの意味もない布切れで」

 

 

「はい……全ては貴方の隣に立つ為です」

 

 

「全く……力を得るために命を削るとは……せめてもの救いは……傷が残らない事かのぉ〜……」

 

 

「それは、、まぁ……綺麗な状態で貴方の隣に居たいので」

 

 

 

2人が話し終えた時だろうか、ある事に気づき始めるガランは周囲を見渡している

 

そんな姿をリヴェリアはただ見ているだけだ

 

 

「………」

 

 

「……」

 

……な、なんだこれ……ここの部屋おかしくね?……なんかすごく見覚えのある人形が沢山置かれてんだけども

 

 

まるで誰かを模試て作ったのだろう、赤色のボディーに緑色の目を付けた角が3本生えている人形……ざっと見ただけでも全ての壁を埋めつくしている

 

 

何やら物騒な雰囲気が漂い始めたその部屋にある人物が入室してきた

 

 

 

「よっしゃぁ〜!!()()()()()()()()に入ってこれたで〜!!…」

 

 

「はぁ……勝手に入るなとあれ程注意したと言うのに」

 

 

「ええやんか〜」

 

 

「……ロキよ……これはなんじゃ?」

 

 

 

勝手に入ってきて人の話を聞いてないロキだが、ガランに近付いてきたため、肩に手を当て周囲の物に指を指さして伝える

 

 

 

「な、なんやこれ……」

 

 

「儂と全く同じ反応をするでない」

 

 

「や、ヤバすぎるわ……こ、これは()()()()()だらけやないか……」

 

 

「そうじゃろ……儂もそう思ったんじゃ」

 

 

「……えぐいて……」

 

……なんやこの部屋は!ママの部屋がこんなヤバい場所やったなんて……ガランの人形がたっくさんあるし……それも歪んでるのもある……ま、まさか手作り?!……や、ヤバすぎる……ママの部屋に入るんじゃなかった……こんなん、、り、リスクが高すぎる……そ、それに()()()()()()なんて特に消耗が激しいぞ?!

 

 

 

 

その部屋の周囲の物を見て固まる2人は現実を受け入れたくないのだろう、、まだマシだと思ってたリヴェリアがまさかこんな変態だったなんて、と思ってるガランと、とんだ地雷をファミリアに置いていた事にロキは昔の自分を殴りたいと思っているはずだ

 

 

 

「……ど、どうする?……こ、これはヤバいで」

 

 

「直ぐに退散するぞ」

 

 

「どうするんや?」

 

 

「こ、困ったものじゃ」

 

 

この魔境から脱出する為に2人は作戦を立てようとしているようだが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガチャッ

 

 

 

「「っ!」」

 

 

 

 

作戦会議の声以外に扉の鍵を閉める音が鳴り響く

 

 

 

 

 

「……や、やば」

 

 

「お、おっふ……」

 

 

「ふぅ……見られたからには仕方ないな……」ズリ

 

 

 

 

 

「「ひぃぃぃいいい!!!」」

 

 

 

扉の鍵を閉めたリヴェリアはハイライトをオフにした状態でゆっくりと足をスらせて2人に近づいていくが、アルフィアとの戦闘で乱れた前髪が垂れているせいでか、()()と間違えてしまいそうな程に、おどろおどろしいので、2人は悲鳴をあげながらゆっくりと後退していく

 

 

 

しかし、2人とも冷静になりきれていないせいか、棚のような物に足をぶつけてしまうと、ゴロゴロゴロゴロある物体達が落ちてくるが、その中の一つの瓶をキャッチしたロキは液体の様なものが入っているようで眺めている

 

 

「なんやこれ?!み、水か?」

 

 

「待てロキ……何か書いてあるぞ」

 

 

「……〇〇年〇〇日温泉水……な、なーんやただの………え…」

 

 

 

ロキが途中で喋らなくなったのをおかしく思ったガランは後ろから覗き込み、その瓶を見るが、真っ赤な顔を青くしている

 

 

「ガラン様……」ズズズズ

 

 

 

【〇〇年〇〇日 温泉水 [ガラン様入浴後]】

 

 

 

「ひ、ひぃぃぃぃい!!」

 

 

「あ、アホ!うちを盾にするな!こ、、こここここここっちに来るな!リヴェリアぁ!」

 

 

 

許容限界になりつつあるガランはロキを盾にして、リヴェリアに突きつけているが、ロキからしたら溜まったもんじゃない、珍しくママではなくリヴェリアと呼んでいる、それ程に近づいて欲しくないのだろう

 

近づいてくる貞子(リヴェリア)にガラン水を盾にするロキを盾にするガランと言う、カオスな絵面だ

 

 

「……」スッ…

 

 

「!や、ヤバ!こ、殺される!」

 

 

「許せよ!ロキ!」

 

 

 

ポケットに手を突っ込んだリヴェリアに殺されると思ったロキは目を瞑るが、一向に衝撃が来ないことにゆっくりと目を開けると、何やら()()の人形が目の前に出されていた

 

 

 

ふふふふと変な笑い声を出したリヴェリアに2人は声にならない悲鳴をあげる

 

 

 

「ガラン様」

 

 

「なななななんじゃ……」

 

 

「お、落ち着くんやでママ!早まっちゃあかん!」

 

 

「私は落ち着いている……ガラン様が会いに来てくれることを待って………これを作ったんだ……受け取ってくれ…」

 

 

「先程からその緑色の物体はなんじゃ」

 

 

「私が必死に頑張って作ったんだぞ」

 

 

「……藁人形じゃない……なんやそれ……緑色の糸を編み込んだよう……な……う、嘘やろ?!ママも、もしかしてそれって」

 

 

 

リヴェリアは不気味な笑みを浮かべながらも口を開いた

 

 

 

 

「そうだ、私の()()()()()()()()()()()()()()()()()()……その名もリヴェリア毛人形だ」

 

 

 

こいつ正気か?!という顔をした2人はその不気味なオーラを放つ人形を直視出来ないでいる

 

 

「ガラン様が……私がいなくて寂しくないように、必死に抜いたんだ……ブチブチブチって……激痛に白目を向きながらな……」

 

 

 

 

「り、リヴェリア……お主、ま、まじかよ」

 

「……退団させようかな……」

 

 

 

「えっ」

 

 

 

ドン引きしたせいで、何故か冷静になれたのか2人は冷めた顔をしているが……リヴェリアの今後はどうなるのか

 

 

 

 

次回は……未定

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

⚠️酒カス魔神族による異世界放浪記 その6

 

 

もしも転スラの世界に『オリ主製ガラン』が旅に出てしまっていたら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なぁヴェルダナーヴァ」

 

 

「なんだい?」

 

 

「いい加減聞かせてくれよ、話の所々に出てくる()()()って奴をな」

 

 

「やっぱり気になるかぁ……」

 

 

 

 

1ヶ月に1回行われる、原初の魔族とヴェルダナーヴァによる宴が行われているが、大体締めには昔話をする、何千何万と回数をこなすにつれて彼ら原初シリーズ達はその話に出てくる大爺様が気になってしょうがないのだろう

 

今回ギィが我慢の限界を迎えたのかヴェルダナーヴァに質問している

 

 

 

 

「気になるに決まってるだろ……誰も口にはしないがな」

 

 

「確かに……大爺様はあらゆる全てを惹き付けるからねぇ」

 

 

 

ヴェルダナーヴァは「懐かしいなぁ」と言いながらも、ギィ達に大爺様の話をし始める

 

 

「君達が生まれる遠い昔の話だ……僕()は神と言われる存在だ」

 

 

「僕達?だと……他にも神は居るのか?」

 

 

「ごめんごめん……正確には居()だった、、一人の絶対神によってね……」

 

 

何とも分かりずらい喋り方をしたヴェルダナーヴァに理解しきれてないようだが、彼はそのまま続ける

 

 

 

「神が何百万といたんだ、相当な実力者達がね」

 

 

「という事は……お前と同等の存在が数え切れないほどいたと?」

 

 

「僕と同等やそれ以上と言ったら5体しかいなかったよ、因みに僕を含めた6人は()()()と言われていたね」

 

 

「「「「「「「!!」」」」」」」

 

 

 

この世界で強者のヴェルダナーヴァより強かった存在がいた事に驚きを隠せないのだろう、皆が皆同じ顔をしている

 

 

 

「まずは、破壊を司る神と再生を司る神だね」

 

 

「破壊か……戦いに特化していたように聞こえるな」

 

「再生ですか…」

 

 

「そうだね、壊す事が大好きな兄だったし、そして再生させるのが好きな狂気じみた姉だった」

 

 

「兄?それに姉?お前に兄と姉がいたのか?」

 

 

「え?……あぁ〜僕達神は皆が兄弟や姉妹みたいなもんだからね」

 

 

「そ、そうか……」

 

 

「そして、戦いを司る神と愛を司る神かな」

 

 

「?……あと一人居ないぞ?」

 

 

 

5人と言っていたのに4人だけしか言ってないヴェルダナーヴァにギィは指摘しているようだが、彼は待ってましたと言わんばかりにテンションを上げていく

 

 

 

「それが『大爺様』だよ?」

 

 

「なに?!大爺様とか言う奴が神なのか?」

 

 

「そうだよ…()()って名乗ってたね」

 

 

「魔族を司る神でしょうか?」

 

 

 

疑問に思っていたギィより先に、原作でリムルに『ディアブロ』と名付けされる、黒ちゃんにが口を開いた

 

黒の言葉にヴェルは人差し指を立てる横に揺らしてチッチッチッ、「違うよー」と言っている

 

 

「あの人は、他の神々からは、真実を司る神と言われていたね」

 

 

「真実……?」

 

 

 

「彼は()()にして()()()そして()()()でもある、あらゆるスキルを持ってる神々でも、彼の前で偽りを口にしたり、行動に移したりすると石にされるからね……それに僕の事をよく気にかけてくれてた」

 

 

「お気に入り、と言う奴でしょうか?」

 

 

「そうだね……神々の中では僕だけに槍の扱いも教えてくれたし」

 

 

「随分と優しい神なんだなそいつは」

 

 

「うん、、凄く温厚で優しい人だよ」

 

 

「だから気になります……貴方の言い方ではまるで、その大爺様なる神が、他の神々を殺したように聞こえましたが」

 

 

「そうだよ?大爺様によって皆殺しにされた、僕だけを残してね」

 

 

 

ヴェルは驚く全員を無視している

 

 

 

 

 

 

「遠い昔の話

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界の始まりより遠き昔に1人の魔神が現れる、何も無い空間、虚無と言ったところか、そこに体現した1人の魔神はただの旅のつもりでやって来ていたのだ

 

 

つまらないと思う彼だが、新しい命が、始まりの命が生まれた

 

 

 

自身の知識を与え始めた魔神は、とてもその生活に満足していた

 

 

 

彼が干渉したことにより、この世界の物語は歪んだ、本来居る筈の無い存在が生まれ始める

 

 

あらゆる神々たちがこの世界に生まれ、最初はゆっくりと自分達のやるべき事をこなしていく神々もいた

 

あらゆる生命やあらゆる世界が生まれていく

 

 

ただしヴェルダナーヴァと同等やそれに近い個体が生まれる中、世界は混沌とかしていく

 

 

自身以外の力をつけた始まりの5神……いや、絶対神のヴェルを抜いた4神が自身の力が頂点だと語り、暴虐の限りを尽くし始める

 

 

4神に別れて起きた争いは『始まりの四聖戦』と名付けられた

 

 

自分達が作り出した生命を駒のように扱い、殺し合いをさせる

 

 

何とも愚かで虫酸の走るその行いに、1人の魔神は我慢の限界を迎えた

 

 

 

そこには1人の魔神と絶対神の1人ヴェルダナーヴァがいた

 

 

 

『許せぬ……作り出した生命を……まるで玩具のように……』

 

 

「大爺様……」

 

 

『?どうした、ヴェルよ』

 

 

「その姿で言うのは、カッコがつかないと思うけど」

 

 

 

 

ヴェルは苦笑いをしながら鼻をつまんでいるようだが、1人の魔神は

 

 

 

 

 

『何を言うか』ブリブリブリブリ

 

 

 

 

 

便所に座り込み、大便をカマしていた

 

 

 

これが最強の1人とは思えないだろうが、まず彼はこの世界の生命では無いので、それはスルーして欲しい

 

 

 

「僕の兄や姉達を殺しに行くの?」

 

 

 

『……しょうがないんじゃよ……命とは始まり、生命の道なんじゃ…命を…生み出し作り上げる神々が、それを違えて玩具のように扱うなど……断じて許せん、、知恵を与えた儂が責任をもって終わらせる』ガラガラガラガラ

 

 

 

「トイレットペーパーを纏めながら言う言葉じゃないんだよね」

 

 

 

『まず1つ目じゃけどな?儂のトイレを見てるお主も中々じゃよ?』

 

 

 

「大事な話って言うから、僕は我慢して来てるんだけどね……」

 

 

 

それもそうじゃな、と言った魔神は手を洗うと槍を片手に、神々を抹殺する為、次元の狭間に入っていく

 

 

 

そこからは1時間も掛からなかった

 

 

力を持つ神々、そしてその中でも群を抜いて強かった絶対神の4人を片付けた魔神はヴェルにこの世界を頼む事を伝えると、姿を消した

 

 

実際はダンまちの世界に戻ったり他の次元の物語に遊びに行っているだけである

 

 

 

その中の1つのこの物語にも、ちょくちょく姿を現しては、変な奴らに目をつけられている

 

 

 

今の世界で名も知られていない存在は、力を隠して溶け込んでいる、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……大爺様は怒らせるとやばいんだよね」

 

 

 

 

ヴェルダナーヴァより強いのですら驚きであるのに、それ以上の力を持っていた4人を1時間でそれも他の神々も殺すとは、相当な化け物がいた事に原初シリーズは驚いている

 

それも、スキルを使用せず、槍のみでの鏖殺とは恐れ入った

 

 

 

「槍だけしか使えないのに、その強さとは恐ろしいな」

 

 

「?使えないんじゃなくて、使わないんだよ?」

 

 

「????どういう事だ?」

 

 

「大爺様はあまりスキルを使用したがらない、純粋な技でのみ、戦うのが好きなんだ」

 

 

「使えないんじゃなくて、使わない……だと?自身を縛ってるようにすら見える」

 

 

「(変態なまでの戦闘狂ですか……おそろしいですね……)」

 

 

 

 

「話しすぎたね…………今日はもうお開きにしようか…最後に…1つだけ言っとくよ?」

 

 

 

あのヴェルダナーヴァが珍しくも真剣な顔になったかと思うと、原初シリーズに向かって口を開く

 

 

 

「あの人に間違っても戦いを挑むのはやめてくれ、師事を呷るのなら大丈夫だけど、いきなり襲いかかるとか、あの人の気分で殺されるかもしれないからね」

 

 

「無謀ね……俺はやってみてぇな」

 

 

「ギィ……」

 

 

 

「俺様のスキルが通用するか試してみてぇしな、それにあいつのスキルもコピーしてぇ」

 

 

 

「残念だけど、通用しないし、コピーも無理だよ」

 

 

 

「どういう事だ?」

 

 

 

 

ギィの発言に、呆れているヴェルは背中を向けると転移門を作り始める

 

 

 

 

「森羅万象……いや…そんな物では足りないんだよね」

 

 

 

「?」

 

 

 

「あらゆる世界のあらゆる次元の物語、あまたの数えきれないまでのスキルや力を、事実上無限に行使することができるし、その能力に後付けして強化もできる」

 

 

 

「マジかよ」

 

 

 

「僕やギィや他の子達のも、もちろんだけど使用できる、、使えないんじゃないんだ、使わないんだよ?、、これだけは肝に銘じて欲しい、、、僕は大爺様の言葉が切っ掛けって訳じゃないけど、命を無闇に失って欲しくないんだ」

 

 

 

「……」

 

 

 

ヴェルは悲しそうな顔をすると、転移門の中に消えていくが、原初シリーズはある事に気づいたのか、辺りを見回している

 

 

黒が苦い顔をしている

 

 

 

「1人居ませんね……今更ですが」

 

 

「確かに……ブランの野郎が居ないな……2人はどうだ?レイン、ミザリー」

 

 

「「私は知りません」」

 

 

「我も興味無いな」

 

 

「!…ン〜そう言えばだけど〜」

 

 

 

ヴィオレがある事を思い出したのか、全員に聞こえるように声を出している

 

 

 

「ブランの奴、近々『名』が貰えるかもしれないって喜んでたよ?」

 

 

「「なにッ!?」」

 

 

「「!!」」

 

 

「…我もブランの奴からは…前に自慢された気がするな」

 

 

 

 

ヴィオレの言葉に、ビックリしていた原初たちだが

 

夜だと言うのに世界が明るくなるほどの眩い光がある方角から放たれる

 

 

それと共に、立ち込める魔素が禍々しい物に変わるが、この魔素には見覚えがある

 

 

 

「マジかよ……これブランのだよな」

 

 

「禍々しいですね……相当な存在に名を与えられたのでしょうか……」フム

 

 

「「……」」

 

 

「武者震いか……体が震えている」

 

 

「ズルいなぁ……僕も名前…欲しいかも……行こうかな……それにもしかしたら噂の大爺様いるかもだしねぇ」

 

 

 

 

武者震いなのか震えている者が3人いるが、ヴィオレに関しては純粋に気になるのかブランの方まで向かうつもりなのだろう

 

 

 

「一目ぐらいは……いいだろ?ヴェル……」

 

 

ギィもそのつもりらしい

 

 

 

 

ーーーーーーーーー数刻前

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最高級品質なのだろう、なかなかの値が貼る所の話じゃないようなワインを飲んでいるバカ(ガラン)がいる

 

その隣には白い髪に純白のドレスを着込んでいる女、原初シリーズのブランが居たが、彼女は酌をしているようだ

 

誇り高きプライドがあるはずの、原初シリーズが、自ら酌をするのはそれなりの存在と認めているからだろう

 

 

 

「ど、どうでございますか?」

 

 

『こんな美味いワイン久しぶり飲んだわい』

 

 

「で、では……約束通り…名を、、私に名前を与えて頂けないでしょうか」

 

 

『ん〜ー〜』

 

 

「ガラン様への忠誠もより一層増しますわ」

 

 

『そうかそうか』

 

 

「で、では!」

 

 

『……今の儂は非常に気分がいいので「テスタロッサ」と名乗ることを許す!』

 

 

「よっしゃぁぁぁああッ!!!」ペコリ

(有り難き幸せですわ)バンザーイ

 

 

 

心と言葉が逆になってるし、なんだったら頭を下げて喜んでいると言うカオスっぷりのブラン改めてテスタロッサはどのくらい強くなるのだろうか

 

 

次の話に続く……かも

 






結構長い間更新しませんでしたが、書きました

誤字脱字あったら教えてください

〜なキャラ出してとかあったら教えてください


今回も駄作を見て頂きありがとうございます

キャラ崩壊してたらごめんなさい、
コメント感想ご指摘待ってます

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