お前は何処にもいやしなくて俺もここに居なかった。 作:黑米田んぼ
最新話を見て「笛吹の黑米田んぼに伝えてください逆シャア後のアムロがGQ世界に転移する話を書いてくれと」
大体こんな感じマジで寝られる気がしなくて昂りを抑えるために書きました。結構ざまくですが楽しんでくれたら幸いです。
――――――何とかなったか。
緑色の空間の中一人の男は全ての役目を終えた解放感をもって漂っていた。
男の名前はアムロ・レイ。地球連邦軍のガンダム神話の始まりの男であり連邦宇宙軍独立機動艦隊ロンド・ベルのエースパイロットであった。
――――――皆には悪いがアクシズを押し返せれる代償が俺とシャア二人程度で終われば俺自身は満足なんだ。
…まぁ、心残りは山ほどあるが。どのみちこうなってはどうしようもない。
ラ・・・・・・ララ・・・
――――――音?音がする。…人の声なのか?…誰だ?
ララ・・・ラララ・・・・・・
――――――ララァ?ララァなのか?俺とシャアを迎えに来たのか?
ニュータイプ能力による感応波を使って近くに嘗て自分が手にかけた少女ララァ・スンの気配を探ろうとするが…
―――――誰だ?…いや違う…あれは…
―――アムロは気づく。近づく者の正体がララァでは無いあれは。
―――シャア?…なんだ?俺の知るシャアと何か…
感じ取る相手は直前に自分が殺し合ったネオジオンの総帥シャア・アズナブルなのを感じ取るが直前と比べると何処か違っていた。同じ道を歩んでいるはずなのに中から別の道を歩いていたような言葉に出来ないナニカを感じてしまう。
―――――お前はシャアなのか?
感応波の手がシャアらしき男の場所へと伸びるが・・・
ら・・・らららら・・・・・
――――――うわっ
――――――――宇宙世紀0085年ジオン公国が一年戦争を終えて独立を果たして早5年。戦争の影響による難民と軍部を追われた軍人などの居場所を失った者たちの波は中立地帯サイド6にも影響を及ぼしていた。
この宇宙の中にあるコロニーでは貴重な空気と綺麗な水は増加する人口密度によって自然と多く消費されて税納者にとっては悩みの種であり同時にその問題の種である難民とてそれは理解しており明日を生きるために市民権を得てこのコロニーの真の住人となるために今を何とかしようと必死に生きていた。
そして、そんな追われた者たちの中にはMS操縦技術だけで金を稼ごうとしていた者もいた。
サイド6の一角イズマ・コロニーのエアダクトの前で一年戦争時代に連邦によって量産されたガンキャノンの量産MS、軽ガンキャノンこと軽キャノンが一機だけ待機して居た。
「・・・・・・・・」
軽キャノンのパイロットは無言でダクトが開かれるのを待っていた。
―――――ウィン。エアダクトが開かれパイロットは軽キャノンを動かしエアダクトと通り宇宙へと飛び出した。
「―――――――」
パイロットは大人しく待っていた。画面の前に映るカウントダウンが終わり違法MS賭け試合クランバトルが始まるのを。
5―――――4―――――3―――――2―――――1――――――GO
クランバトルがスタートするとパイロットは軽キャノンのブースターを吹かせて空へと駆ける。
「―――――見つけた」
パイロットは持ち前のNT能力で倒すべきMSを発見する。ザクが5機うち3機はザクバズーカー残り2機はザクマシンガン。ドムが4機、宇宙用に改造されたのだろうかズゴックが3機だ。
「―――一つそこ頂く!二つ!」
先手を取ってきたのだろうドムの閃光を事前に感じ取っていたからこそ目を瞑りながら的確に軽キャノンを操作しドムの頭部に正拳突きを叩き込み破壊し背にしているヒート・サーベルを奪い取り一機目のドムの頭部が無くなった首を踏み台にし先陣の背後にいる二機目のドムの頭部にヒート・サーベルを叩き込む。
「三つ!」
一瞬で二機もやられた事に動揺し逃げ出そうとするマシンガンを持つザクの頭部にヒート・サーベルを投げて破壊し持っていたマシンガンを奪い取り
「四つ!五つ!…ザクはこれで終わりだ!」
マシンガンとバズーカーを持つザクの頭を吹き飛ばし倒した二機のザクの手に持っていたマシンガンとヒートホークを奪い取り更に一機のザクの頭部を破壊しもう一つのザクのヒートホークをズゴックに向けて投擲するが読みが浅いのか避けてしまったが、パイロットはそんなことは気にせず残った最後のザクに空になったマシンガンを投げつけ対応したところをかかと落としして最後のザクの頭部を破壊する。
「―――チィ!?」
その隙に背後を取ったのかズゴックのメガ粒子砲が放たれるがヒートホークで散らしそのまま頭部に叩き込みそのまま驚愕している近くにいるもう一機の頭部を破壊する。
「―――――来るか!?」
もう自分しかやれないと判断したドムが突撃してくるのを確認し軽キャノンのパイロットはヒートホークを構えて迎え撃つ。
「――――――終わったか」
ドムのバズーカーを避け迫りくるヒート・サーベルを交わしてドムの頭部に正拳突きを叩き込み後ろから軽キャノンのコアブロックをバックスタブしようとしたズゴックにヒートホークを叩き込み。そして、同じようにコアブロックを吹き飛ばそうとバズーカーを構えていたドムを予めヒートホークに結んでいた軽キャノンのワイヤーを操り最後のドムの頭部を破壊して軽キャノンの画面にはWINNERと自分のリングネームWhite Unicornと書かれていた。
「ふぅっ・・・これでクランバトルも出禁か」
――――――軽キャノンのパイロットアムロ・レイは軍警が来る前にサイド6に戻り軽キャノンの持ち主である警備会社ドミトリーに軽キャノンを返し自分の店兼自宅である。ジャンク屋のベッドに転がっていた。
「・・・・・また赤いガンダムが出たのか」
テレビを付けてみるとまた赤いガンダムがコロニーに落書きをして立ち去ったと書かれていた。
「…俺ならもっとガンダムを扱えたのだがな」
そうやってアムロは一人黄昏眠りにつく。
「―――――ララァ、君は俺に何をさせたいんだ?」
そうしてアムロは一人夢を見る。キラキラの中で漂う彼女の夢を見ながら朝を迎えるのだ。
この手抜きを赦されるのアムロぐらいだろうな感想評価コメントお待ちしております
5月15日抜けた残りのザクを始めとしたもろもろを直し追加しました。