俺の個性が転生者掲示板だったので、スレ民の力を借りてレジェンドとなる 作:夢野飛羽真
今日からの3連休は久々に毎日投稿します!
レジェンド祭りだ!
朝の8時半
「令状読み上げたらダーッと行くんで!速やかにお願いします!」
死穢八斎會の事務所である和風家屋の前に陣取ったヒーロー達と警官が、門を開けての突撃を試みていた。
「なんなんですか…?朝から大人数で。」
警察の1人がインターホンを押して令状を読み上げようとしたところ、扉が殴り飛ばされてそこから大男が出てくる。
吹き飛ばされた警官たちは大翔が召喚した仮面ライダー達に受け止められて重傷を免れる。
「コイツは俺が!」
『ケミーライド!ゴ・ゴ・ゴ・ゴージャス龍騎!』
その大男が暴れ出せば、多くの被害が出ると予測した大翔は活瓶と言う名の大男をすぐに制圧すべきと考えてゴージャス龍騎へとケミーライドする。
「ドラグクローファイアー!」
召喚されたドラグレッダーが炎を噴くのに合わせて、G龍騎が右手に付けたドラグクローを突き出して放った火炎弾によって活瓶の巨体は吹き飛ばされて、アジトである和風家屋にぶつかってその扉すらも破壊してしまう。
「ヒーローと警察だ!違法な物品の販売及び!違法薬物製造・販売の容疑で捜索令状が出ている!」
そしてそれに合わせてナイトアイ事務所のメンバーと警官たちは一気にアジトに雪崩れ込んでいく。
「良い判断だ、リビング・レジェンド。」
「流石だな…」
突撃しつつも、第一の障壁となった活瓶を一瞬で無力化した大翔の手腕にサーとアクセルから賞賛の言葉が漏れる。
「ありがとうございます。けど、まだまだいきますよ!」
「ああ、行くぞ!」
そして、大翔と爆豪を先頭にアジトの建物に入っていく。
「アジトには地下の空間がある。恐らく治崎や壊理ちゃんもそこにいる。」
サーは死穢八斎會の捜査の中で、構成員を尾行しさらに自身の個性の予知でその後の動きを見たことで、アジトに地下空間があることや、そのルートも把握していた。
「こっちだ。」
サーの指示に従い、事務所のヒーロー達と警察の指揮官、そしてアクセルニキは地下空間に入っていく。
そして、地下空間に入るとすぐに広いホールのような場所に出てきた。
「朝から騒がしいと思えば、英雄症候群の患者共か…」
「どうやら我々の商売がバレてしまったようですね。」
そんな彼らの前に現れたのは、死穢八斎會若頭の治崎と幹部と思われる2人の男。
彼らは皆ペストマスクを付けている。だが、1人ペストマスクを付けていない白い服の男が居た。
(あれは…財団Xの人間か!)
その男を見て、大翔はすぐにその白い服の男が財団Xの人間であることに気が付いた。
「まあいい、ここで全員始末すればいい。」
さらに、先程負ったダメージからすぐに復活してきた活瓶を含む8人の男達が現れて、大翔達を取り囲む。
彼らは八斎衆と呼ばれる、死穢八斎會の実働部隊、所謂鉄砲玉の様な者達だ。
八斎衆の8人と、治崎ら4人、合わせて12人の男達はそれぞれ赤いスイッチの様なものを取り出し手で握る。
「まさかッ…!」
死穢八斎會側の12人はその赤いスイッチを押し、ホロスコープスと呼ばれる幹部級のゾディアーツに姿を変える。
「これは中々厳しそうだ…」
その時、サジタリウスゾディアーツへと変身した治崎がコズミックエナジーの矢を放ち、サーを射抜こうと試みる。だが咄嗟にレジェンドが召喚した鎧武がサーの盾となり、その攻撃を防ぐものの鎧武の肉体は爆発四散する。
「全員、作戦通り戦闘開始!」
「「「サー!イエッサー!」」」
ミリオは作戦通り自身の個性透過を使って床をすり抜けて壊理のいる地下室を目指す。
そして、レジェンド、アクセル、爆豪らはホロスコープスゾディアーツとの戦いに挑むのであった。
101:滋賀県警の一般刑事
おいおい、これ結構まずい状況なんじゃ…
102:ブラックトリガーRX
ああ、かなりまずい。
死穢八斎會はナイトアイ事務所だけでなく多くのヒーロー事務所がチームアップしてやっと検挙できた連中だ。
イッチとアクセルニキがいれば大丈夫と思っていたが…
103:無法国家のエンペラー
まさか、そこの連中が全員幹部級怪人になってるとは厄介やな…
104:銀河系のリベリオン
しかも、ホロスコープスゾディアーツ12人が勢揃いか。
105:鬼滅の剣
明らかに原作よりヤバいぞ…
106:光の国でも全力全開!
どうする?イッチ!?
107:チャンピオンヒーロー!スパイダーマッ!
と言っても、イッチは戦いに集中しててこちらの声は聞こえてなさそうだ…
108:ミラモン戦隊の指令
耐えれるかッ…!イッチ達ッ…!
109:ゼロスリーの母
お願い、イッチ…
110:ブラッディストライカー
ここが、見極め時か…
「クッ…!厄介すぎる…!」
レジェンドらヒーロー達に襲い掛かるホロスコープスゾディアーツ達。
「んだよ!テメエも爆破か!」
爆豪の前に立ちはだかるのは、八斎衆の1人である酒木が変身したジェミニゾディアーツである。
ジェミニゾディアーツが放つ爆発するカードを、爆豪が爆破で凌ぐが…
(チッ…!平衡感覚がッ…!)
酒木自身の個性で平衡感覚を狂わされてしまう。
そんな状況でも爆豪は敵の攻撃を自身の掌からの爆破で凌いでいる。
「良い殴り合いができそうだぜ!」
一方で、乱波肩動が変身するタウラスゾディアーツと天蓋壁慈が変身するアリエスゾディアーツはレジェンドが召喚した仮面ライダーキバと戦っていた。
キバはレジェンドライダーケミーカードの強化により、通常形態にも関わらずガルルセイバーとバッシャーマグナムを装備している。
「気を付けないといけませんね…」
バッシャーマグナムによる銃撃をアリエスゾディアーツは個性を使ってバリアを張って、防いでいる。
「こんなもん、殴っちまえば一発だ!」
そんな中、タウラスゾディアーツは一瞬でキバに近付き、自身の個性である強肩を活かした強力なパンチをキバの腹部に撃ち込んだ。
パンチを撃ちこまれたキバの身体は大きく吹き飛び、壁に激突する。
「私のバブルが!」
一方、バブルガールとセンチピーダーは窃野トウヤが変身するカプリコーンゾディアーツ、多部空満が変身するピスケスゾディアーツ、宝生結が変身するスコーピオンゾディアーツの3体と対峙していた。
だが、バブルガールの放つ泡は全てピスケスゾディアーツが個性を使って食してしまっている。
「くらえ!!」
スコーピオンゾディアーツは自身の頭部から伸びるサソリの尾に結晶を纏わせた状態で振り回し、センチピーダーは自身のムカデのように長い首で弾き返そうとするが、結晶で硬化したスコーピオンゾディアーツの尾に撃ち負けてしまい、後退してしまう。
「今だ!」
「「グッ…!」」
そして、カプリコーンゾディアーツがギターであるウルクの弦を引くと、音波が衝撃波となって放たれて、バブルガールとセンチピーダーを吹き飛ばしてしまう。
「皆…!大丈夫か!?」
アクセルと、屋内に乗り込んだ警官たちは活瓶が変身したキャンサーゾディアーツと向き合っていた。
だが、そのキャンサーゾディアーツに触れられた警官達は、活瓶の個性によって活力を吸収されてしまい、脱力して地面に倒れてしまっている。
「これだけ溜まれば十分だ!超新星!」
そして、キャンサーゾディアーツは吸収した活力を基に超新星を発動し、巨大な蟹のような姿に変化する。
「男に用はない!」
そして、その巨大な爪がアクセルに向けて振り下ろされ、アクセルはエンジンブレードで受け止めたり回避したりと、防戦一方の状況に追い込まれる。
「さあ、終わりだ!」
さらに別の場所では音本が変身したアクエリアスゾディアーツが、水色の鞭を何度もレジェンドに召喚された響鬼に打ち付けてダメージを与えていく。
「どこだ…」
ナイトアイも玄野ことクロノスタシスが変身するリブラゾディアーツの幻術に惑わされてしまっていた。
「しまった!」
そして、サーの身体に玄野の個性で生成された時計の針のようなものが突き刺さる。
「1人無力化完了…」
サーは自身の体の時間の流れを遅くされ、ゆっくりと動きつつ周囲を見ることしかできなかった。
「死ねえええええ!!」
一方、入中ことミミックが変身したレオゾディアーツは、レジェンドが召喚した仮面ライダーカイザと交戦していた。
「ヒーロー風情が!オーバーホールに楯突くな!」
レオゾディアーツの両碗の爪が縦横無尽に振るわれて、カイザはその攻撃を自身の得物カイザブレイガンで防ごうとするが、その剣がレオゾディアーツの爪で弾き飛ばされ、攻撃を防ぐ術が無くなったカイザの装甲が爪で引き裂かれてしまう。
「まずいな…」
「どこを見ている。他を心配する余裕があるのか?」
次々と倒れていくライダーやヒーロー達を気に掛けるレジェンドだが、それ以上に目の前の敵、サジタリウスゾディアーツとの戦いに集中せざるを得ない状況となった。
「これだから子供は困る。自分が何でもできると思い込んでいる。」
サジタリウスゾディアーツが地面に触れると、個性オーバーホールによって地面が分解されて再構成される。
針山の形に生成された地面に刺されぬようにレジェンドは跳躍して後退する。
『ケミーライド!ゴ・ゴ・ゴ・ゴージャスオーズ!』
レジェンドはゴージャスオーズにケミーライドし、バッタレッグで地面を蹴りつつサジタリウスゾディアーツの攻撃を避けつつ距離を詰める。
「矢は見切った!」
タカアイを活かして、サジタリウスゾディアーツが次々と放つ矢を回避していく。
「喰らえ!」
そして、距離を詰めて一気にトラクローで切りかかるが…
「病気なんだよ…お前達は…」
サジタリウスゾディアーツが地面に触れてコンクリートを岩の塊に再構成して、地面から突き出させると、接近したGオーズの身体に激突して、その攻撃を阻む。
「だからこうして、治すしかない。」
後退するGオーズの上に向けてサジタリウスゾディアーツが矢を放つと、その矢は空中で無数もの矢に分裂し、矢の雨となってGオーズに降り注ぐ。
「クッ…!」
「特にお前のような子供は、早めに治すべきだ…」
「危ない!」
『ケミーライド!ゴ・ゴ・ゴ・ゴージャスジオウ!』
サジタリウスゾディアーツの矢が、今度はサーや爆豪らに向けて放たれようとしたのを察知すると、レジェンドはすぐにゴージャスジオウへとケミーライドする。そして、タイムマジーンに乗り込んでタイムマジーンの巨体で再び放たれた矢の雨を防ごうとする。
「グアッ…!」
矢の雨を防ぐことこそできたが、タイムマジーンはその一撃で爆散し、レジェンドの姿に戻った大翔が床の上を転がる。
「さあ、これで終わりだ…ヒーロー!」
そして、サジタリウスゾディアーツは矢を放とうとする。
だが、その狙いはレジェンドではなくクロノスタシスの個性によって動きが鈍くなってしまっているサーであった。
「サー!」
レジェンドは咄嗟にサーの前に飛び出していた。
彼自身がサーの盾となり、コスミックエナジーの矢はレジェンドの腹部を貫いた。
「「リビングレジェンド!」」
「イッチ!」
「輝夜!」
この場に居るヒーロー達の瞳には、仮面ライダーレジェンドの鎧が剥がれ、生身を晒して倒れていく血まみれの大翔の姿が映っていた。
大ピンチの大翔!
次回どうなる!?