空崎ヒナに愛されてる同居幼なじみ君が一緒にお風呂に入る 作:ゴールド@モーさん好き
風紀の仕事を終わらせ、体が鉛のように重くなってる事を悟らせぬ足取りで歩き自宅の扉を開ける。
「ただいま」
「おかえりヒナ」
出迎えてくれたのは春咲 夜一、私の幼なじみで大切な男の子。
彼は荷物を受け取って部屋に置くと、そのまま私の手を取って脱衣所に導いてくれる。
「……脱がすからね」
「うん、お願い」
彼は顔を少し赤らめさせながら、私の服を1枚ずつ丁寧に脱がしてくれる。私が彼の手によって裸になった後彼も服を脱ぎそのまま浴場に入った。
「いつもありがとうね、よいち」
「いいよ、毎日ヘトヘトになるまで頑張ってるんでしょ?このくらい手伝わせて」
私はよく彼に日々の世話をしてもらっている、めんどくさくてやりたくない……という気持ちがあるにはあるが、主に体力的にしんどくて蔑ろにしていた事が多々ある。そんな私を見て彼の方から〝なにか手伝わせて欲しい〟と進言され、冗談半分で色々と頼んだら通ってしまい今がある。
「かゆい所はある?」
「ない」
「………よし、泡流すから目瞑って」
頭からお湯を被り泡を流す、顔を拭いそのまま2人で使うにしてもやや広い湯船に浸かる。
「よいちもはやく来てー」
「っ!お、俺はまだ体洗ってないから」
「じゃあはやく洗って……ね」
一緒にお風呂に入ると、いつも照れる彼をからかいながらも求めてしまう。大好きな彼、大切な私の男の子。
彼の顔を見つめているといつの間にか体を洗い終えていた、タオルで前を隠しながらこっちに来る。
「後ろに来て、ギュッてして欲しい」
「はいはいお姫様」
「お姫様扱いするならもう少し真面目にして……私の王子様」
「ッ!本当にずるいなヒナは……」
「えっどういう事?」
「分からなくていい!」
彼は私の後ろに座るとそのまま私の体を引き寄せ優しく抱き留めてくれた。
「あったかい」
「……そうだね」
「ねぇ夜一、いつも聞いちゃうけど……本当に相手しなくていいの?」
私は右手を湯船に沈め、〝ある所〟にソッと添える。彼は一瞬ビクッと体を跳ねさせるが、震える声で返事する。
「いっいいよ、大丈夫」
「でも、最近できてないでしょ?肌の触れ合いが減ると関係性が希薄になるとも聞くし、私としても貴方を満足させれてないのは恋人として由々しき事だと思ってるのよ」
「〜〜ッあ、あんまり誘惑しないでくれ……体力が残ってないキミを求めるのは流石に気が引ける、なんか無理やりねじ伏せてるみたいな気になりそうで怖い」
彼は本当に優しい、今だって私の事を求めたいのに私を案じて自身の欲と戦ってる。この優しさこそ彼の美点であり、私が惚れた所だ。けど──
「貴方になら、無理やりめちゃくちゃにされても私は幸せよ」
「んなっ!?」
「それに今日はそんな事気にしなくていいのよ」
「な、なんで?」
「だって明日から2日……お休みなんだもの」
私にだけ見せる獣欲も大好きなのだ。