・クロメ
ワルキューレ女学院の中学一年でアカメの妹。姉好きで、彼女を追うように剣道を嗜んでいる。
・千葉 エリカ
ワルキューレ女学院の高校2年で剣道部の副キャプテン。一年上の日向とはタメ口で話すほど仲がいい。
ライバル校である『日乃神学園』剣道部の副キャプテン『渡辺 摩利』とは、幼少期に同じ道場に通っていたチームメイトでありライバルでもある。
前回、アカメ達ワルキューレ女学院剣道部は、ライバル校の日乃神学園剣道部と練習試合をする事に。現在2勝1敗でアカメ達がリードしている。そして今、アカメと冥夜による副将の戦いが始まろうとしていた。
冥夜(負けはしない)
アカメ(必ず・・・)
アカメ、冥夜((勝つ!!))
開始線に歩み寄ったアカメと冥夜は竹刀を構え蹲踞をする。
雪乃「始めっ!」
アカメ「うぉおおお!!」
冥夜「はぁあああ!!」
開始の合図と共に二人は立ち上がる。一足一刀の間合いに入り、アカメが先に動く。
アカメ「メェェェンッ!」
冥夜に面を放つが竹刀で防がれる。即座に鍔迫り合いに持ち込み、思い切り押し出し体勢を崩させる。
冥夜「くっ・・・」
冥夜は少し怯むが、対して体勢は崩れなかった。
冥夜(やるな。今度はこちら側だ!)
今度は冥夜が動く。面、小手、胴を連続で繰り出していく。対するアカメは瞬時に竹刀で防ぐ。
その後3分間、両者の攻め合いが続く。一歩も引かぬ両者の戦いに全員が無言で見守る。
そして、決着の時は来た・・・!
冥夜「はぁ、はぁ、はぁ、そろそろケリを付けるか?」
アカメ「はぁ、はぁ・・・ああ!」
アカメと冥夜は互いに向かっていく。そして一足一刀、竹刀が交差して互いの面に向かって振り下ろす。
アカメ、冥夜「「メェェェンッ!!」」
互いの面に竹刀が当たる。相面である。両陣営に緊張が走る。そして旗が上がる。
雪乃「面あり!」
上がった旗の色は・・・赤。先に面を決めたのはアカメであった。
雪乃「勝負あり!」
副将の戦いはアカメが制した。
クロメ、エリカ、紅玉「「「やったーーー!!」」」
摩利「うわぁ〜マジか」
箒「3連敗・・・」
この結果に翼達は喜び合い、日乃神の方は気落ちしていた。
勝利を収めて戻ってきたアカメは面を取る。一方の冥夜は面を付けたまま正座して呆然としていた。
冥夜「また負けた・・・」
そんな冥夜に面を付けたキャプテンの唯依が来る。
唯依「ドンマイ冥夜」
冥夜「先輩・・・すみません、3連敗してしまって・・・」
唯依「大丈夫!次の大会でリベンジすればいいから!」
冥夜「・・・はい!」
冥夜にそう励ますと、唯依はコートへと向かった。その後、大将戦は日向と結衣の一進一退の攻防が繰り広げられる。そして唯依が日向の面を打ち、大将戦は唯依が制した。
こうして練習試合は3勝2敗でワルキューレ女学院の勝利で終わった。
試合の後、アカメは冥夜と話していた。
冥夜「今回も私の負けだ。だが、次のインターハイは必ず私が勝つ!覚悟していてくれ」
アカメ「いいとも。全力で相手しよう」
話し終えると冥夜はその場を後にする。
アカメ(負けはしない。私は必ず勝つ!クロメのためにも)
アカメは心の中でそう決意するのであった。
続く・・・
次回
第七話『新人戦と初勝利』お楽しみに。