蒼穹の魔王 ~F-2乗りのクソバカエース、異世界にて絶望的劣勢を覆す~ 作:サークル『熊の巣穴』
概要
葦原 (あしはら)は極東に位置する国家。
長年戦乱状態にあった葦原を大和幕府が統一して数百年経つも正式な国号は定められておらず、『葦原』・『葦原国』・『葦原帝国』・『大葦原帝国』等、統一されていない。
本州葦原・御代之島・筑紫の3島を中心とした島国であり、すぐ東には果ての海が広がっているという地理から東部から迫る外敵への備えが不要となる一方で、世界中のあらゆる主要航路から離れた辺境でもある。
資源
あらゆる資源に恵まれていた時代があったが、無計画な採掘によって大多数の鉱山が枯渇。
富国強兵の一環である殖産興業により農地の大多数が工業地帯となり、錬金術の素材となる山地の木々は伐採され無数の禿山が量産された。
安全・環境への配慮が至らない工場では汚染物質の流出が野放図に行われ、錬金術によって生産された浄化剤による浄化は間に合わず、浄化剤の生産も素材の枯渇によって滞っている。
極東の大破壊後の葦原は汚染や資源の枯渇がさらに悪化し、復興を妨げる要因のひとつとなっている。
産業
奥葦原と夷俘島では一次産業が盛んで、米をはじめとした様々な農産物が生産されていた。
一方、本州の大部分では富国強兵策として様々な工業が発展し、中でも播磨型戦艦を製造した技術については世界各国からの注目を受けていた。
葦原政府が葦原を掌握後、保護地とされていた奥葦原や夷俘島でも工業化が進み、森林や農地は減少。
この事件が極東大戦の直接的な引き金とされている。
政治
央暦1969年までは大和幕府による封建制度が敷かれていたが、葦原内戦により転覆。
葦原政府が発足し、央暦1980年には正式に大政奉還がなされるも、国家元首である帝に実権はなく、少数の神祇官が政治を動かし続けた。
央暦1995年1月、極東大戦での戦況悪化を鑑みた葦原政府は極東の大破壊を起こし、超帝国・合衆国、そして葦原の東海(葦原海)側が壊滅。
2月には体勢を立て直した合衆国・超帝国連合軍は葦原本州への侵攻を開始し、その戦闘は1998年まで及ぶも、首都武揚陥落を機に葦原政府は連合軍に全面降伏。
現在、葦原は武揚を境にふたつに分かれ、西半分が合衆国を、東半分を超帝国が、夷俘島をリールランド神聖国が租借地としている。
極東の大破壊による被害
極東の大破壊においては、東海側の地域は超帝国沿岸部に並ぶ被害を受けた。
特に筑紫の西半分は地盤沈下と津波によって海中に没し、筑紫各都市は現状でも復興の目途が立たず、犯罪組織や外国勢力の潜伏先として選ばれている。