俺の個性が転生者掲示板だったので、スレ民の力を借りてレジェンドとなる   作:夢野飛羽真

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今回はかなり詰め込んでしまいました…
色んなイベントが起こりますので楽しんでいってください!


27スレ目 決勝トーナメント準決勝

751:掲示板の伝説

いてて…試合終了後に一発貰ってしまうとは…

 

752:鬼滅の剣

ドンマイ、イッチ。

 

753:逢魔の魔王

まあ、何はともあれ!2回戦突破おめでとう!

 

754:滋賀県警の一般刑事

だね。

試合内容としてもほぼ完封に近いし

 

755:掲示板の伝説

耳郎さんのレジェンドライバーを狙う作戦は上手かったですけど、何とか対処できました。

 

756:マルチバースの旅人

あそこで無理にレジェンドライバーを拾わずに、生身で対処できたのも良かった。

 

757:チャンピオンヒーロー!スパイダーマッ!

格闘技の腕前を鍛えておいて正解だった。

 

758:ミラモン戦隊の指令

変身しても強い。変身しなくても強いという完璧超人になりつつあるな。

 

759:掲示板の伝説

いえいえ、皆さんのお陰です。

ありがとうございます。

あ、耳郎さんに呼ばれたのでちょっと行ってきますね

 

760:光の国でも全力全開!

うん!行ってらっしゃい!

 

761:無法国家のエンペラー

さて、次はイッチの相手が誰になるのかって試合を見るか…

 

762:アサシン忍者

常闇君VS爆豪君でござるな!

 

763:ゼロスリーの母

そうね。じっくり見ておきましょう。

 

764:ユニバースリブット

イッチが耳郎さんと話している間に対策だな。

 

765:黄金郷の海賊王

そうだな、先に考えておこう

 

 

「ごめんね、さっきは…」

 

俺達の試合が終わって、次は2回戦の最終戦が行われようとしていたが、俺は耳郎さんに呼ばれて控室に来ていた。

彼女は既に新しい体操服に着替えて髪も乾かしていたようで、先程の様なトラブルは起きなさそうだった。

 

「ううん、気にしてないよ。輝夜がウチと本気で戦ってくれたって証拠だしその…ありがとう。約束守ってくれて。」

 

「俺の方こそありがとう。それより、気になってたんだけど俺に伝えたかった事って何?」

 

「え?」

 

ここで俺はある気になっていたことについて耳郎さんに質問した。

 

「騎馬戦でチーム組むときに言ってたじゃん。"もしウチが勝ったらウチの想いを聞いて欲しい"って」

 

騎馬戦でチームを組むときに、彼女が俺に伝えたいと言った想い。

俺はそのことがずっと気になっていた。

 

「お、覚えてたんだ…」

 

「当たり前じゃん!耳郎さんにとの約束なんだから!」

 

耳郎さんは頬を赤くして視線を逸らすが、どこかその表情は嬉しそうだった。

 

「けど、あくまでウチが勝ったらって話で今回負けたから、その…」

 

「勝っても負けても関係ないよ。耳郎さんが俺に伝えたいことがあるなら俺は受け止めるよ。」

 

俺の言葉に耳郎さんは静かに頷き、俺の方を向きなおす。

 

「輝夜に伝えたい想いっていうのはその…ウチ、輝夜のことが好きで…う、ウチと!付き合って下さい!」

 

「え…!?」

 

それはまさかの、告白であった。

彼女から俺に伝えたかったこと、それは俺のことが好きだという彼女の気持ちだった。

 

「その想いが聞けて良かったよ。嬉しいよ…もちろん、答えはイエスだよ。耳郎さん…」

 

俺も耳郎さんと長い間一緒にいるが、彼女と一緒にいるときにドキドキすることもあった。

そして、彼女の想いを聞いて俺もその気持ちが恋だって気付いた。

俺の気持ちを伝えて、俺は耳郎さんの身体を優しく抱きしめた。

 

「ありがとう、輝夜…」

 

「俺の方こそありがとう、耳郎さん…」

 

 

781:逢魔の魔王

おめでとう!イッチ!

 

782:光の国でも全力全開!

おめでとう!

 

783:銀河系のリベリオン

おめでとう!

ちゃんと幸せにしろよ!

 

784:滋賀県警の一般刑事

いいよね~恋人関係って

結婚は良いモンだぞ。

 

785:マルチバースの旅人

>>784

滋賀ニキは確か既婚者だったな

 

786:滋賀県警の一般刑事

>>785

うん、毎日幸せな結婚生活をしてるよ。

 

787:掲示板の伝説

皆さんありがとうございます…

って見てたんですか!?

 

788:ブラックトリガーRX

爆豪があっさり常闇に勝ったからな

 

789:無法国家のエンペラー

それよりイッチ!

お前今俺らと話しとる場合ちゃうやろ!

折角できた彼女との時間を過ごさんかい!

 

790:掲示板の伝説

は、はい!じゃあ、また次の戦いの後で!

 

 

「どうしたの?急にボーっとして」

 

「い、いや!なんでもないよ!それよりお願いがあって、俺このまま次の試合まで俺控室で待機する予定なんだけど、その、一緒に居て欲しいな…」

 

「勿論いいよ。」

 

このまま2人は控室に向かい、そこのテレビ画面で改めて大翔の次の対戦相手が爆豪であることを知るのだった。

 

「次の相手は爆豪君か…彼も中々強いから警戒しないとね。」

 

「油断はダメだけど、大翔ならきっと大丈夫。大翔の強さはウチが1番分かってるから。」

 

「ありがとう…って今名前で…?」

 

彼女からの励ましの言葉の中で、自分が名字ではなく下の名前で呼ばれたことに気付き、大翔は思わず目を丸くする。

 

「当たり前じゃん…彼氏と彼女になったんだから…」

 

「だね、響香…」

 

彼女の言葉に応えるように、大翔も耳郎のことを下の名前で呼び静かに頷く。

そして視線を交わした2人は、黙ったまま頬を赤くしてしまう。

 

「ま、まあとりあえず俺なりに爆豪君と…この後に来るであろう轟君への対策を考えてみようかな。」

 

「ウチも手伝っていい?」

 

「勿論」

 

2人は机の上にレジェンドライダーケミーカードを並べて作戦を話し合いつつ轟と飯田の試合を見届けるのであった。

 

『さあ、いよいよ終盤戦だ!準決勝第2試合!このまま1位を目指すか!生きる伝説!輝夜大翔!VS!その強烈な爆破で伝説を打ち破れるか!爆豪勝己!』

 

轟と飯田の試合は轟の勝利で幕を閉じ、決勝へ進出した轟の対戦相手となるのは大翔と爆豪の戦いの勝者となった。

 

「おい、金ピカ野郎!先に変身して来いよ…俺はさっきの奴みてえに変身前を襲うなんて姑息な真似はしねえ!最強の状態のお前をぶっ潰す!」

 

「その心意気は受け止めるよ…けど、彼女のことを馬鹿にするのは許さない!」

 

『レジェンドライバー!』

 

爆豪の言葉に、大翔の表情は険しくなる。

自身の彼女のことを姑息とこき下ろした爆豪の言動に怒りを覚え、彼のことを睨みつける。

 

「変身!」

 

『ケミーライド!レ・レ・レ・レジェンド!』

 

『準決勝第2試合!スタート!』

 

大翔が仮面ライダーレジェンドへと変身を遂げると共に、爆豪は自身の後方に爆破を放ってその反作用で加速して一気にレジェンドとの距離を詰める。

 

「死ねぇ!!」

 

左腕を大きく振るいながら掌から爆破を浴びせようとする爆豪に対し、レジェンドは彼の腹部に潜り込むようにかがんで、その体勢から勢いよく地面を蹴ってタックルを浴びせて爆豪を突き飛ばす。

 

『ケミーライド!ゴ・ゴ・ゴ・ゴージャスダブル!』

 

爆豪との間に距離ができた隙に、レジェンドはゴージャスダブルへとケミーライドする。

 

「また姿変えやがってこの金ピカ野郎!!」

 

体制を立て直した爆豪が、Gダブルに向けて走りつつ、両掌から爆破を浴びせていくが、Gダブルは手から起こす風で爆破を流して自身に爆破の衝撃が伝わらない様にしている。

 

『ルナ!』

 

Gダブルもレジェンドライバーケミーカードが強化されたことで、サイクロンとジョーカー以外のガイアメモリの力も使えるようになっていた。トリガーマグナムを手に取り、その引き金を引くと黄金の光弾が複数発放たれる。その光弾を回避しようとする爆豪だが、ルナメモリの力によって光弾は爆豪を自動追尾して彼に向かっていく。

 

「チッ…!」

 

爆豪は爆破を浴びせてそれらの光弾を全て撃ち消すが…

 

「ハッ…!」

 

その光弾は囮であり、光弾を防ぐのに集中していた爆豪の眼前までGダブルは距離を詰めて、腹部目掛けて前蹴りを放った。

 

「グッ…!」

 

蹴り飛ばされた爆豪が地面を転がり、倒れた爆豪に向けてGダブルは歩いて距離を詰めていく。

 

「クソがッ…!俺はんなとこで負けてる場合じゃねえんだよ!!」

 

寝転がった状態の爆豪が、掌をGダブルに向けて爆破を撃ち出して抵抗を試みるが、Gダブルは風で壁を作ってその攻撃を防ぎ切る。

 

「俺はんなとこで…!俺はこんなとこで負けれねえんだよ!俺はNo.1ヒーローに!」

 

「お前じゃ無理だよ…」

 

その一言と共にGダブルが放った突風によって、爆豪の身体が吹き飛ばされるが、それでもまだ爆豪は爆破で風を打ち消しつつ、場外方向に向けて爆破を放ってその推進力で何とかフィールド上に転がり込んで場外負けを阻止する。

 

「君は緑谷君をいつも虐げている…それに、ここに来るまでイジメてきたんだろ…?」

 

「ッ…!?」

 

大翔は以前掲示板の者達に教えてもらった爆豪と緑谷の過去を思い出し、そこで語られたイジメの話を口にした。

 

「それに君は、俺を倒すために最善の策を熟考し、行動に移した彼女のことを馬鹿にした。君が虐げてきた緑谷君も轟君を相手に策を講じて、彼の凍てついた心を溶かした!緑谷君も響香も必死に最高の応えを出そうって藻掻いてる!君はそれを馬鹿にして、俺に爆破で突っ込んで来るだけ…そんな奴が俺に勝って1番になれるわけがないッ…!」

 

「俺は…俺は…!」

 

大翔に突き付けられた事実に、爆豪は地面に膝を突き俯いてしまう。

1番を目指しただ愚直に突き進み、周囲を見下してきた。

だが、彼が見下してきた者達はこの体育祭の舞台で白星と言う結果こそ得られなかったが、何かを成し遂げた。

爆豪が長年虐げてきた緑谷出久は、轟焦凍がこれまで戦いで使わなかった左の炎を引き出した。

爆豪も轟が過去のことを話す場に遭遇して話を立ち聞きしており、轟が炎を開放させたことの重大さを理解していた。

 

『おっと爆豪!戦意喪失か!?』

 

「俺はここに何しに来たんだよ!No.1になるために来たッつーのに俺は!クソッ…!俺はどうすりゃ!どうすりゃいいんだよ!!」

 

爆豪の眼から零れ落ちた涙が地面に落ち、フィールドのコンクリートを濡らす。

 

「俺は君のことが嫌いだ。けど、君ならまだやり直せると思うよ。この戦いが終わったら、緑谷君に謝って皆で目指すんだ!1番を…!」

 

大翔は初め、掲示板の者達の話を聞いて爆豪のことを一方的に嫌っていた。

だが、彼の実力を認めてもおり、彼もまた自分達の良きライバルになれると考えていた。

それ故に、爆豪に手を差し伸べる。

 

「…俺もテメエが嫌いだ…けど、テメエの言う通りだ…俺が今までアイツにしてきたことは最低だ…アイツに許されなきゃNo.1なんて目指せねえ…けど俺は!この戦いまだ諦めてねえぞ!!ここで勝ってから俺は!もう1回No.1目指してやる!!」

 

「良いねえ!最高だよ!」

 

爆豪は大翔の言葉を受け入れつつ、自らの足で立ち上がった。

大翔の言葉を認めつつも、目の前の戦いを諦めない姿勢の爆豪に応えるように、大翔は新たなレジェンドライダーケミーカードを装填する。

 

『ケミーライド!ゴ・ゴ・ゴ・ゴージャス龍騎!』

 

レジェンドはゴージャス龍騎へとケミーライドして、右腕のドラグクローを構える。

 

「俺の一撃!受けてみやがれ!ハウザーインパクト!!」

 

爆豪は爆破を放ちその推進力で回転しながらG龍騎との距離を詰めて、回転の勢いを加えた爆破をG龍騎に向けて放とうとする。

 

「ゴージャスドラグクローファイアー!」

 

その爆破に対し、G龍騎の背後に現れたドラグレッダーから黄金の炎が放たれてぶつかり合う。

 

『輝夜言ったああああああああ!!』

 

爆破と黄金の炎のぶつかり合いは、G龍騎の放った黄金の炎が打ち勝った。

その熱波はハウザーインパクトを放つ際に宙に浮かんでいた爆豪の身体を一気に吹き飛ばして場外に飛ばしていった。

 

「爆豪君場外!輝夜君!決勝戦進出!」

 

801:マルチバースの旅人

良い戦いだった。

爆豪に勝っただけでなく、アイツに改心までさせるなんてな

 

802:掲示板の伝説

ええ、前から爆豪君が緑谷君のことイジメてたのが気になってて…

けど俺は言いたいこと言っただけです。

 

803:逢魔の魔王

中々良い説得だったよ。

 

804:ミラモン戦隊の指令

戦いの方も良かったぞ

ガイアメモリの力もしっかりと活用していたな。

 

805:黄金郷の海賊王

これが強化されたケミストリーだ!

 

806:鬼滅の剣

ダブルの場合はサイクロンとジョーカーだけでなく、ヒート、メタル、ルナ、トリガーが使えるようになったんだな

 

807:ブラックトリガーRX

中々強くなったな

 

808:巨人兵士アーク

兄貴との特訓の成果だな。

 

809:ゼロスリーの母

さっきの耳郎さんとの戦いでも強化されたゼロワンが活躍してて嬉しかったな

 

810:武神バサラ

イッチがさらに強くなってるな。

 

811:異世界セイバー

セイバーの活躍も期待だな!

 

812:無法国家のエンペラー

さて、次でもう決勝戦か

あっという間やな…

 

813:掲示板の伝説

ですね

けど、緊張はしてないですね。

響香もいるので大丈夫です!

 

814:滋賀県警の一般刑事

イッチも頼もしくなったな!

 

815:掲示板の伝説

ありがとうございます。

決勝も勝ってみせます!

後心配なのは、爆豪君が緑谷君に謝れてるかですね…

 

816:アサシン忍者

大丈夫でござるよ!

彼ならきっと…

 

817:銀河系のリベリオン

ああ、イッチの言葉はきっと届いてるはずだぜ

 

818:ユニバースリブット

イッチは彼を信じて、決勝に集中するんだ!

 

819:光の国でも全力全開!

そうそう!

爆豪君なら大丈夫!

 

820:掲示板の伝説

ですね、俺も爆豪君を信じます…

 

 

準決勝を終えた爆豪勝己は医務室から出て、ある人物のことを探していた。

彼の眼は赤く腫れており、先程まで泣いていたことが分かる。

 

「か、かっちゃん…!?」

 

そして廊下で、爆豪が探していた相手の緑谷出久の姿を見つけると、彼の方に無言で歩いていき、その様子に緑谷は驚きを隠せずにいた。

 

「俺はテメエのことを無個性だからってずっと見下してた…けど、テメエが時々俺より先にいるんじゃねえかって思って認めたくなくて俺は…テメエのことを虐げてた…否定して俺の情けないプライドを保とうとしてた…」

 

「きゅ、急にどうしたの!?かっちゃん…?」

 

「雄英に入って色んな奴に負けて…輝夜に俺がどんだけちっぽけで、どんだけ悪いことしてきたのかってのに気付かされた。言ってどうにかなるもんじゃねえけど本音だ…"出久"今までごめん」

 

「あ、頭を上げてよ!かっちゃん!」

 

緑谷に対して深く頭を下げる爆豪の姿に驚きを隠せない緑谷だったが、すぐに彼の気持ちを汲み取って爆豪の手を握る。

 

「大丈夫だよ。その、僕今までずっとかっちゃんのこと尊敬してて、凄い奴だって思ってて、だからこれからも一緒にNo.1ヒーローを目指そうよ!かっちゃん!」

 

「ありがとう…だな、出久!」

 

この時を境に2人は戦友として共に切磋琢磨していくのであった。




え?もう体育祭決勝ですか…?
入れたい要素入れまくってたらいつの間にかこんな感じになってました。
さて、次回はいよいよ決勝戦!楽しんでいってください!
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