俺の個性が転生者掲示板だったので、スレ民の力を借りてレジェンドとなる 作:夢野飛羽真
実を言うと、ヘルニアになってしまいました。
今後は他の活動を一旦やめて学業と執筆活動に専念できる状況を作っていこうと思っております。
そのため投稿ペースも不定期になると思います。
「ダメじゃないか…ヒーローに迷惑かけちゃ…」
この事態は想定外だった。
まさかホシの若頭である治崎廻とこんなところで遭遇してしまうとは…
「ウチの娘がすみませんね…ヒーロー。遊び盛りで怪我が多いんですよ。困ったものです。」
「こっちこそすみません、ぶつかっちゃって。その素敵なマスクは八斎會の方ですよね?ここらじゃ有名です。」
「ええ、マスクは気になさらず。汚れに敏感でして…」
俺が少し困惑しているのを察してか、通形先輩が治崎廻と俺の代わりに話してくれている。
しかしながら、治崎廻の娘だという少女、至る所に包帯が巻かれていて、常に怯えている様子を見せていた。
この様子から俺の脳裏に、"虐待"の2文字が過ぎってしまう。
「お2人とも初めて見るヒーローだ。」
「そうです!新人なんでまだ緊張しちゃって!さ!立てよ相棒!まだ見ぬ未来に向かおうぜ!」
「はい!先輩!」
そのことは多分通形先輩も察している。
だが、そのことを察されて警戒されないように、気丈に振る舞う通形先輩に俺も合わせていく。
「どこの事務所所属なんです?」
「学生ですよ!所属だなんておこがましいほどのひよっこでして。職場体験で色々回らせてもらってるんです。」
ここで学生であることをアピールして、ナイトアイ事務所に関してちらつかせないのも、通形先輩の流石のトークスキルと言えるだろう。こんな状況でもついつい感心してしまう。
「では我々、昼間までにこの区画を回らないといけなくて。それじゃあ!」
「はい!」
一先ずここは、通形先輩に合わせて警戒されない様にここから去ることにしよう。
「い、行かないで…」
そう思って立ち上がろうとしたその時、白い髪の少女が俺のコスチュームを掴んで離さない。
「娘さん、大丈夫ですか…?なんか怯えてるみたいなんですけど…」
「 りつけた後なので…」
「行こう!」
「いや、でもこの子が…」
通形先輩は警戒されない様にと、この場から早く去ろうとするがこの少女を見捨てる訳にはいかない…
明らかに虐待を受けている様子であった。
そして俺達に助けを求めていた。
「壊理、その人達にこれ以上迷惑をかけるんじゃない…」
と言って治崎が手に付けていた白い手袋を外した時、壊理と呼ばれた少女は俺から離れて治崎の方に戻ってしまう。
「えっと…もう大丈夫なんですか?」
「ええ、お騒がせしました。行くぞ、壊理…」
そう言って治崎は壊理を連れて去っていってしまった。
「今のって…」
「殺意を見せつけてあの子を釣り寄せた…ってとこだね。ここは深追いせずに一旦戻ろう。」
そう言われて俺は通形先輩に連れられて事務所に戻るのだった。
201:掲示板の伝説
と言うことがあったんですが、あの壊理ちゃんって子は一体…
202:ブラックトリガーRX
あの子は死穢八斎會の組長の孫娘だ。
203:ユニバースリブット
あの治崎廻の娘ではないんだな…
204:ゼロスリーの母
でもなんで、治崎が保護者みたいな感じで振る舞っているのかしら?
205:黄金郷の海賊王
その理由は彼女の個性にある。
彼女の個性は所謂突然変異で生まれた様な個性であり、その名も"巻き戻し"
触れた生物を中心に、対象を過去の構造へと修復する個性で、例えばけがをした後に、身体をケガする前の状態に戻したりできるが、コントロールを誤れば人を退化させたり"消滅"させることも出来てしまう。
206:ミラモン戦隊の指令
あの子にそんな強力な個性が…
207:ブラックトリガーRX
そう、そして彼女はある時個性の暴走で自分の父親を消してしまい、組長の娘であった母親に捨てられて、組長に引き取られたということだ。
208:マルチバースの旅人
で、その組長が倒れたことで治崎らが彼女を育て、利用しようとしている。
209:掲示板の伝説
利用?
210:巨人兵士アーク
どういうことだ?
211:マルチバースの旅人
>>209
アクセルニキも言っていただろう。
ゾディアーツスイッチだけでなく、個性ブーストのドーピングや個性を使えなくする薬をアイツらが売っていると…
212:異世界セイバー
それと彼女に何の関係が?
213:鬼滅の剣
個性を使えなくする薬、と言うより個性消失弾と言われる銃弾には壊理の個性が利用されている。
214:武神バサラ
個性を利用して弾丸を?
215:光の国でも全力全開!
そんなの、どうやって?
216:鬼滅の剣
イッチも見ただろう?
彼女の腕に巻かれていた包帯を…
217:掲示板の伝説
ええ、見ましたよ。
虐待の痕かと思ってたんですけどまさか…
218:黄金郷の海賊王
ああ、治崎は壊理の身体を切り刻みその肉体から弾丸を作っている。
身体が足りなくなれば治崎自身の個性で修復し、再び切り刻んだ…
219:チャンピオンヒーロー!スパイダーマッ!
な、なんてことをッ…!
220:滋賀県警の一般刑事
あんな幼い子に…
221:無法国家のエンペラー
最低な奴やな…
222:銀河系のリベリオン
吐き気がしてくるわ。
223:掲示板の伝説
そんな目に遭ってるから彼女は俺達に助けを…
クソッ…!俺は何てことを!
俺は彼女を見捨ててしまった…!
224:ブラッディストライカー
イッチ落ち着け。
ここでイッチが焦ってどうにかなる話ではない。
225:逢魔の魔王
うん、治崎がしてきたことは最低だけど、あそこで簡単に助けれたとは思えないよ…
226:掲示板の伝説
そうですか…
227:不死身の刑事
ああ、そうだ。
俺達やナイトアイ事務所の合同での立ち入り捜査で一気に取り締まろう。
だからイッチは冷静になるんだ。
228:甲鉄城の突貫野郎
怒りに任せて戦っても、負けるリスクが高くなるだけだ。
229:滋賀県警の一般刑事
だね、俺も治崎は許せない。
怒ってるよ。
けど、イッチは冷静に戦えるのも強みの一つじゃん。
アクセルニキ達も着いてるんだし、彼らと一緒に絶対に助けに行こう。
230:掲示板の伝説
ですね…
皆さんありがとうございます。
少し頭を冷やしてきますね。
231:マルチバースの旅人
ああ、そうすると良い
232:ミラモン戦隊の指令
体育祭で優勝したかと思えば、次はこのような運命に出会うことになるとはな…
233:武神バサラ
USJに続いて新しい災難か…
234:異世界セイバー
大丈夫だ。
イッチならきっと乗り越えられるはずだ。
235:チャンピオンヒーロー!スパイダーマッ!
そうだ。
そう言えばイッチが体育祭を優勝した記念にベルトを作ったんだ。
236:逢魔の魔王
ベルト?イッチを新しい仮面ライダーに変身させるの?
237:チャンピオンヒーロー!スパイダーマッ!
いや、そうじゃない。
格闘技のチャンピオンが付けるみたいなベルトだ。
昔俺のとこに特訓に来たときに、俺の持ってるベルトに興味津々だったからな。
イッチの体育祭優勝記念に作ってみたんだ。
238:ブラックトリガーRX
確かに、体育祭でメダルは貰っていたが、そういう記念品もアリだな。
239:滋賀県警の一般刑事
>>237
その記念品、スパイダーニキがこの後届けに行くのか?
240:チャンピオンヒーロー!スパイダーマッ!
>>239
実を言うと、預言的中率100%を超える大預言者シババワが「地球がヤバい」と言い残して死んでしまった事でヒーロー協会は大騒ぎだ。
忙しくなりそうなのでベルトの配送は別の人物に任せた。
241:巨人兵士アーク
別の人物?
242:チャンピオンヒーロー!スパイダーマッ!
ああ、異世界間で届け屋をしているという人物だ。
243:甲鉄城の突貫野郎
ああ、聞いたことあるぜ。
例の届け屋だろ?
244:ユニバースリブット
届け屋か
そんな奴もいるんだな…
245:チャンピオンヒーロー!スパイダーマッ!
そうそう
いつ頃イッチに届くかな~
チャンピオンベルト♪
それから、立ち入り捜査の日まであっという間に時間は過ぎていった。
大翔はミリオらとパトロールをしたり、爆豪やナイトアイ事務所の人達と組手で特訓したりして職場体験の日々を過ごした。
途中で大翔に、保須で飯田君のお兄さんに重傷を負わせたヒーロー殺しステインがエンデヴァーによって検挙されたというニュースが届いたが、掲示板の仲間達からステインを倒したのは緑谷達だったということも伝えられた。
そんな出来事もありつつ、遂に迎えた職場体験の4日目。
「今日はよろしく頼んだぞ、イッチ。いや、ここではリビング・レジェンドと呼んだ方が良いか。」
「ええ、よろしくお願いします。アクセルニキ、いや、照井刑事。」
警察署前には警察の機動隊とナイトアイ事務所の面々、そして大翔と爆豪とアクセルニキが集まっていた。
時刻は朝の8時であるが、この捜査のために前日からしっかりと準備をして警察もナイトアイ事務所の面々もこの時間に集まっていた。
「これまでの捜査で死穢八斎會が持つ危険物!そして、捕えている少女の存在を確認した!今回の捜査ではその少女の救出とゾディアーツスイッチの押収!そして死穢八斎會構成員の確保だ!」
そして、警察の部隊とナイトアイ事務所のメンバーで列に並び今回の捜査の指揮を執る人物が拡声器で呼び掛けていた。
「隠蔽の時間を与えぬためにも、全構成員の確認、捕捉を迅速に行っていただきたい!」
「気合入るな…」
「だね…」
爆豪の言葉に、大翔は静かに頷く。
「リビング・レジェンド!君なら大丈夫だ。壊理ちゃんは俺の個性を使って真っ先に助けに行くから君は治崎達との戦いに集中してくれ。」
「リビング・レジェンド。君の実力は職場体験を通してしっかりと把握している。君が先陣を切って死穢八斎會の幹部や治崎を制圧してくれ。」
「分かりました!」
ナイトアイ事務所のメンバーとしては、まずは大翔が先陣を切って乗り込んでその後をセンチピーダー、バブルガールと爆豪が援護、そしてミリオが自身の個性透過を活かして壊理のいる場所へ向かうこととなっている。そんな彼らへの指揮とサポートをナイトアイがこなす。
「俺も付いている。一緒にやるぞ。」
「はい!」
そして警察側からはアクセルニキこと不死身の刑事が先陣に加わる。
彼は照井竜二と言い、転生者だ。仮面ライダーアクセルの力を使い、警察の対ヴィラン及び対怪人の最高戦力として活躍している。
「相手は仮にも、今日まで生き延びた極道の者!くれぐれも気を緩めずに、各員の仕事を全うして欲しい!突入開始時刻は、0830とする!総員!出動!」
「いくぞ…」
「はい!」
『レジェンドライバー!』
そして、出動準備をするためにアクセルニキと大翔はそれぞれのベルトを腰に装着する。
『アクセル!』
「変ッ…身ッ…!」
「変身!」
『アクセル!』
『ケミーライド!レ・レ・レ・レジェンド!』
そしてそれぞれ、仮面ライダーアクセルと仮面ライダーレジェンドへと変身する。
(壊理ちゃん…!絶対に助ける!そして、治崎…お前らは絶対に倒す!)
『キバライダー!ファイズライダー!響鬼ライダー!鎧武ライダー!レジェンドライド!』
そしてレジェンドは仮面ライダーキバ、仮面ライダーカイザ、仮面ライダー響鬼、仮面ライダー鎧武を知れぞれ召喚し警察らと共に死穢八斎會のアジトに向かうのであった。
スレ民解説
チャンピオンヒーロー!スパイダーマッ!
ちょうど暗黒盗賊団ダークマターとの戦闘に差し掛かる頃。
イッチに用意したプレゼントはRIZINのチャンピオンベルト風の体育祭優勝記念ベルト。