結局都市は最高って事!   作:伊藤むぎぞの

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他の小説を書かずに新しい小説を書き始めてしまいました…
しかし、書きたい欲に負け、書かずにはいられなかった…

Fateの方は思い付きづらいですがインスピレーションが沸けば書けると思います…申し訳ありません…

色々と長くなってしまいましたがどうぞ皆様方最後までごゆるりとご覧下さいませ…

そして大事な一言…


やっぱり都市って最高だよね!


───ねじれた作家の手記


自由になることの出来ない
自由になることの出来ない


子供の頃…親父のクローゼットが好きだった

 

あのクローゼットの中を見せてもらったのは一回だけだが…それでもあのクローゼットは何時までも俺の記憶に残っている…

 

あのクローゼットの中を思い出せば、クソな状況もまだ耐えられる気がするんだ…

 

「46番、出ろ!」

 

またこの声に煽られて、俺は牢から出ていく

 

あのクローゼットを見せてもらった数日後に、俺の両親は殺された…

 

誰かには分からない、誰にでも恨みを買うかと聞かれたらそうかもしれない…

 

親父はフィクサーって奴だったからその関係かもしれないけれど…

 

兎にも角にも、押し入ってきた奴らに親父はあっさり殺され、母さんも瞬きする間もなくバラバラになった…

 

そいつらは何を思ったか、俺をこんなクソどもに売っぱらって行った…

 

そこで俺は殺されるだろうと思ったけれど

どうにも違うみたいで、そいつらは俺みたいな売られて来た奴隷達で裏闘技場の興行をしていた…

(この都市に裏なんてあるかは知らないが)

 

最初の頃は使い物に成らないくらいチビだったお陰かそのせいか、闘技場の死体処理の仕事をしていた

 

一応裏の体裁はしていたいのか死体は誰にも見せないような場所に保管していた…

 

だけど死体は腐るもんだ、何れバレる…

それはクソどもも分かってるのか裏路地の夜には死体を纏めて捨てさせていた…

 

そんなこんなで闘技場に出れる年齢になると、初仕事をさせられた…

まぁ簡単に言えばルーキー同士の殺し合いだ

 

今まで人生で殺し合ったことも無いやつも居れば、意外にも年齢に合わず経験がある奴もいた…

 

最初は雑に乱戦方式だった、一定の数まで殺し合いをさせられた…

俺は経験無い奴だったから、終わる頃には全身血まみれで、腕も折れて半ベソかいてた…

 

それが終われば闘技場の剣闘士って奴の仲間入り…

色んなルールの殺し合いや命を懸けた見世物…

挙句の果てに殺す為だけの舞台等…

 

最低最悪だった…

 

だけど最近は様子がおかしかった、それもそのはず…

観客の話し声が聞こえた時があってその時に観客がやれそろそろ戦争が始まりそうだのなんだの言ってやがった…

 

そんな戦争とやらを前に俺はなぜ牢から出たのか…

 

もちろん自由になる訳でも意外にも処分されるためでも無い…(これは意外だったが)

 

「おい、46番!さっさと入れ!」

 

ボーッと考えていたらクソッタレの看守に押され、闘技場の中に入れられた…

 

 

――――――キャンディランド闘技場――――――

 

 

「さぁさぁ皆様方!今宵最後の選別です!番号46番!番号24番の最終決戦です!」

 

そう…それはクソッタレな戦争の兵隊を集める為に…俺達は選別を受ける為に殺し合いをしている…

 

「この最終結果にて選別を終わらせて頂きます!皆様方、掛け金の用意は宜しいでしょうか?それでは、試合開始!」

 

24番が合図と共に俺に駆け出してくる…

持たされた武器でぶっ叩いてミンチにするために…

 

だが…

 

「フッ!」

 

「グッ!」

 

大振りで振られる攻撃なんぞ嫌という程受けてきた…避けるのなんざ容易い…

 

さぁ次はこっちの番だ!

 

「ハァッ!」

 

「ぐぁっ!」

 

チッ…24番もここまで生き残っているせいか、上手く避けやがる…それでも避けきれずかすったみたいだが…

 

「クソッこの!」

 

24番はやけくそ気味に武器を振り回す、

当たりはしないが何かがおかしい…

 

「オラッ!」

 

24番がやけくそ気味に振り回していた武器の持ち手の謎の突起を押すと武器の先端が開いた、

その開いた先端から黒い砂のような何かが零れ落ち…24番が武器を振り回すと零れ落ちていた物が、俺の目に当たる…

 

「グッ!」

 

クソが!あのやろうこれを狙ってやがったのか!

無力なフリして油断を誘いこれを当てるためにわざと攻撃にもかすったのか!

 

「ハッ!オラッ!死ね!」

 

24番がさっきよりも正確に俺に攻撃を叩きつけ始めた…俺も見えないなりに音のする方向に武器で防御するも勢いや、攻撃を防御しきれずダメージが蓄積し始める…

 

「グッ!アグぁッ!」

 

このままじゃ死んじまう…

何とかしないと…

クソッ…意識が…

 

「ハハッ…!オレの…勝ちだ…!」

 

「ッ!」

 

俺はその声が聞こえた方向に向かって全力で突っ込んだ…

 

「何っ!」

 

「アアッ!」

 

俺は持っている武器を24番の腹にぶっ刺した…

 

「グッアアア!!!」

 

「ウアアア!!!」

 

当然刺しただけじゃ意味は無い…

だから確実に殺す為に、刺した武器をグチャグチャに掻き回して、24番の内臓やら何やらを引きずり出した…

 

「ハァ…ハァ…」

 

後に残ったのは引きずり出された内臓の上でのたうち回りながら死んでいく、腹を貫かれた24番の姿だった…

 

「なんという事でしょう!24番が優勢になったと思いきや、46番が決死の突撃で24番の内臓を引きずり出しました!皆様方!今宵最後の勝者、そして最後のメンバーは46番に決定致しました!

これにて本大会のメインイベントは終了となります!大勝なされたお客様方そうでない方々も皆様方誠にありがとうございました!今は勝ったこと負けた事も忘れパーティを楽しみましょう!

そして、戦争の終わった暁にこのキャンディランドでまたお会いしましょう!」

 

「おい!46番!こっちに来い!」

 

ボロボロになっているのが見えないのか、クソッタレの看守は俺を引き摺りながら連れていく…

 

 

――――――キャンディランド会議室――――――

 

 

「ほら、入れ!」

 

そう言われ入れられた会議室の様な場所には他の奴隷が沢山いた…俺が軽く見渡していると、壇上に男がやって来た

 

「やぁ諸君!私を知っているものもそうでないものも居るだろう…しかし一つだけ知っておいて欲しい、私は君達の正当なる主であると!」

 

主…この偉そうな男がこのクソッタレランドの親玉か…

 

「諸君らは厳正なる審査に置いて、優秀な成績を収めた…これは大変素晴らしい事だよ諸君!

そしてその審査とは…何を隠そう来たる戦争の勇敢なる戦士の選別だ!最終審査まで戦い抜いた諸君…!どうかその勇敢さ、気高さを今度は我々の為に…いやこの地区の為に奮って欲しい!」

 

「来たる戦争…そう!我らが偉大なるL社の為に勇敢に戦って守ってくれ!」

 

そう…このクソッタレな戦争はL社で始まる…

クソみたいな公害を撒き散らすクソッタレのL社の…ゴミクズ共を守るための戦争…

 

『煙戦争』に…




かなり駆け足でしたが、本能に従うまま書いた結果ですので、色々と拙い部分もありますでしょう…

それでも楽しみに待って頂けるなら幸いです。

それではここまでご覧下さりありがとうございました!
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