俺の個性が転生者掲示板だったので、スレ民の力を借りてレジェンドとなる   作:夢野飛羽真

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関東遠征から帰ってきました!
朝倉未来勝ちました!
僕もさらに頑張る力を貰えました!


期末試験編
39スレ目 期末試験の時期


季節は夏を迎えて、雄英生達は皆衣替えで半袖の制服を着るようになった頃

 

「よし、授業はここまでにする。期末テストまで残り1週間だが、お前らちゃんと勉強してるだろうな?当然知ってるだろうが、テストは筆記だけでなく演習もある。頭も体も同時に鍛えておけ、以上だ。」

 

1学期末が近付いており、とある授業の終わり際に相澤が軽く期末試験について触れる。

 

「「まったく勉強してなーい!!」」

 

「体育祭やら職場体験やらでまったく勉強してねー!」

 

様々なイベントがありつつも、彼らはまだ学生。

学業に精を出すことも本文の1つと言える。

因みに今頭を抱えている上鳴はクラス順位21位で最下位、芦戸も20位である。

 

「確かに、行事続きではあったが…」

 

「中間はまあ、入学したてで範囲狭いし特に苦労なかったけど。」

 

と、クラス順位は10位台の常闇と砂藤、口田が頷く。

 

「期末は中間と違って…」

 

「演習試験もあるんだよな~」 

 

と、ここで峰田が余裕味のある表情で会話に割って入る。

 

「「ちゅ、中間10位!?」」

 

「アンタは同族だと思ってたのにー!」

 

「お前みたいな奴はバカで初めて愛嬌出るんだろうが…!どこに需要あんだよ!」

 

「世界…かな?」

 

そんな峰田はクラス順位は10位と上位陣であり、そのことに上鳴と芦戸は驚いている。

 

「芦戸さん!上鳴君!頑張ろうよ!やっぱ全員で林間合宿行きたいもん!」

 

そんな2人を緑谷が励ます。

因みに夏休み中には林間合宿があるが、期末で赤点を取った者はその合宿に行けず、学校で補習地獄を受けることになっている。

 

「うん!俺もクラス委員長として皆の奮起を期待している!」

 

「普通に授業受けてりゃ赤点は出ねえだろ。」

 

「基礎と演習の反復でなんとかなるよ。」

 

「テスト?んなもん普通にやればできんだろ。」

 

「言葉には気を付けろー」

 

上鳴を励ます5人だが、緑谷は5位、飯田は2位、轟は6位、大翔は4位、爆豪は3位と全員高順位であり、上鳴は更に心の余裕がなくなってしまう。

 

「お2人共、座学なら私少しお力添えできるかもしれません。」

 

「「ヤオモモー!」」

 

と、勉強で困っている上鳴と芦戸に、クラス順位1位の八百万が手を差し伸べる。

 

「演習の方はからっきしでしょうけど…」

 

「…?」

 

その後に八百万が呟いた一言に、轟は首を傾げながら彼女の方を見つめる。

 

「わりい俺も勉強教えてもらっていいか!?八百万、古文分かる…?」

 

「俺もいいかな…?幾つか分からない部分あってさ。」

 

「私もー!」

 

「「「お願い!」」」

 

さらに瀬呂、尾白、葉隠も八百万に勉強を教えて欲しいと頭を下げてお願いする。

 

「皆さん…!良いですともー!!」

 

「「「やったー!」」」

 

多くのクラスメイト達に頼られたのが嬉しかったからか、八百万は両手を挙げて席から立ち上がって明るい笑顔を見せながら申し出を了承する。 

 

「では!週末にでも私の家でお勉強会を催しましょう!」

 

「マジで!?ヤオモモん家超楽しみ!」

 

「そうなるとまずお母様に報告して講堂を開けていただかないと…!」

 

(講堂?)

 

瀬呂達は八百万が勉強会を開いてくれることに感謝し、喜んでいたが、彼女の口から出た"講堂"と言う言葉に固まる。普通の人の家にはないものが八百万の家にはあるのだ。 

 

「皆さん!どこかお紅茶は御贔屓ありまして?」

 

(お紅茶?)

 

「我が家はいつもハロッツかウエッチウッドなので、ご希望がありましたら用意しますわ!勿論!勉強のことも任せてください!必ずお力になってみせますわ!」

 

(ナチュラルに生まれの違いを叩き付けられたけど)

 

(なんかプリプリしてるの超可愛いからどうでもいいや~)

 

上鳴達は育ちの違いを叩き付けられつつも、張り切っている八百万の様子に癒され笑みを零してしまっている。

 

「なんだっけ?いろはす…?でいいよ~」

 

「ハロッツですね!」

 

と言うことで、八百万主催の勉強会が開催されることが決まった。

 

「ウチは、大翔に教えてもらおうかな。」

 

「勿論、一緒に勉強頑張ろう!」

 

また、大翔は耳郎と2人で勉強会をすることになった。

 

「僕達もやろうよ!勉強会!」

 

「ああ、いいぞ。」

 

「良い試みだ!皆で学を高め合おう!」

 

「わりい!俺も参加して良いか!分かんねーとこ多いから教えてくれ!」

 

「当たり前だ!教え殺したるわ!」

 

そして、緑谷、轟、飯田、爆豪に加えて切島のメンバーでの勉強会も行われることとなった。

 

1:掲示板の伝説

あと1週間で期末試験です。

 

2:ブラックトリガーRX

いつの間にかそんな時期か。

 

3:異世界セイバー

試験は嫌だな~

 

4:武神バサラ

ああ、俺も苦手だ。

嫌な思い出しかない

 

5:巨人兵士アーク

>>3 >>4

ドンマイ

 

6:鬼滅の剣

そう言えば、柱稽古が始まったぜ。

 

7:ユニバースリブット

>>6

おお!

 

8:世界の届け屋

>>6

そっちもクライマックスが近付いて来たな!

 

9:光の国でも全力全開!

ブレイドニキは柱じゃないから、修行に参加してるのかな?

 

10:鬼滅の剣

>>9

いや、俺はまず胡蝶さんと話してる。

前々からとある上限の鬼を倒すためにと色々と策を話し合っていたんだが、その時が近付いて来たみたいだ。

 

11:ブラッディストライカー

上弦の鬼…

 

12:黄金郷の海賊王

胡蝶のいう上弦の鬼、まさか童磨か!?

 

13:鬼滅の剣

>>12

そうだ。

始めは彼女自身が身体に毒を溜め込んで自ら食われて毒を服用させるとかいう自爆特攻をしようとしていたんだが、それは止めさせた。炎柱の煉獄さんと俺が剣術で圧倒して、時折胡蝶が毒を剣で打ち込むという作戦に切り替えた。

俺は今は煉獄さんとマンツーマンで稽古をしているところだ。

 

14:チャンピオンヒーロー!スパイダーマッ!

ほう、これなら胡蝶しのぶも生存できそうだな。

 

15:滋賀県警の一般刑事

そっか、ブレイドニキの活躍で煉獄さんも生き残ってるんだった。

 

16:鬼滅の剣

>>15

なんなら宇随さんも重傷を負っていないので柱を引退せず現役です。

 

17:ミラモン戦隊の指令

頼もしすぎるだろ!

 

18:鬼滅の剣

ええ、このまま最後まで柱全員生存でいきたいと思ってます。

 

19:無法国家のエンペラー

これはあれやな。

俺らローグネイションが介入する隙も無いな。

 

20:銀河系のリベリオン

そうだな、このままハッピーエンドに向かって突き進んでくれ。

 

21:鬼滅の剣

おう!まあアンタらは吉報を待っていてくれ!

それと、話はイッチの期末試験の演習の話に移るけど、多分イッチなら大丈夫だ。

 

22:掲示板の伝説

>>21

というと?

 

23:鬼滅の剣

雄英高校の期末試験での演習試験、昨年はロボットを倒す演習と言う情報をそろそろ手に入れるだろうが、イッチ達の学年は雄英教師陣と戦うという内容になる。

 

24:ユニバースリブット

実質プロヒーローと戦うことになるのか…

 

25:チャンピオンヒーロー!スパイダーマッ!

だがその内容、言ってしまっても良かったのか?

 

26:逢魔の魔王

そうそう、今まではネタバレとかはあまりしないって話だったけど

 

27:鬼滅の剣

まあ今回言った理由としては、イッチ、お前ならどの教師が相手でも勝てるだろ?

 

28:マルチバースの旅人

>>27

それはそうだな。

今のイッチならオールマイトにも勝てるだろ。

 

29:掲示板の伝説

オールマイトにですか!?

それは流石に…

 

30:黄金郷の海賊王

ああ、確かに戦いの経験やヒーローとしての心得はオールマイトの方が上だろう。

ただ、変身時の身体能力ではイッチの方が上だろう。

特にエグゼイド・ムテキゲーマー辺りにケミーライドしてしまえば圧倒できるだろう。

 

31:光の国でも全力全開!

確かに、ハイパームテキなら勝てるかも!

 

32:巨人兵士アーク

イッチは既に、この世界の最強ヒーロー以上と言う評価なのか

 

33:掲示板の伝説

確かに、ハイパームテキなら…

けど、他の先生たちは…

 

34:ブラックトリガーRX

その辺も戦術さえ練れば問題ないだろう。

 

35:アサシン忍者

仮面ライダーの性質上完封できる個性もあれば、工夫次第で突破できる個性の方々でござるからな。

 

36:掲示板の伝説

言われてみればそうかもしれないですね…

となると、俺の試験内容って相当イージーなんじゃ…

 

37:マルチバースの旅人

まあ、試験では生徒が2人1組だったり、教師側がおもり付けてるとかのハンデはあるが、その辺のハンデとかが無くなるんじゃないか?

 

38:滋賀県警の一般刑事

イッチだけ厳しい条件と言うのはあり得そうだな。

 

39:武神バサラ

どんな試験になるか見物だな。

 

40:掲示板の伝説

ええ、一先ず誰が相手でも戦えるように頑張ります。

 

 

「さて、試験内容はこれで良いとして、問題は輝夜だな。」

 

ある日の放課後、雄英高校の会議室では相澤とブラドを中心に、期末試験の演習内容に関する会議が行われていた。

これまでの演習では入試と同様仮想敵となるロボットを倒すという内容であったが、今回からは生徒対教師の対人形式の試験を行うこととなっていた。

 

「個性錬金術と言いつつも、様々な姿に変身する仮面ライダーレジェンドに変身するという…なんとも恐ろしい個性だ。これは本当に錬金術なのか?」

 

「錬金術の範疇だそうだ。問題は新たに錬成した力、レジェンダリーレジェンドだ。」

 

ブラドの問いかけに頷きつつ、相澤はとある資料を取り出す。

その資料は大翔が新たに取得したレジェンダリーレジェンドに関するレポートであった。

 

「職場体験でこの力を錬成したらしく、これは職場体験以降の授業で使われたレジェンダリーレジェンドの能力のデータだが、はっきり言おう。これでは足りない。」

 

「と、言うと?」

 

相澤の言葉にその場にいたミッドナイトが首を傾げる。

 

「通常のレジェンドの地点で輝夜は24種類の形態に変身できたそうだが、まずはその24種類全てを輝夜も披露したわけではないからそのすべてを把握しているわけではない。それに加えて、レジェンダリーレジェンドはその24形態の強化版、つまりこちらも24種類の姿に変身できるわけだが、勿論これも全て把握しているわけではない。」

 

「確かに、体育祭でも色んな姿に変身してたし、中には資料に書いてる以上のことをしてる形態もあったな。」

 

レジェンド、及びレジェンダリーレジェンドの持つ力は多彩であり、1学期のこれまでの授業などで全ての能力を把握することができていなかった。

体育祭で実況をしつつ、大翔の活躍を見ていたプレゼントマイクも彼の能力の把握の難しさに納得したように頷く。

 

「合宿の事を考えると、いっそのこと演習を免除してこれまでの自分のデータを纏めたレポートでも作ってもらう方が有意義にも感じるが…」

 

期末試験の後には各々の個性を伸ばす合宿が控えているが、現状のデータ不足の状況では、その合宿でも満足なメニューが組めない可能性にスナイプが触れる。

 

「それも確かに1つの手だ…だが、雄英の校風は自由、つまり試験に関してもある程度自由にしても良いということだ。」

 

「確かに、そうだな。」

 

そんなスナイプの言葉に頷きつつも、何かをひらめいた様子の相澤をブラドが見つめつつ応える。

 

「なら、試験の中で課題を突き付け、弱点を克服させ、更なる成長を促すという試験の意義を捻じ曲げた試験をしても問題はない。」

 

「お、答えに辿り着いたようだね相澤君。出した答えを是非聞かせてくれたまえ。」

 

雄英の校長である根津がお茶を飲み干し、相澤の考えを聞き出そうとする。

 

「輝夜に対しては、輝夜の成長を促すための試験ではなく、輝夜の能力の多くを俺達が把握するための試験を行う。簡単に言えば雄英高校の全精力を持って輝夜に多くの力を使わせる。」

 

「ナルホド…」

 

「具体的には何をするんだ?」

 

相澤の言葉にエクトプラズムを始めとする複数の教師たちが同意の意を表すように頷き、セメントスがさらに具体的な考えを聞く。

 

「元々試験で使う予定だった仮想敵がまだ余っているはずだ。それに加えてサポート科1年~3年が作ったロボットを中心とした軍勢を編成し、輝夜にぶつける。フィールドもパワーローダーとセメントスの技術を使って様々なトラップや障壁を用意する。」

 

「良いと思います。」

 

「俺も協力しよう。」

 

13号とパワーローダーが相澤の考えに賛同し、他の教員達も納得した様子で頷く。

 

「輝夜1人のために多くの設備を作るのか…コストが高くなるのではないか?」

 

「それなら僕に良い考えがあるのさ!」

 

ブラドが呈した疑問に対して、根津が手を上げる。

 

「予算面や設備に使う材料費なんかのバランスを経営科の生徒達に話し合ってもらおう!サポート科だけでなく経営科の生徒達にも協力してもらって彼らにも良い経験を積ませるのさ!経営科の生徒達も体育祭で輝夜君に注目してるだろうし、良いと思うのさ!」

 

「なるほど、良い考えですね。」

 

金銭的な問題を解決するためにサポート科だけでなく、経営科にも協力を要請するという根津の考えに教師達も納得したように頷く。

 

「なら僕からも1つ提案があります。」

 

「なんでしょうか?13号」

 

「普通科の生徒数名に協力を要請して、要救助者役をしてもらうのはどうでしょうか?」

 

さらに試験に、レスキュー要素も入れるのはどうだろうかと13号が提案する。

 

「少し危険な気もするが良いだろう…だが、場所は戦場だから半端な奴は流石に身の危険があるから参加は難しい…いや、アイツならいけるか。」

 

しかしながら、現場は多くの仮想敵がいる戦場であり、生半可な者を連れて行けば危険な目に遭ってしまうこともある。

実際にプロヒーロー免許の試験では、救助試験において要救助者のプロと言える人々に要救助者を演じてもらうことで、安全な試験の進行を行っている。だが、相澤は戦場と言う現場でも問題ない普通科生徒に心当たりが有る様子であった。

 

「なら、そこは相澤君と黒瀬君に任せるよ!」

 

そして、根津校長も救助ミッションを用意することを了承した。

 

「そうだな、雄英高校の総力戦と言うことならあの3人にも協力してもらうのはどうだろうか?」

 

さらにここで、3年生の担任であるセメントスも更なる戦力の追加を提案する。

 

「雄英BIG3ですか…確か通形は輝夜と職場体験で交流があるようだが、確かに良いと思います。彼らにもぜひ来てもらいましょう。」

 

「ああ、任せてくれ!」

 

「これぞ雄英の総力戦と言った感じだね。総指揮は僕に任せたまえ!さて、試験の準備を進めよう!」

 

こうして、雄英高校の意地を見せる戦いが始まろうとしていた。




ということで期末試験は輝夜大翔VS雄英高校の総力戦になります!
お楽しみに!
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