俺の個性が転生者掲示板だったので、スレ民の力を借りてレジェンドとなる 作:夢野飛羽真
輝夜大翔VS轟焦凍の大勝負!楽しんでいってください!
851:マルチバースの旅人
いよいよ決勝戦が始まるな。
852:逢魔の魔王
そうだね…
イッチはもう控室に向かった頃かな?
853:滋賀県警の一般刑事
そうだね。
多分耳郎さんと控室で過ごしている頃合いだな。
854:ブラッディストライカー
しかしながら、ここのイッチは相当強いな。
こうもあっさり決勝まで来てしまったか。
855:鬼滅の剣
爆豪君も切島君も相当強いんだけど、ここまでほぼ完封してきてるからね。
856:ミラモン戦隊の指令
世間にも良いアピールができていそうだ。
857:チャンピオンヒーロー!スパイダーマッ!
そうだな。
決勝戦も期待だな。
858:ゼロスリーの母
決勝の相手は轟君ね。
859:銀河系のリベリオン
炎を開放した轟か。
良い戦いになりそうだ。
860:黄金郷の海賊王
さて、極上のケミストリーに期待しよう
「さて、いよいよ決勝だね。」
控室には大翔と耳郎がいたが、大翔はリラックスした様子で椅子から立ち上がり会場に向かおうとしていた。
「大翔ッ…!絶対に勝ってね。」
「勿論、絶対に勝ってくるよ。」
そんな大翔を抱きしめて見送る耳郎の頭を、大翔は優しく撫でる。
「優勝したらウチから、ご褒美もあげるから…」
「うん、ありがとう。」
耳郎の言葉に、大翔は嬉しそうに頷く。
「ん、輝夜…」
「爆豪君ッ…!?」
と、ちょうどその時大翔がいる控室に爆豪が入ってきて、2人は驚いて咄嗟に離れる。
「急にどうしたの?」
「輝夜、俺はテメエの言葉で俺を見つめ直すことができた…ありがとう…」
そう言って爆豪は大翔に頭を下げ、そんな様子の爆豪に彼は鳩が豆鉄砲を食ったような表情を見せる。
「後、テメエの彼女のことも悪く言って、悪かった…」
「彼女って!?え、いや、そんな…分かってたの?」
「そうじゃねえと、んなところで2人きりでいねえだろ…」
「そ、それはそうだけど…」
さらに、大翔と耳郎が付き合っていることを爆豪に見抜かれてしまい、2人は顔を赤くしてしまう。
「このことは他の奴らには言わねえよ…ただこれだけは言わせてくれ。今日はテメエが1番を取って来い!で、俺はいつかテメエを追い抜いてNo.1になってやる!上で待ってろ金ピカ野郎!」
「うん!待ってるよ!」
爆豪の言葉に大翔は大きく頷き、爆豪と拳を交わらせるのだった。
「それじゃあ、響香、爆豪君、行ってくるね。」
大翔は2人に見送られて、決勝のステージまで向かうのであった。
『トーナメント決勝戦!ここまでの成績がトップクラスの2人がぶつかり合う!轟焦凍!VS!輝夜大翔!』
轟と大翔がステージ上で向かい合い、その様子に客席から歓声が沸き上がる。
「輝夜、ありがとな。お前と緑谷のお陰で俺は俺自身を取り戻せた…なりたいモンもまた見ることができた。ありがとう…けどここは、全力でお前に勝つ!」
「俺も君が自分自身を取り戻せて嬉しいよ。そして、そんな轟君と戦えるのも、嬉しく思うよ!けど、勝つのは俺だ!」
轟の言葉に大翔が笑顔で答えると、轟も静かに頷いて大翔の方を見る。
「爆豪や切島みてえに俺も、最初から全力のお前と戦いたい。だから、先に変身してくれ。」
「いいよ、最高の状態で最高の君を迎え撃つ!」
『レジェンドライバー!』
「変身!」
『ケミーライド!レ・レ・レ・レジェンド!!』
轟の言葉に応えるように、大翔は仮面ライダーレジェンドの鎧をその身に纏う。
「決勝戦!開始!」
そして、歓声の中2人の戦いの口火が切られ、轟は左腕を翳して、レジェンドに向けて炎を放つ。
『ケミーライド!ゴ・ゴ・ゴ・ゴージャスウィザード!』
レジェンドはゴージャスウィザードに変身すると、レジェンドライダーケミーカードの強化によって使えるようになった土属性の魔法により、土の壁を自身の前に作り出して炎による攻撃を防ぐ。
「その姿…」
「覚えてるかい?俺達が初めて戦った時に俺が変身した姿だ。前よりも強くなった俺を炎と氷の力でねじ伏せてみな!」
Gウィザードが手を翳すと彼の前に赤色の魔方陣が生成され、そこから轟に向けて黄金の炎が放たれる。
それに対し、轟は左手から炎を放って炎をぶつけ合う。
「ッ…!」
互いの炎が消えると共に、次は轟が右腕を振るい轟自身からGウィザードに向けて一直線に地面を凍らせていく。
このままGウィザードを氷で包んでしまおうと試みるが…
「強くなったゴージャスウィザードの力、見せてあげるよ。」
今度は、Gウィザードの背後に青色の魔方陣が生成されて、そこから水流が流れ出す。水流は壁となり、水が冷気に触れることで凍っていく。Gウィザードそのものは凍らされることなく水流のみが凍らされることで、難を逃れた。
「んなこともできんのかよ!」
さらに強くなったGウィザードの魔法の引き出しに驚きつつも、轟は地面を凍らせて左からの炎の推進力で移動しながらGウィザードの側面に回り、再び彼に向けて炎を放つ。
「炎が相手なら次はこれだ…!」
今度は緑色の魔方陣が生成され、そこから怒る突風が炎を吹き飛ばしてしまう。
(炎が防がれる…!上手く炎と氷を合わせねえと!)
Gウィザードが使える魔法は、火、水、風、土の4属性であり、Gウィザードはそれらの魔法を使って轟の炎を封じてしまっている。
(輝夜に勝つには俺の炎と氷を上手く組み合わせるしかねえッ…!)
轟はGウィザードをどう攻略すべきか考えつつ、断続的に彼に向けて炎を出しながら、氷の上を滑って移動していく。
「轟君もやっぱり前のようには上手くいかないね。」
炎と氷を活かして攻撃を加えたり、フィールド上を移動していく轟に、大翔も関心しつつ水魔法や風魔法で轟の放つ炎を防ぎ続けている。
「輝夜、俺の全力を受けてみろッ…!!」
轟が地面に右手を付け、そこから冷気を放つと轟を中心に氷の波が発生する。
「こんだけの氷をッ…!」
Gウィザードは青の魔方陣を3枚生成してそこから水流を放ち、水の壁で凍結を防ごうとするが氷の波はその水流をも呑み込みGウィザードも凍らせようとする。
「こんだけの氷を出せるってことはアイツは…」
Gウィザードは炎の魔法で自身に迫る氷を溶かしつつも、これだけの氷の波を轟が起こせるのは、彼が炎も使って体温調整ができているためなのだろうかと考察する。
(緑谷…お前との戦いで学んだこの技を…使わせてもらう!お前のパワーをも打ち破ったあの技で!)
轟はフィールド全体を覆うほどの氷を出しつつも、氷結の限界が来ない様に左の炎で自身の体を温め続けていた。そして、炎を一気に出せるように自身の中のギアを上げていっていた。
「膨冷熱波!」
轟に出せる最大火力の技。
それは最大限氷で空気を冷やしてから、爆発的な炎で冷やされた空気を膨張させて爆風を引き起こすという技であった。緑谷との戦いの中で編み出した技である。
起こした爆風が観客席に吹き付け、本日二度目の衝撃に客席にいるヒーローや雄英生達は耐える。
「大翔ッ…!」
そんな中耳郎は、大翔がこの一撃で吹き飛ばされて負けてしまっていないかと心配してフィールドを覗き込む。
『耐えたー!輝夜大翔!この爆風を耐えたー!!』
(ランドスタイルの魔法が使えなかったら危なかった…)
Gウィザードは轟が氷と炎で起こした爆風を、自身の背後に土の壁を作ることによって耐え抜いてみせた。
「しぶといな…流石輝夜だな…」
「まあね、全力の轟君も強いけど…最後に勝つのは俺だ!」
そう言ってGウィザードは新たなレジェンドライダーケミーカードを取り出す。
「君や緑谷君の話を聞いたり、爆豪君と拳を交えて思ったよ。俺は今まで伝説のヒーローになりたいって思ってたけど、その伝説の1ページにNo.1ヒーローになるっていうのも入れたいって!だからここでも勝たせてもらうよ!」
『ケミーライド!ゴ・ゴ・ゴ・ゴージャスセイバー!』
そして、大翔はゴージャスセイバーへとケミーライドすると火炎剣烈火を構える。
「さあ、轟君…俺と君の最高火力の炎をぶつけ合おう!」
「ああ…!来い!輝夜!」
轟は自らの左腕を、Gセイバーは火炎剣烈火をそれぞれ構え、腕と剣に炎を纏わせる。
『ブレイブドラゴン!ストームイーグル!』
勇気の竜と風の鷲の姿をした黄金のエネルギーがGセイバーの周囲を飛び、Gセイバーが火炎剣烈火を横一閃に振るうと共に放たれた炎の斬撃と交じり合って巨大な炎の竜巻となる。
その炎の竜巻は轟に向かっていき、轟が左腕から放った高火力の炎とぶつかり合う。
轟は全力で炎を出しているためか、彼の来ている体操服も炎で一部が焼けて左腕や左胸筋などが露出してしまっている。
「この戦いの結末は…俺が決めるッ…!」
『ゴージャスアタックライド!セ・セ・セ・セイバー!』
さらにGセイバーが火炎剣烈火を縦に振るうと友の炎の斬撃が飛ばされて、炎の竜巻にぶつかるとその威力が一気に上がって轟の炎も押し退けて、一気に轟を場外へと吹き飛ばした。
「轟君場外!優勝は輝夜君!」
最後は必殺の一撃で優勝を決めた大翔に、スタジアム全体から歓声が浴びせられ、それに応えるように彼は火炎剣烈火を空に向けて掲げるのであった。
『以上で全ての競技が終了!今年度雄英体育祭1年、優勝はA組輝夜大翔!!』
この後は職場体験編に入っていきますが、その後の予定として予告でございます。
『劇場版僕のヒーローアカデミア2人の英雄』編を執筆決定いたしました!
本格的な予告編は職場体験編の後に!乞うご期待です!