俺の個性が転生者掲示板だったので、スレ民の力を借りてレジェンドとなる 作:夢野飛羽真
「輝夜ー!!」
大翔はアップグレードされたコマンダードーパントのミサイル攻撃をギリギリで防いだ。
傘立ての金属を錬成して作った巨大な盾でミサイル攻撃を受け止めたが、その結果は受け止め切れなかったという表現が正しいだろう。
盾は破れ、衝撃で吹き飛んだ大翔の身体が地面を転がる。
「輝夜!しっかり!輝夜!」
そこにいた耳郎は、倒れた彼の下に咄嗟に駆け寄り、大翔の身を揺らす。
「もう1人いたか!まあいい!お前も殺してやる!」
コマンダードーパントは耳郎を狙うようにミサイルを一本生成し、その先を耳郎に向ける。
「さ、させないッ…!」
「輝夜…無茶だって!」
まだ意識が残っていた大翔は立ち上がり、耳郎の前に立ち彼女を守ろうとする。
「こうなりゃ2人とも木っ端みじんだ!」
201:逢魔の魔王
イッチがピンチだ!
202:ブラックトリガーRX
救けに行くかッ…!
203:マルチバースの旅人
こういうことは本当はやるべきじゃないが…行くか…
204:黄金郷の海賊王
いや待て!
205:アサシン忍者
>>204
どうしたでござるか?エルドラドニキ!
206:滋賀県警の一般刑事
このままじゃイッチが死ぬ!
事態は刻一刻を争う!
これ以上待ってる場合は…
207:黄金郷の海賊王
それは分かっている!
だからこそ、イッチに1年間錬金術を教えつつ密かに作り上げた最高のケミストリーで彼を救う!
208:鬼滅の剣
最高のケミストリー?
209:ユニバースリブット
何なんだそれは?
210:黄金郷の海賊王
詳しいことは後だ!
だが、その力は未完成だ。
だから今!皆の力を貸してくれ!
ジオウニキ!ディケイドニキ!皆!私とイッチに力を!
211:逢魔の魔王
よく分からないけど分かった!
212:マルチバースの旅人
大体分かった。
皆!力を合わせるぞ…
213:黄金郷の海賊王
さあ、イッチに最高のケミストリーを!
うおおおおおおおお!
214:鬼滅の剣
うおおおおおおおお!
215:ブラックトリガーRX
はああああああああ!
216:アサシン忍者
うおおおおおおおお!
217:逢魔の魔王
いっけえええええええええ!!
218:ユニバースリブット
うおおおおおおおお!
219:ゼロスリーの母
はああああああああ!
220:ミラモン戦隊の指令
ゆけえええええええ!
221:チャンピオンヒーロー!スパイダーマッ!
イッチいいいいぃぃぃ!
222:滋賀県警の一般刑事
勝てえええええええぇぇ!!
223:マルチバースの旅人
いけ!イッチ!掴み取れ!
224:黄金郷の海賊王
さあ、最高の伝説を始めよう!
225:無銘の転生者
うおおおおおおおおおお!!
コマンダードーパントから放たれたミサイルは、大翔達に辿り着くことはなかった。
彼らの眼前に黄金の光とバーコードのように並ぶ複数枚の板が現れ、バリアとなってミサイルを防いでみせた。
「これは…」
そのバリアを展開したのは、大翔が無意識に手に握り掲げていたとあるアイテムであった。
『レジェンドライバー!』
それはまさしく、黄金郷の海賊王が生み出した最高のケミストリー、レジェンドライバーであった。
まさにゴージャスなそのバックルを自身の腰に装着する。
「ありがとう、エルドラドニキ。ありがとう!皆!」
自身に力を与えてくれた掲示板の仲間達への感謝を口にしつつ、自身の掌の上に生成されたレジェンドライダーケミーカードをレジェンドライバーの右側から装填する。
『ケミーライド!』
「変身!」
『レジェンド!』
大翔やスレ民達が昔から憧れ続けた言葉。
"変身"の二文字を口にしつつ、バックル両側のスペラティブサイドハンドルを引くことでレジェンドライバーの中央部が90度回転し、扉状のロック機構ファビュラスゲートが観音開きのように展開する。
それと同時に大翔の背後にゴージャスな扉が現れてそれが開かれ、ライダーズクレストが大翔の体を覆い、彼の姿を仮面ライダーレジェンドのものへと変身させる。
236:ブラックトリガーRX
うおおおおお!
237:チャンピオンヒーロー!スパイダーマッ!
レジェンドきたあああああ!
238:滋賀県警の一般刑事
まさかこれ、エルドラドニキが用意してたのかよ!?
239:黄金郷の海賊王
そうだ。
レジェンドライダーケミーカードの錬成に手間取っていたが、ディケイドニキやジオウニキ、他の皆のお陰で最高のケミストリーを生み出すことができた…
240:ミラモン戦隊の指令
すげえよ!エルドラドニキ!
241:アサシン忍者
驚いたでござる
242:鬼滅の剣
さあ、俺達が頑張ったんだ!後はイッチが頑張る分だ!
243:無銘の転生者
ええ、皆さん本当にありがとうございます!
俺はこの力で学校の皆を守る!
244:逢魔の魔王
いけ!イッチ!
245:マルチバースの旅人
俺達とレジェンドライダーの力、存分に使え。
そして、勝ってこい!
「輝夜…?本当に輝夜なの?」
「ああ、俺は輝夜大翔で…仮面ライダーレジェンドだ!」
仮面ライダーレジェンドへの変身を遂げた大翔は、左手に握られたレジェンドライドマグナムをコマンダードーパントに向ける。
「姿が変わっても関係ない!ぶっ殺してやる!」
コマンダードーパントが仮面兵士を10体ほど召喚し、それらが一斉にレジェンドに向かっていく。
「まずはこれで!」
『ケミーライド!ゴ・ゴ・ゴ・ゴージャスブレイド!』
レジェンドは仮面ライダーブレイドのレジェンドライダーケミーカードをベルトに装填し、仮面ライダーゴージャスブレイドへと姿を変える。
本来の仮面ライダーブレイドの姿にボトムゴージャスターとゴールデンゴージャスターが装着されたような姿の、ゴージャスブレイドことGブレイドは、その手に握られた醒剣ブレイラウザーを振るい、仮面兵士達を次々と切り倒していく。
『スラッシュ、マッハ』
さらに、ブレイラウザーから2枚のカードを取り出して、それらをブレイラウザーに読み込ませると、仮面兵士の眼にも止まらぬ速さで駆け出して翻弄しつつ、切れ味が増して黄金の光を纏うブレイラウザーで切り付けていく。
『キック、サンダー、ライトニングブラスト』
そして、2枚のカードを読み込ませてからブレイラウザーを地面に突き刺すと、飛び上がりながら黄金の光と電撃を纏いながら、仮面兵士ら目掛けて蹴りを放てば、仮面兵士達は爆散していく。
「まだまだァ!」
さらにコマンダードーパントは仮面兵士を追加で召喚する。
「さっさと終わらせないとね。」
『アギトライダー!レジェンドライド!』
『ダブルライダー!レジェンドライド!』
『ドライブライダー!レジェンドライド!』
仮面兵士達に対処すべく、レジェンドがレジェンドライドマグナムに3枚のカードを装填すると、G3、アクセル、ドライブの3体のライダーが召喚される。
召喚されたG3は武器であるGX-05ケルベロスを構え、ガトリングで弾丸の雨を降らして次々と仮面兵士達を撃ち抜いていく。
アクセルは黄金のオーラを纏うエンジンブレードを一閃し、一気に仮面兵士を倒してしまう。
ドライブはハンドル剣とドア銃をそれぞれ手に持ち、回転しながら剣で切りつけ銃で撃ち、複数体の仮面兵士に次々と攻撃していく。
「次はお前だ!」
召喚されたライダー達が仮面兵士を倒していく中、レジェンドはコマンダードーパントと相対するべく、新たなカードを装填する。
『ケミーライド!ゴ・ゴ・ゴ・ゴージャスダブル!』
GブレイドからGダブルへと姿を変えるレジェンドに対し、コマンダードーパントは再びミサイルを放つが、Gダブルが右手を翳すと共に出現した黄金の竜巻に巻き込まれて、竜巻の中でミサイルが爆発し、全滅する。
「ハアッ!」
さらにGダブルは風を纏いながら飛翔し、コマンダードーパントに接近すると共に、金と紫のオーラを纏う左の拳でコマンダードーパントの顔面部目掛けてパンチを放つ。
「クソッ…!何だ!」
更に今度は、コマンダードーパントの左足を狙う様に蹴りを放ち、その蹴りによる痛みでコマンダードーパントは膝を突いてしまう。
「ミサイルを無力化すれば、大したことはないな。」
Gダブルはコマンダードーパントの背中から出てきている歯車状の装飾を手に持ち、コマンダードーパントの頭部目掛けて膝蹴りを放つ。
「クッ…」
さらにその状態から身体を持ち上げられ、前蹴りで蹴り飛ばされる。
「トドメだ!」
『ゴージャスアタックライド!ダ・ダ・ダ・ダブル!』
そして、Gダブルがレジェンドライバーをもう一度開閉すると、彼の身体は黄金の風を纏いながら、宙に浮かび上がり、そして体が左右に分割する。
体が分裂した状態でGダブルは蹴りの体制でコマンダードーパントに突撃していく。
「ぐああああああ!」
Gダブルの必殺のキックを受けたコマンダードーパントは、攻撃によるダメージに耐え切れずに爆散する。
「勝った…」
その跡には変身者であった小太りの男子生徒が倒れており、その横には割れてしまったコマンダーメモリが転がっていた。
「輝夜…!」
戦いを終えた大翔の下に、耳郎が駆け寄り、彼女の方を振り返りつつ大翔は変身を解除するが
「耳郎さん…」
戦いのダメージと、疲労からか大翔は気を失いその場で倒れてしまう!
「輝夜!大丈夫!?輝夜!」
倒れた大翔の身体を揺さぶる中、丁度クラスメイト達が呼んだ警察がこの場に到着していた。
「ここが、怪人が出たという学校か…」
その中には、赤いバイクに跨る、赤いライダースーツに革ジャンを纏い首からペンダントを下げた警察官の姿もあった…
コテハン紹介
・ユニバースリブット
グリッドマンユニバースの世界で、ウルトラマンリブットの相棒となった転生者
GUTSスパークレンスとキーを用いてリブットに変身し、グリッドマンやダイナレックスと共闘して様々な怪獣と戦っている。
CV浅沼晋太郎