NTR同人誌の世界で竿役を始末しながら人理を救う カn周目バグルート   作:遠坂

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すみません。


NTR同人誌の世界で竿役を始末しながら世界を救う バグルート 一話

部屋から一歩出ると嬌声や水音が聞こえてくる。カルデア職員は皆この世のゴミカスみたいな頭をして騒ぎまくってるし、サーヴァントはひたすら喘ぎまくっている。ここは人理継続保証機関カルデアではなくエロトラップダンジョンカルデアと化した。

 

 

エロ同人誌の世界である。しかもNTR物をベースとして色々混ざってる奴。

()()が転生した先はそんなだった。もうおしまいです。

 

 

「アイツら、最強だから!!!!!!!!!」

「人の心とかないんか!!!!!!!!!」

 

どうも、人類最後のマスターくんちゃんです。まだ生き残ってますがそろそろ死にます。

 

 

「マスターくん、ビデオレターが追加で来たよ!!!」

「あっち行ってったら、マスターちゃん!!!」

「ドアを開けて!マスターくん!」

 

もう部屋の中にいる~~!!!

 

 

 

ようこそ、薄い本カルデアへ。

この同人誌はサービスだから落ち着いて読んで欲しい。

 

この項目を見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。

 

感じられねえ感じたくねえ~~~~!!!!

 

 

 

NTR・・・寝取られ、恋人や配偶者、いい感じの男女の間に入り込み心と性癖をボロボロにしていくやつだ。寝取られ寝取らせ勝手な片思いBSSなどいろいろなジャンルがある。ヤンキーや体育教師、ゴブリンや大人のオモチャ、ファンタジー植物など竿役は多岐にわたる。それはいい。性癖は自由だ。

同人誌もそうだ。男男、男女、女女、女男。同性同士の絡みが好きとか別に好きにすればいいと思う

 

しかし!この世界はエロ同人誌で俺たちが巻き込まれるんだったら黙ってられない。

 

燃やせ。灰にしろ。この世からNTRを無くせ。出なければ安息は訪れない。

まあ世界はもう燃えてるんですけど。

 

 

「う゛あ゛あ゛ん゛、疲れたよお゛お゛ん゛!!!終わりだニ゛ャ゛ァ゛ン゛」

「無理かもダメかも死んだかも!生きてる~?生きてるう!!」

 

 

2人揃って発狂する。いつだって深夜テンションだよおかしいね。

 

 

藤丸立香?いないよカルデアには。噓だよ世界にもいないよ。最初に調べまくったけどカルデアにいないし、世界調べても存在しなかったよ。名前違ってカルデアにいたりしない?

 

 

「はわわですなの!!狂ってますのこの世界!!!ジイ、ガソリンを持ってきてくださる?!?!」

「あららですわ!心のお嬢様出てきていらしてるわよ!私はおロープが欲しくてよ!!」

 

 

フォウくんはいない!マシュはどっか行った!Aチームたぶん死んでる!雑魚雑魚転生者2人いる!ドクター?爆発に巻き込まれてコールドスリープ!

これで世界どうやって救えって?おかしくないかい世界くんよ?

俺らに世界救ってほしいならまともな装備くれよ!課金させてくれよ!無課金勢が高額課金ユーザーに勝てると思ってんのか?

 

 

 

荒れ果てた町、赤い空の下、響き渡る爆音と水音の中で、少女が俺に問いかけた。

 

「チェイテピラミッド姫路城って知ってる?」

「菌糸類のこと知ってる?」

 

あの時にお仲間がいるって分かんなかったら死んでたわ。分かってても死にそうだわ。

 

 

 

「あうおわああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!!!!!!!!」

「うおおおんおあああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!!!!!」

 

助けて!助けて!今ならアヘ顔ダブルピース今すぐやります!無理ならあいつら黙らせてくれ!!過去形にする感じでいいから!!!ゴミカスどっかにポイしてくれ!!!!

 

 

マイルームの中に二人分の絶叫が響き渡る。どんどんかすれて落ち着いてきた。

 

「はあー・・・」

「ふう・・・」

 

沈黙が広がる。

 

「・・・ビデオレター、後でにしない?」

「そうだね・・・うん・・・サーヴァントの回収あるもんね・・・」

「ああ・・・」

 

一気に暗くなった。とぼとぼと歩き出す。

 

「マスターくんは△△さんサーヴァントの回収だよね」

「マスターちゃんは□□さんだっけ?頑張ろうね」

 

よい子の皆!これが仕事だよ!!

嫌でも世界救わないと死ぬんですよ。かなしいね。

 

 

 

 

 

 

「遅かったな、マスター」

「センパイが遅かったから迎えに来てあげましたよ。感謝してくださいね」

 

 

マイルームから出るとサーヴァントが二人待っていた。

()()()()()()()()()()()()

紫の長い髪をした、水着を着た姿の少女。

赤い短い髪をした、着物姿の男。

BBと千子村正だ。

 

ちょっと挙動がおかしい時もあるが、こいつらは寝取られてないのでめちゃくちゃ頼りにさせてもらっている。いつまでもつかは分からんけどな。

 

ちなみに二人ともファーストサーヴァントでもある。俺がBB、彼女が村正。同性同士なら寝取られないのではと交換してみようともしたが意味はなかったのでやめた。

 

冬木こそ無双できたが最初から地獄だった。せめて心の準備をさせて欲しい。

 

「あ♥あ、ちょっと待っ♥んん♥っあ、無理ぃ、ごめん、マスターちゃっあ♥触ん、ないで、ダメ♥仕事中なのに♥もうきちゃう・・・やめっぁあああああ♥」

 

「○○さん?!何やってんですか!後でにしてくださいよ!」

「仕事してね~!今じゃなくてもできるよね、それ。○○さーん!36歳○○さーん!!・・・切りやがった」

 

これ現地でカルデアとの通信ね。おかしいよな。おかしい。

 

「えっ、カルデアあんなでしたっけ?いや、あんなだったかも・・・」

「マスター、目ぇ瞑ってろ。見るもんじゃねえよ」

 

俺たち一応人類最後のマスターだよ??俺らが上手くやんないと皆死ぬんだけど?産めよ増えよ地に満ちよしようとしてる?サーヴァントは孕まないし新世界お前ら死んでるぞ。初めて会った職員もヤッてるのがファーストエンカウントになっていいのか?よく人に見られながら立つな???ドン引きだよ。

ショックとかより先に困惑したわ。ここで俺ら死んだらレイシフトする人間いなくなるからな??もっと丁寧に扱えよ?

 

カルデアに帰ったら帰ったらで部屋の前にはビデオレター。早速NTRしたんですか、元気過ぎない?今までどうやって人間のふりしてたの??こんな猿社会にすぐさま適応する奴も嫌だけどな。

 

「おっおん♥ごめんなさい、マスター♥っあ♥私、この人の物になっちゃいましたぁ♥んぅ、そこぉ♥お゛っぎもちぃ゛♥イキますイクイクイグイッちゃうぅ~~~~~♥♥♥」

 

全員で鑑賞してた時の沈黙を想像してほしい。俺は気まずくてしょうがなかった。ついさっき仲間になった奴らとAV見れるか?俺は無理。しかも可愛い女の子もいる。逃げたかったね。まあ逃げれないけど。

 

「…マスターくん、この人って君が召喚した人に似てる気がしなくもなくない?」

「言わないでくれ、考えたくない」

「戦う前にどっか歩いてったのは覚えてんな」

「その後モンスターに寝取られてましたよ」

「俺との関係性ゼロじゃん」

 

興奮もショックもない、ただのディスカッションになったわ。まだ沈黙よりまし。

 

その後も、聖杯が大量に発生し、出られない部屋ができ、召喚されたサーヴァントは寝取られる、その度に届くビデオレター。職員が多く生き残っているのも竿役だったから。カルデアは退廃と悪徳に満ちた地獄となった。もう笑うしかないね。笑えないが?

 

「じゃあ、また後で」

「うん、後でね」

 

よし。

 

「おはよう!!BBちゃん!!今日もかわいいね!!!」

 

強くて可愛くてまとも~~~♥♥最高だわ♥まあ観賞用だけどな。もう性欲とかないわ。

 

「今日も元気にうるさいですね、センパイ。まあ?BBちゃんが可愛いのは当たり前なので。もっと褒めてもいいですよ」

 

ああ~!久しぶりに会話が通じる~~~~!!!

 

「さて、サーヴァントの回収に行きましょうか、センパイ。今回はどんなのでしょうね」

「いつもみたいな自分がマスターになるやつじゃね?」

 

行きたくねえ~~!

どうして聖杯を利用するんですか?カルデアの善き人たちはそんなことしないだろ。回収しても無から聖杯生まれるの何?魔術王のせい?アイツ倒せば解決する?

 

 

「はーい、△△さんいますか?貴方にはサーヴァントの私物化の疑いがかかってます。お話を聞きたいので出てきてくださーい」

「はあ?私物化ぁ?俺がいつそんなことしたっていうんだよ。モテないマスターくんの妬みとかやめてもらっていい?WWW」

「ごめんなさい、マスター♥♥私、この人の物になったんです♥」

「はい悪。恋愛は好きにすればいいと思うけど戦闘でいう事聞いてくれないのは困るので」

 

聖杯回収!サーヴァントの回収!

 

「あ?何そいつ連れてこうとしてんの?俺の何だけど。土下座してそいつも差し出すなら許してやるよ」

 

「BBちゃん!」

「はい、センパイ!」

 

気絶!終わり!

 

職員は多いと言っても増える訳じゃないので殺せないんですよね。めんどくせー。

 

「今更マスターの物になるって思ってるんですか?♥♥だから童貞なんですよ♥△△様を見習ったらどうですか?♥」

「センパイには私がいるので。貴方はいらないです」

 

気絶!聖杯の回収!

 

BBがハイライトを消した瞳を向けてくる。

 

パチリ

 

いつものようにキラキラした瞳が覗き込んでくる。

 

「やりましたね、センパイ。マスターちゃんから先に部屋で待ってて欲しいと連絡が来てますよ」

「AV鑑賞会かあ・・・。嫌すぎる」

 

職員は放置して、サーヴァントを引きずって歩き出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

マスターくんと別れて歩き出した。

 

「おはよう!!今日もカッコイイね!!村正さん!!」

「おはよう。今日もマスターは元気だな」

 

性欲にまみれてない~~~!!!!カッコイイ~~~!!!惚れそう~~~!!!惚れる余裕ないけどね。

 

「今日は□□だな。ええっと、サーヴァントは・・・」

「TSくっ殺分からせ調教系だったよ」

 

考えたくないな。どうしてTSするんですか?どうして分からせようとするんですか?調教、必要?人理救うのに必要?いらないよね。戦闘に影響が出る位調教(肉体改造もある)されるのは困るんだよね。

呼び出したサーヴァントの胸元のボタンが飛んできたときはビックリしたよ。サーヴァント?喘ぎまくってゴブリンに連れてかれたよ。

 

「聖杯を何だと思ってるんだろ?」

「湯水のごとく湧き出るとでも思ってんじゃねぇかい?」

 

本当に湧き出てくるの何?怖いよ。ガッチガチにセキュリティ固めても盗むの何?。怖いよ。

 

「帰ったらビデオレター見ないといけないのやだなあ・・・」

 

何で送って来るの?バリバリ姿映ってるんだよね。バレるの分かってるじゃん?

何がお前たちをそこまで駆り立てるんだ?

親に胸を張れるか?子供のころの夢は何だった?自分より年下の女の子にビデオレター送りつけるのが夢だった?

絶対に違うよね?そうだったらレイシフトしてでも殺してやるからな。

 

「もしもし、□□さんいますか?貴方にはサーヴァントの私物化の疑いがかかってます。お話を聞きたいので出てきてもらえませ、っんか!?」

「チッ、何避けてんだよ!受けとけばいいのによ!お前も失敗してんじゃねえ!」

「ごめんなさい、マスター。彼、私よりも強いみたいです」

 

村正に引っ張られて扉の前から離される。瞬間、私がいた場所で魔術陣が輝いた。

 

「村正!気絶で!」

「おう、下がってな」

 

サーヴァントを気絶させる。召喚されてすぐに寝取られたからレベルが低くて助かった。

 

「流石に私自身を狙われると困るんですよね。マスターできるのって私と彼だけなので」

「女なんだから大人しく犯されてろよ!」

「あ゛?」

 

村正に威圧されて気絶した職員を端に寄せ、部屋の中を覗き込んだ。

 

「うわっ・・・」

 

大人のオモチャとか薄い本とかいっぱいある~!なんか水たまり出来てる~!汚い~!!いやマジで。

聖杯を拾い、ビニール袋に入れた。

 

私に手を出そうとするの何?もっといい女いっぱいいるじゃん?男もいるじゃん?

人類最後のマスターに手を出してプライド直そうとするのやめよ?いつか気絶じゃなくて永眠になっても知らないからな?

 

「夜は魚を焼こう。好きだったよな?」

「大好き~~!!惚れそう~~~!!めっちゃやる気出てきたわ、頑張ろうね」

「惚れてもいいぞ。マスターはオレがいないと駄目だもんな」

 

ドロリと濁った琥珀色がこちらを向く。

 

パチリ

 

透き通るような琥珀色がこちらを向いて柔らかく細まる。

 

「準備をして待ってるそうだ。儂たちも向かおう」

「そういえば、さっき連絡してたもんね」

 

サーヴァントを引きずり、歩き出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

「マスター、ごめんね♥んっ、お姉さんこの人の物に、あんっ♥なっちゃった♥」

「仕方ないですよね♥マスターがぁ♥おっおんぅ゛♥弱いのが悪いんですから♥」

「これでシコシコしてもっあ゛~♥いい、っんん♥ですよ♥これから話しかけないでください♥」

 

 

「えっ、竿役一人じゃね?」

「へえ~、一人で三人相手したんだ。へえ~」

「こいつぁ技術班の・・・○□だったか?」

「技術班の○△ですね。○□は医療班です。しかも、この感じ・・・聖杯で自分を強化してますね」

「サーヴァントに使ってないんだ。ヤバ」

 

 

 

 

ビデオレターを処分し、マスターが眠りについた頃。サーヴァントが二人、廊下で話していた。

 

「前と違います。前はマスターが魔術陣に絡めとられてました」

「こっちもだ。マスターが捕まってない。交換するのはいい考えだったな」

 

お互いに情報を交換し合い、話し込む。

 

「では、また」

「じゃあな」

 

部屋に戻ったBBはマスターの頬を撫で呟いた。

 

「今度こそはセンパイを、貴方を、生かして見せます。私はスーパーAI,ラスボス系ヒロインなのだから」

 

部屋に戻った村正はマスターの頭を撫で囁いた。

 

「次こそはマスターをまもる。壊されないように守って見せる。儂は、オレは、お前のサーヴァントでヒーローだからな」

 

 

カルデアには、夜遅くまで獣の声が響いていた。

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