「よし、ベル!魔石はどんな感じだ?」
「うん、それなりに集まってるよ。兄さんは?」
「俺もぼちぼちだ。しっかしまあ……」
俺とベルは同時に同じ方向に目を向ける。その目線の先にはワンパンでモンスターを粉砕しまくるメリュジーヌの姿があった
「メリュジーヌがモンスターをワンパンしまくってるけど、たまに魔石ごと粉砕してるな……」
「貴重な魔石が……」
今のヘスティアファミリアはもうそれはそれは金欠だから魔石を売って稼がなきゃいけないからなぁ
「ねぇマスター」
「うん、どうかしたか?」
「この魔石って食べられるかな?」
「あー、どうだろうなぁ……ワンチャン種火みたいに食える可能性はある」
「え、魔石食べちゃうの!?」
まぁ、種火を美味しいって言いながら食ってたぐらいだしたぶん魔石もいけるんじゃね?あ、食ってる。ん、なになに?種火のほうがおいしい?そっか。稼がなきゃいけないとは言ったけど1つや2つ、いや3つや4つぐらいなら食べても構わん
「強いモンスターの魔石ならもっとおいしいかもしれないな」
「うーん、まぁここには種火はないみたいだし、それで我慢するしかないか……」
「魔石を食べちゃった……メリュジーヌさんって一体……?」
「メリュジーヌはまぁ……とりあえず人間ではない」
「うん、それは見てたらわかるよ。ていうか強すぎない?」
「当然だよ。僕は最強だからね」
そりゃあね。ゲームでも強かったしな。でも現実で見てみると次元が違いすぎてよくわからん。動き早すぎんだろ
「どうする?もう少し下の階層に行くか?幸い俺は魔力炉心と魔力節約のスキルのおかげで常にメリュジーヌを現界させていくことができるから、大抵の敵はメリュジーヌが何とかしてくれる」
うん、もう言っちゃうけどこの後に出てくるミノタウロスもメリュジーヌにかかれば瞬殺だろうな。多分傷1つ追わせることもできないぜ?
「俺も魔力放出とか使えるようになってるから戦えるけど、正直俺が戦ったところで意味ねえ」
「うん、もうなんか、メリュジーヌさん1人でいいよねって感じだね」
「マスターは僕の隣にいてくれるだけでいいんだよ?それだけで力が湧いてくる」
「マジで頼もしいなおい」
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5階層まで降りた俺たちはさっきと同様各自モンスターを討伐している。3人でやってるから魔石の貯まりは早い。と、そろそろ来る頃かな?
「ヴォォォォォォォォォ!!」
「えええええ!?な、なんで5階層にミノタウロスが!?」
鴨がネギ背負って来たぁぁぁぁぁ!!はっはー!ノコノコと俺たちの前に現れやがって!三人が相手、しかもそのうちの1人は最強種だぞ!これは勝ちました
「まあ落ち着けよベル、こっちには最強のメリュジーヌがいるんだぜ?」
「そ、そっか!」
ていうか、常に魔力炉心で魔力を生成しながら魔力節約で消費魔力を軽減して魔力放出を使いまくれば俺でもミノタウロスを倒せるんじゃね?正直ミノタウロスにメリュジーヌは過剰戦力にもほどがある。そういやミノタウロスって言ったらアステリオスが浮かぶけど、アステリオスでもメリュジーヌは無理だろ
「俺もちょっとやってみようか……な!!」
俺は魔力放出を使用して驚異的な速度でミノタウロスに接近する、そして腰に下げている剣を抜いて胴体を斬りつけた。安もんだから通りは悪いけど傷はついているな。でもこの調子で行くとミノタウロスよりも先に剣が折れる。でもまぁ……
「ヴォォォォォォォォ!!」
「僕のマスターに手を出そうとするなんて、死にたいんだね?」
そう言ってメリュジーヌは腕についている鞘に水色の魔力を纏わせ、擬似的な刃を作り出しミノタウロスを斬りつける。当然さっきの俺の攻撃より圧倒的に深い傷を負ったミノタウロスは反撃の余地なくその場で魔石を残して消えた
「あ、相変わらず強え……」
「マスター、私頑張ったよ?」
「あ、ああ、ありがとうメリュジーヌ」
身長差も相まって撫でやすい位置に頭があるから褒めながら頭を撫でる。嬉しそうに微笑んでるその顔は控えめに言って超可愛いと思う。最強で可愛いとかもう無敵だろ
「あの、ここにミノタウロスが来たはずですけど……」
「あ、ああ、それならここにいるメリュジーヌが倒したよ」
「僕にかかればあの程度一撃だね」
メリュジーヌがミノタウロスを倒したすぐ後にやってきたのは長い金髪の女性。そう、アイズ・ヴァレンシュタインだ。こっちもこっちで可愛いいっ!!?
「マスター?今何考えてたの?」
「い、いやぁ!な、ななな、なにもぉ!?」
いだだだだだ!?ちょっと腕つねらないで!?おーい、メリュジーヌさ〜ん!?ごめんごめん!可愛いと思ったことは謝るからさ!そ、そうか、そういや愛が重いんだった!マスターに会えないからってカルデア滅ぼそうとしてたぐらいだもんね!
「………」
「ん、どうし──」
ギィィン!!
「は!?」
「に、兄さん!?一体何が起こってるの!?」
「いや、俺にもわからん!」
何故かアイズがメリュジーヌに攻撃を仕掛けたことに俺達は驚いて動揺していた。その反面、メリュジーヌは至って冷静だった
「何、急に?」
「………」
あ、そう言えばアイズってめっちゃモンスターに恨みがあるんだったっけ!?もしかしてメリュジーヌが竜の妖精だって事を本能で感じ取ったのか?
「マスター、あっちから仕掛けてきたんだ、僕が何をしてもこれは正当防衛というのになるよね?」
「メリュジーヌ!手を出すのは抑えてくれ!あんたも落ち着け!メリュジーヌは敵じゃない!」
「関係ない、モンスターは絶対に殺す」
「僕をあんな雑魚と一緒にしないでくれないかな?」
や、やばい!2人ともこのままあ本格的に戦闘開始しちゃいそうだぞ!?アイズもかなり強いけどメリュジーヌ相手はさすがに分が悪い……いや、どうなんだ?もしかするとメリュジーヌが俺に被害が及ぶことを考慮して手加減をするかもしれない
「だ、誰か来てくれぇぇぇぇ!!」
「アイズ、これはどういうことだい?」
俺の叫びに応じてくれたのか、声が聞こえた方を向くと……
「とりあえず、一旦剣をおろしてくれないかな?」
ロキファミリアの面々がいた
アイズならメリュジーヌを本能でモンスターの類と認識して斬りかかるぐらいはすると思ってます。勝てるかどうかは別として
ヒロインはどうするか
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召喚したサーヴァントのみ
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ダンまち側のヒロインも何人か