俺の個性が転生者掲示板だったので、スレ民の力を借りてレジェンドとなる   作:夢野飛羽真

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2人の錬金術師part5

「俺は…ファイヤーガッチャード!!俺についてこれるかな!」

 

ファイヤーガッチャードは、眼前の敵であるオロチマルガムを見据えると、背中にあるファイヤードッカーンから強化錬成炎を直接噴射し、その推力で加速し、敵に向かって一直線に突き進む。

 

「グッ…!」

 

その推力で一気にオロチマルガムとの距離を詰め、ファイヤーガッチャードはオロチマルガムの腹部に飛び膝蹴りを打ち込んだ。

 

「なんて速さだッ…!」

 

ガッチャードは敵に膝蹴りを浴びせてから、さらに加速して、縦横無尽にオロチマルガムの周囲を駆け抜けながら、パンチや蹴りによる攻撃を浴びせていく。

 

「石にしてやる!」

 

浴びたものを石化させる光線をオロチマルガムが口から放っていくが、その光線をファイヤーガッチャードはファイヤードッカーンが生み出す推力による圧倒的なスピードを武器に避けていく。

 

『ガッチャートルネード!』

 

ファイヤーガッチャードは手元に剣弓型武器のガッチャートルネードを錬成し、その武器を構えながら、オロチマルガムに急接近して刃の部分で切りつける。

 

「クッ…!」

 

その刃は、オロチマルガムに巻き付く蛇の頭を切り落とすが、すぐにその頭部は再生して復活する。

 

「やっぱり、再生速度が速いッ…!」

 

オロチマルガムの能力の1つに再生能力があり、ファイヤーガッチャードが何度もガッチャートルネードで切り付けてできた傷も再生していく。

 

「このまま呑み込んでやる!」

 

さらにオロチマルガムは身体中から蛇の頭と尾を伸ばして、ファイヤーガッチャードに叩き付けようと振るうが、ガッチャードは後方に避けつつ振るわれる蛇の尾や頭をガッチャートルネードで切り落としていく。

 

「それだけ切ろうと無駄だ!」

 

切り落とされた蛇の頭がすぐに再生され、すぐにファイアーガッチャードに襲い掛かる。

 

「すぐに生えてくるなら、焼けばいい!」

 

胸の超高温変換炉である、ハイパッションアタノールで強化錬成炎で作り出した蒼い炎をその身に纏い、背中からガッチャーアンカーを出して地面まで伸ばし、突き刺す。

 

「ハアッ!」

 

そして背中のファイヤードッカーンから炎を噴射して一気にオロチマルガムに突撃する。

 

「来させるか!」

 

それを防ごうと、オロチマルガムは身体の様々な部位から蛇の頭部を伸ばしてくるが、ファイヤーガッチャードが炎を纏ったガッチャートルネードの刃で伸びてくる蛇の頭部を切り落としながら進んでいく。

 

「再生できない…!」

 

その切り口は炎で焼かれ、再生を阻害されてしまっていた。

 

「グハアッ!!」

 

そして、炎を纏うファイヤーガッチャードの突撃を受けて、オロチマルガムは炎に焼かれながら地面を転がっていく。

 

『スチームホッパー!バーニングフィーバー!』

 

そして、ガッチャードライバーのサイドレバーを操作して、ファイヤードッカーンからガッチャーアンカーを射出し、身体を固定しながら自身の最大火力を引き出す。炎が細く蒼白くなると同時に鎖が弾け飛び、その炎の推力を上乗せした威力とスピードのライダーキックを撃ち込む。

 

「こんなところで!!」

 

その攻撃を受けて、オロチマルガムの肉体は爆散する。

 

「よし、このまま次に行こう!」

 

そして、敵を倒し終えたガッチャードは再び上のフロアを目指してタワーを登っていく。

 

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「ここは?」

 

「植物プラントよ。」

 

タワー最上階を目指す緑谷達は、途中にある開けた空間である植物プラントに辿り着いていた。

 

「待って!あれ…」

 

その時、植物プラント中央部にあるエレベーターの籠が、上の階に向かってきているのが耳郎の視界に映った。

それが下の階に居たテロリストのメンバーではないかと推測し、緑谷らは咄嗟に植物の影に隠れる。

 

「ガキはこの中に居たらしい。」

 

「面倒なところに隠れやがって。」

 

緑谷らの推測は当たっており、エレベーターから出てきたのはテロリストのメンバー2人であった。

 

(来るな…来るな…)

 

緑谷らは陰に息を潜めて、自分達がテロリストに見つからない様に祈っている。

 

「見つけたぞ!クソガキども!!」

 

(どうする?どうする?)

 

だが、その願いは通じなかったようで、見つかってしまいどうしようかと緑谷らが考えを巡らせた。

 

「ああ!?今、なんつった?」

 

どうしようかと考えて居た緑谷の耳に飛び込んできたのは、爆豪の声であった。

 

「かっちゃん!?」

 

「どうやら、堅気の人間じゃなさそうだね…」

 

テロリストの男2人と遭遇してしまったのは、爆豪、切島、大翔の3人であり、その2人が一般人やIアイランドの関係者ではないと大翔が見抜いて咄嗟にレジェンドライバーを腰に巻いて身構える。

 

「気付かれちまったなら、しょうがねえな…!」

 

自分達がヴィランであることを見抜かれてしまったテロリスト達も、すぐに爆豪ら3名を仕留めようと身構える。

 

「道に迷ってる間にこんなことになっちまってるなんてな!」

 

「道に迷ってなんでこんなところに…!」

 

道に迷いつつも、タワーの様子から異常事態が起きていることを把握していた3人は、すぐに眼前のヴィラン達と戦う心構えができていた。

 

「だったら、ここで捕えてやる!」

 

テロリスト達はその場ですぐに3人を捕まえてしまおうと個性を使おうとしたその時だった。

 

「ッ…!」

 

突如として氷の壁が生成されてテロリストが仕掛けようとした攻撃が防がれる。

 

「この個性は…」

 

「轟!?」

 

「俺たちで時間を稼ぐ!先に上に行け!輝夜も緑谷達と一緒に上に行ってくれ!」

 

「分かった!」

 

ここで轟は咄嗟に自分と爆豪、切島でテロリスト2名を相手することにして、緑谷と最高戦力の大翔を氷の塔に乗せて上の階に押し上げていく。

 

「緑谷君、これはいったいどういう状況なんだ?」

 

「詳しいことは上に向かいながら説明するよ。とにかく今は上に!」

 

「OK」

 

「分かったゴン!」

 

状況を確認しようとする大翔と緑谷の間に、ニジゴンが割り込んで来る。

 

「大翔、この子は?」

 

「この子はニジゴン、たまたま出会った迷子のドラゴンさ。」

 

「よろしくゴン。」

 

ニジゴンのことを紹介しつつも、大翔は緑谷から状況を聞きつつさらに上の階へ登っていく。

 

「なるほど、状況は理解したよ。とりあえず、最上階の200階まで上がらないといけないんだね。」

 

「うん、そういうこと。」

 

状況を理解しつつ、大翔達はまた開けた場所に出た。

 

「つーか、まだ100階!?」

 

まだタワーの半分も登れていないことに、上鳴が驚き、疲労感をやや見せる。

 

「こいつらがボスの言っていたヒーロー候補生のガキ共か…」

 

「なんだ…?」

 

100階に辿り着いた大翔達の前に新たに2人のテロリストの男達が現れる。

 

「新しい力で、ガキ共をとっ捕まえてやんよ!」

 

「ついでだ、女4人もいるし、楽しませてもらうか…」

 

テロリスト2人は緑谷らの集団、特にその中でも耳郎、八百万、麗日、メリッサの4人を見据えて笑みを浮かべながらそれぞれカードを取り出す。

 

「ケミーカード!?」

 

「「冥黒に染まれ!」」

 

そして、男達は黒いオーラを身に纏いカードをそれぞれ取り込むことでエンジェルマルガムとドラゴンマルガムにそれぞれ変化していく。

 

「皆、こいつらは俺がやる…先に上に行ってて。」

 

2体のマルガムを目にして、何故ここにマルガムがいるのかと困惑しつつも、仮面ライダーである自分が彼らを抑えようと、前に出る。

 

「なんだ、男が相手かよ。」

 

「全力で倒す。」

 

『ファイナルケミーライド!』

 

先程彼らが耳郎に手を出そうとしたことへの怒り、そしてレベルナンバー10のケミーの力を使って変身したマルガムへの警戒から、レジェンドカメンライザーを使うことにした。

 

「変身!」

 

『レ・レ・レ・レジェンダリーレジェンド!』

 

そして、仮面ライダーレジェンダリーレジェンドへと変身し、一度後ろにいる緑谷らの方を見る。

 

「響香、何かあったらこれを使ってくれ。皆を頼んだよ!」

 

「分かった!」

 

そして耳郎にレジェンドライドマグナムと、20枚ほどのレジェンドライダーケミーカードを託した。

それを受け取った耳郎は緑谷たちと共に上の階に向かっていくのであった。

 

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