俺の個性が転生者掲示板だったので、スレ民の力を借りてレジェンドとなる   作:夢野飛羽真

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いよいよ体育祭編も後半へ!
少し今日から週末まで忙しくなりそうなので、今週の更新は今回で最後になります。
また来週まで待っていただけると幸いです。


24スレ目 決勝トーナメント1回戦part1

『さあ!昼休憩を終えて最終種目発表!』

 

昼休憩が終わり、いよいよ午後の行程が始まろうとしていた。

 

『と、その前に予選落ちの皆に朗報だ!あくまで体育祭!ちゃんと全員参加のレクリエーション種目も用意してるのさ!本場アメリカからチアリーダーも呼んで一層盛り上げ…ん…?』

 

『何やってんだ…』

 

体育祭午後の部は最終種目発表の後は全学科が参加するレクリエーション種目をし、その後最終種目と言う流れになっていた。

そのため生徒全員が再びグラウンドに集まっているのだが…

 

『どーしたA組!どんなサービスだ!』

 

何故かA組女子たちはチアリーダー姿でグラウンドに立っていた。

 

「峰田さん!上鳴さん!騙しましたわね!」

 

彼女達は峰田と上鳴の罠にはまってしまっていた。

午後のレクリエーション種目で応援合戦があり、女子はチアリーディングをすると聞かされてこの衣装を用意して着替えたのだが、それは彼らの嘘であった。

他のクラスの女子達が体操服で参加している中、A組女子のみチアリーダー衣装と言う状況になってしまっていた。

 

「何故こうも峰田さんの策略にハマってしまったのですか私…」

 

「アホだろ!コイツら!」

 

(耳郎さん…)

 

普段よりも露出の多いチア衣装の耳郎に、大翔は無意識に視線を向けてしまっていた。

 

「ちょ、輝夜!あんま見ないでよ!」

 

「ご、ゴメン!ついうっかり…」

 

お互いそのことに気付いて頬を赤くして、視線を逸らしてしまう。

 

「言っとくけど輝夜、さっきまでは組んでたけどこっからは敵同士だからね!さっきの約束、忘れてないよね?」

 

「当たり前だよ。戦う時は本気で相手をするってこと、勿論忘れてないよ。」

 

彼女の言葉に大翔はうなずきながら答えるが…

 

(バカ、大事なのはその後のとこなのに…)

 

耳郎は不服そうな顔をしつつも他のクラスメイト達の下に戻っていく。

 

『さあさあ!楽しいレクリエーションの後は最終種目!第二種目を通過した4チーム16名によるトーナメント!1対1のガチバトルだ!』

 

「最終種目はサシでのトーナメント…毎年テレビで見てた舞台に立つんだ!」

 

最終種目の内容に切島は胸を躍らせている。

 

「それじゃあ、組み合わせ決めのくじ引きしちゃうよ!組が決まったらレクリエーションを挟んで最終種目開始になります。レクに関しては最終種目進出者16人は任意での参加になります。息抜きしたい人も温存したい人も居ると思うしね。それと、最終種目は16人で行うんだけど騎馬戦の上位4チームまでだと14人しかいないから、5位の心操君のチームから2人繰り上げで出てもらうわ。」

 

本来16人のトーナメントではあるが、騎馬戦上位4チームは輝夜チームが2人しかいないため14人しかいない。

そのため、5位のチームから空き枠に2人繰り上がることとなったが…

 

「あの、すみません…俺、辞退します。」

 

5位のチームの心操チームの尾白が、繰り上げ昇格の辞退を申し出た。

 

「尾白君!なんで!?」

 

「折角プロに見てもらえる場なのに…」

 

繰り上げでの昇格とは言え、そのチャンスを辞退した尾白に周囲から疑問が呈される。

 

「騎馬戦の記憶…終盤ギリギリまでボンヤリとしかないんだ…多分、彼の個性で…」

 

尾白の視線がふと、1人の男子生徒に向けられる。

 

(彼って確か普通科の…)

 

大翔は視線を向けられた先にいるのが、C組生徒で彼らの騎馬の騎手を務めた心操人使であることに気付く。

 

「チャンスの場だってのは分かってる…それを不意にすることも…」

 

「尾白君…」 

 

「でもさ!皆が力を出し合って争ってきた場なんだ…こんな…わけわかんないままここに並ぶなんて俺にはできない!」

 

「気にしすぎだよ…本選でちゃんと結果を出せばいいんだよ!」

 

「そんなん言ったら私だって全然だよ…」

 

深く考え込んでしまう尾白を葉隠と芦戸が励ます。

 

「違うんだ…俺のプライドの話なんだ…俺が…嫌なんだ…」

 

(なるほど、そういうプライドもあるんだね。気高い男だ…)

 

大翔はそんな尾白の気高さに感心した様子であった。

 

「後なんで君らチアの格好してるんだ…」

 

「「「……!」」」

 

(それ絶対いま触れることじゃないぞ…)

 

A組女子達がチア衣装を着ていることにこれまで触れれないほど、心操に洗脳されて余裕がなくなっていたのだろうかと大翔は考えつつもツッコむ。

 

「B組の庄田二連撃です。僕も同様の理由から辞退したい。」

 

さらに尾白と同様に心操と組んでいたB組の庄田二連撃も繰り上げ昇格を辞退した。

 

「実力以前に、何もしていない者が上がるのはこの体育祭の意思に反するのではないだろうか…?」

 

「なんだよコイツら!男らしいじゃねえか!」

 

結果、尾白と庄田が辞退したことにより心操チームの中の残り2人が繰り上げ昇格することになった。

 

「というわけで心操君と青山君が繰り上がって16名!くじ引きの結果組み合わせはこうなりました!」

 

1回戦

第1試合 緑谷出久VS心操人使

第2試合 轟焦凍VS瀬呂範太

第3試合 上鳴電気VS八百万百

第4試合 飯田天哉VS発目明

第5試合 輝夜大翔VS切島鋭児郎

第6試合 青山優雅VS耳郎響香

第7試合 常闇踏陰VS芦戸三奈

第8試合 麗日お茶子VS爆豪勝己

 

「お、耳郎さんと当たるなら2回戦か。じゃあ、2回戦で会おう。」

 

「そうだね、待ってて、輝夜…」

 

トーナメント表を確認した大翔は早速耳郎の方を見てお互い視線を交わす。

 

「おいおい輝夜!その前に俺を忘れてもらったら困るぜ!」

 

2人が約束通りに戦うには、まずは1回戦のそれぞれの試合を勝ち進まなければいけない。

大翔の1回戦の相手である切島が拳を合わせながら声をかける。

 

「勿論、切島君との戦いも楽しみにしてるよ。良い試合にしよう。」

 

「おう!そうだな!俺だって負けるつもりはねえから、全力でいくぜ!」

 

切島からの宣戦布告に笑顔を見せながら頷き、そしてこの後のレクリエーション競技が始まるのに備えて一度彼らは控室に戻っていくのであった。

 

401:掲示板の伝説

なんやかんやありましたけど、そろそろ最終種目の第1試合が始まります。

 

402:異世界セイバー

おお!遂に来たか!

 

403:アサシン忍者

イッチは5試合目だから後半の方でござるな!

 

404:ゼロスリーの母

それまでの試合はゆっくりとここで観戦ね。

 

405:チャンピオンヒーロー!スパイダーマッ!

1試合目は緑谷君と心操君か

 

406:ブラッディストライカー

心操人使…と言うと先程の尾白、庄田と組んでいた者か。

 

407:光の国でも全力全開!

記憶がなかったって言ってたけどどんな個性なんだろう?

 

408:ブラックトリガーRX

心操君の個性は洗脳

喋った相手を洗脳して、簡単な命令ではあるが出して遂行させてしまうという個性だ。

 

409:巨人兵士アーク

喋った相手を?

 

410:黄金郷の海賊王

厳密には自分の言葉に応えた者に対してだな。

 

411:ユニバースリブット

つまり、緑谷君が心操君の言葉に応えてしまったら負けと言うことか…

 

412:マルチバースの旅人

早速始まったな。

 

413:滋賀県警の一般刑事

心操君が早速何か話してる。

 

414:掲示板の伝説

 

『おいおいどうした!?大事な初戦だ!盛り上げてくれよ!』

 

緑谷君の動きが止まっちゃったんですけど…

 

415:武神バサラ

あ、まずいな…

 

416:鬼滅の剣

心操君の言葉に応えてしまったか。

 

417:ミラモン戦隊の指令

これはまずいな…

 

418:甲鉄城の突貫野郎

これは、終わったな

 

419:逢魔の魔王

このまま場外に向けて歩き出したよ!

 

420:異世界セイバー

このままじゃ…

 

421:掲示板の伝説

あ、緑谷君の動きが止まった。

意識が戻ったんだ!

 

422:無法国家のエンペラー

なんか指腫れてるけどな

 

423:黄金郷の海賊王

指で個性を発動して、その衝撃で意識を取り戻したか。

 

424:武神バサラ

そのまま緑谷が心操を場外に押し出した!

 

425:掲示板の伝説

緑谷君の勝利だ!

 

426:銀河系のリベリオン

なんとか勝ったな。

 

427:ユニバースリブット

個性が発動していなかったら危なかった

 

428:滋賀県警の一般刑事

負けちゃったけど、心操君の個性は凄いよね。

ヴィランに無血開城させることも出来ちゃうし。

 

429:チャンピオンヒーロー!スパイダーマッ!

そうだな、彼ほどの逸材が普通科なのはもったいないな。

 

430:鬼滅の剣

確かにな…

けど、最終種目まで来れたんだからまだまだチャンスはある。

 

431:ブラックトリガーRX

だな。

 

432:掲示板の伝説

あ、次は轟君と瀬呂君の対決ですね。

 

433:ゼロスリーの母

さっきイッチ達と話していたけど、どうなるのかしら…

 

434:アサシン忍者

両者入場して来たでござるな。

 

435:ミラモン戦隊の指令

いよいよか

 

436:鬼滅の剣

さあ!始まった!

 

437:掲示板の伝説

瀬呂君が不意打ちで轟君を捕らえた!

 

438:チャンピオンヒーロー!スパイダーマッ!

彼のテープ、俺のスパイダーストリングスに似てるな。

 

439:マルチバースの旅人

確かに、スパイダーマンっぽい戦いができそうだな。

 

440:逢魔の魔王

彼の場合、こういう開けた場所よりビル群の中の方が映えそうだね。

 

441:異世界セイバー

このまま場外に出しちまいそうだぞ!

 

442:武神バサラ

彼も中々やるなあ

 

443:ブラッディストライカー

あれは…

 

444:ユニバースリブット

とんでもない氷結だ!

 

445:甲鉄城の突貫野郎

なんつーか、氷山みてえになってんな…

 

446:掲示板の伝説

現場もすごく寒いです。

これは瀬呂君もう動けないな…

 

447:ゼロスリーの母

ここでリタイアね。

仕方ないわ…

 

448:黄金郷の海賊王

氷だけでも相当な威力だな。

 

449:ブラックトリガーRX

これは溶かすのにしばらく時間がかかりそうだな…

 

450:滋賀県警の一般刑事

そうだね。

次の試合まで時間ありそうだし…

 

451:掲示板の伝説

ですね。

とりあえず俺はそろそろ自分の試合に備えて控室で準備してきます。

 

452:無法国家のエンペラー

お、そうか。

頑張れよ~

 

453:掲示板の伝説

はい!いってきます!

 

454:逢魔の魔王

いってらっしゃい!

 

455:アサシン忍者

さて、その間も拙者らも体育祭をゆっくりとみておくとしようでござる

 

 

その後は上鳴電気VS八百万百の試合と、飯田天哉VS発目明の試合が行われ、上鳴は八百万が創造した避雷針によって攻撃を無力化されて完封負け、飯田は発目の口車に乗せられて彼女の作ったサポートアイテムの宣伝に利用されるだけ利用され、結果としては満足した発目が降参したことで飯田の勝利となった。

そして次は、大翔と切島の試合が行われようとしていた。




次回!
輝夜大翔VS切島鋭児郎!
お楽しみに!
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