「ベル、お前最近どんどん強くなってるな。攻撃力とか速度とか、以前とは比べものにならないよ」
「うん、実は僕もそう思ってたんだ。理由は分からないけど何でかどんどん成長していってるんだよね」
まあ、ヘスティア様がベルにスキルの事は伝えてないからな。原作を読んでた俺には分かるんだよ
「しかしまぁ、俺たちが成長してるって言っても」
「ここから砕く!そこだ!切り裂け!」
「いくよ、アロンダイト!」
「これが越えられない壁ってやつなのかな」
「あはは……そうだね」
魔石を拾いながらメリュジーヌの戦闘を見てそう呟く。ベルは苦笑いで俺の言葉に頷いている。お、ドロップアイテムじゃん、ラッキー
「そういやベル、今日お前弁当もらってたよな?」
「え?あ、うん」
「確かシル・フローヴァだっけ?」
うん、豊穣の女主人のメイドさん?だったよな確か。んでまぁ、この後その豊穣の女主人に行くと思うけど。そこでロキファミリアも来るんだよなぁ。まぁ、今は面識あるから原作とはだいぶ違うけど
「店に来てくださいって言われてたけど、行くのか?」
「うん、僕は行こうと思ってるよ。もらう代わりに夜はお店で食べるって約束してしたから」
「あぁ、じゃあ俺も行こうかな。メリュジーヌも来るか?」
「マスターが居るところが僕の居るところだからね。もちろんついていくよ」
「よし、じゃあ夜のためにも動いて腹すかせとくか!」
「うん!」
俺達は魔物を狩りまくって魔石やドロップアイテムを集めまくった。換金したら5万ヴァリスになった。エイナさんにはまた5階層とかまで降りたんじゃないかと疑われたけどな。まあ、それはいいんだ。それよりも豊穣の女主人に行く前にホームに戻ってステイタス更新をしよう
────────────────
「はぁ……君達は本当にボクを驚かせるのが得意だね……」
「神様、どういうことですか?」
「マスターがどうかしたの?」
「いや、これランス君のステイタスなんだけどね?」
ヘスティア様はベルやメリュジーヌに俺のステイタスを見せた。本来は同じファミリアでもステイタスを見せるのはあんまよろしくないけど俺たちのファミリアはそこんとこいろいろ緩いんだよね。ていうかなんで本人が見てないんだよ。俺も見せてよ
ランス・クラネル
LV1
力:I63→I80
耐久:I72→I94
器用:I58→I79
敏捷:I46→I65
魔力:I82→H100
《魔法》
【】
《スキル》
【英霊召喚】
・英霊の座からサーヴァントを召喚するスキル。ランクアップ時にサーヴァントを1人召喚できるようになる
【現在の召喚回数《0回》】
【令呪】
・召喚したサーヴァントへの命令権。令呪での命令にサーヴァントは逆らうことはできない
【魔力放出】
・武器や自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出することで能力を向上させる
・絶大な能力向上を得られるが魔力を著しく消費する
【魔力炉心】
・常に体内で魔力を生成する。瞬時に大量に魔力を消費した際には生成が追いつかない場合がある
【魔力節約】
・サーヴァントの戦闘時やスキル使用時の消費魔力を軽減することができる
【戦闘続行】
・瀕死の傷を負っても戦闘が可能。決定的な致命傷を負わない限り生き残る
なんかスキル増えてんな。戦闘続行かぁ、傷を負っても戦えるのはいいけどできるだけ大怪我とかはしたくねえなぁ
「まあ、こんな感じでスキルが1つ増えてたんだ。ていうかなんだいこの戦闘続行って!瀕死の傷を負っても戦えるらしいけど、そんなことになる前にちゃんと帰ってくるんだよ!ベル君はもちろんランス君が傷ついたらボクは悲しい!」
「私もだよ、マスター。強い敵なら私が戦うからあんまり無茶はしちゃだめだよ?」
「ああ、気をつけるよ。でもそうなる状況がいずれ来るかもしれないから持っていて損はない」
「いいなぁ、兄さん……僕はまだスキルも魔法も持ってないのに……」
「ま、まあ、いずれベルにもスキルや魔法が発現するって!だからそんなに落ち込むな、な!?」
「そうかな……」
ねえ、珍しいスキルだから教えられないって理屈ならさぁ。俺のステイタスもだいぶおかしくない?だってまだLV1だよ?なのになんでこんなスキル持ってんだよ。まあいいけど
この後はベルのステイタスを更新した。だがベルがあまりにも成長速度が速いことについてヘスティア様に聞いたら。知らないと言ってヘスティア様は怒って出ていった。うーん、見てる分には楽しいかな!でもちょっとだけアドバイス……でもないけど一言言っといてやろう
「ベル。お前はもうちょっとヘスティア様の事を見ような」
「え、ど、どういうこと?」
「それは自分で考えろ。そうじゃないとダメだ。なあ、メリュジーヌ」
「私はどっちもどっちだと思うけどね。ヘスティアだって私みたいにアプローチすればいいのに」
いやぁ、みんながみんなメリュジーヌとかモルガンとか清姫とかみたいに恋人だとか夫だとか嫁ですだとか言えるわけじゃないから
「まぁ、とりあえずベルが誘われた店に行くか」
「うん、そうだね」
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「ここが豊穣の女主人」
「あ、来てくれたんですね。ベルさんにそのお兄さんと彼女さん」
「シ、シルさん……やってきました」
「はい、いらっしゃいませ!3名様入りまーす!」
俺達は席に案内されてそこに座った
「アンタ達がシルのお客さんかい?はは、冒険者のくせに可愛い顔してるねぇ。でも、もう1人の方はかっこいい顔じゃないか。それに可愛い子も連れて」
「マスターがかっこいいのは当然だよ。僕の恋人だからね」
「まあそういうことです」
「はは!お熱いねえ!」
「うう……僕も兄さんみたいなかっこいい顔だったらなぁ……」
「ベルも見る人によっちゃかっこいいと思うけどな」
「そ、そうかな……?」
俺達がそんな話をしていると目の前に大盛りパスタが2つ出てきた。デケェなおい。アルトリアなら余裕で食いそうだけど。まあそこまで大食いってわけでもないからメリュジーヌと分けて食べようかな。ベルには悪いが1人で食べてもらおう。何、ベルなら食えるさ
「メリュジーヌ、一緒に食べようか」
「うん、それじゃあマスター、あーん」
「お、マジ?あーん……うまい!メリュジーヌに食べさせてもらったことによって元から美味いパスタがさらにうまくなった!」
「もう、マスターったらー!もっと食べさせてあげるね?」
俺はメリュジーヌに食べさせてもらったりメリュジーヌに食べさせたりしてパスタを完食した。なんか横でベルがパスタが甘いとか言ってた気がしたけど気の所為だな。それになんか周りからも料理が甘いとか酒が甘いとか何とか。それも気のせいだろう
「そういやベル、さっき金額の計算してたけど、今はあの時もらった20万ヴァリスと今日換金した5万ヴァリスがあるんだからそんなに気にしなくてもいいだろ」
「いやでも、節約することに越したことはないから……」
「確かにな」
それはその通り、このままじゃ魔力の節約はできるのに金の節約はできないのかと言われちまう
「にゃあ!ご予約のお客様ご来店にゃ!」
ん?あー、確かロキファミリアが来るんだっけ?まあ特に用もないしあれだけど。黙っとくか。あ、ベルがアイズ見てソワソワしてる。ホント分かりやすいなお前
「ベル、そんな気になるなら行ってきたらどうだ?」
「へ!?い、いや!そんな僕は……」
「冗談だよ。こんなところであの人らと話なんかしたら他の冒険者たちにどういう事なんだとか思われかねない」
「そんな心臓に悪い冗談言わないでよ……」
「はは、わるいわるい」
うし、そんじゃあ帰るか。俺は席を立つ
「あら、もう帰られるんですか?」
「悪いなシルさん。俺はあまりこういう飲食店には長居しないタイプなんだ。飯を食ったらすぐに出る。いつもそうしてる」
「あ、ベルは別に居たければいていいぞ?別にお前も一緒に帰るぞなんて言うつもりはない。金はここに置いとくから」
「え、兄さん!?」
「それじゃあシルさん、ベルのことよろしく頼むよ」
「はい、お任せください!」
「美味かったよミアさん。また来る」
「ああ、いつでも来な!」
「ちょっ、兄さん!?1人にしないでぇぇぇぇぇ!!」
そんなベルの叫びを無視して俺はメリュジーヌとホームに帰った。あ、その後は寝たよ。メリュジーヌが布団に入ってきて添い寝になったけど。ひんやりしてて気持ちよかった
豊穣の女主人を砂糖の甘い匂いで充満させてしまうランス君とメリュ子
そういえばダンまち側のヒロインどうしよう。誰かランスのヒロインにしたほうがいいかな
ヒロインはどうするか
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召喚したサーヴァントのみ
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ダンまち側のヒロインも何人か