いつの間にかUAが7000超えてて、わーお☆ってなったマグマ焼き豆腐です。
いやー嬉しい。有名どころと比べるとショボいけど自分からしたらすごい多い。
7000って数字普通に多いだからね!
……はい、今後ともこの小説をよろしくお願いします。
「ふぁーあ……ねっむ…」
もう…なんでこんなに眠いのに学校行かなくちゃならないの……めんどくさい。
「帰りたい〜……眠い〜……」
文句を言いながらアビドス高校のいつも使ってる教室の前までたどり着きガラガラと教室の扉を開ける。
「…みんなぁ、おはよぉ」
「おはようございます。カイト先輩」
「おはようございます。お兄様」
「……今日は…2人しかいなんだねぇ」
「ホシノ先輩とユメ先輩は旧校舎に、シロコ先輩はライディングに、セリカちゃんはバイトに行っています」
「それにしても、お兄様が自由登校日に学校に来るなんて珍しいですね!今頃お家でお昼寝してるかと☆」
「……あれ?今日自由登校日だったっけ?」
「そうですね」
「……あのまま寝ててよかったじゃん!!」
「あ、間違えたんですね…」
「そんな気がしてました」
「よし帰ろう」
「いやいやいや!もう登校しちゃったんですから下校まで待ってください!」
「いやだ、家で寝たい」
「寝ることなら学校でもできるでしょう!……いや寝ちゃ駄目なんですけど!」
「そうですよ〜、今なら私の膝枕がありますよ☆」
「……ちょっとつられそうになった自分がいる。………でも帰る」
「まぁまぁ、ユメ先輩とアヤネちゃんの膝枕と比べるいい機会だと思えばいいじゃないですか☆」
「な、何を言っているんですか!ノノミ先輩!」
「なんか僕が変態みたいなんだけど……まぁ、どう言われようと僕は帰るからね」
「だから、帰っちゃ駄目ですって!」
「簡単には帰らせませんよ〜」
帰ろうとした僕の右腕をアヤネちゃんが掴み左腕をノノミが掴む。
「い〜や〜だ〜、お願いは〜な〜し〜て〜…ちょっ、力強くない?一ミリたりとも動けないんだけど」
「そ、そんなに力強く引っ張ってないんですけど…」
「お兄様が力では私達に勝てないですよ」
流石ミニガンを無反動で撃ちまくってるだけはあるね…。アヤネちゃんよりも弱いのは予想外なんだけど…。
……なんか男としてのプライドズッタズタになってる気がする。
"……皆、何してるの?"
「あ、先生!助けて!後輩ちゃん達が僕をいじめるんだ〜!」
いつの間にかいた先生に助けを求める。
……まじでいつ来たの?
「違います!カイト先輩が帰ろうとしてるのを止めているだけです!」
「いいじゃん、家で寝かしてよぉ…うわ!?」
「捕まえましたよ〜☆お兄様」
先生に助けを求めてる間にノノミが背中に飛びつきおんぶのような体勢になり僕を拘束する。
せ、背中に膨らみがぁ……変な感じがするよぉ……。
「ノ、ノノミ?急に飛びつかないで…危ないからさ…」
「ふふ、ごめんなさいお兄様☆」
「本当にごめんなさいって思ってる?」
"仲いいんだね、2人とも"
「これ仲いいって言うのかな…?」
「そういえば、先生はどうしてここに?」
"セリカがバイトに行くって言ってたから、何処でバイトしてるのか皆知らないかなぁって"
あぁ、もうそんなとこまで進んでたんだ。この後に柴崎ラーメンに行って、セリカちゃんをからかって、……セリカちゃんが誘拐される…。
セリカちゃんには悪いけど…先生の信用を得てもらう為には誘拐されたところを先生達に助けてもらわないと駄目だ。
本当は誘拐される前に防ぎたいけど……今後のためだ、我慢しろ。
「私は知らないですね、先輩方はどうですか?」
「私も知らないですね」
「多分柴関ラーメンなんじゃないかな?」
"柴関ラーメン?"
「アビドス自治区内にある唯一のラーメン屋だね。皆の情報によればそこのラーメンすっごい美味しいらしいよ」
僕、実は行ったことないんだよね、柴関ラーメン。
2年前は借金を返すために外にいることが多かったから基本ユメちゃん先輩の誘いも断ってたし、1年前は左腕無かったから行こうにも行けなかったし……ちょっと悲しくなってきた。
「で?先生は何でこんな事聞いたの?」
"……ただの興味本位だよ"
「ふ~ん、まぁ、そうだよね。まさか“大人“が女子高生のストーキングなんてしてるわけないよねぇ?」
"……もちろんそんなことはしてないよ"
目を少し逸らしながら答える先生。……これが大人の姿か?
先生にはきっしょい行動がいくつか存在する。数えてたらきりないけどまずはこれだよね、セリカちゃんのストーカー行為。
“プレイヤー“としては、うわぁ…ぐらいにしか思わなかったけど“先輩“としては嫌悪感と殺意が芽生える。(殺意は抱くだけでとどめとくけど)
よくセリカちゃんはこんなのに心開いたね。僕なら絶対無理だよ。
「まぁ、先生が行きたいようなら皆で凸る?今日は暇だし」
「いいですね!セリカちゃんへのサプライズです☆」
「気まずくなるだけでは…?」
「じゃ、僕ユメちゃん先輩とホシノちゃん呼んでくるね」
「私はシロコちゃんを呼んでおきますね」
僕は旧校舎へと向かいユメちゃん先輩とホシノちゃんに紫関ラーメンに行くことを伝え、ユメちゃん先輩は行くと言っていたがホシノちゃんは行かないと言っていたので半ば強制的に連れて行った。
……ホシノちゃんの性格が違うから原作ホシノちゃんが引いてたトリガーを今の僕が代わりに引かないとストーリーが進まなくなっちゃうの大変。もうあんま覚えてないよ対策委員会編のストーリーなんて……。
『これからめちゃめちゃに忙しくなりそうだな』
「(はぁ…しかもここプレナパテス世界線だから先生の身も気にしなくちゃいけないんだよね……やること多くない?)」
『まぁ、俺も多少は手伝うから頑張れや』
「(はぁ……めんどくさいよぉ〜……)」
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“ガララッ“
「いらっしゃませ!紫関ラーメンで……わわ!?」
「あの〜7人なんですけど〜☆」
「あ、あはは……セリカちゃん、お疲れ…」
「お疲れ」
「み、みんな……どうしてここを……!」
「やっぱ、ここだと思ったよぉ」
"どうも"
「せっ、先生まで……やっぱストーカー!?」
やっぱストーカーしてたのかよ、警察突き出してやろうかこいつ。
「先生は悪くないよぉ、僕が先生にセリカちゃんのバイト先を教えて凸りに来ただけだから」
「カ、カイト先輩かっ……!ううっ…!」
セリカちゃんが恨めしそうに僕を睨見つける。
ごめんねぇ、ストーカーの手助けみたいなことして…こうしないと物語が進まないから許して…。
「アビドスの生徒さんか、セリカちゃん、お喋りはそのくらいにして注文受けてくれな」
「あ、うう……はい、大将。それでは、広い席にご案内します……こちらへどうぞ」
大将と呼ばれる柴犬?から軽く注意を受けセリカちゃんはやり辛そうに席まで案内する。
うわぁ…すっごいやりづらそう。
「はい、先生はこちらへ!私の隣空いてます!」
「…ん、私の隣も空いてる」
席に着くとノノミとシロコちゃんが原作通りのやりとりをする。
先生はどっちに座るんだろ。
"よいしょ…"
「(あ、シロコちゃんの方に座った。)」
「ふむ…」
「狭すぎ!シロコ先輩、そんなにくっついてたら先生が窮屈でしょ!もっとこっちによって!」
「いや、私は平気。ね、先生?」
「なんでそこで遠慮するの!?空いてる席たくさんあるじゃん!ちゃんと座ってよ!」
「わ、わかった…」
先生の方に身を寄せるシロコちゃんをセリカちゃんが注意し、シロコちゃんは元の位置に戻る。
「いつの間にかシロコちゃんが先生に懐いてるね!」
「1年の時のシロコちゃんとは大違いだね」
「…私には何故あんな大人に懐くのか理解ができません」
カウンター席に座るユメちゃん先輩とホシノちゃん、僕がそれぞれの反応をする。
何故皆と同じ所に座ってないかと言うと、原作で座ってた場所が6人しか座れなかったので、僕だけカウンター席に移動したらホシノちゃんとユメちゃん先輩が付いてきたって感じ。
まぁ、ユメちゃん先輩はホシノちゃんに無理矢理連れてこられてたけど。
「ホシノちゃん、大人を疑う気持ちは分かるけど、もう一回だけ信じてみない?」
「いくらユメ先輩の頼みでもそれはできません。2年前から私達に手を差し伸べてきた大人は私達を利用することしか考えていないクズばっかりでした。どうせあの人も同じです、どうして今更になって連邦生徒会絡みの人から助けが来るんですか」
「う、うーん、まぁ確かにそうだけど……あの人は今までの大人とは違う感じがするんだよね。利用する人の目をしてないよ、先生は」
「それに関しては僕も同意かな、先生は生徒の為なら自分の身を犠牲にしてでも助けてくれると思うよ。……セリカちゃんをストーカーするっていうやばいやつではあるけど」
「カイトまで……どんな事を言われても私は信じません。絶対に」
「…ホシノちゃんの攻略難易度は高そうだねぇ」
原作と違いユメちゃん先輩が生きてるから尖りまくってるなぁ。まぁ、気持ちはわかるけどね。
僕も原作知識がなかったら先生に対してホシノちゃん並に警戒心をむき出しにする、それ程までにここの“大人“はゴミでキチガイな奴ばっか。
……マジでキチガイしかいねぇのなんなんだよ、クソったれが。
「見覚えがあると思ったら嬢ちゃんらか」
客が僕達以外居なくなったからか柴大将が話しかけてきた。
「あ、大将久しぶり!」
「お久しぶりです」
「おう、久しぶり。そこの緑髪の嬢ちゃんはもう卒業したものだと思ってたが…留年したのか?」
「2回留年してますからね、今年こそは卒業してくださいね?ユメ先輩」
「が、頑張ってるんだけどなぁ……」
「馬鹿だとは前々から思ってたけどここまでだとは思わなかったよ」
「ひぃん、カイト君が辛辣だよぉ」
「…そこの坊主は見たことない顔だが新入生か?」
「いや、2人と同じ3年生だよ」
「そういえばカイトはここに来るの初めてだったね」
「まぁ、色々事情があったからね〜」
なんかどんな事情か柴大将に聞かれそうなので、柴大将に見えるように左腕の義手を見せる。説明とかめんどくさいからね。
「…そうかい、ここが気に入ったらいつでも来てくれよ」
「うん、ありがとうね」
柴大将はそろそろ麺ができる頃合いか、といい厨房へ戻っていった。
……原作でもそうだったけど柴大将めっちゃ優しくない?しかも見た目可愛いし最強か?
僕達はラーメンを食べ会計して、アビドス高校へと戻っていった。
帰る直前、セリカちゃんが皆死んじゃえと言っていた。………あれは照れ隠しみたいなものだ、本気で言ったわけじゃない………なんでこんな震えてるんだ…クソ…。
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現在は午後8時、街灯などの明かりはほとんどなく真っ暗、人も全くと言っていいほどいない。
そんな危険な状況の中、僕は紫関ラーメン付近でセリカちゃんが出てくるのを待っている。
……今後の為に見て見ぬ振りするつもりだったんだけど、我慢できなかった。
助かると知っていても、誘拐されるのが分かっているのに無視しろなんて方が無理、そんな外道な事するなら死んだほうがマシだ。
『いやー、よくあんなクソ共からこんなに後輩思いの奴が産まれたよなぁ、俺は感動したぜ…』
「“創作“に出てくる母親みたいなこと言わないでよ」
急にエル君出てこないで、すっごいびっくりした。
『だって2回も親ガチャ大凶引いてるのに人のことを気づかえるようになるってすごいことなんだぜ?普通は自分のことで精一杯で人のことなんて考えてられないからな』
「……まぁ、ジジとババに教えてもらったのと道徳関連の本いっぱい読んだからね」
『ようできるわそんなめんどくさいこと、俺はぜってぇ無理だ』
「…この世には面倒くさくてもやらなきゃならないことがあるんだよ」
『いつも怠けてるやつがよく言うよ』
「うっさい」
もう、エル君は本当に……面倒くさいなぁ。
「…カイト先輩?さっきから誰と話してるの?」
「ん?あぁ、セリカちゃん」
いつの間にかセリカちゃんは紫関ラーメンから出ており、帰路についていた。
……あっぶない目に付くとこいて良かった…。
「いや、別にただ知人と電話してただけだよ」
「…ふ~ん、そう、で?なんでカイト先輩はここに居るの?」
「こんな時間に女の子一人で帰らせるって危険じゃん?だから送っていこうかなぁって」
「別に私は一人で大丈夫よ!それに昼の事、私は忘れてないからね!」
「昼の事……?あぁ、セリカちゃんのバイト先凸ったこと?」
「そうよ!人が働いてる時にみんなで来て、騒がしいったらありゃしないのよ!」
「うへ~…思いっきり怒らせちゃったみたいだねぇ…ごめんねぇセリカちゃん」
「昨日の事があったからってわざと先生を…って、カイト先輩その時寝てたか……とにかく、絶対に許さないし、私はあんな大人の事なんて信じないからね!」
「まぁ、許す許さないはどうでもいいけど……僕は先生のことは信じていいと思うけどなぁ」
「ふざけないで、私はそう簡単に折れると思ったら大間違いだから」
「ま、その辺はあとになったらわかるでしょ。じゃ、セリカちゃん一緒に帰ろうよ〜」
「はぁ?なんでカイト先輩と一緒に帰らないといけないのよ」
「さっき言ったじゃん、女の子一人じゃ危ないからって。この付近はめちゃめちゃ治安悪いからねぇ…もしかしたら可愛いセリカちゃんは悪い人にさらわれちゃうかもしれないよ?」
「はぁ!?い、いきなり可愛いとか言わないでよ!……ま、まぁ、そこまで言うならついてきてもいいけど…」
「やった〜」
セリカちゃんが赤面しながら僕がついていくことを許した。
……なんかユメちゃん先輩でも似たようなことあったな。
「じゃ、変なのに絡まれる前にちゃっちゃっと帰ろっか」
そう言い僕達は帰路についた。
「(……はぁ、居るなぁ……後ろに)」
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「……あいつか?」
「……はい、そうです。アビドス対策委員会のメンバーです」
「…隣の奴はどうする?」
「あちらも対策委員会のメンバーです、出来れば両方とも捕らえてもらえると」
「準備はいいか?次のブロックで捕獲するぞ」
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「……そういえばこの辺も結構人がいなくなったなぁ。前はここまでじゃなかったのに…」
……周囲にヘルメット団が30……いや、50ぐらい居る。
「治安も悪くなったみたいだし」
一部の者は戦車をセットしている。
「このままじゃ駄目だ、私達が頑張らないと…そして学校を建て直さないと……」
20人くらいのヘルメット団が獲物を逃すまいと前後で挟む配置につく。
「取り敢えずバイト代が入ったら、利息の返済に充てて……」
……動いた!!
前方に居たヘルメット団が僕らの前に壁となるように立ちはだかる。
……いつでも取り出せるように大鎌に手をかける。
「……!?何よ、あんたたち」
「黒見セリカ……だな?」
「カタカタヘルメット団?あんた達まだこの辺をうろついてるの?…ちょうどよかった。虫の居所が悪かったの。二度とこの辺りに足を踏み入れられないようにしてやるわ……!」
セリカちゃんがアサルトライフルに手をかけた瞬間、後ろに居た部隊が動き出し僕達に向けて発砲してくる。
その瞬間僕は後ろに飛び出し撃ち出された弾丸をすべて弾き落とす。
「なっ……!?」
「は、背後にも居たの!?」
「……僕の後輩に手出してんじゃねぇよ、ゴミ共が」
「チッ……狙いは黒見セリカだ!早くやれ!」
「セリカちゃん、20秒だけ耐えて、こっちが終わったらすぐ行くから」
「え…!?カイト先輩!」
高速移動を使い、後方にいる奴らへと向かう。
「…!おい来たぞ……グハッ!?」
「は、早すぎて見えない…!グッ!」
「まずい…次は何処から…ガッ!?」
奴らに認識される前に斬り伏せる。
…あと、7人。
「全員背中合わせになって撃ちまくれ!そうすればいつかは当たるは「んなくだらねぇもの通じねぇんだよ!」…ガッ!?」
「ヤバい、次が…うぐっ!?」
「…ガッ!?」
「うっ、くぅ…!?」
……残り3人。
「ガハッ…!?」
「グッ…!」
「チッ!くっそどうすれば…」
「諦めて全部のヘルメット団を撤収させろ、そうすれば見逃してやる」
「……ハッ誰が撤収なんかするかよ」
「そうか、じゃあ消えろ。目障りだ」
あと、一人…!
ドドドーーーン!!!
「なんだ!?」
急などデカい爆発音が鳴り響きそちらの方へ目を向ける。
そこには、意識を失って倒れているセリカちゃんがいた。
「しまった!戦車を!?」
「隙ありd…「うるさい!!」…ガハッ…!」
目の前に居たヘルメット団の顔面を蹴り飛ばし、セリカちゃんの方へと高速移動で移動する。
「もうそいつは殺しても構わない!絶対にここを通すな!」
赤いヘルメットを被った、如何にもリーダー格の奴が怒りを混ぜた声で叫ぶ。
「僕を殺すだと?図に乗るなよゴミ共が!!」
「「「「うぐぁ…!!??」」」」
セリカちゃんの周りにいた奴らを高速で斬り伏せる。
戦車のやつを除けば、あと、残り6人!!
「今度こそ叩き潰して……!?グッ、ガハッ…ゲホッ!ゴホッ!?」
「(クソッ…!なんだ?急に咳が…!)」
いきなり呼吸が難しくなるほど咳き込み、思わず能力を解除してしまう。
「ゲホッ、ゴホッ…ウッ、グッ!?…オエッ!……ハァ、ハァ…」
「(な、なんかを吐き出してようやく収まった……僕一体何を……え?血?)」
地面を見つめると暗闇の中でもはっきりとわかる赤色の液体がアスファルトにこびり付いていた。
「な、なんで血を……」
「おい!動きが止まったぞ!今のうちだ!早く殺せ!」
「…!考えるのは後だ今は逃げないと…!」
セリカちゃんを抱え、ヘルメット団が居る反対方向へと全力で走る。
……くっそ、普通に走るのは久しぶりだから変な感じだ…!
「絶対逃すな!」
”ドドドドドッ!!”
ヘルメット団が僕に向けて銃を乱射する。
……チッ!アイツら!僕を殺す気か!?……殺す気か。
そんな事を考えている場合じゃない、急いで逃げ道を考えなければ…!
周囲はおそらくヘルメット団で囲まれてるから正面突破はきつい……人がいない隙間は有るだろうが、そこに辿り着く前に撃ち殺される……となると…もうここしか…!
「アイツ、路地裏に入ったぞ!反対方向からも行って挟め!」
「……チッ」
「もう逃げられないぞ」
「うへ~……そのようだねぇ」
予想通りというべきか前後をヘルメット団に挟まれた。
一見逃げ道はない。
「……諦めて降伏しろ」
「はぁ?誰に指図してんだよ、黙っとけ雑魚ども」
壁との間隔は問題ない、この距離ならできる。
「…黒見セリカをこっちに渡すならお前の命だけは取らないでやる」
「はっ…自分の身を優先して大事な後輩を差し出すアホが何処にいるんだよ」
少し壁に近づき片足を付ける。
「…お前この状況わかってるのか?今お前に拒否権があると思ってるのか?」
「勿論、言論の自由って知らない?…まぁ、無理もないか君達どっからどう見ても馬鹿そうだもん」
「…もういい、やれ」
リーダー格の奴が片腕を上げる。それが合図なのか他のヘルメット団が僕目掛けて銃を発射する。
「……舐めるなよゴミ共が」
壁を蹴り斜め上へ飛び上がり対面の壁へと飛び移り、また壁を蹴り対面の壁へと飛び移る。
能力もついでに使い、高速で壁を蹴りビルの屋上へたどり着く。
下にいるヘルメット団は慌てて僕のいるビルへと上がろうとしている。
……急いでここを離れよう、セリカちゃんのこともあるし、まだヘルメット団はいっぱい居る、それに戦車も……
”ドドドーーーン!!!”
「あっぶね!?」
僕のすぐ真後ろで爆発が起きた。やっぱり戦車がまだ狙ってたか……急いでここを離れないと…
”ドンッ!”
”グチャッ”
「ガッ…!?あ、足が…!?」
スナイパーもいやがったのか!くっそ……足が吹き飛ばされた…これじゃまともに動けねぇ…!
いや…無理やりにでも動くしか……!
”ドドドーーーン!!!”
”ドンッ!”
”グチュッ”
「…ッ!最悪だっ…!」
僕のいる地点が戦車で砲撃され崩れ落ち、その後、僕を叩き落とすようにスナイパーに腹部を撃ち抜かれビルから落下してしまう。
……これマジで死ぬんじゃねぇの?
グシャッ!と鈍い音が鳴り響き、血がドボドボと背中から溢れ出す。
「(後ろを向いてて良かった…前だったらセリカちゃんも大怪我を負ってた……)」
まぁ、今の僕は大怪我どころの話じゃないけど…なんで生きてるのかが分からないほどにヤバい…。
「(…ここからどうする?今僕は動けない……ヘルメット団ももうすぐ来る…)」
どうにかセリカちゃんだけでも逃がせないかと、色々な策を練ったが全てが一つの答えにたどり着いた。
「……詰みかよ」
かすれた声で僕は呟いた。
……もう僕は諦めた、仕方がないもう先生に任せよう。別にセリカちゃん死ぬわけじゃない……。
……本当か?原作では確かに死ななかったがここは原作じゃない……原作に存在しなかった僕がいる。その影響で展開が変わることもあり得る。
……いや…先生を…皆を信じよう。皆ならきっと助けられる、先生ならきっと助けられるように動くはず。
はぁ……なんか思ったより短い人生だったなぁ
プシュー…
嫌な音が聞こえた。
ヒュー……
……虫の息のやつにそこまでやるのか……ゴミ共め…。
ドドドーーーン!!!
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「…続けますか?」
「いや、生かさなければ意味がない、この程度で良いだろう。クルマに乗せろ、ランデブーポイントに向かう」
「……この男は?」
「ここに置いておけ。”死体”を持っていっても邪魔なだけだ」
ヘルメット団は黒見セリカを車に乗せ、何処かへ走り去っていった。
…………。
全身が焼き焦げ上半身と下半身が分かれた人物を残して
筆が乗って8000文字くらい書いちゃった……さすがに多すぎるかな?大丈夫?