俺の個性が転生者掲示板だったので、スレ民の力を借りてレジェンドとなる 作:夢野飛羽真
それでは、楽しんでいってください!
「全員コスチューム持ったなー」
職場体験の初日
A組生徒達は各々の職場体験先に向かうために、新幹線の駅に来ていた。
全員コスチュームが入ったアタッシュケースも持っており、これから始まる職場体験に胸を躍らせていた。
「本来なら公共の場じゃ着用禁止だ。落としたりするなよ。」
「ハーイ!」
「伸ばすな!"ハイ"だ芦戸!」
「ハイ…」
相澤も生徒達の見送りに来ており、浮かれた様子の芦戸を注意していた。
「くれぐれも、体験先のヒーローに失礼のないように…じゃあ、行け。」
「「「ハイ!!」」」
そして、相澤の号令と共に皆各々の乗る電車に向かうのであった。
「飯田君!」
そんな中、一人静かにホームへと歩いていく飯田の下に出久と麗日が駆け寄る。
「本当にどうしようもなくなったら言ってね…」
「うん、うん。」
「友達だろ…?」
体育祭の日、飯田の兄インゲニウムはヒーロー殺しステインに襲撃されて重傷を負い、ヒーロー活動からの引退を余儀なくされた。
そして、そんな飯田が選んだ職場体験先は兄が襲撃された地、保須であった。
「ああ。」
「飯田君!」
そう言って2人の前から去ろうとする飯田を、大翔が呼び止める。
「最近の飯田君の表情見てて、俺は何も安心できないよ。」
大翔も、インゲニウム襲撃後の飯田のことを機にかけていた。
「そうだったか…すまない…」
「飯田君、君自身を見失うな。君は俺達の頼れる委員長だ!」
「ありがとう、輝夜君。」
大翔の一言に飯田の表情は少し柔らかくなる。
「おい、輝夜。そろそろ行くぞ…」
「うん、それじゃあお互い頑張ろう!」
「ああ!そうだな。」
爆豪に急かされて、大翔は飯田らに別れを告げて自身の職場体験先に向かうための電車に乗り込むのであった。
1:掲示板の伝説
と言うことで、今電車でナイトアイ事務所まで移動しています。
爆豪君は隣で寝てます。
2:鬼滅の剣
なるほど、現在移動中か。
3:不死身の刑事
なら、この間に死穢八斎會への立ち入り捜査についておさらいしておこう。
4:ブラックトリガーRX
ああ、そうだな。
5:掲示板の伝説
よろしくお願いします。
6:不死身の刑事
改めて、死穢八斎會は指定敵団体で、所謂ヤクザの様な者達だ。
警察の摘発から免れた組織は細々と活動しており、死穢八斎會も組長が倒れるまではそうであった。
死穢八斎會の若頭、治崎廻は積極的に他の敵組織と交流しており、そして財団Xから仕入れたと思われるゾディアーツスイッチを流通させている。
恐らく、ゾディアーツスイッチの流通を断ち切るには死穢八斎會を止める必要がある。
7:銀河系のリベリオン
ゾディアーツスイッチか…
8:ミラモン戦隊の指令
危険物を流通…
如何にもヤクザらしい…
9:不死身の刑事
この件とは別件で死穢八斎會をマークしているプロヒーロー、サー・ナイトアイと協力し、死穢八斎會がゾディアーツスイッチ含め危険薬物等を流通させている証拠を掴むことができた。
だが、死穢八斎會に立ち入り捜査して制圧するにしても、向こうは強力なゾディアーツスイッチを複数所持している可能性がある。
10:ゼロスリーの母
そこで、イッチの出番ということね。
11:逢魔の魔王
確かに、イッチの力があれば強力な怪人相手でも対処できそうだもんね。
12:マルチバースの旅人
アクセルニキも強いが、1人では対処しきれない程敵が多い可能性もある…
イッチがいればまだ安心感はあるな。
13:掲示板の伝説
強力な怪人か…警戒しないと…
14:アサシン忍者
強いのはゾディアーツだけじゃないでござるよ。
死穢八斎會は強力な個性を持つ者が多いでござる!
15:武神バサラ
そうなのか?
16:黄金郷の海賊王
治崎廻、オーバーホールとも呼ばれるこの男の個性は"オーバーホール"
触れたものを分解、修復、融合してしまうという個性だ。
17:異世界セイバー
言ってしまえば、触れたものは自由自在って感じ?
18:ブラックトリガーRX
ああ、そうだ。
触れて分解して殺すってことも出来てしまう。
19:光の国でも全力全開!
つまり触れられたらアウトってこと!?
20:鬼滅の剣
まあ、そういうことだ。
21:掲示板の伝説
触れられない様に戦わないとダメですね…
22:無法国家のエンペラー
ま、警戒が必要そうな相手やな…
23:不死身の刑事
兎に角だ。
そんな相手と戦うことになるんだが、一応職場体験4日目の日に共に立ち入り捜査に行くことになっている。
イッチ達はそれまでサーの指示に従って行動してくれ
24:ユニバースリブット
なるほど、3日後か…
25:掲示板の伝説
分かりました!
とりあえず、事務所付近に着いたのでそろそろ行ってきますね。
「ここがナイトアイ事務所か。」
「ん、ここか…」
俺達は電車から降りて、ナイトアイ事務所が入っているビルの前までやって来た。
「お!君達が職場体験に来た後輩達だね!」
ちょうど俺達が事務所の前に着いた時に、ビルから金髪で筋骨隆々な明るい印象の人が出迎える。
「えーと、あなたは?」
「俺は雄英高校3年の通形ミリオ!よろしく!俺は今ナイトアイ事務所にインターンでお世話になってるんだ!」
「通形先輩、よろしくお願いします。」
この方が噂には聞いていた、ナイトアイ事務所に来ているインターン生の先輩だ。
「それじゃあ早速、行ってみよう!」
俺達は通形先輩に案内されて、事務所の中に入っていく。
「ようこそナイトアイ事務所へ。まずは私の指名に応じてくれたこと、感謝する。」
「いえいえ、俺達の方こそ指名して下さってありがとうございます。よろしくお願いします。」
事務所に案内されると、早速ここの主であるサー・ナイトアイと対面し、挨拶する。
「早速だが、職場体験の本題に入ろう。君達には指定敵団体"死穢八斎會"の捜査に協力してもらう。」
そこからサーの口から語られたのは、掲示板の皆とも話してきた内容であった。
人を怪人にする道具や、個性関連の薬物を売り捌いている死穢八斎會周囲の捜査、そして本部への乗り込みと言う内容であった。4日目はアクセルニキの言っていた通り警察と連携しての立ち入り捜査を行うことになっていた。
「君のことは照井刑事から話は聞いている。職場体験では本来はお客様扱いだが、ミリオと同様インターン生並みの本格的な仕事をしてもらう。」
「はい!」
「ああ、やってやるよ!」
個性もサーや彼のサイドキックの方々からの許可があれば使用可能であり、通常の職場体験以上に本格的な仕事ができるようで、爆豪君もワクワクしている様子だった。
「早速コスチュームに着替えてミリオ達と共にパトロールに行ってくれ。センチピーダーとバブルガールも2人のサポートを頼む。」
「「サー!イエッサー!」」
因みにサーのサイドキックはセンチピーダーと言うムカデ風の方と、バブルガールという女性の方がいて、この方々も俺達の職場体験をサポートしてくれるそうだ。
いずれにせよ、アクセルニキの根回しが上手くいっているお陰で、ここまでスムーズに話が進んでいる。
「さて、輝夜君は俺と一緒にパトロールだ!」
「爆豪君は私と一緒に!」
コスチュームに着替えた後、俺はミリオ先輩と、爆豪君はバブルガールと共にパトロールをし始める。
51:掲示板の伝説
ということで、今通形先輩と一緒に街のパトロールをしているところです。
52:逢魔の魔王
遂に職場体験が始まったね!
53:掲示板の伝説
ええ、アクセルニキが裏で動いてくれていたおかげで、死穢八斎會の捜査含めて色々とスムーズに進んでいます。
54:マルチバースの旅人
流石、アクセルニキだな。
55:不死身の刑事
当然だ。
俺の依頼でイッチに来てもらってる訳だからな。
極力死穢八斎會への立ち入り捜査に集中できるようにな。
56:掲示板の伝説
>>55
ご配慮感謝します。
57:滋賀県警の一般刑事
しかしながら、なんやかんやでイッチは本格的かつ通常の職場体験以上の経験を積めそうだな。
58:ブラッディストライカー
だな、イッチの成長に期待だ。
59:ブラックトリガーRX
問題は死穢八斎會だな…
60:掲示板の伝説
ですね…
「輝夜君!アレは!」
おっと、ヴィランが出たみたいなので行ってきます!
「通形先輩!個性の使用許可を!」
「OK!早速頼んだよ!」
『レジェンドライバー!』
通形先輩とパトロールをしていると、早速街で暴れているヴィランを発見し、通形先輩に許可をもらって腰にレジェンドライバーを装着する。
「変身!」
『ケミーライド!レ・レ・レ・レジェンド!』
俺は仮面ライダーレジェンドに変身して、ヴィランに向かっていく。
「なんだ?アイツは…雄英体育祭で優勝してた奴か。関係ねえ!ぶっ潰す!」
目の前にいる敵は体重は100kg程度ありそうな体格がゴツイ男で、その頭部からはサイの様な巨大な角が生えている。
「パワー系っぽいな…」
その男が俺に向かって角を突き出して突進してくる。
当たれば吹き飛ばされそうだが、避ければ近くに居る人達に当たる危険性がある。
『ケミーライド!ゴ・ゴ・ゴ・ゴージャスエグゼイド!』
ここで俺が選んだのは、ゴージャスエグゼイドへのケミーライドだ。
黄金に光るチョコブロックが周囲に現れて、それを1つ破壊して出てきたエナジーアイテムを突進してくる敵に投げつける。
『混乱!』
混乱のエナジーアイテムを喰らってしまい、その場で立ち尽くす敵に接近すると、右、左、右とフックを顔面部に当てて、そのまま意識を奪う。
そのままサイのようなヴィランは地面に倒れ伏し、やって来た警察に捕縛されるのであった。
「早い!見事な捕り物だったよ!」
「ありがとうございます!」
迅速なヴィランの確保の後に、通形先輩から褒めてもらえた。
「本当に初めての職場体験?」
「ええ、そうですよ。」
「そうは思えないほどの捕り物だったよ!さて、このままパトロールを続けよう!」
一先ず、ヴィラン退治を終えてパトロールに戻っていく。
「そういえば、例の件の捜査までってどういう感じの動きになるんですかね?」
「今回ホシを監視するのはサー達で俺達はパトロール。色々と教えるよ。ついておいでよ!」
と、通形先輩に教えてもらいつつパトロールを続けていく。
「さて、コスチュームを纏って街に出れば俺達はヒーローだ!さっきは俺のこと、名字で呼んでたけど、こういう時はヒーロー名で呼び合うんだ!君のヒーロー名は?」
「俺は、リビング・レジェンドって言います。」
「良い名前だ!俺はルミリオンだ!」
「はい!ルミリオン!」
プロヒーロー達は確かに、お互いのことをヒーロー名で呼び合っている。
今後俺もプロヒーローの一員となる。だからこそ、職場体験から俺も通形先輩たちのことをヒーロー名で呼ぶことになる。
「…!?」
そうして、パトロールを続けようとした時、路地裏から飛び出してきた白い髪の少女が俺にぶつかってしまった。
「ご、ごめん!大丈夫?立てるかい?」
俺にぶつかって倒れてしまった少女に手を差し伸べるが、その少女にはいくつか違和感があった。
まずは靴を履いていない、裸足であること…まるでどこか建物の中からいきなり逃げ出したかのようにも思えてしまう。
そして、両手足には包帯が巻かれていて、俺が差し伸べる手にも怯えている様子だった。
「立てない?大丈夫?」
俺と少女の手が触れ合うが、また彼女の震えが俺の手に伝わってくる。
「ダメじゃないか…ヒーローに迷惑かけちゃ…」
とその時、保護者と思われるペストマスクを付けた男がやってくるが…
(こ、この男はッ…!)
その男に見覚えがあった。
先程サーに見せてもらった死穢八斎會のメンバーの写真の中にその男の顔があった。
そう、彼は死穢八斎會の若頭、オーバーホールこと、治崎廻だった…
実は今月末も格闘技見に行くので、この作品も格闘技の祭みたいにもっと盛り上げていくんでよろしくお願いします!