小鳥遊ホシノ(反転)inシンフォギア   作:無者

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 第3話ということで。
 まあ、原作の流れから大幅に乖離することはしない様に書いてますが、作者の気分次第では嘘になるかもなので明言は避けます。
 フィーネと少し戦ってから主人公にバトンタッチです。


第3話 覚醒の鼓動/少女は若人の背中を押す

 さて、どうした物だろうか。

 死んだと思えば再び転生。

 目の前には終わりの名を持つ巫女様。

 虚な瞳で横たわる主人公。

 目の前にあるなんかカラフルな塔。

 

…………どう見てもシンフォギア一期の最終回です本当にありがとうございます。

 ノリで引き金引いちゃったけど、かなりエグいことになっている。

 テラー化の影響でかなり威力の上がった『推しの愛銃(eye of horus)』で身体中穴だらけだけどすぐに回復が始まった。

……魔人ブウみたいにコミカルに回復できないですかね。

「小鳥遊ホシノだと……?聞かない名だな。貴様、一体どこの組織に入っている。

 FISでは無いだろう。お前ほどの存在があそこにいたのなら私が見逃す筈がない。

 だとしたら、錬金術師……忌々しいパヴァリアの連中か?」

 ああ、そう言えばこの世界で異端技術をまともに扱えるのはフィーネ以外だと錬金術師だけなのか。

「私は――僕はどこにも属していない。強いていうなら……アビドス廃校対策委員会かな?」

「……なるほど。まともに答える気は無いと?」

 ギリ、と奥歯を噛むフィーネ。

「言ったってわかんないよ。キヴォトスと言ったら、あなたはわかるの?」

「キヴォトス……ギリシャ語で箱舟という意味だったか。」

 それが何を意味するのかはわからない様子だ。

「分からなくていいよ。でも、あなたには此処で倒れてもらう。」

「ほざけ!!」

 そう言ってネフシュタンの鞭をしならせてくる。それに対して私は、何をするでもなくただ仁王立ちする。

 その様子にフィーネは怪訝そうにこちらを見る。

「――万象一切灰塵と成せ、流刃若火。なんてね。」

 テラー化によって得た異能。あの時はオートで動いていたが、あの時の感覚は覚えている。どうもイメージが重要みたいだが、幸い僕には炎を扱うキャラクターはよく知っている。

 黒い炎を結界の様に前に展開する。気分は山爺だ。

「なんだ、その炎は……何故、懐かしいと感じている?これではまるであのお方と……まさか、貴様は――!?」

「話す余裕があるんだ。」

 銃口から放たれた弾丸は先ほどとは違い、神秘――恐怖を宿した弾丸だ。散弾一つ一つに赤と黒に染まった炎を纏っている。当たれば先ほどとは比べ物にならない程、大きく損傷するだろう。

 「同じ手を喰らうと思うてか!?」

 しかし、さすがは紀元前から転生してきた巫女。避けられないと判断したが早い。ピンク色の結界に阻まれ、届くことはなかった。炎が拡散して僅かにフィーネの視界を遮る。

――此処だ――

 私は空高くジャンプして、素早くフィーネの背後に回る。

 たとえ戦った経験が無くとも、ホシノ(推し)の戦闘を、心の中でに蓄積してきたのだ。彼女の使う戦術思考も全て知っている。彼女ならどうするか、相手がどう動くかも、予測は済ませている。

「同じ手を使うとでも思ったの?」

 そしてそのまま恐怖を込めて、ガラ空きの胴体に打ち込む。

「吹っ飛べ。」

「がはっ!!!?」

 地面に2、3回バウンドして止まる。腹を抑え、目はそのまま飛び出していきそうな程見開かれ、腹を抑えてうずくまる。

「この歌は……そろそろ良さそうだね。」

 スピーカーから音楽が流れる。それは、録音された音声ではなく、今地下から主人公に声援を送っている人々だろう。

「くっ……なんだ、この響き渡る不快な…歌、だと?」

 フィーネはよろよろと立ち上がりながら、困惑の表情を浮かべる。

「悪いけど、時間切れだね~。」

 戦いから思考が離れた瞬間、驚くほど呑気な声が出た。

……いや、口調そのものがホシノの言葉に変換される?

「まあ、若い子を育てるのもおじさんの役目だからねぇ。」

「まさか……この歌は貴様の仕業――」

「ねえ、フィーネさん。」

 フィーネの言葉を遮る。

「道具っていうのは、時には作った人でさえ手に負えないくらい、力を持っていることがある。アルフレッド・ノーベルのダイナマイトがそうだった様にね……。

 だから、これは貴女の自業自得。」

 私はフィーネの背後を指差す。

 フィーネはバッと後ろを振り返る。その視線の先にあるには主人公――立花 響がいる。

 響がぴくりと動く。

「よかった。私を支えてくれるみんなはいつだってそばに……みんなが歌ってるんだ。」

 響は僅かにオレンジの燐光を纏う。

「まだ歌える。

 頑張れる。

――戦える!!!!」

 光が急激に大きくなり、輪を形成する。

「戦えるだと!?何を支えに立ち上がる?何を握って力と変える?鳴り渡る不快な歌の仕業か?

――そうだ、お前が纏っているモノはなんだ?心は確かに折り砕いた筈。なのに、何を纏っているっ!それは私が作った物か!?お前の纏うそれはなんだ!?なんなのだ!!?」

 光が一段と強く輝く。その光が柱が三つ(・・)、天に放出された。

「シンフォギアーーーーーーー!!!!!!」

 少女は鎧と翼を纏い、再び立ち上がった。




 次回はフィーネ勝利後からお届けします。戦闘シーンは原作とほぼ変わらないので書かないです。
 こんな感じで緩く書いてるので気軽に読んでください
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