二重人格者が送る青春の物語   作:マグマ焼き豆腐

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どうも最近ノノミをお兄様呼びにして良かったのかと思っているマグマ焼き豆腐です。
お嬢様ってことで、お嬢様で有りがちなお兄様呼びにしたけどなんかあんましっくりこない。…まぁ今更言ったところで何にもならないんですけど。

はい、本編どうぞ。



対策委員会編
アビドスでの初日


 

「おい!早く応援を呼んでこい!コイツを止め…グッ!」バタッ

 

「姉貴!…お前!よくも…!「うるさい」ガァ!?」

 

 

黒いローブに身を包んだ人物はヘルメットを被った不良達…カタカタヘルメット団を次々と大鎌で切り裂いていく。

 

 

「も、もうやめてくれ!一体何が狙いなんだ!」

 

「…カイザーコーポレーションについて知っている事を話して。君達がカイザーとつながっていることは知っているから変に言い逃れようとしないでね?」

 

「知っている事を話せって言われても…あたし達はただ雇われただけだ!知っていることなんてない!」

 

「…あっそ、じゃあいいや。物資だけもらって帰るね」

 

「はぁ!?なんで物資を…お前銃使って無かっただろ!」

 

「別に僕のじゃないよ。友達のと後輩達のだよ」

 

 

そう言い黒ローブの人物は倒したヘルメット団の残骸からグレネードや弾薬をヘルメット団が使っていた戦車へと放り込む。

 

 

「ん~…まぁ、大体こんなもんかな?…ねぇ、ここに武器庫的なのないの?」

 

「こ、こんなとこにそんなのあるわけね…「ホントに?」…向こうにあります…」

 

「ん、あっちね」

 

 

 

「(い、今のうちに応援を…)」

 

 

そう、スマホに手を伸ばし、電話を掛け…

 

 

 

 

 

 

 

 

“ガン!”

 

 

 

「めんどくさいことになるから人は呼ばないでね」

 

「……」

 

 

…ようとした瞬間、大鎌を投げられスマホが破壊された。

そして黒ローブは大量の弾薬やグレネードを抱え戦車にまた放り込んだ。

 

 

「よし、じゃ、ついでにこの戦車も貰ってくね」

 

「え…あ…はい、どうぞ…」

 

 

黒ローブは戦車へと乗り込みヘルメット団のアジトを後にした。

 

 

「…あ、あいつマジで何なんだよ…次あった時覚悟しとけよ…!」

 

 

 

 

 

 

“カランコロン”

 

 

「あ?なんだこの音……グレネード?」

 

 

 

 

 

ドカーン!

 

 

 

 

 

________________________

 

 

 

「なんか…簡単だった…」

 

 

弾とかの物資が枯渇気味だったから皆に秘密で、いつも攻めてきてるヘルメット団の基地に攻め込んで色々奪っちゃおう!って思って行動に移してみたけど、なんか思ったよりうまくいった。

戦車も奪えたし、これから枯渇気味になったらヘルメット団から奪おう。

 

 

 

“プルルル”

 

 

ん?電話?…アヤネちゃんからだ。

 

「あ、カイト先輩今大丈夫ですか?」

 

「うん、大丈夫。なにか用?」

 

「この前、カイト先輩がいない時に会議で決めた事なのですが…そろそろ物資が枯渇しているのでシャーレに手を貸してもらおうかと思い、手紙を書いたのですがカイト先輩にシャーレまで届けて欲しくて…」

 

「…郵便局とか使わないの?」

 

「郵便局に任せるよりもカイト先輩に頼んだ方が早く届けられるし安心出来るので…」

 

「なるほどね。わかった今アビドスに向かうよ」

 

「ありがとうございます。…すいませんこんな大事なことをカイト先輩抜きで決めて…」

 

「全然いいよ。ほとんど学校にいない僕が悪いしね。んじゃ切るよ~」

 

 

 

“ピッ”

 

 

 

「…いよいよ始まったか…対策委員会編が」

 

 

ここからストーリーが進む。

…いつも以上に繊細に慎重に行動しないと簡単に崩壊する…。

…バッドエンドにだけはさせない。この身を犠牲にしてでも世界の運命を変えるんだ…。

 

 

『覚悟ガンギメてるとこ悪いんだが、後ろから追手が来てるぞ』

 

「え?…マジじゃん」

 

 

ハッチを開け後ろを確認すると、3台くらいの戦車が僕に迫ってきている。

 

 

 

 

「おい!テメェ!よくもうちの基地を荒らしてくれたなコラァ!」

 

「ぶっ殺してやらぁ!!」

 

「二度とそんな事できねぇように四肢全部吹き飛ばしてやらぁ!」

 

 

「ん~、野蛮。よくそんな言葉息するように口から出せるね」

 

『まぁ、どうせ口だけの雑魚だろ。さっさと片付けようぜ?』

 

「はぁ…急いでるし早めに終わらそうか」

 

 

僕は戦車から飛び降り追手を片付けに行った。

 

 

 

________________________

 

 

 

「オーライオーライ、はいストーップ」

 

「こ、これでいいんですか…?」

 

「うん、この辺でいいよ。じゃ、帰れ。二度とアビドスにくるな」

 

「はい…すいませんでした…」

 

 

そう言いヘルメット団達は戦車を置いて立ち去っていった。

 

はい、あの後ボッコボコにして戦車とか物資を更に奪いました。…この戦車どうしよ…。

 

 

“ダダダダダダダダッ!”

 

 

「あっぶね!?何?銃声?」

 

「ヘルメット団!また性懲りもなく…あれ?」

 

「今度こそ諦めて……え?」

 

 

対策委員会の皆が戦闘準備をして校庭へ出てきた。

アヤネちゃんもなんかドローン出してる。

これは…

 

 

「…あー、なんか誤解させちゃった?」

 

「カ、カイト君がなんでヘルメット団の戦車に…まさか寝返っちゃった!?」

 

「嘘!?カイト先輩ホントに!?」

 

《違うと思いますけど…》

 

「ん、奪われたのなら奪い返すだけ」

 

「覚悟してくださいねお兄様☆」

 

「待って待って待って!ヘルメット団になってなんかいないよ!この戦車はヘルメット団から奪ってきただけだよ!」

 

「奪ってきた?…まさか朝言ってた用事って…」

 

「うん、物資を補給するためにヘルメット団基地襲撃してた。その戦車はとりあえずで持ってきた」

 

「「「……」」」

 

「あー…そういえばホシノ先輩とユメ先輩とノノミ先輩に許可とったの?」

 

「許可?何の?」

 

「ん、カイトは戦闘するのを禁じられてたはず」

 

「…あー、そういえばそうだったね……やっべ」

 

 

チラリとホシノちゃん達を見る。

そこには顔こそ笑顔だが目が一切笑ってないホシノちゃん達がいた。

 

 

「カイト君?私言ったよね?戦わないでって」

 

「私も言ったはず。どういう事?カイト」

 

「い、いやこれは…」

 

「約束を破ったらどうするか言いましたよね?」

 

「えーと…な、何されるんだっけ?」

 

「「「お仕置きだよ(ですよ)カイト(君)(お兄様)」」」

 

「ッスー……アヤネちゃん!シャーレへの手紙って何処!」

 

《え?て、手元にありますけど…》

 

 

「届けてくるから頂戴」

 

「うわぁ!?い、いつの間に後ろに!?」

 

「は、早く…ユメちゃん先輩達のお仕置き喰らいたくない…」

 

「は、はいわかりました…届け終わったら私からも説教ですからね」

 

「アヤネちゃんも怒ってるの…?まぁお仕置きよりはマシだしいいか」

 

「そう簡単には逃さないよ!」

 

「やっべ、い、1時間くらい空けるね!皆後よろしく!」

 

「は、はい行ってらっしゃい…」

 

 

僕は窓から飛び降り高速移動でシャーレへと向かった。

 

 

________________________

 

 

《おはようございます、先生!》

 

"おはよう、アロナ"

 

《ここ数日間シャーレに関する噂が沢山広まり、他の生徒達から助けを求める手紙も届いています。いい兆候です!私達の活躍が始まるということですから!》

 

 

コンコン

 

 

《…?誰か来たみたいですね》

 

"入っていいよ"

 

 

「やっほー、先生。今大丈夫かな?」

 

"いらっしゃいカイト、うん大丈夫だよ"

 

「それは良かった!ちょっと後輩ちゃんからシャーレへのお届け物があってね。この手紙なんだけど…」

 

 

【手紙を受け取る。】

 

 

「ことがことだから、手紙をよく読んで検討してね」

 

 

【手紙をよむ。】

 

 

________________________

 

 

連邦捜査部の先生へ

 

こんにちは。私はアビドス高等学校の奥空アヤネと申します。

今回どうしても先生にお願いしたいことがありまして、こうしてお手紙を書きました。

単刀直入に言いますと、今、私たちの学校は追い詰められています。

それも地域の暴力組織によってです。

 

こうなってしまった事情は、かなり複雑ですが……。

どうやら、私たちの学校の校舎が狙われているようです。

今はどうにか食い止めていますが、そろそろ弾薬などの補給が底をついてしまいます……。

このままでは暴力組織に学校を占領されてしまいそうな状況です。

 

それで今回先生にい願いできればと思いました。

先生どうか私達の力になっていただけませんか?

 

 

________________________

 

 

 

《うーん…アビドス高等学校ですか…。》

 

《昔はとても大きい自治区でしたけど、気候の変化で街が厳しい状況になっていると聞きました。》

 

《学校が暴力組織に攻撃されるなんて…ただ事ではなさそうですが……。何があったんでしょうか?》

 

「そこはまぁ、いまいちよく分からないけど、新しい活動拠点がほしいんじゃないかな?」

 

《確かに、それならあり得そう……え?》

 

「ん?どうし………あ」

 

"…?"

 

「えーと、まぁ、アビドスの事はどうするの?」

 

"もちろん手を貸すよ"

 

「即答だね」

 

"困っている生徒に手を差し伸べるのが大人であり先生だからね"

 

「流石先生って言ったところかな?それじゃ、僕はアビドスの皆に伝えてくるね」

 

 

【アビドスまでの道案内をしてほしいと頼む。】

 

 

「道案内?いいよ。いつ頃やれば…ってその顔見れば分かるね。今から行くんだよね?」

 

"うん、お願いできるかな?"

 

「わかった。じゃ、色々準備してから行こうか」

 

私達は水や食料、装備品などを準備しカイトの案内のもとアビドスへと向かった。

 

 

________________________

 

 

 

「やっべ迷った」

 

「おっかしいなぁ…道はあってるはずなのに…」

 

 

手帳に手書きした地図を見ながら僕はつぶやく。

おかしいなぁ…何回もルート確認して細心の注意を払ったのに…。

 

 

「(というか、まずい…そろそろ腕と足がきつくなってきた…)」

 

 

先生がふらついていたからおんぶしながら移動してるんだけど…流石に…2日間これはヤバい…。

 

現状、無限に続いているような一本道を歩いている。地図的にはあとここから5kmくらい歩けば着くはず…。

 

くっそ、5kmなんていつもなら10秒くらい走れば着くのに…!

 

先生をおぶったまま能力を使ったら先生が速度に耐えられなくてグチャグチャになっちゃうから使えない…。

だからといってここに置いていくわけにもいかない…。

 

くっそ、どうすればいいんだ!

……ん?あのロードバイクに乗ってる子…?

 

 

「…カイト?」

 

「…あ、シロコちゃん!」

 

やっぱりシロコちゃんだ。

良かったぁこのまま遭難して干からびちゃうかと思った。

 

「3日間も何してたの?皆心配してたよ」

 

「いやー…先生をアビドス高校まで案内しようとしてたんだけど…見事に迷っちゃってね…」

 

「先生?…この人がアヤネが言ってた人なんだね」

 

「うん、…で…… アビドス高校まで道案内してもらって良い?」

 

「ん、わかった。ついてきて」

 

 

あっぶねぇ…運良くシロコちゃんに遭遇できて良かった…。もし遭遇できなかったら僕と先生が干からびて死ぬ可能性があったし…。

 

まぁ、なにはともあれ疲れ切って眠ってしまった先生を背負いながらアビドス高等学校へと向かった。

…途中シロコちゃんから説教お仕置きの覚悟はしといたほうがいいって言われた。

……それ終わったあと僕生きてるかな?

 

 

________________________

 

 

「ただいま」

 

「おかえり、シロコ先輩と………カイト先輩!?」

 

「お兄様!よかった!無事だったんですね!」

 

「いやー、干からびちゃうかと思ったよ」

 

「み、3日間も何をしていたんですか!」

 

「シャーレに手紙を届けたあと先生が速攻アビドスに行くって言っててさ道案内してたんだけど…迷っちゃってね…」

 

「いつも登校してるのになんで迷うのよ…」

 

「あはは…それより、カイト先輩背中に居るのって…」

 

「あぁ、シャーレ顧問の先生だよ」

 

「え、えぇ!?それって…!」

 

「支援要請が受理されたのですね!よかったですね!アヤネちゃん!」

 

「早くホシノ先輩たちに知らせてあげないと……あれ?ホシノ先輩たちは?」

 

「多分隣の部屋にいると思う。私、呼んでくる」

 

 

取り敢えず対策委員会編開始ってとこかな。

ここから、ヘルメット団と戦闘して基地潰して…それから……

 

 

"……?"

 

「あ、おはよう、よく眠れた?」

 

"…ん……おはよう……あれ?ここは…"

 

「アビドス高等学校、先生がぐっすりしてる間に着いたよ」

 

"……もしかしてずっと背負ってくれてた?"

 

「先生が疲れたって言い始めたあたりからずっとだね」

 

"あー…ごめんね"

 

「僕は謝罪よりお礼の言葉が欲しいな」

 

"そうだね、ありがとう"

 

「どういたしまして」

 

 

……そういえばヘルメット団襲撃しに来るのかな?3日前に軽く潰したけど…。

 

 

“ダダダダダダダダッ”

 

 

「じゅ、銃声!?」

 

「……来やがったよ」

 

 

窓の外を見ると十数人程のヘルメットを被った不良達…ヘルメット団が校庭へと侵入している。その手には銃火器が握られており、そこら中に乱射しまくっていた。

 

 

「あいつら……!性懲りもなく!」

 

「ホシノ先輩とユメ先輩を連れてきたよ!ほら、カイト先輩帰ってきたからシャキッとして!」

 

「いや、僕が帰ってきたとかでそんな「「カイト(君)!!」」…いったぁい!?」

 

 

ユメちゃん先輩とホシノちゃんが僕を見るなり胸に飛び込んできた。

腰やっちゃうよ……。

 

 

「ちょ、先生まだおぶってるから全体重かけないで…先生潰れちゃう…」

 

「…先生?」

 

"シャーレ顧問の先生です、よろしくね"

 

「…この前の会議でアヤネが言ってた人か」

 

「よろしくねー」

 

「あの、和気あいあいとするのは良いんですけどヘルメット団が…」

 

「わかってる。皆装備を持ってさっさと終わらすよ」

 

「よーし、じゃあ、僕も…「「「カイト(君)(お兄様)は駄目(です☆)」

 

「………はーい、大人しく待ってまーす」

 

「私がオペレーターを担当します。先生はこちらでサポートを!」

 

 

各々が装備を持ち校庭へと出ていった。

……なにこれ僕は介護されてんの?

 

 

『ほら、足元に気をつけておじいちゃん』

 

「(ぶっ飛ばすぞ)」

 




最近、エルの登場頻度少なくなっちゃったなぁ…どっかで活躍回出そ。
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