類似性フラクタル   作:荻谷

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[chapter:4a]

 

 

「着きました」

 車が止まったのは、町工場が連なる地帯の一角であった。大阪港を出てから車で一時間もかからない距離だったので、まだ外は充分に明るい。

 車を降りてすぐ、浄龍は周りをぐるりと見渡した。周囲にある幾つかの工場からは機械の音が聞こえてくる。金属同士が擦れる鋭い音から、蒸気が噴出する音。他にも様々な人工の音が入り混じって、なかなかに騒がしい。

 車が止まった場所もそんな工場の一つだ。だが随分前に閉鎖しているらしく、看板は掲げられていない。加えて長期間の放置からか、外壁が風化で錆びついている箇所が所々に見受けられる。窓も汚れでくすんでおり、外から見る限りだと中の様子が全く伺えなかった。

 坂東の案内で入口の大きなドアを抜けた先は、騒々しさとはかけ離れていた。まるで別世界のような光景が目前に広がる。

 

 最初は暗く感じたが、窓から差し込んでくる陽の光は充分にある。建物の内部を良く見渡せば、外から見た時に感じた通り、広さはさほど無い。工場ということもあり、少し手狭なホールかバスケットコート程度だろう。

 元々中にあった機械は殆どが撤去されているようだ。機械が置かれていたらしき跡もあるが、それでも見た目よりかは随分と広く感じる。外界と遮断された独特な空気と静けさが漂い、時が止まっているかのような錯覚を受けた。

 ひんやりとした空気とカビ臭さ、そして外から差す西陽を受けて舞う埃が見える。廃墟独特の荒廃感に加え、長年の経験が感じ取っている異質な空気。浄龍は先程からこれらを肌で感じ取っていた。

 丁度、中央付近へと進んだ辺りで浄龍とチカは足を止めた。西陽だからか陽光は奥の方にも行き届いており、僅かに朱が混じり始めた光が、まだ残っている機械と積まれた廃材を照らす。機械と廃材の脇に二つの人影を捉え、浄龍は目を細める。ほぼ同時に、隣を歩いていたチカが叫んだ。

「おばさま!」

 チカが叫んだ時には、浄龍も二人のうち一人――椅子に座っている女性の顔を捉えていた。座っている様に見えたが、実際は椅子に縛り付けられている。チカが叫んだ通り、写真で見た前田 凛で間違い無い。見る限り憔悴はしているものの、怪我は無さそうだ。そして彼女の横に一人立っているスーツ姿の男にも浄龍は見覚えがあった。

 叔母がチカの声を聞いて、驚いたように顔を上げる。浄龍とチカの姿を見た途端、彼女の顔が険しくなるのが遠目でもハッキリと分かった。

「チカちゃんも捕まったの!?」

 チカは叔母が発した言葉の意味が理解できなかった様だが、浄龍は瞬時に察する。

 駆け寄ろうとしたチカの肩をとっさに伸ばした腕で浄龍は止める。叔母が「逃げて……!」と叫んだのは、殆ど同時だった。

「動くな!」

 直後。浄龍の背後から、坂東の鋭い叫び声が工場内に響き渡る。

 なおも叔母の方へ駆け寄ろうとするチカに対して、浄龍は腕に力を込める。状況が理解出来ないチカが振り返り、浄龍に対して怒りをぶつける。だが、再び叔母の方へと向いた時。ようやくそこで――叔母の隣に立っている男が、彼女の首筋に刃物を当てている事に気付いたようだ。

「――!」

 チカが息を飲んで固まった後。チリン、と動く度に鳴っていた小さい鈴の音も止まった。

 

 

 

「逃げてもいいですが、叔母さんがどうなっても?」

「どういう事だ、坂東」

 チカの足が止まり、走っていかないだろうと浄龍は判断する。続いて振り向き、少し距離を開けて後ろを付いてきていた坂東の方へと目をやった。叔母の首筋に刃物を当てている男は、昨日浄龍がチカと合流する直前のロビーラウンジで殴り飛ばした男の一人だ。状況的には既に尋ねるまでもないだろうが、事実として認識すべく坂東へと言葉を続ける。

「お前、彼女を無事に保護したって」

「ええ、だから無事でしょう?」

 淡々といった様子の後で「今はね」と付け加え、坂東は肩を竦めた。人当たりの良い雰囲気は消え去っており、今の笑いは人を見下すそれである。続けて数歩前に歩み出ると「浄龍」と彼は名を呼ぶ。

「渡して下さい」

「何をだ」

「そこで座っている依頼主が持っていた筈の、データが入ったマイクロSDですよ」

 白々しいとばかりに鼻で笑うと、坂東は浄龍を睨み付ける。

「それがあれば貴方達は五体満足でここを出られて、我々も荒事にならずに済む」

「悪いが持っていない」

「嘘だってのは、すぐに分かりますよ」

 浄龍の返答は即座に否定される。尋ね返す事もしない限り、何らかの確信は持っているのだろう。だが幾ら渡すように言われようが、実際に持っていようが、浄龍にとっては些細なことだ。浄龍が凛からチカへと託されたデータを渡すわけにはいかない。何より浄龍は大道寺一派のエージェントとして活動しており、今目の前にいる坂東は大道寺を裏切っている。ならば渡す道理は無い。ただそれだけだ。

 

「俺は持っていない、持っているのは花輪だ」

「もしかして、このスマホの事を言ってますか?」

 坂東がスーツから取り出したのは、桃色のショルダーケースに入ったスマートフォンだった。これ見よがしにチラつかせるそれを見て、浄龍とチカは共に驚く。

「それ、私の……」

「何故お前がそれを持っているんだ?」

 チカが驚いた様子のまま呟く言葉に被せ、浄龍は坂東に問い掛ける。チカの反応からして、恐らく彼女がホテルのラウンジへと置いていったスマートフォンだろう。だがチカのスマートフォンを回収したのは、坂東ではなく花輪であると浄龍は知っている。

「昨夜俺が花輪を襲った時に、彼が落としたからですよ」

「なに」

 坂東がとうとう堪え切れず、といった風に笑い始める。

「残念ながら逃げられましたが……貴方と合流をしていないのも知っています」

 坂東はケースについた紐を握って、弄ぶかのようにクルクルと回す。スマートフォンに付いている、子供用の小さなキャラクターも一緒に弄ばれるかのように回っている。その様子を眺めながら、坂東はまるで優越感にでも浸るように笑顔を浮かべて話を続けた。

「貴方、朝に電話した時。花輪の事を知らないって言ってましたよね」

 朝行った会話を思い出して、浄龍は舌打ちをする。失言では無いも、確かに坂東に花輪と合流していないという事実を告げたの間違い無く自分だ。

「ちなみにコレには、我々が欲しいデータは入っていませんでした。なので、貴方が嘘を付いているのは……とっくにお見通しなんですよ」

 恐らくその事実を逆手に取られ、坂東はこの様な形で浄龍とチカの二人を叔母が監禁している場所へと騙して連れてきたのであろう。

「最初から裏切っていたんだな、お前」

「ええ、貴方や花輪と会う前からね」

 目の前に立つ男がいつから裏切っていたのかは、浄龍にとってはどうでもいいことなのだが。今は少しでも事態が好転する方法を話しながら考える必要があった。

 

「本当はもっと、穏便に入手する予定だったんです」

 早る気持ちを抑え、冷静に突破口を見極めようと徹する浄龍とは対象的に、坂東には現時点で勝ちを確信しているのだろう。

「依頼主はね。寝返りに充分見合う金額と、地位とを約束してくれたんですよ。そりゃあスマートに、かつ穏便に済ませるに越したことは無かった」

 その余裕からか、幸いにも次々と答え合わせの如く真実を声に載せて重ねてゆく。

「貴方があの人数を相手にして逃げ切ったのと、行方が分からなくなってしまったのが悪い」

 坂東はそこで、チラリと入ってきた入口の大きな扉へと目を向けた。恐らく彼が勝ちを確信している理由の一つが、扉の向こうにはあるのだろう。視界には入っていないが、建物の外からは複数人の気配がするのを浄龍は先程から既に感じ取っている。

「それで昨日のやつらを俺にけしかけるために、また集めたってわけか」

 既に浄龍が外の人間に気付いている節を語ると、坂東は「今度は倍の人数を用意しました」と笑う。

「とはいえ今だって、穏便に済ませたいんです。誰も傷付けたくは無い。俺が欲しいのは報酬の金だけだ。だから、貴方が渡してくれればいいだけの話です」

「……嫌だといったら、どうする」

「だったら貴方を始末して、ゆっくり死体から探ればいいだけだ」

 先程から坂東と言葉を交わしながら、浄龍は坂東と叔母の姿を交互に視界へと収めていた。

 

 自分が駆け寄って叔母の傍にいる男に攻撃を仕掛けようとしても、今いる場所から駆け出して届く前に、彼女の首筋へと刃物が沈むことになるだろう。かといって少し後ろの坂東へと襲い掛かっても、恐らく同じ事になる。

 そんな中、叔母達がいる端のさらに奥。壁際に勝手口の様な、小さな扉があるのを浄龍は見付けていた。

 

 

「なぁチカ」

 浄龍は先程から声を発していないチカへと目を向けた。返事はないが、大きな目は浄龍の方を静かに見上げている。本当は怖くてたまらないだろうに、賢明に堪えているのが見て取れた。

 浄龍は靴の爪先で数度床を叩き、今度は踵を押し付けて皮靴の感触を何度か確かめる。久々にこの靴を履いた気もするが、今の所は違和感も無い。

「昨日に尋ねた事と似たような質問だが、高いところが大丈夫だったのなら……速いのも大丈夫そうか?」

「……分かんない」

 昨日尋ねた時に返ってきた返事とは真逆で、目を伏せた上で弱気な返答だった。チカに対して浄龍は、ただ一言「そうか」とだけ返す。

「じゃあ、少しの間だけ目を瞑っておいてくれ」

 昨日と同じく腕時計の感触を確かめた後で、浄龍は腰を屈め「おいで」と腕を伸ばした。チカの震える小さな身体を抱きかかえると、少し強めに抱き締め、驚く坂東に背を向ける。椅子に縛り付けられている叔母と、彼女の横に立っている男へと浄龍は向き直って声を張り上げた。

 

「おい、お前!」

 返事は無いが、スーツ姿の男は当然ながら自分の事と気付いているに違いない。

「昨日と今日で二度も俺にブン殴られる事になるなんて、本当にツイてねぇな」

 相手が昨日最初に殴り飛ばした男だったのは、浄龍にとっては不幸中の幸いであった。腕時計の中に仕込んでいる“蜘蛛”の強化ワイヤーを見ていない相手ならば、警戒される心配が多少は減る。

 相手の意識がこちらに向いたと見定めた時には、浄龍は素早く左腕を振るって男の手首へとめがけてワイヤーを飛ばしていた。

 狙いを定めて発射された強化ワイヤーは、刃物を握る男の手首に巻き付いた。手首を絡め取った勢いで引くと、驚きと痛みの声と共に男の手から刃物が床へと落ちる。背中から坂東の怒声と同時にドアが乱暴に開く音と、複数の足音が耳へと入る。

 浄龍は後ろを振り向くこと無く、そのまま腕にワイヤーを巻き付けた男を引っ張り、後ろへと思いっきり投げ飛ばしてワイヤーを切断した。

 後方へとすっ飛んで行った男を見て、それとほぼ同時に工場へと突入してきた者達から動揺の声や罵声が聞こえる。男を投げ飛ばして浄龍が作り、全体に生まれたほんの一瞬の隙。それは数秒足らずでも、充分であった。

 

 浄龍は靴の踵を思い切り地面へと数度打ち付け、摩擦で火花が散らんばかりの勢いで地に擦り付ける。すると、勢いに呼応するかの様に靴が唸った。チカを両腕で強く抱きかかえ、モーターの唸りと共に加速する。

 浄龍の靴に仕込んでいるガジェットの“蛇”は扱いが難しく、未だ浄龍以外のエージェントには使いこなせないらしいが、それは浄龍も同様だ。靴の踵に小型のジェットエンジンを仕込んで、短い時間ながらの加速という無茶な装置はそう簡単に制御出来るような代物ではない。

 余程の事態でない限りは使いたく無いというのが浄龍の本音ではあるし、今まで使用したことは片手で数える程しか無い。だが今はその『余程の事態』であった。直進で十メートル程の距離を詰めるのならば、まだ制御は効くし身体への負荷も殆ど無い。

 

 一瞬だけ掛かる負荷だったが、ものの数秒足らずで浄龍とチカは叔母が縛られている場所まで辿り着いていた。傍の機械を片足で蹴って、一度勢いを殺してから停止させる。チカを降ろす際に彼女の安全を確認して、続いて叔母の拘束を素早く解いた。

 何が起きたのか理解していないチカと、驚く叔母の二人へと目を向けるよりも先に、浄龍はポケットの中にあった煙草の箱から一本の煙草を取り出して口にくわえていた。

 続いて取り出したライターで煙草に火を付けた頃には、視線を坂東達の方へと向ける。先程までは耳に届く音だけで状況を推測していたが、目に入った人数は坂東と投げ飛ばした男を含めても十人は軽く超えている。距離でいうと恐らく五十メートルも無い、工場のほぼ端から端までの距離が今は空いているも、詰められるのはじきだろう。

 浄龍は一度、振り向き「後ろの扉を」と一言だけ叔母へと告げる。チカと少し似ている顔付きの叔母が黙って頷いたのを見て、浄龍も頷き返す。そして声代わりに吐いたのは、吸った煙草の煙だけだった。

 浄龍は煙草のフィルターを強く噛み、指へと挟みこむ。肺へと入れた煙を埃舞う宙へとゆっくりと吹き付け、頭の中でカウントを始める。丁度カウントが五秒を超えた時。こちらへと向かって走り寄ってくる男達に向けて、浄龍は指に挟んでいた煙草を投げ付けた。

 

 火が着いたままの煙草は弧を描いて宙を舞い、男達の傍にポトリと落ちる。落ちた衝撃が先か十を迎えたカウントが先か。突如煙草が爆発して、周囲に衝撃と共に濃い煙を撒き散らした。

 フィルターを噛んで数秒後に爆発する仕組みになっている、煙草型のガジェット“蛍”は、殺傷能力こそ殆ど無いものの、撹乱には充分役に立つ。改良も重ねたらしく、室内で使えば充分に時間は稼げるものとなっていた。視界を塞がれ、慌てる男達を無視して浄龍は素早く踵を返し、近くの壁にあった扉を思い切り蹴り飛ばす。

 扉に大きな窪みを作り、劣化していた|蝶番(ちょうつがい)ごと壊したらしく、扉は音を立てて倒れてゆく。もう一度浄龍は叔母へと目を向けると、叔母も再び無言で頷きチカの手を引く姿が目に入った。

 浄龍が起こした素早い動きと、一体何が起きたのか分からない、といった風に呆然としている坂東達の周囲を漂っていた“蛍”の煙が薄れてゆく頃に。浄龍はもう一度“蛇”を起動させる。続いて腕を交差させて体当たりの要領で、坂東達の方へと加速すると突っ込んで行った。

 

 

 浄龍一人の身となれば、対複数人との戦い方においては得意である。充分過ぎる程の経験と自信が備わっている上に、加減や遠慮する必要などが無い相手ならば尚更であった。

 一気に距離を詰めた後は先程と同様、傍にあるものを蹴って――ただし今度は機械ではなく手近にいた人間だが“蛇”の勢いを殺した後で停止する。衝撃で飛んでゆく相手には目もくれず、続け様に浄龍は腕を適当に伸ばす。

 相手は誰でもよかったし、腕を伸ばせば誰かの身体に当たる程には数が多い。そんな中、触れた相手の服を思い切り掴んで投げ飛ばす。掴まれた相手の顔は一瞬で恐怖に染まっていたが、浄龍にとって関係は無い。悲鳴を上げて周囲の何人かを巻き込み、倒れゆく姿を目の端で追いつつも、続いて身体を横に半歩程ずらした。

 直後、今まで浄龍がいた位置に耳を掠め空を切る音が走る。後ろを見ること無く浄龍は身体を僅かに捻って、腰を落とし気味で腕を振り抜いた。何か柔らかいものを打ち付けた感触が肘へ伝わった後で、コンクリートの地面に落ちた鈍い金属音を耳が捉える。

 腹を抱えて崩れ落ちる相手が視界に入るが、構わず浄龍は地面へと落ちた棒を手に取った。しっかりとは見ていないが、重さと感触で警棒だと判断する。崩れてゆく相手の背に、警棒を持ったまま腕を振り上げ、そのまま下へと振り抜いた。

 浄龍は何度か警棒を回した後で、今度はグリップをしっかりと握り込む。この時点で半数近くは、既に地へと倒れていた。なおも続けて襲ってくる残りの男達へと浄龍は再び向き直り、今度は握り込んでいた警棒を一番遠い場所にいる男へと目掛けて投げつけた。握り込んだ警棒を構えるわけでも振るうわけでもなく投げ付けられ、男達の視線は一斉に警棒へと向けられる。

 戸惑いから生じる一瞬の隙を作り出すことが出来れば、充分であった。左腕を大きく横へと薙ぎ払う様に振り抜くと、結ばれたワイヤーによって警棒が腕の動きと同じく横へと飛ぶ。宙を舞う警棒は何人かの足に当たり、当たらなかった者も皆一瞬何が起きたか分からず戸惑いを見せる。

 横に振り抜いた警棒が一番端の男に衝突して地面へと落ちる頃には――既に浄龍は地を蹴り、男達の方へと距離を詰めて素早く回り込み、纏めてワイヤーで縛り上げると拘束した。

 

「そこまでだ!」

 地に倒れ、或いは拘束され。呻き声以外を殆ど上げる者がいない惨状となった今。不意に空気が震え、張り上げられる怒声が浄龍の耳へと入る。

「あれだけの人数をたった一人で……とんでもない奴だ」

 突然工場内に響き渡った制止の怒声は、坂東のものだった。立ち止まって弾む息を整えながら、浄龍は声の主である坂東の姿を探す。終始動いていたので最初は位置が分からなかったが、浄龍が今立っているのは工場の中央付近であった。そして坂東の声は、さらに奥。浄龍が蹴り壊した扉の方から聞こえてきた。

「でも――どうやら最後にツイていたのは、俺の方だったみたいですね」

「坂東……」

 動いていた浄龍の視線が止まり、表情が厳しいものへと変わってゆく。

 浄龍の変化を見ていて相当愉快なのか、或いは興奮しているのか。坂東は大声で笑いながらも、腕は真っ直ぐに伸ばしている。その手には拳銃が握られており、銃口の先には震えるチカと叔母の姿があった。

 

 

 

 

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