・ヒノワ
七月に転校してきた高校一年。アカメとは幼少期からの幼馴染である。
剣道の実力は高く、翼、エリカ、紅玉の3人を余裕で勝ち抜く程。道着では珍しい水色の袴を着ている。
ー七月ー
夏休み入ったばかりのとある月曜日。アカメ達ワルキューレ女学院剣道部はエスデス主催の夏合宿の為、海辺近くのとある場所に来ていた。
エスデス「着いたぞ!ココだ!」
クロメ「ここが・・・合宿するエスデス先生の別荘!」
アカメ達の前には数十人が泊まれそうなウッドハウス、その隣には剣道場もある。この場所はエスデスが合宿用に建てた別荘である。
エスデス「素晴らしいだろ?毎年ここに来ている」
レイ「大きい!」
紅玉「ちゃんと道場もある!」
ヒノワ「凄い!」
エスデス「さて、稽古の前にまずはハウスの掃除だ!」
アカメ達「「「「はい」」」」
アカメ達はハウスに入ると掃除を始めた。
それから1時間後、掃除を終えたアカメ達は稽古を始める。素振り千本を終えると次は防具を付けての打ち込み稽古、その次は地稽古、かかり稽古、時間無制限の試合稽古が行われる。
エスデス「気合いが足りん!!もっと本気を出せ!!」
アカメ達「「「「はい!!」」」」
激しく飛ぶエスデスの檄に、アカメ達はいつも以上に気合いが入る。それから数時間、アカメ達は稽古を続けた。
そして夕方。稽古を終えたアカメ達はシャワー浴びていた。
アカメ「はぁ〜、生き返るなぁ」
ヒノワ「初日でこれだけ稽古をするとは思っていなかった」
日向「あの人もこの時期になるといつも以上に本気になるから」
翼「なにせインターハイが近づいている。この合宿で、私達が強くなって勝てる事を願ってるんだ」
エリカ「その期待に応えられるために、私達は鍛える!」
雪乃「そう言う事!」
レイ「それじゃあ頑張らないと!」
クロメ「うん!」
それからアカメ達は5日に及ぶエスデスの鬼稽古に励んだ。そして最終日の夕暮れ時。
エスデス「今日まで私の鬼指導によく耐えた。そのご褒美で今夜はBBQだ!たーんと食え!」
アカメ達「「「「おおお!!」」」」
ご褒美のBBQに遠慮なくいただくアカメ達。
アカメ、クロメ「「美味い!」」
紅玉、レイ「「美味しい!」」
エリカ「最高!」
雪乃「頑張った甲斐がある!」
それからアカメ達はひと時の休息を楽しんだ。
その日の夜。他の部員達が寝静まっている中、アカメは一人道場で素振りをしていた。
アカメ(インターハイまであと数日。必ず・・・必ず優勝する!)
エスデス「頑張っているな」
そう心の中で思いながらアカメは竹刀を振り続けていると、そこへエスデスが来た。
アカメ「先生!」
エスデス「付き合ってやろう」
エスデスはアカメの練習に付き合う。そして二人は防具を付けて試合稽古を行う。
エスデス「弱過ぎる!もっと力強く来い!」
アカメ「はい!」
エスデスはアカメに檄を飛ばす。この二人の練習は深夜まで続いた。
アカメ「ご指導、ありがとうございました」
エスデス「大したことはしていない。それでアカメ、お前に話がある」
アカメ「なんでしょう?」
エスデス「今年のインターハイ団体戦の大将をお前に任せたい」
アカメ「ッ!?」
そう言われてアカメは驚く。
アカメ「いいんですか、私で?」
エスデス「お前の今の実力ならやれる。大将として、チームを優勝に導いてくれ」
アカメ「・・・はい!」
アカメはエスデスの提案を受け入れる。
そして次回、アカメ達剣士達の最後の物語が始まる。
続く・・・
次回
最終回『インターハイとその先へ』お楽しみに。