ソードクラブガールズ   作:バズートル

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『キャラ紹介3』

・風鳴 翼

ワルキューレ女学院の高校一年生。アカメとは中学生の頃からの親友でありライバル。
幼少期から剣道を学んでおり、小学生の頃は負けなし。その実力から『一流の剣士』と呼ばれていたが、中学生の頃に出会ったアカメとの試合で初めて敗北してしまう。それ以降、アカメを好敵手と実力を認めている。


第五話 ライバルと練習試合

ー5月ー

 

5月中旬のとある金曜日の夕方。練習を終えたアカメ達は休憩し雑談していた。

 

紅玉「はぁ〜!今日も疲れたぁ!」

 

エリカ「お疲れお疲れ」

 

レイ「腕が痛いです」

 

雪乃「足も辛い・・・」

 

翼「練習を頑張った証拠だ」

 

クロメ「ねぇねぇお姉ちゃん!明日の自主練、付き合ってくれる?」

 

アカメ「良いぞ!クロメと一緒ならな!」

 

クロメ「やったー!」

 

日向「ふふ。ほんと仲良しね」

 

そんな雑談をしていると顧問のエスデスが来る。

 

エスデス「全員集まれ!」

 

エスデスに呼ばれてアカメ達は集まる。

 

エスデス「実は明日、【日乃神学園】と練習試合をすることとなった」

 

翼「日乃神と!?」

 

エリカ「マジか・・・」

 

日乃神学園という言葉にアカメ達は驚いていたが、クロメとレイは首を傾げる

 

クロメ「あの〜、日乃神学園って?」

 

日向「日乃神学園・・・このワルキューレ女学院と長い間ライバル関係にある、同じ中高一貫の女子校よ」

 

エスデス「特に剣道に関しては全国大会で一位二位を争う程だ」

 

レイ「そんなに凄い学校なんだ・・・」

 

ワルキューレ女学院とライバル関係にある学校と聞いてクロメとレイは驚く。

 

エスデス「相手は強い!気を抜くなよ!」

 

アカメ達「「「「「はい!」」」」」

 

ー翌日ー

 

練習試合のこの日。道場にはアカメ達【ワルキューレ女学院】と練習相手である【日乃神学園】の剣道部員達が整列していた。

 

エスデス「久しぶりだな『千冬』。去年の全国大会以来か?」

 

千冬「そうなるな」

 

エスデスは日乃神学園剣道部の顧問である『織斑 千冬』と話す。エスデスと千冬は小学生の頃からの宿敵である。

 

千冬「あの大会では負けてしまったが、この練習試合は私達が勝つぞ?」

 

エスデス「いいや我々だ。負ける気がせん」

 

互いに睨み合い緊迫した空気が流れる。その隣では、日向、エリカ、アカメが相手部員の3人と睨み合いをしていた。

 

???「お久しぶりね坂口日向さん。腕は落ちていないかしら?」

 

日向「それはこっちのセリフよ、『篁 唯依』さん」

 

キャプテンの日向は相手キャプテンである高校3年『篁 唯依』と話す。日向な中学3年の時に唯依に敗北しており、それ以降彼女にライバル意識を持っている。

 

???「久しぶりねエリカ!会えて嬉しいわ」

 

エリカ「こっちもよ『摩利』!コテンパにしてあげる!」

 

摩利「やってみなさい!返り討ちにしてあげる!」

 

エリカは相手の副キャプテンである高校3年『渡辺 摩利』と話す。二人は幼少期に同じ道場に通っていたチームメイトで、親友でありライバルでもある。

 

???「インターハイ以来だなアカメ。あの時の敗北の屈辱、晴らさせてもらう」

 

アカメ「望むところだ、『冥夜』」

 

アカメは高校一年『御剣 冥夜』と話す。去年のインターハイの決勝戦で冥夜はアカメに負けて以降、彼女に対してライバル意識を抱くようになった。

 

紅玉「なんか凄くバチバチ・・・」

 

翼「特にあの6人はな・・・」

 

???「あの〜・・・」

 

翼、紅玉「「?」」

 

すると翼と紅玉の前にいる高校一年の『篠ノ之 箒』とフランスからの留学生、高校一年の『シャルロット・デュノア』が話しかけてきた。

 

箒「今日はよろしくお願いする」

 

シャルロット「いい試合になると良いですね?」

 

紅玉「え、ええ!」

 

翼「こちらこそ、宜しく頼む」

 

こっちの方は打って変わって友好的なようだ。

 

挨拶が終わると試合をする者達は全員胴と垂を付ける。試合に出る者は以下の通り。

 

【ワルキューレ女学院】『赤』

先鋒『千葉 エリカ』、次鋒『風鳴 翼』、中堅『練 紅玉』、副将『アカメ』、大将『坂口 日向』。

 

【日乃神学園】『白』

先鋒『渡辺 摩利』、次鋒『篠ノ之 箒』、中堅『シャルロット・デュノア』、副将『御剣 冥夜』、大将『篁 唯依』。

 

エスデス「お互いに、礼っ!」

 

「「「「「よろしくお願いします!」」」」」

 

互いに一礼した後、両陣営は下がる。ルールは一本先取。勝敗の審判は雪乃が行う。

 

日向「頼むわよ、エリカ」

 

エリカ「任せて!」

 

面を付けた先鋒のエリカと摩利は開始線の近くに歩み寄る。竹刀を構えると蹲踞をする。

 

エリカ「お手柔らかに」

 

摩利「無理ね。私、手は硬いから」

 

雪乃「はじめっ!」

 

エリカ、摩利「「やぁぁぁ!!」」

 

高い二人の掛け声が道場に響き渡る。

 

摩利「てゃぁぁぁっ!!」

 

相手の摩利は面を繰り出してくる。その攻撃をエリカは竹刀で弾く。

 

エリカ「えいゃァァァ!!」

 

エリカは小手面を放つが、摩利は防御しながら間合いを詰める。そして鍔迫り合いに持ち込む。

 

エリカ「やるじゃない!」

 

摩利「貴女もね!」

 

そう話した後、二人は間合いを取る

 

アカメ「互角!」

 

紅玉「負けないでエリカ!」

 

アカメ達はエリカを応援する。それからしばらく一進一退の攻防が続いたが、決着の時は来た。

 

摩利「メェェェンッ!!」

 

雪乃「面あり!」

 

エリカは一瞬の隙を突かれ、面を打たれてしまう。先鋒の勝敗は摩利に上がった。

 

エリカ「ごめん負けた!翼、あとお願い!」

 

翼「任せてください!」

 

その後、次鋒の戦いは翼、中堅の戦いは紅玉に軍配が上がり、ワルキューレ女学院が一歩リードする健闘を見せる。

 

紅玉「やった!勝ったよ!」

 

エリカ「やるじゃない紅玉!」

 

二連勝したアカメ達は喜び合う。

 

唯依「まずい!二連敗は流石にまずい!」

 

冥夜「落ち着いてください主将。私が連勝を止めてきます」

 

そう唯依に言い残すと、冥夜は試合コートへと向かう。

 

日向「アカメ、頼むわよ」

 

アカメ「はい!」

 

そして次は、アカメと冥夜の副将の試合である。

 

冥夜(負けはしない)

 

アカメ(必ず・・・)

 

アカメ、冥夜((勝つ!!))

 

この試合の結果は次回に続く・・・




次回

第六話『赤眼の剣士と御剣の侍』お楽しみに。
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