工藤兄弟と仮面の戦士と裏の嫉妬   作:相棒4869

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ベイカー町の亡霊5

ジャックザリッパーを追いかけている新一とコナン達はチャリング・クロス駅にやってきていた

 

諸星「うっ!」

 

コナン「……」

 

蘭「コナンくん、先に乗って!」

 

蘭「くっ!」

 

新一「ふっ!」

 

 

ジャックザリッパーは走り出した列車に乗り込み新一とコナン達も急いで列車に飛び乗った

 

 

諸星「どの列車にもいないな……」

 

新一「多分姿を変えたんだろうな……」

 

コナン「なんかキッドを思い出した……」

 

新一「今、あいつのことはどうでもいい……」

 

快斗(なんでだよ!!)

 

 

列車に乗り込んだ新一とコナン達は客室にジャックザリッパーがいないか探したが、どこにも乗っておらず、おそらく着替えたのだろうと考えた。

コナンはキッドとの戦いを思い出していたが、新一はどうでもいいと吐き捨てた

そんな新一の言葉にどこからかツッコミが入った気がしたが気のせいだろう……

 

蘭「とにかく車掌さんに事情を説明しよう!」

 

コナン「うん、そうだね」

 

 

ジャックザリッパーを見つけられなかったコナン達は車掌さん達にジャックザリッパーを乗り込んだことを説明した

 

 

車掌「ええ!?ジャックザリッパーが変装して乗客に紛れ込んでる!?」

 

新一「乗客を一つの車両に集めてください!」

 

「あ……分かりました!」

 

 

コナン「……新一兄ちゃん分かってるよね……」

 

新一「ああ……あの特徴があるやつだよな……」

 

 

車掌さんにジャックザリッパーが乗り込んでいる説明をした後、車掌は乗客に知らせに行った。

その後ろ姿を見ながら、新一とコナンは意見を占め合わせていた……そう……2人ともジャックザリッパーの正体の結論に辿り着いたのだ

 

 

コナン「車掌さん!あのね……」

 

車掌「それでは皆さん、両手をあげてください凶器を持っていないかどうか、確かめさせていただきます」

 

 

車掌さんによって、乗客は集められた。

コナンは車掌さんに頼んで両手を上げるように頼んだ。

乗客達は全員両手をあげた。新一とコナンは乗客全員を確認した……しかしその理由は凶器を持っているかの確認ではなかった。

その別のことを確認した新一とコナンは確信した

乗客が手を下ろすと推理ショーを始める

 

 

新一「ではこれからミスターホームズの資料に書かれていたことを説明します」

 

コナン「この中に紛れてこんでいるジャックザリッパーの2人目の犠牲者、ハニーチャールストンはウィンザーという街で結婚していましたが、彼女は夢大き女性で10年前に夫と息子を捨ててロンドンへ出てきました」

 

新一「この2つの指輪はハニーチャールストン殺害現場の遺留品です。1つはハニーのもの…もう1つは同じデザインでしたが、ハニーのどの指にも合いませんでした」

 

コナン「それをミスターホームズはこう推理しています。この2つの指輪は被害者、ハニーチャールストンとジャックザリッパーの親子の絆を象徴しているのではないかと……」

 

諸星「じゃあその小さな指輪はジャックザリッパーのものってことか?」

 

新一「ああ……ハニーは同じデザインの指輪を息子の指にはめて家を出たんだ」

 

蘭「じゃあ……ジャックザリッパーは自分の母親を殺害したってこと?」

 

コナン「う、うん……資料によると、ハニーチャールストンが殺害された9月8日、この第2土曜日はホワイトチャペル地区の教会で月に一度親子で作ったものを持ち寄るバザーが開かれる日だったんだ」

 

新一「それをジャックザリッパーも知ってたんじゃないかってな」

 

蘭「へえ……そんなことまで書いてあったんだ……」

 

 

新一とコナンはホームズの資料に書かれていた情報を説明する。教会で開かれるバザーについての情報などについては、ホームズの資料には書かれていなかったが、新一がなんとか誤魔化した。

 

 

諸星「つまり……ジャックザリッパーは母親とバザーに参加したかったって気持ちを込めて、指輪を2個置いてったっつうことか……」

 

コナン「うん、そういう意味だって」

 

ら「……じゃあ……殺人の動機は自分を捨てた母親へと恨み………でもそれは……愛情と背中合わせの殺意……悲しいわね……」

 

コナン「1人目の犠牲者に無関係な女性を選んだのは、警察の目を誤魔化すためだったんだって」

 

蘭「でも!犠牲者は3人目、4人目って!」

 

新一「モリアーティ教授の英才教育が、ジャックザリッパーを異常性格犯罪者に育て上げてしまって、母親への恨みをはらしても、母親と同じような女性を次々と襲うようになっちまったんだ……」

 

 

諸星が指輪の意味について話すと、コナンは1人目の被害者が目を誤魔化すものだと説明すると、蘭が犠牲者が増え続けていることについて疑問に思い聞くと新一がモリアーティ教授の影響で殺人を続けていたことを説明する

それを聞いていたジャックザリッパーは2人を見つめていた………

 

 

諸星「それでどいつだ?」

 

コナン「子供の頃から同じサイズの指輪をはめ続けていたら、その指はどうなると思う?」

 

蘭「え?」

 

新一「多分10本の指の中でその指だ細いはずだ」

 

 

諸星がジャックザリッパーが誰なのか聞くと新一とコナンはそう答える

2人の言ったことに慌てて乗客は他の人の指を確認し出した

 

 

新一・コナン「ジャックザリッパーはお前だ!」

 

乗客達「ええ!?」

 

 

そんな中、新一とコナンはジャックザリッパーが誰なのか指差す。指先を指していたのは………

 

 

諸星「なっ!?」

 

蘭「あっ……あの人は女性よ!?」

 

 

赤髪の女性だった。

乗客だけではなく、諸星と蘭もジャックザリッパーは男性のはずだと驚いていたが、その女性が右手をを上げると……

 

 

蘭「あっ!右手の薬指が細い!!」

 

 

新一とコナンのいうとうり右手の薬指が細かった

ジャックザリッパーは女装を解くと

乗客達はジャックザリッパーから慌てて逃げ出した

 

 

蘭「任せて!」

 

新一「おい!蘭!」

 

(ボワ~ン)

 

新一「くっ!……くそ!煙幕!」

 

コナン「窓を開けて!」

 

諸星「ああ!」

 

 

蘭がジャックザリッパーに突撃して、新一が慌てて止めに行くが、ジャックザリッパーは煙幕を飛ばしてコナンが窓を開けるようにいうと煙幕が抜ける頃には、その場から蘭と一緒に消えただけではなく……

 

 

コナン「い……いない………」

 

諸星「お、おい!」

 

新・コナン「なっ!?」

 

 

先程までいた乗客まで消えていたのだ

 

 

新一・コナン(乗客が全員消えてる!………どうゆう事だ!?)

 

諸星「おい!いったい乗客達はどこいっちまったんだ!」

 

新一「分からねえ……とりあえず蘭も含めて、全車両調べるしかねえな……」

 

 

そうして、車両を調べている頃

優作は樫村の殺害方法について話していた。

 

しばらくして新一とコナン達は機関室のある先頭車まで来ていた

 

諸星「いねえ……この先は機関室しかねえぞ!」

 

新一「ふっ!」

 

コナン「えい!」

 

 

諸星はそう言うと新一とコナンは炭水車に飛び乗り石炭の乗っている上を歩いて運転室を確認すると……

 

 

新一「運転手がいない!?」

 

コナン「とにかく列車を止めよう!」

 

諸星「ああ」

 

 

機関車の操作をしているであろう機関士さんも乗客同様消えていたのだ

ひとまず新一とコナンは列車を止めようと機関室に飛び移るが

 

新一「なっ!?ブレーキが壊されてる!」

 

コナン「石炭もたくさん注がれてるよ……」

 

新一「どんどん加速してやがる……」

 

諸星「おい!あの姉ちゃん探さねえとやべえんじゃねえのか?」

 

新一(蘭!どこに行った…………待てよ!?)

 

 

なんと機関車のブレーキが壊されていたのだ

コナンが石炭ホッパーを確認すると石炭が充分走れるほどの石炭が釜の中に積まれていた

諸星が蘭を見つけたほうがいいと言うと、新一は蘭がどこに行ったか悩んでいると、ふとある場所を思いつき再び炭水車に登ると……

 

 

新一「いたぞ!」

 

 

コナン「蘭姉ちゃーーーーん!!」

 

新一「らあーーん!!」

 

蘭「ダメぇ!!来ちゃぁーー!!」

 

 

機関車の轢いている客車の上にジャックザリッパーに縛られた状態でいた

新一達は客車の上を急いで走って蘭のところに向かう

 

 

ジャックザリッパー「このお嬢さんとはロープで繋がっている。俺が落ちたら彼女も一緒に落ちると言うわけだ。さあ……どう戦う?」

 

新一・コナン「くそっ!」

 

 

ジャックザリッパーは蘭を縛っていたロープを自らの腕にもかけていた

そう、つまり、もし、ジャックザリッパーを列車から落とすと蘭も巻き込まれると言うことだ……

新一とコナンはそれはある理由で避けたかった。

 

 

一方現実世界では

 

 

優作「ブロンズ像の短剣はシンドラー、一族の先祖から伝わる由緒正しいものだそうですね」

 

シンドラー「いかにも……その通りだ……」

 

優作「そんな短剣をあなたは凶器に使ったんです?」

 

シンドラー「………」

 

優作「凶器はどうしてもあの短剣でなければならなかった……とすれば……」

 

シンドラー「!!」

 

 

優作がシンドラー社長が樫村を殺害したのに使った凶器に諸星がサッカーをしていた時に当てた銅像が持っていた短剣を使ったのかを説明していた。

その理由を述べようとする頃……

 

 

新一「お前の望みはなんだ!ジャックザリッパー!」

 

ジャックザリッパー「望みだと?」

 

コナン「母親を殺害して長年の恨みを果たした今、何を望む!」

 

ジャックザリッパー「生き続けることだ!俺に流れている凶悪な血をノアの方舟に乗せて次の世代へとな!フハハハハハハハハハハハ!!」

 

 

新一とコナンはジャックザリッパーに何を望むか聞いていた

それを聞いていた優作達は

 

 

優作「これが樫村殺害の動機ですね」

 

シンドラー「!!」

 

優作「ジャックザリッパーの血はまるでノアの方舟に乗せらたかのように現代まで生き続けた……貴方はジャックザリッパーの子孫ですね」

 

シンドラー「なっ!?」

 

目暮「ジャ!?ジャックザリッパーの!?」

 

白鳥「子孫!?……」

 

優作「おそらくヒロキくんはDNA探査プログラムでそれを知った。IT産業界の帝王が100年前の連続殺人鬼の子孫などと世間に知られたら身の破滅、だから口封じのためにヒロキくんを自殺に追い込み、さらに樫村を殺害した!」

 

 

シンドラー社長がジャックザリッパーの子孫ということを問い詰めた

それを聞いた小五郎や目暮警部、白鳥警部は驚いていた

その後、シンドラー社長がヒロキに自分がジャックザリッパーの子孫だとバレた経緯を説明した。

それを聞いた優作は

 

 

優作「短剣から検出されたハニーチャールストンのDNAがあなたのDNAと合致した。貴方は恐れた。いつかヒロキくんがジャックザリッパーはハニーの息子だと知ることを、貴方のことをジャックザリッパーの末裔だと分かるのは時間の問題だと」

 

シンドラー「私は怖かったんだ!私の中に流れる恐ろしい血が!」

 

優作「殺人者の血がなんです!世間の目がなんです!どうして戦おうとしなかったんです!」

 

シンドラー「!!…………!」

 

優作「今の新一やコナンくん達のように……」

 

白鳥「トマス・シンドラー、樫村忠明さん殺害容疑で逮捕する」

 

 

シンドラーにそう告げる。息子達が一生懸命戦っているのをみて、思うところがあったのだろう……

こうして現実世界の殺事件は幕を閉じた……




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