未来と環奈の日常生活。   作:優那

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今回から新しく投稿します。
この作品の登場人物はクトゥルフ神話TRPGで自身が製作し使ったキャラクターを使っているオリジナルキャラ同士の物語です。
自己満足なので温かい目で見てくれればと思います。


黒羽という少女

「ふぁぁぁっ...」

 

 朝早く目を覚ましカーテンを開ける。

 

 朝日が窓から入ってきて目を閉じたまぶたにまぶしい光が降り注ぐ。

 

「おはよう...環奈~...」

 

「おはようございます。黒羽様」

 

「みらいでいいのにぃ...」

 

 そんないつもの会話をしながら体を起こす。一日の始まりだ。

 

 

 私の名前は黒羽未来(くろはねみらい) 山奥のお屋敷に住んでいる

 

 

「今日はどうなさいますか?」

 

 そんなことを聞いてくるこの子は黒崎環奈(くろさきかんな)私の従者の女の子。

 

 もちろん、自分はこれから仕事をする。まあお屋敷での仕事なんだけどね。

 

「仕事だよ?環奈」

 

 そう言いながらベッドから降りて洗面所に顔を洗いに行く。

 

 冷たい水で顔を洗い、目が覚めたところでうがいもする。

 

 そのままダイニングへと向かう。

 

 テーブルの上には朝ご飯としてバターが乗ったトースト、スクランブルエッグ、ソーセージ、紅茶が用意されていた。

 

 私はご飯の方が好きなのだが、作って貰ったものには文句は言わずトーストをひとかじりする。

 

 もぐもぐ...今日のトーストは良いパンつかってるなと思いながら次々と口に入れ咀嚼する。

 

 紅茶はアールグレイ。私はよくこの紅茶を買っている。昔から好きだからだ。

 

「...黒羽様。ご飯が一段落してからで良いのですが、こんな依頼が」

 

 なんだろうか?私に依頼がくることなんて珍しいのに何か来ていた。

 

 薬の調合?

 

「どうやら、黒羽さんにこの病気を治せる薬を作って欲しいと依頼してきたそうです。」

 

 ぺらぺらとその依頼書を捲っていると、"蓬莱の薬"と書かれていた。

 

「...環奈。突き返しておいて」

 

「よろしいのですか?」

 

「...うん。普通に蓬莱の薬は作っちゃダメだし、この人のこの書いてる症状は病気じゃないよ。」

 

「承知しました」

 

 私はその書類を突き返した。一応製薬の認可は国から下りてるけどこの薬は作っちゃダメ。

 

 "死ねなくなるなんて死ぬより辛いことはないんだから..."

 

「さて、環奈。今日の製薬はお休みしようか」

 

「黒羽様?よろしいので?」

 

「うん。この調子で薬は作れないよ。そんなことよりすこし出かけようか。」

 

「はい、黒羽様」

 

 それから街に出かけることになった。

 

 

 

ー黒園町ー

 

 

 ここまで来るのは結構大変で、自身のお屋敷が山の上にあるから徒歩で20分くらい掛かっちゃった。

 

「車でも出せばよろしいですのに...」

 

 そういう環奈だが、二人しかいないあのお屋敷で車なんか出しても良いのかって思うんだよね。

 

「それで、何をしに来たのですか?」

 

「ん~ただの散歩だけど?」

 

「......」

 

 黙られてしまった。お仕事をサボって散歩に来ることは悪いのだろうか...

 

「悪いでしょ」

 

「心読まないでくれる!?」

 

 まったく環奈は油断も隙も無いじゃない...まあ仲良くしてくれるから雇ってるんだけどね

 

 そのまま、私達は街を歩きそのまま今日の仕事をほっぽり出しながら一日を過ぎさせることとなった。




ここまで見てくださりありがとうございます。なにぶん不定期ですがしっかりとあげていきます。
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