見切り発車で始めたけど、結構読まれてて嬉しい。
今回もアドバイスや感想等あったらお願いします。
「ユメちゃん先輩〜!ユメちゃん先輩〜!……ヤバい全然見つからない…」
まずい……ほんとにまずい……ユメちゃん先輩を探して丸1日経っちゃった…。
取り敢えず足跡があって良かったけど……一体何処まで行ったの…ユメちゃん先輩……。
「………ん?あの黒い四角い物って……盾?………あ、ユメちゃん先輩の盾だ!!!」
手掛かり2つ目見つけた!!ユメちゃん先輩はいつもこの盾持ってるし多分近くにいるよね?
「ユメちゃん先輩〜!聞こえるなら返事して〜〜!」
「……カ、カイト君?…」
「…!今声聞こえた!ユメちゃん先輩!何処にいるの!!」
「…し、下……」
「……下?……足元ってこと?」
僕は自分の足元を見る。
……なんかある……、なんで胸だけそんな綺麗に砂の中から……。
「ご、ごめんねユメちゃん先輩…!今引っ張り出すから!」
腕がありそうなとこに手を突っ込み引っ張り上げる。
…うわぁ…砂だらけ……、落とすの大変そう…。
「ユ、ユメちゃん先輩大丈夫!?ごめんね、気が付かなくて…」
「だ、大丈夫……、…カイト君…お水あったら貰ってもいい?喉がカラカラで……、後…顔についてる砂も取って欲しい…」
「はいはい、砂拭き取るからじっとしててね、あとはいこれお水」
「んむ…、ぷは〜……ふぅ…ありがとう、生き返ったよ〜」
「そ、それはよかった……それで、ユメちゃん先輩はなんでこんなとこまで来ちゃったの?お水とかコンパスも持たずに」
「…ホシノちゃんに怒られちゃって……ちょっと考え事しながら歩いていたら……こんなとこまで来ちゃって……ごめんね、手間かけさせちゃって…」
「ん、大丈夫ユメちゃん先輩が無事で安心したよ、さ、アビドス高校に戻ろう?」
「うん………」
ユメちゃん先輩がすっごいシナシナしてる……かわいい、……じゃなくて慰めないと。
「ホシノちゃんが怒ってるとこを見てないからよくわからないけどさ、多分ホシノちゃんは色々ストレスが溜まっちゃって爆発しちゃっただけだと思うし謝れば許してくれると思うよ、ホシノちゃんなんだかんだユメちゃん先輩に甘いし」
「……」
「ほら、ユメちゃん先輩にはそんなしょぼんとした顔じゃなくて、いつものアホっぽい笑顔のほうが似合ってるよ」
「うん……え?アホっぽい笑顔?私いつもそんな顔してた?」
「さ、ユメちゃん先輩のシナシナ顔が元に戻ったところで学校に戻ろう〜」
「え?カ、カイト君?お〜い?聞こえてる?カイト君〜?」
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「そろそろ学校に着くよユメちゃん先輩」
「よかった〜、遭難した時はどうなるかと思ったよ〜」
「今度から砂漠に出るときは絶対荷物確認してね?次はホントに取り返しのつかない事になりかねないから」
「うん、気をつけるね」
信用出来ないな〜……後でユメちゃん先輩のスマホにGPS付けよ。
……にしても……。
「……なんで風そんなに無いのにこんなに砂が舞ってるの?」
「なんでだろう?砂嵐が来るって予報なかったはずなんだけど…」
……なにか嫌な予感がする…。
なにか…"強大な奴がこっちに向かってきている"気がする。
「ユメちゃん先輩、急いでアビドス高校に戻るよ。」
「え?急にどうしたの?」
「……なにか来てる気がする、ヘルメット団とか雑魚の集まりじゃない……手に負えないようなものが…」
「…何かって?」
「分からない…だけど今僕達と"奴"が接敵したら…確実に負ける」
「…じゃあ急いで帰ったほうがいいね、ホシノちゃんも得体のしれないものからは逃げてって言ってたし!」
僕達は急いでその場から離れた。
…………奴は直ぐ側まで迫っている、……ユメちゃん先輩をアビドス高校に送り届けたら僕が"奴"を砂に送り返そう。
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「着いた〜〜!」
「ふぅ…結構時間掛かったね…」
やっとアビドス高校に着いた……疲れた……これから奴と戦うのに……体力持つかな?
「じゃ、中入ろっかホシノちゃんと仲直りしないと!」
「あ〜…いや僕は、これからバイトあるからさ…」
「…?カイト君ってバイトしてたっけ?」
「お、一昨日始めたんだよ…」
「……すぐ帰ってきてね?」
「…善処するよ、じゃ行ってくるね」
「うん、いってらっしゃい」
僕は砂漠……奴の方へと向かっていった。
……ユメちゃん先輩を騙すような事するのすっごい心にダメージが……。
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ここなら大丈夫かな?アビドス高校には意図的に近づかない限り被害はないはず。
「いつまでも砂の中潜ってないで早く出てきなよ、…それとも僕にビビっちゃってるのかな?」
『ゴゴゴゴ…』
「おっとっと……はは…来たね」
周囲に振動を起こし砂煙を巻き上げながら奴は姿を現した。
機械仕掛けの神、デカグラマトンに仕える3番目の予言者。
ホシノとユメ先輩の身長差から考えるにユメ先輩170cm位あるよね。