貴方のことが好きすぎるゼンゼロ女子だなんてそんな   作:究極進化さむらい(2歳)

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愛し愛 (アンビー)

 

 

人が住むには些か小さく、最低限雨は凌げるが、大きな衝撃が訪れたらその瞬間崩れてしまいそうな。

もはや家とは言えない、ボロボロで物置小屋の様に狭い場所。

そんな小屋の中で、貴方は今日も一日を過ごす。

 

中身の綿が布地を突き破り、クッション性が失われた事で座り心地が非常に悪くなった座布団に腰を掛け、窓の外を見ながら惚けていた。

外では雨が降っており、雨粒がガラスに当たる音が眠りを誘う様に響いている。

このまま目を瞑ってしまえば、すぐ眠ってしまいそうだ。

 

嫌なことを全部忘れ、今の現状から目を逸らすためにも睡眠に逃げてしまおう、と貴方は考え雨音をBGM代わりにして瞼を閉じようとする。

 

 

「ただいま。今帰ったわ」

 

 

ギシギシと脆い音を立てながら小屋の扉が開き、全身くまなくずぶ濡れになった少女が入って来た。

この小汚い場所に似合わない銀色の髪は雨により湿っており、髪先からは水滴がポタポタと垂れている。

 

"おかえり、アンビー"

 

「えぇ、ただいま……ん…もしかして、眠っていたの?」

 

貴方にアンビーと呼ばれた少女は、睡眠の邪魔をしてしまったかと申し訳なさそうな表情を浮かべる。

しかし、貴方はただ黄昏ていただけだから平気だよと答えると、先程と一転してアンビーはホッとしたような表情を浮かべた。

 

ずぶ濡れのままでは冷たくて寒いだろうし風邪を引いてしまうと思い、貴方はアンビーにタオルを差し出して、体を拭くように促す。

アンビーは、薄くて柔らかみを持たぬタオルを受け取って髪を拭き、続いて肌を拭くために服を脱ぎ始める。

貴方は慌てて目を逸らし、目のやり場に困って視線を床に向けた。

 

「貴方になら、見せても構わないけれど」

 

そんな貴方の童貞丸出しで初心な反応に、アンビーは恥じらいなど一切ないといった様子。

自分のプロポーションに自信があるのか、真偽は定かではないが非常に勇ましい仁王立ちであった。

ちょっとは隠してくれ、と思っているとアンビーは生まれたままの姿で貴方の横へ腰を掛ける。

 

アンビーのスベスベでモチモチの肌の感触が伝わってくる。

2つの程よく大きく実ったモノが、貴方の腕を包み込むと、それはマシュマロ何か比にならない程の柔らかさを感じた。

そんな状況に思わず心臓が飛び跳ねてしまう。

慌てた様子でアンビーに少し距離を取るように促すが。

 

「替えの服なんて無いし、今はこうして人肌で暖を取るのが最適よ」

 

「それに……貴方を感じていたいの……」

 

アンビーは安堵の表情を浮かべ、貴方に自身の体を預けている。

こんな状況だと言うのに、彼女は幸せそうだ。

 

以前まで、貴方とアンビーの関係性は研究員と実験対象といった仕事上の関わりしか無かった。

使い捨ての道具に、情なんて抱いてはならないと決めていたが。

アンビー達と交流を重ねていく内に、彼女が所属していたシルバー小隊の兵士達を

ただの実験道具ではなく一人の人間だと思ってしまったのだ。

 

何とかして彼女らを生かそうと、貴方は防衛軍に訴えかけてみたが、貴方の訴えによって生み出された物など一つも無く、只々無意味であった。

貴方は彼女らに深く関わりすぎた、邪魔になると判断されてしまい防衛軍をクビになってしまい、それからは退廃的な生活を繰り返している。

 

そんなある日、旧都近郊のホロウにて倒れていたアンビーを発見し、旧知の仲ということで保護したのが切っ掛けである。

しかし、貴方は既に職を失っておりとても幸福と言える生活は送れていなかった。

アンビーを拾ったのが、自分ではなければ。

今頃、彼女は幸せな生活を送れていたのではないか。

でも、アンビーが自分の元から離れていったらどうすればいいのだろう。

 

貴方はそんな事を考えてしまった。

 

「貴方が傍にいるのなら、それ以外は何も要らない。私は今が幸せだから」

 

貴方の考えを見透かしているかのように、アンビーはそう囁いた。

とてもやるせなくて、申し訳ない気持ちが溢れてしまい貴方はアンビーを抱き寄せた。

何も言わずに、アンビーは貴方の背中に手を回し、優しく抱きしめ返してくる。

 

「こうやって抱きしめあって、ご飯を食べて、一緒に寝て、貴方といる時間は幸せよ。」

 

静かに優しく暖かく貴方への愛を囁くアンビーへ、自分も幸せだ、と貴方は返す。

アンビーは貴方を愛していて、貴方もアンビーを愛していた。

そこは、どうしようもなく退廃的で、寒くて、貧困なはずなのに。

そこには、確かに愛と幸せが溢れていた。

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

"そろそろ……裸はマズイよ"

 

「愛し合う2人に、衣服は隔たりにしかならないわ。あなたも脱いでちょうだい」

 

"は、はずかしい"

 

「大丈夫よ。貴方の裸は既にもう見たことがあるし、恥ずかしいものなんかじゃないから」

 

"えいつ見たの"

 

「はーいヌギヌギー」

 

"え、えっち"

 

「ガウゥゥ、〇〇のエッチな姿で私は獣になってしまった。襲わずにはいられないー」

 

"きゃぁぁー"

 

 

 




ある作品からインスピ受けました

やっとアンビー書けたよぉ
退廃的な生活と、共依存が好きなので……こんなんなっちゃった……

アンビーとアリスが最推しなのに書いてなかったの謎すぎる。
俺は自由の奴隷だ
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