「ベル君、ランス君、メリュジーヌ。僕は何日か留守にする」
「何かあったんですか?」
「いや、友人の開くパーティーに顔を出そうと思ってね。久しぶりにみんなの顔を見たくなったんだ」
「ああ、そういう。俺たちは大丈夫なので存分に楽しんできてください」
「ランス君、君はこのヘスティア・ファミリアの団長だ。みんなのことは任せたよ?」
「もちろん」
「我が眷属ながら誇らしいね!」
そう言ってヘスティア様はホームを出ていった。それじゃあ俺らもダンジョンに潜りに行くか
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「フッ!ッラァ!ベル!そっちにゴブリン行ったぞ!」
「任せて!」
俺達はダンジョンでゴブリンの相手をしている。メリュジーヌにはちょっとだけ見学してもらってる。だってメリュジーヌが戦うと俺等の出番なくなるし
「しゃあっ!」
「勝ったね、兄さん」
「おう」
「僕ならもっと早く倒せたのに」
「いやぁ、メリュジーヌの強さはよ〜く分かってるからたまには俺たちに出番をくれ。な?」
「まあいいよ。戦うマスターはカッコいいからずっと見ていられるし」
「照れるなぁ」
「うっ、見せつけてくるなぁ」
「なんだ、羨ましいか?」
「そりゃあ、まあ……」
「なに、ベルもいつか可愛い女の子達からモテモテになる。俺が保証する」
「あ、マスターはあんまり優しさを振りまいちゃダメだよ?それは僕だけに向けてね」
「お、おお……」
いやまぁ、これからも英霊召喚はするからメリュジーヌだけに優しくするっていうのはちょっと難しくなる。別に推しはメリュジーヌだけじゃないしな。妖精国のキャラは特に好きだし。それに影の国の女王とかスパルタの王とか新選組一番隊隊長とかいろんなサーヴァントが好きなんですから。まぁ最推しはメリュジーヌだけど
「なに?その反応」
「いや、なんでもない」
「ほんとに?」
「ほんとに。俺、メリュジーヌにウソつかない」
「ならいいよ」
「さすがメリュジーヌさん、あの兄さんがまったく頭が上がらないなんて」
俺がメリュジーヌに勝てるわけないから。だって最強だし。まあそれはそれとして結構倒したしそろそろ上がろうかな
「よし、そろそろ出るか」
「うん、そうだね。魔石も結構集まったしね」
「うーん、弱いモンスターの魔石はあんまり美味しくないから私は要らない」
「そっか、んじゃあ今回の魔石は全部換金しようか」
俺達はダンジョン探索を切り上げてギルドに戻って換金した。大した額にはならなかったけどもうじき始まる
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あれから数日後、やっと始まった怪物祭に俺達は向かおうとしている。その道中でベルが豊穣の女主人の店員達にシルが忘れていった財布を届けて欲しいと言われていたのを見てそういえばそんなイベントあったなと思い出した。まあそれはそれとして現地に到着したわけだが……
「賑やかだなぁ」
「こ、この中からシルさんを探すのかぁ……」
「人探しはベル1人でやってね。僕はマスターとデートするから」
「悪いベル、メリュジーヌをほっとくわけには行かないんだよ。ホットイタラナニスルカワカンナイシ」
「マスター、なにか言った?」
「いや、なにも?」
「そ、それはいいんだけど」
「んじゃ、そういうことだから」
そう言って俺達はベルと別れてお祭りデートを満喫することにした。屋台で飯食ったり、モンスターと人間が戦ってるのを見たりと色々なことをした。そして常にメリュジーヌと手を繋いでいるから周りから視線が刺さる。微笑ましいものを見るような視線や嫉妬のような視線を感じた。後者に関してはどうせ男だろうから逆に見せつけてやった。面白かった
「結構楽しんだな。メリュジーヌは満足したか?」
「そうだね。何の邪魔も入らない2人きりの時間がたくさんあって楽しかったよ。でも、まだ足りないからもっと楽しもうね!」
「おう」
「あ、兄さん!」
「お、ベルにヘスティア様」
「や、ランス君。君もメリュジーヌとデートをしていたんだろう?」
「ええ。そういうヘスティア様も、うちの弟と楽しんでたんでしょう?」
「まあね!」
そういやベル、シルは見つかったのかな。一応聞いとくか
「ベル、ちゃんと財布は届けたか?」
「いや、それが見当たらなくて……」
「じゃあ早く探さないと。ほら、行って来い」
「うん────」
『モ、モンスターだぁぁぁぁぁぁぁ!?』
そんな叫び声が聞こえるとともに、道のど真ん中にモンスターが現れた。ああ、このイベントかぁ……確かシルバーバックだったかな。こいつをベルが倒すってことだったけど……
「ベルッ!!ヘスティア様を守れ!!」
「えっ!?」
俺がそう言うと同時にシルバーバックがヘスティア様に襲いかかろうとした。しかし俺が魔力放出で強化した身体能力で後頭部を蹴り地面に叩きつけることで阻止する
「ベル、あれはヘスティア様を狙ってるみたいだ」
「え!?神様なにかしたんですか!?」
「してないよ!初対面だし!」
「ですよね!?」
さてどうするか……まぁ、ここはベルに任せよう。どうせこの後ヘスティア様からナイフ貰うし。ていうか俺と一緒に鍛えることで原作よりもそこそこ強くなってるしまあいけるだろ
「ベル。こいつはお前に任せる。必ずヘスティア様を守り抜け」
「ぼ、僕一人で!?」
「なにを言ってるんだランス君!ベルくんと君でやれば勝率は上がるはずだ!なんならメリュジーヌだっているんだ!」
「ヘスティア様」
「ッ……!な、なんだい?」
「ベルを信じてください。ベルは貴方の眷属であり……俺の弟です。だろ?ベル」
「わかった……わかったよ兄さん!必ず兄さんの期待に応えてみせる!」
「その意気だ!」
さて、なら俺はメリュジーヌと一緒に街に出てきてるモンスターを狩りに行くか
「メリュジーヌ!俺達は街にいるモンスターを狩りに行くぞ!」
「せっかくまだまだマスターとデートしようと思ってたのに……」
「あ、やばい」
「マスター、僕は先に行くよ。マスターとの時間を潰した害獣どもを滅ぼさなきゃ」
「街は、壊さないでね……?」
「うん」
メリュジーヌは返事をした瞬間凄まじい速度で飛んでいった。速え……いやそうじゃない。俺も行くか
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はい、俺もモンスターを狩るために街中を走り回ってるんだけど……居ないですね。ほとんどブチ殺されちゃってます。あれ、これ俺いらなくね?任せた手前ベルを手伝いにはいけないし……
「さてどうす……」
ドォォォン!!
は?爆発音?あ〜……これソード・オラトリアの方で見たな。確かなんか花の化け物出てくるんだっけか……やばいじゃん!!
「ウオオオオオオオオ!!」
一番近いのは俺だったから襲われそうになってた人を抱えて化け物の攻撃を回避した。街の人を降ろして逃がした俺は化け物に向き直る
「あ、君は!」
「ん?」
「あの時アイズが攻撃した子の隣にいた男じゃない」
「ロキ・ファミリアの皆さん!あ、俺はランス・クラネルです。以後お見知り置きを」
「今自己紹介してる場合じゃないでしょ。あなたは逃げなさい。ここは私たちが何とかするから」
「いやいや、これも経験───おっとぉ!?」
あっぶね!?もうちょっとで腹ぶち抜かれるところだった。お返しだ!
「うおらぁ!」
「え、速くない?」
「彼は駆け出しの冒険者だったはず……」
魔力放出使ってるからな!そりゃ駆け出しがスキル持ってるとか思わねえよな!つーかなんだコイツかってえな!
「私達も負けてられないね!」
「ええ、駆け出しばっかりにいい顔させるもんですか!レフィーヤ!様子見て詠唱を!」
「は、はい!」
「僕を差し置いてマスターと一緒に戦うなんて、いい度胸だね」
メ、メリュジーヌ!!うおおおおお!!勝った!まあ別に本来なら俺たちいなくても勝ってるけどいるならいるでもっと楽に勝てるよねって話!……でもここってレフィーヤが覚悟決めるとこじゃなかったっけ?うーん……邪魔したくないのは山々だけどメリュジーヌが来たなら絶対瞬殺だしなぁ……て、なんか増えてメリュジーヌに集中攻撃しようとしてるぅぅぅぅぅ!?
「メリュジーヌ!もう宝具使っちゃっていいから!そのバケモン共殺っちゃってくれ!」
「わかったよマスター」
「一撃、一瞬で終わらせる。切開剣技、開始!繋げ『
うん、心底こっちの宝具でよかったと思う。これが『
「お疲れ……てほど疲れてもないか」
「でも、僕頑張ったよ?」
「ああ、ありがとう!」
マジ強え
「え、つ、強!?」
「あれを一撃……」
「凄い……」
「確かに、物凄い威力の攻撃でした……」
ロキ・ファミリアの人たちも驚いておるわ!さすが最強種。まあ、もう疲れたから帰ろ。ベルももう終わってるでしょ
俺とメリュジーヌは二人でホームまで帰った
ランクアップしなきゃ他のサーヴァント召喚できないけどいつランクアップさせようか
ヒロインはどうするか
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召喚したサーヴァントのみ
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ダンまち側のヒロインも何人か