俺の個性が転生者掲示板だったので、スレ民の力を借りてレジェンドとなる   作:夢野飛羽真

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カグヤ編2話目でございます。


51スレ目 ゴージャスな1日

「では、こちらへ」

 

カグヤからゴージャスを学ぶこととなった大翔は、バトラーに案内されて豪華なテーブルが並ぶ部屋に案内される。

 

「ゴージャスな1日は、ゴージャスな食事から始まる。」

 

「うおおおおお!すげえ!」

 

朝からオムレツや生ハム、フルーツなどの豪華なメニューが並んでいるが、豪華なのは食事の内容だけではない。

 

「食器が…」

 

ナイフやフォーク、皿も金や宝石で装飾されており、当然の様に部屋全体や机に椅子も豪華に装飾されている。全てにおいて豪華な環境に、大翔は目を丸めて驚いている。

 

「さあ、食べ始めるとしよう。いただきます。」

 

「い、いただきますッ…!」

 

食器の豪華さ等に驚きつつも、カグヤと大翔は手を合わせて食事に手を付け始める。

 

「美味しい!高級ホテルの朝食みたいですね!」

 

「当然だ。一流のシェフに全ての食事を任せているからな。朝、昼、夜、全ての食事をゴージャスにしなくてはいけないからな。」

 

当然の様に一流のシェフを雇っているカグヤに感心しつつも、シェフの作る一流の味に舌鼓を打っている。

 

「オムレツもトロトロだ~」

 

外はふんわり、中はトロっとしたオムレツを大翔は特に気に入った様子で口に運んでいく。

こうして大翔はゴージャスな食事を味わっていくのであった。

 

「見て?あれカグヤ様よ!」

 

「カグヤ様~!」

 

「すっげえ…カグヤ様は流石の人気だなあ。」

 

その後大翔はカグヤに連れられて街に散歩に出ていた。

普段からもゴージャスに振る舞い世界を守っているためか、市民たちはまるで芸能人を見た時の様に興奮した様子で街を歩くカグヤ達のことを見ていた。

 

「当然だ。カグヤ様のゴージャスの前では皆、カグヤ様に夢中になるのみだ。」

 

市民たちからの羨望の眼差しを、さも当然の様にして受けつつ、カグヤは街を歩いている。

 

「おい!ふざけんな!」

 

「ふざけてんのはそっちだろ!」

 

とその時、付近から2人の男の怒号が飛び込んできた。

 

「マイロード、ここは離れましょう…」

 

「いや、行こう。」

 

その喧嘩の現場から離れようと進言するバトラーを止め、カグヤ自ら喧嘩が起きていると思われる方向に向けて歩いていく。

 

「こっちはテメーと環境が違うんだよ!舐めんなよ!」

 

「んだと!」

 

筋骨隆々で色黒の男が、別の男の胸ぐらを掴んで殴りかかろうとしていた。

 

「ちょっと!何してるんですか!」

 

それを見て咄嗟に大翔が止めようと駆け出して、色黒の男に掴みかかる。

 

「ガキは黙ってろ!」

 

「うわッ…!」

 

だが、大翔はその男に蹴り飛ばされて、地面を転がってしまう。

 

「コノ野郎!」

 

そして、その男が再び胸ぐらを掴まれている男に向けて拳を振り下ろそうとする。

 

「何をしている?」

 

だがその刹那、カグヤが彼の前まで歩み寄り片手でその拳を掴んで殴るのを止める。

 

「クッ…!」

 

筋骨隆々な男は、その拳を押し込んでいこうとするが、その力は徐々に抜けていく。

 

「何故争っているかは知らないが、こんなところで喧嘩をしていても何も始まらないぞ。今日はカグヤ様の虫の居所は悪くない。ここで止めるなら許してやろう。」

 

その言葉に、筋骨隆々な男は自身の拳を引かせて、ケンカを止める。

 

「悪かったな…」

 

「お、俺の方こそ…悪かった…」

 

カグヤの威厳を前に喧嘩はおさまり、2人は互いに謝罪の言葉を掛け合う。

 

「貴様、名は?」

 

「俺ッスか?俺はヤン・キイチっス!」

 

カグヤに名を聞かれて、筋骨隆々で色黒な男は自身の名を名乗る。

 

「そうか、ヤン・キイチか…貴様はもっと輝ける。」

 

「…ッ!そんなこと言われたのは初めてだ…」

 

カグヤから受け取った言葉にキイチは目を輝かせる。

 

「一生ついていくぜ!カグヤ様!」

 

「ああ、このカグヤ様の下で存分に輝くがいい…」

 

キイチはカグヤのゴージャスな魅力に取りつかれて、一瞬で彼に跪く。

 

「これが、カグヤ様のゴージャス…」

 

喧嘩を止めただけでなく、争っていた人物を引き込んでしまうゴージャスさに、大翔は唖然としつつも関心するのであった。

 

「ええ、これがマイロードの力です。」

 

「すげえ…」

 

そして彼らは鳳凰タワーの方に向けて戻るのであった。

 

101:不死身の刑事

さて、耳郎響香の奪還に関する報告だ。

 

102:異世界セイバー

おお!進展があったか!

 

103:武神バサラ

事態が進みそうだな。

 

104:不死身の刑事

ああ、まずは林間合宿の肝試しでイッチと行動していた八百万百だが、イッチと別れた後に脳無と遭遇していたそうだ。

 

105:ユニバースリブット

あの現場、脳無もいたのか…

 

106:マルチバースの旅人

財団Xは怪人だけでなく脳無も戦力にしているということか。

 

107:光の国でも全力全開!

恐ろしい戦力だ…

 

108:無法国家のエンペラー

それで、その脳無と八百万が遭遇してもうたわけか

 

109:不死身の刑事

ああ、そこで八百万百は傷を負いつつも、GPSを脳無に取り付けることに成功した。

 

110:銀河系のリベリオン

ということはつまり!

 

111:掲示板の伝説

脳無の格納場所…つまり敵のアジトが分かるってことですね!

 

112:不死身の刑事

その通りだ。イッチ。

 

113:逢魔の魔王

そこに、皆で乗り込むってことだね。

 

114:不死身の刑事

厳密にはプロヒーロー達だな。

ただ、何かあった時のためにこの前の話通り俺とA組メンバーも向かう。

 

115:アサシン忍者

怪人達もいるということはアクセルニキ達もいた方が安心でござるな。

 

116:掲示板の伝説

ええ、よろしくお願いします。

 

117:逢魔の魔王

それで、イッチの方は今どうなの?

 

118:掲示板の伝説

俺はまあ、カグヤ様の生活を見学してます。

朝食とかもゴージャスでビックリしてたんですが、とにかくカグヤ様の周りにゴージャスがあふれてて驚きました。

特にゴージャス浴も体験したんですけど、宝石が結構硬くてびっくりしました。

 

119:ブラッディストライカー

ゴージャス浴…宝石の風呂に入るアレか…

 

120:ブラックトリガーRX

あれはそうだな…

あまり体が癒されそうではないな…

 

121:掲示板の伝説

それが、結構気持ちよかったですよ。

体のツボが押されて、凝りとか解れましたね。

岩盤浴の下に石を敷き詰めてるみたいな感じで良かったです。

 

122:鬼滅の剣

あっ…そうなんだ。

 

123:滋賀県警の一般刑事

確かに、マッサージ的な意味では良いのかもしれない

 

124:掲示板の伝説

それに、カグヤ様は本当にすごいです。

屋外に居ても屋内に居てもゴージャスを振りまいていて…

俺には足りなかったものですね…

 

125:巨人兵士アーク

敵に対する唯一かつ最大の脅威である仮面ライダーレジェンドを演出するゴージャスさ。

 

126:黄金郷の海賊王

最強のデコイとして、自分1人に敵の矛先を引き付けることで周辺への被害を食い止める…

そのためのゴージャスか…

 

127:掲示板の伝説

ええ、俺にはそのゴージャスさが足りなかったような気がします。

だから、敵の標的が響香に向いてしまった…!

その時に動揺して、ゴージャスに戦えなかったから負けてしまった…!

俺はまだまだです…

 

128:マルチバースの旅人

カグヤの世界と違ってイッチの世界は、敵に対抗するヒーローが大勢いる。

状況は少し違うから、そこは何とも言えないな。

 

129:世界の届け屋

きっとイッチにはイッチの答えがあるはずだ!

ぞの答えを見つけてみるんだ!

 

130:掲示板の伝説

はい!

俺のゴージャスを見つけてみます!

 

 

「ここが研究フロアか…」

 

カグヤ様のゴージャスな生活を体験しつつも、空いた時間で俺はバトラーさんに鳳凰タワー内部の研究フロアを案内してもらう。

ここではオーロラカーテンシステムの開発や運用のほかに、仮面ライダーレジェンドの装備を研究・開発しているそうだ。レジェンドカメンライザーもここで作られたらしい。

 

「ようこそ、おいでくださいました。」

 

「えーと、あなたは?」

 

「私はこのフロアで研究開発をしているレオスと申します。」

 

青い髪で眼鏡をかけた白衣の男性、レオスさんが研究フロアを案内してくれるとのことだった。

 

「あなたのレジェンドカメンライザーも今修理中ですので、少々お待ちを」

 

「ありがとうございます。俺の物なのに…」

 

この方たちが、林間合宿の戦いで壊れてしまったレジェンドカメンライザーの修理もしてくれているそうだ。

 

「さて、今は我々の発明品でも見学していってください。自慢の発明品達なので。」

 

「ありがとうございます!」

 

俺はレオスさんに連れられて鳳凰タワーの研究フロアを案内されていく。

新しく作られたと思われる剣や、ロケットランチャーのような武器、更にはレールガンまで作られていた。

 

「この武器は…」

 

その中でも特に俺が気になったのは、アサルトライフルとマグナム銃を組み合わせた様な近未来的な銃である。

 

「こちらの武器の名はグレネードスロアー!科学技術と錬金術を組み合わせた最新の銃器です!」

 

「錬金術ですか?」

 

「ええ!錬金術の力でペン型のミサイル弾を武器内で錬成し、自動でリロードまで行います。弾も実質無限と言ってもいいでしょう。」

 

「なるほど…」

 

カグヤ様の部下の方々ともなると錬金術と武器の組み合わせまでできてしまうのか。

 

「ミサイル弾は使用者の思うがままに敵を自動追尾する上に、連射も可能となっております。」

 

レオスさんは指で眼鏡を上に押しつつ、自慢気にグレネードスロアーの解説をしてくれる。

ミサイル弾の性能もすごいが、錬金術の力でそれを無限に生み出して連射できてしまうというのがなんとも恐ろしい。

 

「この武器もカグヤ様が?」

 

「いえ、この武器は我々で使おうと思っておりまして…」

 

「レオスさん達が?」

 

俺はその言葉に耳を疑った。

カグヤ様は自分だけが戦うようにゴージャスに振る舞っているが、研究職であるレオスさん達まで戦おうとしている。

 

「私達はただのしがない研究員でしたが、カグヤ様にスカウトされて、カグヤ様のゴージャスな戦いをサポートするという役割を与えられました。この生活は私たちが凄く輝けている様で!誘っていただいたカグヤ様には感謝してもし切れないのです!なので我々も何か貢献できればと…」

 

恩があるからこそ、もっと貢献してその恩を返したい。

レオスさんにそう思わせれるほど、カグヤ様はレオスさん達を輝かせたということか。

 

「近頃はハンドレッドも活性化しています。そんな中で少しでも我々にできることがあるならと思いましてね。」

 

自分1人に標的を絞らせるためのカグヤ様のゴージャス。

だが、その意向を超えて周りの人達もカグヤ様のためにと自分達も戦おうとしている。

カグヤ様の意図とは違うことかもしれないが、カグヤ様の行動で色々な人達を突き動かしている。

これもゴージャスの1つなのだろうか。

 

「まあ、このような武器も我々が使わずに済むぐらい平和なのが1番なんですがね!」

 

「そうですね、まあそうなったときはカグヤ様に新しい武器として更に改造して使ってもらうのも良いかも知れないですね。」

 

「おお!それは良いですね!その時は是非、そうさせてもらうとしましょう!」

 

俺とレオスさんは2人で笑い合いながらグレネードスロアーを眺める。

色んな人に影響を齎し輝かせる、それもまたゴージャスなのだろう。

そんなことを考えているうちに、カグヤ様のゴージャスを見学する1日はあっという間に過ぎ去ろうとしていた。




オリキャラ紹介
ヤン・キイチ(イメージCV黒石高大)
町に住む不良の青年
見た目のイメージはフォーゼの番長介

レオス(イメージCVレオス・ヴィンセント)
鳳凰タワーに所属する研究者
見た目のイメージはにじさんじのレオス・ヴィンセント
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