俺の個性が転生者掲示板だったので、スレ民の力を借りてレジェンドとなる   作:夢野飛羽真

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今回もアクションでございます!
楽しんでいってください


13スレ目 VS氷の少年

「さて、次のペアは誰になるかな~?」

 

緑谷君達のチームと爆豪君達のチームの試合が終わり、次の組み合わせを決めるためのくじをオールマイトが轢いている。

 

「ヴィラン側はチームI!そしてヒーロー側はチームBだ!」

 

「俺達か…」

 

くじ引きの結果ヴィラン側が俺達3人のチームでヒーロー側が轟君と障子君のチームだ。

 

「それでは、2組は早速演習場Bに向かってくれ!」

 

最初の建物はさっきの戦いのの余波で破壊されてしまったため、別のビルに俺達5人は移動することになった。

 

「さて、戦う前に轟君と障子君の個性についておさらいしておこう。」

 

「轟は氷の個性だよね。個性把握テストでも見てたけど広範囲を凍らせたりとか、大きい氷塊を作ったりもできるんじゃないかな?」

 

「障子君はね。背中から腕とか身体の部位を複製できるんだって。個性把握テストの空き時間に質問してみたんだけど、腕以外にも眼とか耳も作れるんだって。」

 

「じゃあ、索敵もできるってことか。葉隠さん情報ありがとう!」

 

葉隠さんからの情報は凄くありがたい。

轟君はともかく、障子君に関しての情報が少なかったから、ちょっとした情報でも予め聞いていてくれたお陰で対策は出来そうだ。

後問題なのは…

 

「後さ、轟君って炎とか熱も使えるのかな?個性把握テストの時にたまたま見たんだけど、なんか氷を左手で溶かしてたんだよね。」

 

「氷を?ってなると輝夜の言う通り熱とか炎を使えるんじゃ…」

 

「何それ?炎と氷ってめっちゃ強いじゃん!」

 

あくまで俺達の推測ではあるが、炎と氷を操る個性を彼が持ってるなら相当厄介だ。

どっちか片方なら対処はしやすいが…

ただ不思議なのは、その炎をあまり使っていないところだ。

個性把握テストの50m走、立ち幅跳び、持久走辺りで炎を使って推進力を出せばもう少し記録を伸ばせそうだったが…

 

「まあとにかく、轟君は俺が抑えるよ。俺が彼を抑えてから、尾白君と葉隠さんには障子君を抑えてもらおうかな。」

 

「分かった!」

 

「任せて~」

 

とりあえず、あの氷結に対処するとなればレジェンドの力が必要だ。

なので必然的に轟君を相手するのは俺がやることになる。

一先ず、さっきの俺の推測が当たってるかどうかスレに皆に残りの時間で聞いてみようかな…

 

151:掲示板の伝説

尾白君達と作戦会議してる時にふと気になったんですけど、轟君の個性って氷だけじゃなくて炎も使える感じですか?

 

152:鬼滅の剣

そう、その通り。

彼の個性は半冷半燃、右手で凍らせ左手で燃やす。

そんな個性だ。

 

153:マルチバースの旅人

炎と氷を操る強力な個性だ。

 

154:逢魔の魔王

よく気付いたね。イッチ。

 

155:掲示板の伝説

>>154

ええ、彼が左手で氷を溶かしてるとこを見たので、左で炎とか熱を使えるのかなって思いまして

 

156:滋賀県警の一般刑事

炎と氷を使うって中々凄い芸当だな。

 

157:武神バサラ

はっきり言って強個性だな。

 

158:掲示板の伝説

けど、1個分からないことがあるんです。

 

159:チャンピオンヒーロー!スパイダーマッ!

どうしたんだ?

 

160:掲示板の伝説

炎がもし仮に使えるのなら、なんであまり使わないのかが不思議でして

個性把握テストでも炎を推進力にしていればもう少し記録を伸ばすことができたんじゃないかなと

 

161:黄金郷の海賊王

それに関しては、いずれ分かるだろう…

 

162:ブラックトリガーRX

そうだな。

そこには色々な事情があるが、それをイッチが知るのは彼が直接話す時が良いんじゃないかな

 

163:掲示板の伝説

なるほど、いずれ聞く機会があるんですね…

ならその時まで待ちます。

 

164:ゼロスリーの母

氷だけを使うのね…

 

165:不死身の刑事

炎も使った方が強そうだが果たして…

 

166:ミラモン戦隊の指令

半分の力だけしか使わないなら、イッチに勝てるかどうか…

 

167:掲示板の伝説

ええ、けど油断はせずに戦います。

 

168:滋賀県警の一般刑事

そうだな。

油断はしない方が良いな。

 

169:鬼滅の剣

ああ、油断できる相手じゃないのは確かだ。

 

170:光の国でも全力全開!

氷結全開!って感じだから、氷に飲み込まれたら大変だ!

 

171:黄金郷の海賊王

氷だけでも強力なのは確かだ。

 

172:異世界セイバー

そうだな…

氷が相手ってことは…

 

173:武神バサラ

>>172

お、まさかな…

 

174:掲示板の伝説

そうですね。

そろそろ作戦を考えていきます。

 

175:滋賀県警の一般刑事

おう!頑張れよ、イッチ。

 

 

『それでは…屋内戦闘訓練…!開始!!』

 

大翔のチームと轟のチームが準備を終え、オールマイトの号令と共に訓練が始まる。

 

「3階に1人、5階に2人いる。恐らく、2人いる方に核があると思われる。」

 

障子は複製腕を用いて建物内の様子を探り、得た情報を轟に伝える。

 

「外出てろ、あぶねえから…」

 

複製腕による情報収集を終えた障子に下るように言うと、轟は右手で建物に触れる。

 

「向こうは防衛戦のつもりだろうが…俺には関係ない。」

 

その右手から一気に冷気を放てば、建物が一気に氷に覆われる。

ビルの床も天井も壁も全てが氷に覆われる。

 

「行くか…」

 

轟は屋内戦闘訓練での勝利条件を満たすために、凍てついたビルの中に入っていく。

核兵器のある部屋を目指して、轟は上のフロアに向かっていく。

 

『ケミーライド!ゴ・ゴ・ゴ・ゴージャスウィザード!』

 

その時であった。

突如轟の付近の氷が溶け始めていく。

 

「なんだ…?」

 

「ただの魔法さ。」

 

ビルの真ん中のフロアに辿り着いた轟の前に、ゴージャスウィザードにケミーライドした大翔が現れた。

ゴージャスウィザードの周囲には黄金の魔方陣が4つ存在しており、その魔方陣から金色のこの炎が放たれて建物を覆う氷が溶けていく。

 

「さて、俺が相手だ。」

 

「ッ…!」

 

ゴージャスウィザードと対峙する轟が、右手から冷気を放つのに対し、ゴージャスウィザードが手を翳すと黄金の魔方陣がさらに生成され、そこから放たれる炎が轟の冷気を打ち消す。

 

「この程度ッ…!」

 

Gウィザードの出す炎に押されつつあった轟は、後方に下ってから、再び右手から冷気を放って自分達がいるフロアごと凍らせてしまおうとするが、再びGウィザードが魔方陣から炎を出して冷気による攻撃を防ぐ。

 

「そんな戦いじゃ、俺には勝てないぜ。」

 

「…!」

 

さらにウィザードの背部から2枚の魔方陣が現れ、そこから放たれた金色の炎がさらに轟の冷気を押しのけて、彼の身体に炎が迫っていく。

 

「チッ…」

 

轟は氷の壁を作って、攻撃を防ぎつつ後退していく。

 

「トウッ!」

 

そして、Gウィザードが一気に駆け出し、轟との距離を詰めて、彼の腹部に蹴りを打ち込むと、轟のコスチュームの左半身を覆う氷の装飾の左腹部が破損し欠片が地面に落ちる。

蹴り飛ばされた轟の身体は床の上を転がっていく。

 

「轟君、君本当は炎も使えるよね?けど、何で使わないんだい?」

 

Gウィザードが轟に向けて歩を進め、ジワジワと轟を追い詰めていく。

そして、彼が左を使わない理由を問いかける。

 

「俺は左は使わねえ…右の力だけで1番に…」

 

「半分だけの力、本気じゃない力で1番になれるとでも…?」

 

Gウィザードがレジェンドライドマグナムを手に取り、轟に近付いて来る。

 

「時には、本気を出しても人の命を救えない時だってあるのに、本気を出さずに1番になるどころか誰も救えない…それどころか、ヒーローにもなれない!」

 

大翔が仮面ライダーレジェンドになった日。

自身の学校を襲撃したコマンダードーパントに抗ったあの日、事件の元凶の人物とは言え複数名の犠牲者を出してしまっていた。あの日の大翔の全力でも全員を救い切ることができなかった。

だからこそ、本気を出さずにヒーローを目指そうとする轟の考えを、大翔は甘い考えだと感じていた。

 

「うるせえ!俺は!俺はこの右だけで…!」

 

「そうか、俺は君が何故右だけに固執するかわからない。けど、本気の一撃で証明してみせるよ、今のままじゃ俺に勝てないってことを!」

 

『龍騎ライダー!響鬼ライダー!セイバーライダー!レジェンドライド!』

 

Gウィザードが3枚のカードをレジェンドライドマグナムに装填し、引き金を引くことで龍騎、響鬼、セイバーの3体のライダーが召喚される。

 

「全員、凍て尽くす!」

 

(セイバーニキ、皆、いくぞ!)

 

『ストライクベント』

 

『必殺読破!烈火抜刀!ドラゴン一冊斬り!ファイヤー!』

 

再びビルを全て覆うような氷結をしようと、轟が全力の冷気を解き放つのに対し、Gウィザードの魔方陣からの炎に加えて、龍騎のドラグクローから放たれる炎、響鬼の口から放たれる鬼火、セイバーによる火炎剣烈火から放たれる炎の斬撃が轟に向かっていき、轟の放つ冷気を打ち消し、そのまま轟の身体を吹き飛ばす。

 

「確保だ!」

 

吹き飛ばされた轟の身体は壁にぶつかり、気を失った轟をGウィザードは拘束テープで縛るのであった。

 

「さて、尾白君と葉隠さんは上手くやってるかな?」

 

大翔の役目は、轟の眼を自身に釘付けにしつつ、炎で氷を溶かして尾白と葉隠を救いつつ、彼らに障子の相手をしてもらっていた。

一先ず、轟を無力化できた大翔は他の2人の援護にいくために階段を下っていくのだった。

 

301:掲示板の伝説

ということで、葉隠さんと尾白君が障子君を確保してくれて、戦闘訓練は無事に勝ちました~

 

302:異世界セイバー

うおおおおおお!セイバー活躍したぞおおおおお!!

 

303:武神バサラ

>>302

出番はちょっとだけだけどな。

 

304:アサシン忍者

>>302

良かったでござるな。セイバーニキ。

 

305:ミラモン戦隊の指令

ウィザードの魔法に、ドラグクローファイア、鬼火、火炎十字斬の重ね掛けは中々恐ろしいな。

 

306:逢魔の魔王

レジェンドライドまで活用してて、なんか仮面ライダー達の力を使うのが上手いよね~

 

307:マルチバースの旅人

俺達は変身はするが、召喚まではしないからな。

 

308:光の国でも全力全開!

俺も能力は使えるけど、召喚とかはできないからちょっと羨ましいな!

 

309:掲示板の伝説

レジェンドライダーへの変身だけじゃなくて、召喚もできるってやっぱり強すぎませんか?

 

310:黄金郷の海賊王

最高のケミストリーだ!

 

311:滋賀県警の一般刑事

イッチもちゃんと特訓してきて、レジェンドの力をしっかり使いこなせる様になってるのは流石としか言いようがないよ。

 

312:鬼滅の剣

これまでの特訓の成果とレジェンドの強力な力も相まってクラス内では既に1番強いかもな。

 

313:掲示板の伝説

いえいえ、それほどでも

 

314:ブラックトリガーRX

やはり仮面ライダーの力は強力だ。

組織内で浮いてしまう。

お陰で任務はいつもぼっちだ…

 

315:ユニバースリブット

>>314

RXニキの場合大体の任務が"もうあいつ1人でいいんじゃないか"ってなってしまうから仕方ない

 

316:掲示板の伝説

それでも、炎も使えるようになった轟君と戦うってなったらまだまだ分からないですね。

爆豪君も…かなり強いですし、緑谷君もあのパワーをコントロールできるようになったら強力です。

俺もまだまだ強くならないと…

 

317:ゼロスリーの母

そうね…これから強くなりそうな子達もいっぱいいるわね。

 

318:逢魔の魔王

ポテンシャルが高い子が多いからね

 

319:異世界セイバー

最強世代を作れそうだな

 

320:チャンピオンヒーロー!スパイダーマッ!

今日の訓練を一通り見ていたが、良き能力の者が多かったな。

将来俺の世界で言う所のSクラスヒーローになれそうな者もいる。

 

321:ユニバースリブット

今後が楽しみだな

 

322:不死身の刑事

ああ、彼らといずれ共闘できるのが楽しみだ。

 

323:掲示板の伝説

俺も皆に追い抜かされない様に頑張ります!

 

324:鬼滅の剣

俺達も頑張らないとな…

 

325:ブラックトリガーRX

そうだな…

 

326:掲示板の伝説

さて、今から教室で今日の訓練の話を皆でするみたいなんで行ってきますね。

お疲れ様でした~

 

327:異世界セイバー

オツカーレ

 

328:武神バサラ

オツカーレ

 

329:光の国でも全力全開!

お疲れ全開!

 

330:ミラモン戦隊の指令

オツカーレ

 

 




ふと気になったんですが、レジェンドが変身するケミーライドって基本的にはライダーの基本フォームの力しか使えないんでしょうか?それともネオディケイドのカメンライドみたいに並列フォームの力も使えるのでしょうか?
気になるところです。
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