貴方のことが好きすぎるゼンゼロ女子だなんてそんな   作:究極進化さむらい(2歳)

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白い姉弟子に遊ばれちゃう話(白瞬光)

 

 

不可解な物事など、この世界においては珍しい物ではない。

エーテリアスと言う化け物も存在するし、それらを討伐できる力を持った者達もいる。

 

貴方も色々な修羅場を経験しているからか、並大抵の事には驚かない自信が胸の内に宿っていた。

だからこそ、自分の想定を超える物事には脳が理解を拒んでしまうのだ。

 

 

「アナタの体温、とっても暖かいのね…」

 

 

貴方は今、尊敬する姉弟子と熱烈なハグをしていた!!

何故か知らないが、いつも栗色であったはずの頭髪と大きな尻尾は白く染まっている。

唖然としている貴方を他所に、姉弟子である"葉瞬光"は今貴方の体に抱きついていた。

 

頭髪や尻尾の色が、普段とは真逆のカラーに染まっている事にも驚いた。

しかしそれ以上に貴方を驚愕させたのは、彼女と遭遇して開口一番に抱きしめられた事であった。

 

 

「ワタシは今凄く心地良い気分。アナタはどう?」

 

白い瞬光は、貴方の耳元で優しく、艶めかしい声色で囁いている。

その声に貴方は大いに戸惑いながらも、必死に今の状況について考えようと脳をフル回転させた。

 

この白瞬光は本当に自分が知っている姉弟子なのだろうか。

誰かの偽装、にしてはあまりにもそっくりであるためその説は薄いであろう。

瞬光が自分をからかっているのでは、否、瞬光はこの様な悪戯をする性格ではないはずだ。

 

そんな必死に考察をしている貴方に、自分が目に入っていないことに苛立ったのか、白瞬光は胸に抱き寄せていた貴方の顔を両手で掴み、目と目があうように固定させた。

 

脳の中では、聞かなければならない事を遮るように。

凄く顔が良い、なんて言葉しか浮かんでこない。

 

 

「ねぇ、何とも思わないの?……それとも、気持ち良くて何も言えないのかしら」

 

 

貴方の表情を見て、言葉を発さない理由が後者であると確信したのか、白瞬光は再び貴方を胸に抱き寄せた。

何も思わない、なんて事を貴方が出来るわけがなかった。

混乱の渦に巻き込まれながらも、貴方は瞬光のやわらかボディの感触を確かに堪能していた。

 

貴方の脳内は今、瞬光の存在に侵されている状況にあった。

 

"あねでしのおっぱいやわらかい"

 

"あねでしのおはだすべすべ"

 

"あねでしのしっぽふわふわ"

 

 

語彙力が3歳児レベルに達してしまうほどに、瞬光の肢体は魅力的だった。

しかし、こんな事をしている場合ではない。

聞かなければいけないことが山の様に積み重なっている。

 

あんたは本当に姉弟子なのか、姉弟子だとしたらその姿は一体何なのか、そして自分をどうするつもりなのか!!

 

3歳児のレベルまで急降下した貴方の力を振り絞り、言葉を発した。

 

 

 

あねでしのおっぱいだいすき

 

「アハッ!素直な良い子ね、それでこそワタシの弟弟子……♡」

 

 

 

駄目そうである。 

 

貴方の素直な感想に、白瞬光はとても嬉しそうに微笑んだ。

そんな表情を魅せられれば、貴方の心中にある欲求は次第に大きくなっていく。

もう止められない、止める必要もない、とにかく瞬光の魅力的な体を堪能したい。

 

そんな欲望が脳内を埋め尽くそうとした時、──ふと、体に浮遊感を覚えた。

目を開けると、そこには先程までの谷間ではなく、美しい青空が広がっていたのだ。

 

何が起こったのか、理解する前に貴方は地面に叩きつけられる。

意識がなくなる前に、最後に見たのは慌てた様子で駆け寄ってくる、いつもの葉瞬光の姿であった。

 

 

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 

 

「───それで、恥ずかしくなって投げ飛ばしちゃったんですね」

 

「ご、ごめんなさい……」

 

 

貴方を抱きしめている最中に、白い瞬光から普段の瞬光に戻った彼女は、貴方の意識を取り戻そうと思い一度引き剥がそうとした。

しかし、勢い余ってか軽く屋根を越える高さまで投げ飛ばしてしまったのだ。

 

先程まで貴方を抱きしめていたことへの羞恥もあってか、落下してくる貴方を受け止めきれず……そして今に至る。

 

 

「お弟子さんが起きたらちゃんと謝るんですよ?」

 

「わ、わかってるよ……福姉さん……」

 

 

瞬光は、気絶している貴方の頭を撫でている橘福福に、軽く嗜められていた。

自分以外の女が触らないでほしい、と少し嫉妬の念を抱いているのは秘密。

 

 

「それにしても、やっぱり瞬光ちゃんはお弟子さんの事大好きなんですね!!」

 

「………その通りですぅぅぅぅ………」

 

 

顔を真っ赤に染めながら、その場へ座り込む。

未だに目を覚さない貴方を見つめながら、瞬光は自身の胸をもみゅもみゅと揉んでみる。

 

 

(もう、好きなのバレちゃったよね………じゃあ、我慢する必要も……)

 

 




次回!
怪奇!妖怪「ハグ待ち姉弟子!」ぜってぇ見てくれよな


 
お久しぶりでっす!
最近ナイトレインばっかやっております。
さむらいです

俺は何を書いているんでしょうか。
すごく書くのが難しかったです。
白瞬光の妖艶さを引き出すのはソロの復讐者ぐらいむずい。

前述にもある通り、次回も瞬光です。
本当は白瞬光通常の瞬光どっちも書こうと思ったけど眠すぎるので一旦上げます。

おやすみなさい
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