貴方のことが好きすぎるゼンゼロ女子だなんてそんな   作:究極進化さむらい(2歳)

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まぁーじキャラ崩壊注意


瞬光に思いっきり甘えた後に素っ気なくしようとしたら泣きべそかかれて痛い目に遭った話(葉瞬光)

 

 

人は誰しも、内に欲望を抱え込んでいるだろう。

貴方も当然そうだ。

エッチなお姉さんに養われたいと思っているし、お菓子とゲーム三昧の日々を過ごしたい。

そんな事日々思っているが、決してそれを表に出さず自制をしている。

 

しかし、どうしてもこの欲望を解き放ちたくなる時というのは、訪れてしまうのだ。

それはきっかけがあるわけでもない、ふとした時に突然やってくる。

貴方の脳内は一つの欲望に縛られていた。

 

 

瞬光先輩に甘え散らかしたい

 

 

貴方は自らが尊敬の念を抱いている姉弟子に、情けなく甘えてみたい欲求が抑えられなくなっていた。

あの出るところは出ていて引き締まっているえちえちボディを堪能したいと考えてしまったのだ。

自分でもどうかしているとは思う。

ただ、もう貴方にはこの欲求を押さえつける精神力など持ち合わせていなかった。

 

とにかく瞬光先輩に甘えたい。

無条件に甘やかして欲しい。

 

そう思った貴方は、瞬光が稽古の休憩をしている隙を見計らって、彼女の元へ向かった。

 

◆◆◆◆

 

「あら、アナタ。珍しいわね、こんな時分に寄って来るなんて」

 

 

貴方の姿を見た瞬間、瞬光の表情が和らいでいくのが分かる。

瞬光は、この世で彼女に勝る美貌の持ち主はいないと思わせる程の笑みを浮かべていた。

先程まで少し難しそうな顔をしていたというのに、この表情の変わり様はもう自分の事を好きなんだと思う他ない。

 

そんな様子の瞬光を愛おしく思いながら、貴方は甘える為の言い訳を捻り出す。

 

 

"喉が乾いたので茶を頂きに参りました"

 

「そう、今淹れるわね」

 

 

瞬光はそう言いながら、懐から湯のみを取り出し水筒の蓋を開けた。

 

貴方は先輩のくびれエッチだなぁ、なんて最低なことを考えながら彼女の背中を眺めていた。

すると、背後から覗く尻尾がユラユラと楽しそうに左右に揺れているのが目に入る。

 

モフモフで、フワフワで、とっても柔らかそうだ。

思わず顔を埋めてしまいたいと、全身に感じさせてしまう。

なんてけしからん尻尾であろうか。

 

そして、瞬光は準備を終えたのか、自身の傍らへ茶を入れた湯のみを置いた。

 

 

「さ、ここに座って。たくさん飲んでいいからね」

 

 

彼女に言われるがまま、貴方は腰を掛けようとするが少し思い留まる。

瞬光が座るよう促している場所では、少し隙間が空いてしまい存分に甘えられないではないか。

そんな事を0.02秒の内に感じ取り、瞬光の真隣に座る事を0.0012秒の内に判断した。

 

 

「!?……こ、こんな近くに……」

 

 

瞬光は何故だか戸惑っていた。

別にただ隣へ座っているだけだろうに、顔を真っ赤にさせている。

確かに体は密着しているが、幸いにも今日は風が吹いており涼しい環境だ。

熱くはない筈だが、何故かとても赤くなっている。

 

 

「そ、それじゃあ、はい。お茶をどうぞ………って、ふぇ!?!?」

 

 

お茶を差し出された貴方は、それを受け取ろうと手を伸ばす、と思いきやその手をスルーし、代わりにお茶を持った瞬光の手首を握りしめた。

そしてそのまま、空いている方の手を結び合わせるように握る。

俗にいう恋人繋ぎと言う奴だ。

柔らかく、しなやかで細い指からは、とても彼女の実力を感じさせない。

こんなにも華奢なおててをしているのに、虚狩りであると言う事実はギャップ萌えを引き起こすだろう。

 

 

「どうしちゃったの…?今日なんか変だよ…!?」

 

"飲ませてください"

 

「………えっ?」

 

"お茶、飲ませてください"

 

 

困惑する瞬光を置いてけぼりに、貴方はフルスロットルで甘えまくる。

もう赤子とは程遠いが、貴方は母親に甘えるようにお茶を自分に飲ませる事を促す。

もう何が何だか分からなくなっている瞬光は、貴方からの熱烈な視線に耐えかねてお茶の入った湯呑みを口元へ近づけた。

 

そして、彼女はお茶を自身の口内に含み。

 

 

「んちゅ……はぅ……っぇ…んっ……ちゅ……♡」

 

 

口移しをしてきた。

そう言う意図で行ったのではないが、瞬光の口内で少し温くなったお茶はとても美味しく感じる。

お茶を移し終えた瞬光は、唇を離そうとするが貴方はすかさず彼女の掴んで阻止した。

突然の事に非常に驚いているのが伺えるが、そもそも口移しを始めたのは瞬光なので何も問題はない。

 

 

「んじゅ♡……んくっ♡…んぃっっ……!!」

 

 

舌同士淫らに絡み合うベロチューだ。

夢にまで見たベロ入れたキスを、貴方はあの尊敬する姉弟子としているのだ。

夢なんじゃないかと思ったが、こんなにも心地良い気持ちは夢ではあり得ないだろうし、そもそもここへ来る途中で派手にすっ転んで痛かったのは確かである。

 

 

「……ぷはぁ……はぁ…♡……っあぁ♡……ほ、本当に……どうしちゃったの……?」

 

 

とろーんとした瞳で、貴方を視界に捉えている瞬光。

そんな目で見つめられたら、もっと彼女の事が好きになってしまうではないか。

冷めやらぬ興奮を、何とか抑えながら貴方は瞬光の膝に頭を乗せる。

 

 

「こ、今度は…何をしてほしいの…♡?」

 

"眠いので少し寝かせてください"

 

「眠くなっちゃったんだ……」

 

 

膝に頭を乗せた貴方を拒絶することはなく彼女は少し残念そうにしている。一体何を期待しているのか

情緒が忙しい貴方に、瞬光は戸惑うことしか出来ないが何だか彼女も満更ではなさそうだ。

頼んでもいないのに頭を撫でてくれているのがその証拠であろう。

瞬光の太ももは非常にスベスベしており、もっちりフワフワでこの世の枕全てを凌駕する至高の一品であることは語らなくとも伝わる筈だ。

 

 

「何だか、今日の貴方は赤ちゃん見たいね。ふふ……よしよし」

 

"すみません、少しだけ仮眠を取らせていただきますね"

 

「えぇ、気にしなくていいわ。ワタシのお膝で良ければいくらでも使ってね」

 

 

そう言って、貴方はナデナデされながら眠りに落ちた。

 

 

 

────

 

 

 

瞬光に甘え始めてから、丁度一週間が経過していた。

毎日毎日膝枕をしてもらい、飲み物は口移しで飲ませてもらう。

食事をする時も、あーんして食べさせてもらっていた。

更に更に入浴時も一緒に入っている。

正直に言うと夢のような生活であった。

 

何もしなくても瞬光が身の回りの事をやってくれて、自分は適当に呆けているだけと言う。

夢に見ていたあの生活を送れているではないか。

 

しかし、その夢のような生活に終わりが訪れた。

そう、貴方は気付いてしまったのだ

 

 

あれ、自分のやってること結構まずいのでは?

 

 

それに気づいたのは、昨夜。

瞬光と一緒に就寝している時に、何だか恋人みたいだなぁ、と思った瞬間であった。

普通の恋人はお茶とか口移しで飲ませないよなぁ、毎回毎回あーんして食べさせてもらわないよなぁ、一緒にお風呂入らないよなぁ。

そもそも恋人じゃないよなぁ

 

 

全てに気づいた瞬間、貴方は顔を真っ青に染め上げた。

なんてとんでもない事をしてしまったのだろうか。

あの虚狩りの瞬光に、とんでもないセクハラをしていたではないか。

 

貴方は飛び起きた、やべぇやべぇと冷や汗をかいた。

そして考えた。

 

 

そうだ、少し瞬光を拒絶して前々での関係を取り戻そう、と。

そして、実行に移すことにした。

 

 

「ねぇ……どうしちゃったの?貴方がワタシよりも早く起きるなんて……それに、まだおはようのぎゅーしてないのに…」

 

 

早速だ。

貴方はこの寂しそうにしている瞬光を拒絶せねばならない。

もうこんな事は辞めなければならないんだと、説得しなければならないのだ。

 

 

"な、なんか。今日は気分じゃなくて"

 

「そ、そうなの…?そっか…」

 

 

ひよった、完全にひよった。

貴方は臆病者だった。

目の前で寂しそうにしている、憧れで大好きな瞬光を傷つける行為は出来なかった。

今でさえシュンとしていて、もう少しで泣き出しそうであるというのに。これ以上傷つけてしまうのは御免だ。

 

そんな事を思っていると、突然貴方の手を瞬光が握りしめた。

その感触から彼女の手が震えているのだと気づく。

恐る恐る視線を、手から顔の方へ移すと涙目になっている彼女と目があった。

 

 

「なにか……気に触るようなことしちゃったの……?」

 

"え"

 

「もうワタシの事……好きじゃなくなったの?」

 

"ちょ……しゅ、瞬光先輩"

 

「ねぇ……ワタシ、何かしちゃったのなら謝るから……!おねがい……ワタシのこと嫌いにならないでぇぇ……!!」

 

 

瞬光は貴方に縋り付き、声を押し殺すように泣き始めてしまった。

突然の事で動揺が止まらない。

まず、好きじゃなくなったという点においては誤解であるし、瞬光の事を嫌いになんてなってないし嫌いになる事などあり得ない。

と言うかここまでの事をしてきて、嫌いになるなんてことは無いだろう。

 

貴方はとりあえず落ち着かせるため瞬光を宥めようとするが、嗚咽を漏らしながら号泣している彼女を落ち着かせることは容易ではない。

むしろ酷くなって行く一方であった。

 

 

「……ぐすっ……ひぐっ……師匠のお風呂は入ってる所見てたの…そういう事、なの?」

 

''え''

 

「師匠の方がおっぱい大っきいから……ぐすっ…ワタシ、もう要らないの……?…っぁ……ぅぐ、お願いだから師匠の物にならないでっ…!」

 

 

何でバレてんの、そう思う他なかった。

ここ最近、テンションがバグっていたと自負しているが、普通に考えたら最低すぎないか?と考えてももう遅かった。

兎に角瞬光を慰め続ける。

嫌ってなんかないよ、瞬光が一番だよ、昨日のは気の迷いだよ。

と刺激しないように、慎重に、言葉を選びながら。

 

 

「んぐっ……ほんと…?……ワタシがいちばん?ししょうのものにならない?」

 

"ならないならない"

 

「じゃあ、じゃあじゃあ。ぎゅーってして?」

 

 

何か師匠に対して失礼だな、と感じながら抱擁を求めてくる瞬光を優しく抱きしめる。

 

 

「ちゅーしよ、ちゅー」

 

 

そう言って若干幼児退行しながら更にキスをせがんでくる彼女を見つめながら、貴方は一つ思う

 

 

 

とんでもない事をやらかしてしまった

 

痛い目に遭った貴方は、二度と遊び半分で人に甘えたりしないと誓うのであった……………いや限度があるだろ限度が

 

 




皆んな感想いっぱいくれ。


うぃーす、さむちゃんです
最近別の事に力入れてたんで投稿してませんでした。
Twitterみれば何してたか分かるんで、興味あればぜひー

と言うわけで瞬光です。
いやそりゃあ元から大好きだったのに、オープンで甘えてきてくれたら好感度限界突破するよね。
泣きべそかいてるのは僕の性癖です。
本当はししょーに寝取られる展開を考えていたんですが、流石にまずなぁ、とかししょーはそんな事しねぇだろと思って没にしました。

瞬光は主人公を甘やかさないと生きていけないし、主人公は瞬光に甘やかされなければいけなくなった。
これが共依存ってやつかぁ

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