なんでみんな毎日投稿とかできるんですかね?僕にはちょっと厳しい……
彼女たちが空へ飛び立った後、私は風鳴 弦十郎さんに連れられて、二課所属の指導官(主に戦闘面においての)と言う立ち位置をもらった。
フィーネを圧倒してみせた時点で、かなりの実力を持っていることは周知の事実であるらしい。
しかし、だからと言って、衣食住以外に、私生活における自由まで保証するとは、如何に二課の面子がお人好しであってもあり得ないだろう。
でも、彼の人柄は勿論、その強さも見れた。
強さに裏打ちされた自信であるならば、納得もいく。仮に彼が弱ければ、どうなったかも分からない……いや、やめよう。過剰に人を疑うのは僕の悪い癖だ
ともかく、僕が二課に入ったのはそう言う経緯があったからだ。
二課の廊下で、僕は3人と歩いていると、響が突然質問してきた。
「そういえばヨルちゃんって、師匠と戦ってる時、『僕』じゃ無くて『私』に変わるよね。」
「え……そうだったっけ。」
「うむ。確かに、私たちと戦っている時と違って、司令と戦う時は『私』と言っていたな。」
思えば、考えた事も無かった。僕と言う意識しか残っていない筈のこの『身体』には、小鳥遊ホシノの意識は残っていない筈だ。
――いや、もしかしたら、本来の肉体の所有者である小鳥遊ホシノの意識が、感情を昂らせる事で発現している。
一つの体に二つの精神が在る稀有な存在だからこそ、性格が肉体に引っ張られたのかもしれない。
しかし、研究者でも無い私には、そんな直感の思いつきでしか推し量れない。
自分が何か……まあ、そんな事はどちらでも良い。
だって、こうなってしまった以上、僕には証明する手立てなんて無いのだから……
「……元の口調が出ちゃうって言うかね…………そんな感じだよ。」
「へぇ……なんで今の口調に変えたんだ?」
前を歩いていたクリスが、顔だけを後ろに向ける。
「……決意、みたいなものかな。」
「ふーん。」
クリスはそれだけ言って、前を向いた。
僕も、それ以上考えるのは止めにして、彼女たちと雑談しながら歩いた。
訓練も終わり、二課での仕事も特になくなった僕は、行きつけのラーメンを食べにきていた。
「いやぁ、やっぱりここのラーメンは最高だよ。」
1人で食べていると、ことりと餃子の乗った皿が置かれた。
「良い食いっぷりだねぇ!こいつはサービスだ。遠慮せず食ってくれよ、嬢ちゃん!」
「ありがとう。店長!」
この店は柴席ラーメンという名前だ。店長は高齢の男性で、なんの因果かアビドスのあの柴関ラーメンと同じ読みの店であった。
「しかし、いつもきてくれて嬉しいんだが、お金は大丈夫なのかい?」
「だいじょぶだいじょぶ。こう見えて、おじさん公務員だから結構稼いでるんだー♪」
「へぇ……て事は、もう成人してんのか!?」
柴席の爺ちゃんは、驚いた顔でこちらを見つめる。
「かぁー!人は見かけに寄らないモンだな!」
「そうだよー。こう見えておじさんもう二十歳なんだから。」
書類上では、と内心付け加えながら、ラーメンを食べ進める。
ラーメンを食べ終わり、席を立ってお会計をする。
そして店の戸に手をかける。
「あ、そうだ。」
僕は振り返り、柴席の爺ちゃんを見る。
「美味しかったよ♪また来るね!」
「おう!いつでも待ってるぜ!」
私は清々しい気分で、街へ繰り出して行った。
此処まで読んでくれてありがとうございました♪