どうもどうも最近腹を壊しまくってるマグマ焼き豆腐です。
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さて、少しだけカイト達の話を、カイト達は他の生徒に比べて神秘の力がかなり弱いです。
マシンガンとかアサルトライフルの様な1発1発の威力が低いものはスネを強打した位のダメージですが、ショットガンやスナイパーなどの1発の威力が強い物は体を貫通します、当たりどころが悪ければ腕とか飛びます、全然死にます。
はい、以上です、では続きをどうぞ。
あ、今回曇らせあるので注意。
「ホシノちゃん!お願いだから信じて!僕は本当にアビドスを陥れようだなんて…」
「黙れ!よくも…騙したな!ユメ先輩をあの時助けたのも、私達の信用を得るためだったんだろ!」
「いや…あれはホントに助け……あっぶな!?」
「ちぃ…!」
ホシノちゃんからの攻撃を高速移動で躱す。
……今のホシノちゃんは聞く耳持たず……言葉で誤解を解くのは難しい………どうすれば……。
「クソッ……当たらない!」
「ホシノちゃん!攻撃の手を止めて!一回話し合おう!………あ、全然聞いてないやあれ…」
――いくら能力のデメリットが無くなったとはいっても…長時間使い続けるのはキツイ……どうしたら聞いてもらえる?
『カイト俺に変われ、こういうバカに話を聞いてもらえる方法を思いついた』
「バカって……ちなみにその方法ってのは?」
『殴って無理矢理聞かせる』
「暴力はダメだよ」
『いつも賞金首を殴ってる奴が何言ってんだよ』
「あれはあれ、これはこれ……おっと…危ない…」
「さっきから誰に話しかけてるのか知らないけど、助けを呼んだところで私に勝てると思うな!」
「いや、違うって!助け……ではあるかもしれないけど…僕はただ話を聞いてほしいだけで勝とうとだなんて思って……危ないって!?」
『アホなことしてねぇでさっさと変われ!このままじゃ一生誤解は解けねぇぞ!」
「……わかったもうこの際殴るのは良いよ、でもエル君弾丸避けられるの?ホシノちゃんのショットガンの威力やばいよ?いつものエル君のゴリ押し戦法効かないよ?」
『……まぁ…大丈夫だろ!俺は能力持ってねぇけど何とかなるって任せとけよ!』
「……僕の体殺さないでよ?」
『やべぇ時は変わる、俺の体でもあるんだからな限度ってもんはわかるぜ』
「……すっごい心配だけど…仕方ないチェンジだよエル君』
『了解だぜ』
僕は肉体を離れエル君が代わりに俺の肉体に入る。
さぁ……始めるか…。
―――――――――――――――――――――
「ふふふ……さぁ!俺のターンがようやく回ってきたぜぇ!」
「…急に口調を荒げて……本性でも表した?」
「そういや、俺はアビドスメンバーの前では姿を見せたことはなかったな……まぁ…自己紹介は落ち着いた時にでもしよう……さぁ、かかってこいよチビっ子相手してやる」
「…?何言ってるか分からないけど…あまり図に乗るな!」
――ホシノがショットガンをぶっ放しながら俺に接近して来る、……ハッ、何が威力がヤバいだ俺がそう簡単に止まると思うなよ?
いつも通り俺は放たれた弾丸を避けもせずに突っ込む、こんな速度が速いだけの鉄屑俺に効くなんてことは……
「ぐぇあ!?」
弾丸に当たった瞬間大きく後ろにふっ飛ばされた、んだよ……めちゃくちゃいてぇ……これ大型トラックに引かれた気分だ……やっべ頭クラクラする……。
『ほら…だから言ったじゃん…ホシノのショットガンの威力ヤバいって……』
「もうちょい詳しく言えや…バカタレ……あ〜…待って目眩が……」
『ほらそんな事言ってる間に次が来るよ!構えて!』
「チッ…クッソが!」
ホシノがさっきよりも近い距離でショットガンをぶっ放し、更に近づいてくる。
俺は弾丸を横に飛んで避ける。
……これ勝てなくね?……俺は銃を持っていないから遠距離から攻撃することができない………だからといって近づくとあのトラック並みの威力を食らうことになる………。
……クッソもうめんどくせぇ!トラック並みの威力を食らうとは言っても死ぬわけじゃねぇ…我慢して接近すれば良い…我慢は得意だからな……。
もう一度ホシノがショットガンをぶっ放しながら近づいてくる……俺は避けずにそのまま突っ込む。
放たれた弾丸は腹部に当たり激痛が走る。
「ぐぅっ……クッソがぁ!」
俺は痛みを無視しホシノに殴りかかる、しかし軽く受け流され頭にショットガンを突き付けられる。
待て待て待て…ショットガンシェルに入ってるあのちっこい玉が3つ当たっただけであの威力だぞ?……フルヒットしたら死ぬ!?
俺はホシノのショットガンを掴み銃口を俺から逸らす、いきなりショットガンの向きが変わったからかホシノが体制を崩す、その隙にホシノの首元に蹴りを放つ。
「ぐっ……」
「ド至近距離なら俺に分がありそうだなぁ!」
怯んでいる間に足払いを掛け、旋風脚をホシノの頭に叩き込みホシノは地面に頭から激突する。
「アガッ……!?」
「そろそろカイトに怒られそうだから、大人しく話を聞いてほしいんだけど?」
「……あっ……たまが……」
「……やっべやり過ぎたこれ」
『エル君?何してるのかな?』
「え!?あ、いや…そのぉ……い、いや特に後遺症とか残らないくらいの力で蹴ったから……だ、大丈夫でしょ…」
『エル君?』
「………さーせん」
――力の調整を学んだ方が良さそうだな…『ガチャ』…あ?なんの音d…
バンッ!
「…っがァ!?」
「……ふぅ…危なかった」
「………ガッ……クッ……ソ……」
――やっべぇ…完全に油断してた……顔逸らさなかったら……死んでた……つうか……
「てっめぇ……頭に蹴りぶち込んだんだぞ……なんで動ける……」
「あんなの私からしたら走っている時にカナブンが当たったのと同じだよ、で?さっさと倒れてくれない?」
「……話をちゃんと聞いて誤解を解く時間をくれるならいくらでも倒れてやるよ」
「…どうせ、それで油断したところで攻撃するつもりでしょ?そんな見え見えの罠には引っかかんないよ」
「だから罠では無くてだな……」
――どうやったら話を聞いてもらえる?……あ、良いこと思いついた、コイツに人の心があるなら流石に攻撃の手を緩めるだろ……へへ……。
「カイト、先に謝っておく」
『え?どうしたの?』
「……片腕飛ばすわ」
『………は?』
俺はホシノへ急接近し再び殴りかかる。
「……1回で学ぼうよ」
また軽く受け流されショットガンを頭に突きつけられる、……この位置じゃ駄目だ…。
ショットガンを掴み銃口を明後日の方向に逸らし、ホシノの腹部を蹴り無理矢理距離を取らせる。
「………」
「ほら、俺のこと倒すんだろ?早くしろよ、どうした?まさか自分より格下のやつに手こずるなんてことないだろ?」
「…負けてる状態でよく言うよね、まぁ…お望み通り早く終わらせてあげるよ」
――やっぱコイツ簡単につられるな、扱いやすい、この先が心配だぜ…。
ホシノは急接近しショットガンを俺の顔に向ける。
ふっ……"かかった"
俺はショットガンの銃口が自身の左肩に当たるように立ち位置を調整する、…………ここだ。
バンッ!
鋭い銃声が辺りに響き渡る、それと同時に………『グチャリ』というグロテスクな音も響き渡る。
さぁ…あとは……奴に人の心があるか……ないかだ……。
―――――――――――――――――――――
「え………は?………」
私がカイトにショットガンを撃った瞬間……カイトの左腕が宙を舞った……。
私の手とショットガンにはベッチャリと血が付いていた。
「な……なんで……ヘイローがあるから……銃弾は……通らない筈じゃ……」
「……それは…ヘイローの力が強いからだ…俺は……いや、俺達は……そこらのやつよりも弱い…だから…本気で撃たれたらこうなる…」
「あ………あぁ……」
カイトから覇気のない声色で淡々と述べられる……"俺達"という言葉が一瞬気になったが……今はそんな事気に止められない。
「血……血を止めないと……カ、カイトが死んじゃう……!」
「なんだ?俺を殺すんじゃなかったのか?だから俺の腕を吹き飛ばしたんじゃないのか?」
「違う……ただ…アビドスに……近づけさせないように……脅す程度に……しようとして……」
「ハッ…脅す程度か………これがか?脅しの域を過ぎていると思うんだが」
「ちが……ごめんなさい……ごめんなさい……」
「謝って済む問題じゃないと思うんd……あ?どうしたカイト?え?やり過ぎ?いや黙らせる為にやって……あー…はい、すんません…」
違うの私は…カイトを殺すつもりじゃ……。
「え?変われ?あー…はい…オッケーっす……変わります…」
ただ私は……アビドスを守るために…。
「……ホシノちゃん顔を上げて?」
「……カイト?……違うの…私はただ…」
「大丈夫、わかってるアビドスを守るためだよね?ホシノちゃんは責任感の強い子だからね……大丈夫僕は理解してるよ」
「……カイト…私は……カイトを……殺しかけて……腕を………」
「片腕くらいいいよ、義手つければ何とかなるしね」
「……それでも私は……」
「はぁ……撃たれた本人がいいよって許してるんだからそう思い詰める必要もなくない?ホシノちゃんにはそんな悲しそうな顔は似合わないよ?ほらたまに見せるアホっぽい笑顔を僕に見せて」
「……でも……、……待ってアホっぽい笑顔って何?」
「いや、たまに見せるじゃんユメちゃん先輩みたいなアホっぽい笑顔」
「いつもユメ先輩の笑顔アホっぽいって思ってたの……?」
「ウン」
「ウンって………ちょっと気が抜けたよ……」
「作戦成功ってね、………それでホシノちゃん…一旦僕の誤解を解くために話し合おう?銃とかじゃなくてちゃんと言葉でね?」
「……わかった……じゃあいくつか質問して良い?」
「どうぞ」
「黒服と契約したって言ってたけど…どんな契約をしたの?」
「……言うなって言われてないしいっか、僕が神秘の研究を手伝う代わりに良い結果を出せたら僕の望む報酬を貰うっていう契約」
借金の事言わないことにしよう、カイザーにバレたら大変だし。
「……もう一つ質問、なんで黒服なんかと契約したの?」
「…それは……まぁ…未来の為……かな」
「未来の為?……ふざけてるの?」
「大真面目なんだけど……まぁ…そのうちわかるよ」
「そのうち……ねぇ……じゃあこれで最後の質問……私と戦ってる時に言ってた"俺達"ってどういう事?」
「…それは……………言ってもいいけど……他の人に絶対言わないって約束してもらえる?」
「……わかった、約束する」
「…それじゃあ言うね、あれは……僕の別人格の幌蒔エル君だよ」
「………別人格?…どういう事?」
「そのままの意味だよ、僕は元々二重人格でエル君が黒服と契約をしてお互いを認識できるようになってこうなった」
「……あの時医者が言ってた事……」
「医者?……あぁ…僕が気絶したときね…あそこ精神の状態まで見れるんだ……優秀だね…」
「………うん……そうだね…」
「…何度も言ってるけど腕の事は気にしなくて良いよ……それじゃあ僕は病院に行ってくるね、止血とか色々してもらうよ」
「……うん…わかった……気をつけてね」
「そっちもね、じゃまた明日」
そう言いカイトは私が瞬きした瞬間に姿消していた…便利だね…その能力……。
―――――――――――――――――――――
「ふぅ……なんとか…誤解は解けたのかな?」
病院からの帰り道、僕は独り言を呟く。
「方法は……あれだったけど…まぁ…結果良ければ全て良しと言うしね……」
『な?よかったろ?あの方法』
「黙れ、せめて僕が許可するまで待て」
『いや…正直あれ以上はきつかったし……ほらちょっとホシノの曇らせ展開見れたしいいじゃん?』
「僕こういう誰かが傷ついて曇る展開嫌いなんだけど」
『……あ〜……それは…すまん……』
「はぁ……もう……飛んだ左腕どうしよう……義手つけないとあれだけど……使いにくいって言うしなぁ…」
『そこは…黒服になんとかしてもらえ、アイツなんかすげー技術持ってるらしいし』
「お前が言うなお前が……はぁ…ユメちゃん先輩とノノミにはどう説明すれば……」
『普通に事実を言えばいいんじゃねぇか?』
「そんな事言ったら確実にギスるじゃん、僕やだよギスギスアビドス見たくない、特にユメちゃん先輩とホシノちゃんがギスってるとこ」
『あ〜……じゃあ…誰か庇って…無くなったってことにしとくか?』
「それにしようか……はぁ……憂鬱だ……」
僕はエル君の作戦に文句を垂れながら家へと帰った。
後日予想通りユメちゃん先輩とノノミに腕の事を問い詰められ、ホシノが理由を言おうとしていた所を割って入り庇って腕飛んだって言っといた。
その事を聞いた2人の目は曇っていた。
ホシノちゃんの目も曇ってた。
ごめん…ホシノちゃん…今は耐えて…せめて…月日がたった時に言おう…。
曇らせって書くの難しいなぁ………今後の為に練習しないと…。
お次はシロコ辺りを登場させようかな。