この素晴らしい世界たちに魔法陣を!   作:スマラカタ

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皆様、お読みいただきありがとうございます。
今回は新話を二日連続で投稿いたしました。……というのもですね。今日はこのすばアニメ公式の方で、10周年の配信をやるらしいんですよ! 本当、10周年! とんでもなく時の流れは早いものですよ! いや、めでたいことですよ、本当に!
……とまぁ、そんなわけで、せっかくですし、その奇跡にあやかろうと思い、投稿いたしました。
せっかくですし、この話も読んでいただけると嬉しいです。

それでは、ここから本編開始です。



第XⅥ章 この紅き瞳の魔導士から手がかりを!

「……! あ、め、めぐみん! ひ、久しぶりね!」

 

 俺たちは、めぐみんに対し、そんな風に声をかけた子を改めて見てみた。

 どことなく紅魔族っぽい赤い瞳に、めぐみんと呼んだことから、おそらく、めぐみんの知り合いなのだろうか。

 俺たちがそんなことを呑気に考えていると、めぐみんが俺たちの方を一瞬見た後、その魔法使いの美少女にため息をつきながら話しかけた。

 

「……えーと、どちら様でしたっけ。」

「え、えぇ!? ちょ、めぐみん! 冗談はやめてよ!」

 

 おいおい、めぐみん。久しぶりの再会にそれはないんじゃないか?

 めぐみんの冗談に、その美少女が泣きそうな顔で困っているのを見て、俺たちは仕方なく助け船を出すことにした。

 

「……めぐみん。流石にやりすぎだ。茶化すのはやめてやれ。」

「そうですよ、めぐみんさん。冗談でもやめてあげてください。……すみません、初めまして。私は芳澤かすみと言います。あなたは?」

 

 かすみがそんな風に優しく尋ねると、魔法使いの美少女は少し落ち着いてから、ちゃんと自己紹介をしてくれた。

 

「あ、す、すみません。……は、初めまして。わ、私はゆんゆんと言います。アークウィザードをしていて、めぐみんとは同級生だったんです。」

「あぁ、なるほど。ゆんゆんって言うんだな。俺は佐藤和真。で、そこの二人はニケとククリだ。」

「初めまして!」

「よろしくね、ゆんゆんちゃん!」

 

 俺たちがそう言うと、ゆんゆんが少し驚いたような顔で尋ねてきた。

 

「え、あの、すみません。み、皆さん。……その、私の名前を聞いても笑わないんですか?」

「え、あぁ。めぐみんもいるし、似たような感じかなって。」

「それに、オレたちの世界にも変わった名前の人はいたし……」

「うん。別にそんなに気になんなかったよ?」

 

 俺たちがそんな風に答えると、ゆんゆんは少し安心したような表情で言った。

 

「そ、そうなんですね。そ、それならよかったです。」

「……で、ゆんゆん。……一体何の用なんです? まさか、いつものように勝負をしかけに来たのですか?」

 

 彼女が若干呆れたようにそう言うと、慌てた様子でゆんゆんが否定した。

 

「ち、違うわよ! 今回はそうじゃないの!」

「え、違うのですか?」

 

 めぐみんがどこか困惑したような声で尋ねた。

すると、ゆんゆんが頷いて言った。

 

「うん。ちょっと買い物ついでに人探しをね。ちょっと街で会った人から聞いた人が気になったのもあるし。それに、偶然めぐみんに会えたら嬉しいし……」

 

 人探し? ……奇遇だな。一体どんな人を捜しているんだろうか。

 というか、なんかこの子、どことなく人付き合いが苦手そうな子の気がするな。

 俺がそんな風に考えていると、めぐみんが彼女に尋ねていた。

 

「えーと、その、探している人はどんな人なんですか?」

「あ、うん。正確には、私じゃなくて、今日偶然街で出逢ったお姉さんなんだけどね。私が商店街に行った時にね。その人がどこか困った様子で何かを捜していたから勇気を出して声をかけてみたの。」

「え、珍しいこともあるものですね。」

 

 めぐみんがそんな風に驚いた後、ゆんゆんが少し怒りながら言った。

 

「ちょ、ちょっと! わ、私だって、できないわけじゃないんだから! ……で、その時に事情を詳しく聞いたらね。その人が、確か……め、めぐみんそっくりの……お、オレンジ色の瞳をした子を……捜しているって話を、し、してたのよ。」

「「「「「……うん?」」」」」

 

 ちょ、ちょっと待て。……今なんて言った?

 

「ゆんゆん。今、めぐみんそっくりのオレンジ色の瞳をした女の子を捜しているって言ったよな?」

「えぇ、そう言いましたけど……それがどうかしましたか?」

 

 おいおい、マジか! ゆんゆん、とんでもない情報持ってんじゃねえか!

 俺がそう思っていると、ニケが驚いた様子でゆんゆんに言った。

 

「ちょ、嘘だろ!? ゆんゆん、それ街の誰も持ってない情報だぞ!」

「え、ちょ、あの! な、何がなんだか……」

「と、とりあえず、面倒なことになる前に、一回ダスティネス邸に向かおう!」

 

 そんなわけで、俺たちは、訳もわからずに混乱しているゆんゆんに、詳細な事情を説明するために、元いた場所から一度ダスティネス邸に歩いて戻ることにした。けれど、このダスティネス邸で、予想外の話が出てきているとは、まだ俺たちは知らなかったのだった。




皆様、最後までお読みいただきありがとうございます!
いや、前書きでも言いましたが、このすばアニメ10周年! 本当、めでたいことですよね!
……まぁ、そのめでたさにあやかるのもどうなんだ? ともちょっと思うのですが、まぁ、せっかくですからね。縁起物にちょっとあやかりたいなと思いまして。

……さて、ここからが本題なのですが、一番下にお気づきになられたら嬉しいのですが、少々今後の作品づくりの参考にさせていただきたく、この度アンケートを設置させていただきました。前々から話を詰め込み過ぎたなと思い、この度、前々から投稿していた話をどんどん分割していったのですが、それでは、ただ分けただけで、皆様がどの部分を重要に思っているかを、自分、恥ずかしながら判別できなかったので、そこでアンケートを設置してみることにしてみました! あ、もちろん任意ですのでご安心ください。強制は規約違反ですので。

というわけですので、色々ありましたが、またお読みいただけると嬉しいです!
では、また次の話もよろしくお願いします!

今更ではございますが、本作品をお読みいただいた上で、「この部分を良くすればもっと読みたくなるのにな」と感じられた点がございましたら、以下の選択肢のうち、どれか一つをお選びください。なお、感想欄での細かな回答は、規約により禁止されておりますので、大変恐れ入りますがご遠慮くださいますようお願いいたします。

  • 物語そのものの展開の方向性
  • 話そのもののテンポ
  • 登場キャラの扱いや再現度
  • クロスオーバー同士のバランス
  • 物語そのものの読みやすさ
  • 投稿時間
  • 作品の雰囲気、ジャンルのバランス
  • キャラ同士の関係性の深さ、掛け合いなど
  • 話の引きについて
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