二重人格者が送る青春の物語   作:マグマ焼き豆腐

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はい、投稿遅れてすみませんでした!多分次の話も遅れますごめんなさい!
後、この小説の評価をしてくださった方々ありがとうございます、いつか☆10が赤くなれるように頑張ります。


2年前のゲヘナやっぱやべぇよ

 

「ヘッヘッヘ…こんだけありゃあのゲヘナの風紀委員会ぶっ壊せるだろ」

 

人気のない裏路地で大量の銃や爆弾を見つめ不敵な笑みを浮かべているスケバンの姿があった。

彼女はミレニアム、トリニティ、ゲヘナ各学園を襲撃し多大なる被害を与えた事により、50万の懸賞金をかけられている。

 

「このアタシ様にかかればこれだけの武器を用意するなんて赤子の手をひねるより簡単だね、はぁ〜…自分の才能に惚れ惚れするわぁ〜…」

 

「自分語りのセンスなんて磨いてないで背後にもうちょっと気を配ったらどう?」

 

「っ!?なんだ!誰だ!」

 

スケバンが振り向いた先には白い仮面と真っ黒いローブを身に着け180cmを優に超える大鎌を持った人物がいた。

 

「…あぁん?このアタシ様によくそんな口が聞けたな〜?なんだ〜?懸賞金目当てでアタシ様に勝負を挑みに来たのかぁ?」

 

「ん~…まぁ…そんなとこ、だから大人しく捕まってくれない?僕は乱暴事は嫌いだからさ」

 

「あぁ?誰がそんな事言われて大人しく捕まるかよぉ!!テメェはこの武器達の的になってもらうぜ!」

 

「はぁ〜…いっつもこう、めんどくさい……一応言っとくけど後悔しても僕は知らないからね?」

 

「はん!後悔するのはテメェだ!アタシ様に勝てると粋がってる頭を砕いてやるよ!!」

 

スケバンは手に持っているライフル、マシンガンを乱射しまくる。

黒いローブの人物は大鎌を自身の前で高速に回し弾丸を全て弾き落とす。

 

「はぁ!?なんでそんなデケェ物振り回せんだよ!…クッソ…ならコイツをくらいなぁ!!」

 

スケバンは10数個のグレネードを黒いローブの人物へと放り投げる。

黒いローブの人物は投げられたグレネードの1つを大鎌で切断する、その瞬間切断されたグレネードは爆発し他のグレネードも誘爆をし、やがて大爆発を起こす。

 

「ハッハッハ!自分で爆発させるなんてバカにも程があるぜ!……はぁ〜スカッとした、さぁ~この調子で風紀委員会も…」

 

ザシュッ

 

突如肉を切るような音がなり、スケバンはその音に反応する前に意識を落とす。

意識を落とす直前にスケバンが見たのは血に塗れた大鎌だった。

 

   _____________________

 

 

「大丈夫、ただの峰打ちだから数日もすれば傷は塞がる筈だよ」

 

本気の力で切ったら一応切れるんだね、ヘイロー持ちでも。

あ、どうも十六夜カイトだよ、今は賞金首を狩ってるとこ、僕はバイトとか苦手だからこういう事でしか稼げないからな……本当に無能もいいとこだね僕。

さて…これで50万か……アビドスの借金は9億と258万、仮に賞金首が全員50万だとしたら………約1805回繰り返せば返せるね。

………絶望的だね、………あの契約を受けるのも視野に入れようか…。

取り敢えずこの子をヴァルキューレに引き渡そう。

 

 

賞金首をヴァルキューレに引き渡し、現在僕はゲヘナ行きの列車に乗っている。

 

なんでゲヘナに向かっているかは……賞金首が風紀委員会って言ってたからこの時代のヒナちゃんに会ってみたくなって…。

……この時期にゲヘナに来るのは正直危ないどころの話じゃないんだけど……。

 

今のゲヘナ学園は"雷帝"という人物がトップに君臨しており、鉄拳政治を用いてゲヘナ学園を治めたという完全な暴君。

そんなとこに足を運ぼうものなら生きて帰れはしないという噂までが立っている。

 

……僕は今そんな危険なとこに行こうとしている、バカだと思うよ自分でも、ゲヘナ行きの切符買った時、まじかコイツって顔で見られたからね……やっぱ危険なんだな〜って。

 

「次は…ゲヘナ、ゲヘナ、お出口は左側です」

 

「……まぁ…僕のスピードがあれば死ぬ前に逃げれるし気楽に行こうか」

 

 

「さ、着いた着いた……ここどこなんだろう」

 

どうしようゲヘナ学園の場所が分からない……地図は……駄目だ穴ぼこだらけ、何も分からん。

ん〜……どうしよう〜…人に聞く?……気性荒そうなんだよなここの人ら……素直に教えてくれるかな…。

 

ドカンッ!

 

「うわっ!?びっくりした……爆発音?…誰かが暴れてるのかな?」

 

本当に物騒だな…ここ…、巻き込まれないように離れとこ……、いやもしかしたら鎮圧に向かった風紀委員会に会えるかもしれない……、よし向かおう。

僕は爆発音のした方へと向かっていった、………なんか嫌な予感するけど気の所為でしょ。

 

 

「確かこの辺だったよね、爆発音が聞こえた場所は…」

 

ん〜…特に誰も居ないね、じゃあなんだろこの爆発。

 

「ら、雷帝だぁ!!全員逃げろぉ!!」

 

「……雷帝?」

 

え?ここ雷帝いるの?マジで?

……いい機会だしちょっと挨拶しに行こうかな。

僕は急いでこの場を離れようとしているミニガンを持ってるスケバンの腕を掴む。

 

「な、なんだよお前!今急いでんだよ!離せ!」

 

「その雷帝って何処に居るの?」

 

「あっちだ!あっち!早く離してくれ!逃げないとヤバいんだよ!」

 

「はい」パッ

 

「はぁ…はぁ…逃げないと…殺される…!」

 

「………」

 

殺される…ね……挨拶だけして帰ろうと思ったけど1回お灸をすわせる必要があるようだね。

僕はスケバンが指した方向に走って向かう。

……この爆発の被害者がいないといいけど…。

 

 

……この辺に雷帝が………どこだ?

 

「アビドス生徒がここで何をしているんだ?」

 

「うわぁ!?びっくりした!……誰?」

 

僕が振り返った先には万魔殿と似た制服を着た、僕と同じくらいの背丈の女性がいた。

……というかこの人よくアビドスってわかったな、僕今仮面付けてるしローブも着てるのに。

 

「質問を質問で返すな、もう一度聞くアビドスの生徒が私の敷地で何をしている」

 

「……別に僕がどこにいようが僕の勝手でしょ?はい、そっちの質問には答えたよ次は僕のターン、君は誰なの?」

 

「名乗るメリットはどこにある」

 

「ま、あるわけ無いよね、というか名乗るのにメリットを気にするとかだいぶ拗れてるね」

 

「何をしているか聞いたとき自分の勝手と答える奴がそれを言うか」

 

「はは、確かに」

 

ゲヘナ自治区を自分の敷地というあたりマジで暴君っぽいね。

…お灸をすえると言ったけど…この子隙がないな、大鎌を振ろうものなら振り下ろす前に反撃貰うよ。

 

「ま、別に名乗られようが名乗られまいが君の事は知ってるけどね、雷帝でしょ?」

 

「……アビドスだから知っていてもおかしくはないか、それで何かようでもあるのか?シェマタの件はもう受け付けていないぞ」

 

「シェマタ……そういやそんなのあったね後で破壊しなきゃ、いや、君には少しお灸をすえる必要があるかなって思って」

 

「お灸だと?何を生意気な事を…」

 

「僕君みたいな血で血を洗うようなクズ嫌いなんだよね」

 

僕は大鎌を振り上げ雷帝に攻撃を仕掛ける、しかしその攻撃は雷帝には当たらず空を切る。

 

「…随分野蛮になったものだなアビドスは、しかもこの私に攻撃するとは……貴様も処罰対象だな」

 

「僕の中でも君は処罰対象だからお揃いだね〜」

 

いつの間にか後ろにいた雷帝はミニガンのような物を取り出し僕に向かって乱射する。

……流石にこれは防げないな。

僕は近くにある大きな瓦礫に身を隠し銃弾を防ぐ。

 

「(……さて、仕掛けたは良いけどこれ勝てるかな?僕ユメちゃん先輩より弱いのに……、いやコイツだけは僕が勝たなくちゃ駄目なんだ、こういう奴は敗北を味合わせないと直るものも直らない…こういうのは前世で学んだ)」

 

と別に正義の為に戦ってるわけでもない、ただ死人が出るのが嫌だと言う自己満でゲヘナ自治区で問題を起こしている僕に言い聞かせる。

……本当に何がしたいんだ僕は……。

 

「意気揚々と攻撃した割にはすぐ隠れるんだな、ビビってるなら潔く出てこい楽に殺してやる」

 

「いや〜だね〜、僕はもっと生きてたいし素直に出ると思うなよ?」

 

このままじゃ進展がない……取り敢えず適当に攻めてみるか。

僕は近くにある瓦礫を雷帝に投げつける。

 

「ふん!…チッ何をふざけた真似を………何処に行った?」

 

大きな瓦礫の裏に隠れていた僕は瓦礫を投げつけた後、雷帝の視界から外れた。

 

「(こういうのは不意打ちを仕掛けるしか勝ち目は無いよな…)」

 

僕は高速移動で雷帝の裏に着き鎌で切り裂く。

『ザシュ』という肉が切れる音がなる。

 

 

 

カイトの腹部にできた傷から血が流れる。

 

「(……なんで僕が切られてるんだ……?僕は…いつの間に……?)」

 

「お前は遅すぎる、その程度の速度でついてこられると思うな」

 

雷帝の手には血塗られたナイフが握られていた。

 

「…チッ…(やべぇ、こいつこんなに早く動けたのかよ…)」

 

クソッ……コイツ…しゃれにならねぇ強さしてるぞ…下手すりゃホシノやビナーより強いんじゃないか…?

……高速移動が駄目ならどうすれば…残り50秒しか……時……間…が……。

 

「(……なんだ…?意識が……なんで…まだ…時間じゃ……)」

 

今…ここで倒れる……わけ……には……。

僕は意識を落としてしまった。

 

意識を落とす直前何かが僕の内側から込み上げてくるのを感じた。

 

 

 

 

 

 

 

今度は俺のターンだ

 

 

   _____________________

 

 

「へへ……ヒヒハハハ……!」

 

「…なんだ?死を悟って気でも狂ったか?」

 

「キヒヘハハハ……!……図に乗るなよ……皇帝だかなんだか知らねぇが……!この俺に傷なんぞつけやがって…生きて帰れると思うなよ?」

 

「……」

 

…なんだコイツは硬直したかと思ったらいきなり気が狂ったように笑って………というかよく見たら…

 

「(……ヘイローが違う?)」

 

笑う前はバツが円を描いているような形だったが、今は否定記号(¬)のようなものが立体的にデカデカと頭に浮かんでいる。

 

「…さっきの奴の影武者かなんかか…狡い真似を…」

 

「……影武者?テメェ何いってんだ?…まぁ何でもいい、これから死ぬ覚悟はしときな!」

 

「舐めるな、お前如きに殺される私じゃない」

 

「そいつはどうだかな……さぁ…」

 

 

俺と死ぬまで踊ろうぜ?雷帝

 





カイトのプロフィールに書き忘れましたが、カイトは人の死を極端に嫌います、どんなクズでも死ぬのだけは違うって思ってる奴です。
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