結局都市は最高って事!   作:伊藤むぎぞの

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皆様...あけまして、おめでとうございます!イェー!(1/10)

はい、遅れました。年明けと9章の熱で遅れました。

この様な感じで遅くなりましたが、皆様今年もよろしくお願い致します。

あ、皆様。リンバスのガチャはどうでした?私はファウストとウーティスが引けませんでした。(●▽●)
でもドンキホーテは引けましたー!パチパチ

十連で。

後はリンバス9章後半を待ち望みましょう!

それと今までの話等を見返して読みずらそうに感じたので、作風の統一の修正を致しました。

なので、一話からの修正を見比べて見るのも良いかもしれませんね。

しかし内容は変えてないので、そこは悪しからずという事でお願い致します...

さて...それでは皆様ごゆるりとお楽しみくださいませ。

ーーフッ、グゥゥ...バタッ

パラり...

何かの紙切れが落ちた。


金欠であるという事

奴隷としてキャンディランドに居た頃は...何時呼び出され、

死体の掃除だの、試合だの、見世物だのなんだのと鞭打たれて来たから、ゆっくり眠る事なんて出来なかった。

 

最後にゆっくり寝たのも、奴隷として新人だった2~3週間位だった...新人だった頃に見た夢は、奴隷生活後半よりは鮮明だった。

 

後半こそ俺の一番いい思い出だけを思い出すようにしたが...

最初の頃はあの日の事も鮮明に思い返していた...

 

 

 

 

 

 

そう...あの日...俺の両親が、俺の目の前で殺された日のことを...

 

 

 

 

 

 

――――――???????――――――

 

 

 

 

 

 

「カーク!ここに隠れて!」

 

「おかあさん?どうしてとうさんのくろーぜっとにおしこめるの?」

 

「ごめんねカーク...大丈夫よお父さんもすぐ来てくれるから...」

 

バァン!!!

 

「っ!!!」

 

「あぁ...ここに居たのか?」

 

「ち、近づかないで!あの人はどうしたの!?」

 

「あぁ、アイツか?アイツなら下で始末されてるだろうよ。」

 

「そんな...嘘よ!いくらあなた達が高位フィクサーの集団だからって、あの人は一級フィクサーよ!?負けるはずが...」

 

「確かに俺達なら始末されたろうな...でもな今回は助っ人が居るんだ。」

 

「助っ人って...」

 

「何突っ立ってんだ?バーク。」

 

「お?おぉ、■■■■■もう終わったのか?」

 

「はぁ...手こずったが終わった。」

 

「あ、貴方...」

 

「久しぶりだな、カティヤ。」

 

「どうして...貴方が...」

 

「ニコライは死んだ、後はあいつに貸した物を返してもらうのと...後は分かるな。」

 

「...っ!貴方程の人がどうしてこんな連中と...」

 

「――俺も理由を教えて欲しいくらいだ...輝き続けるのも、変わり続けるのも...疲れただけだ。」

 

「昔の貴方はそんな人じゃなかったわ。」

 

「昔の俺も、今の俺も...結局は同じだっただけだ。さぁ、教えろ。俺の物と、お前達の子供...何処だ?」

 

「教えると思う...?」

 

「別にいい、君を殺してからでも探せる。違いは、最後の別れが出来るかどうかだ...」

 

「だったら残念ね、知り合いに頼んでもう連れて逃げてもらったわ。」

 

「はぁ...それが本当かどうか確かめる方法は、無いんだろうな。それじゃこうしよう。」

 

「これから君を殺すが、その時に出て来なければ、居ないとして諦めよう。覚悟は出来てるか?」

 

「...!「ええ、覚悟は出来てるわ。さっさとしたら?」」

 

「――それじゃ、さようならだ。「やめろー!」」

 

「ああ、そんなカーク!」

 

「手間が省けたな、バーク。」

 

「へいへい、おらっ大人しくしろ!」

 

「くそー!はなせー!」

 

「止めて!傷つけないで!」

 

「――?あぁ、まさかとは思ったがこんな所にあったのか。」

 

「ん?なんですかい?それ。」

 

「俺がニコライに貸したものだ、自分のクローゼットの中に入れているとはな...」

 

「ソイツは...斧?」

 

「いや、こいつは...ってこの仕事が終わったら別れる相手にする話じゃ無いな。」

 

「へへっ、有難く思ってますぜ!冬の」

 

「おい。」

 

「...っ!」

 

「俺はお前とベラベラ喋りに来た訳じゃ無いんだぞ。」

 

「へ、へぇ...すみません。」

 

「はぁ...安心しろカティヤ。この子があいつの子なら、生き延びれるはずだ。それより...今生の別れをするべきだろう?」

 

「......」

 

「お、おかあさん...」

 

「大丈夫よカーク...貴方はお父さんとお母さんの子なのよ、どこへ行っても強い子になれるわ...忘れないで。」

 

 

 

 

 

 

「私達は貴方を愛してるわ。」

 

 

 

 

 

 

――――――現在――――――

 

 

 

 

 

 

「――っ!はぁ、はぁ、はぁ...」

 

クソっ...最悪の目覚めだ...あの夢を見たのは久しぶりだ...

 

鉄血事務所のフィクサーになって暫く、いつしか見なくなったあの夢をまた見始めるようになった。

まだかなりちびだった頃だが、今でも覚えてる...

 

母さんと親父を殺したあの野郎の面を...

あの斧も、氷のようなあの目も...

 

そういや、バークも居たのか...忘れてたぜ。

 

 

 

 

 

 

――――――鉄血事務所――――――

 

 

 

 

 

 

「はぁ...」

 

前回の依頼の後、色々評価され俺の等級は5級フィクサーから4級フィクサーになれて、事務所の一軍も2級になれたやつもでたし...事務所総出でお祭り騒ぎだった。

 

しかし、割かし死んだ目をした代表のマリヤ以外はだが...

 

「自腹...あはは...じばーら...あはは...」

 

可哀想に...あの野郎を捕まえられなかったから、依頼料は半減...言い出しっぺの法則で無かったことには出来ず、俺たちに豪華な食事(と言っても食べ放題とかその辺)を自腹で払う羽目になった。

 

さらに、当て付けのように俺たちがめちゃくちゃ食ったから、思っていたよりも多く払う羽目になった結果、あの哀れな姿に...

 

こんな時に限ってロッブスや一軍とか他の事務所の連中の殆どは依頼とかで消えやがるし…コレ俺がどうにかするのか...?

 

はぁ...

 

「なぁ、自腹を払う羽目になったのは災難だが...いつか良い事あるって...」

 

「慰め方が雑ぅ...」

 

どうしろと...

 

「んー!よし!仕方ないか。カーク!」

 

「え?何だ?」

 

「君、今どうせ暇だろ?小銭稼ぎを手伝ってくれないか?」

 

「小銭稼ぎ?何だ?親指でも襲えって?」

 

「誰が死ねって言ったよ...違うよ!知り合いが丁度いい稼ぎ場を知ってるから紹介してもらおうかなって。」

 

「......」

 

知り合い...厄介事...うっ頭が。

 

「「何だまたモルグか」見たいな顔しない、今回はモルグさんじゃ無いから大丈夫!」

 

「じゃあ誰だよ。」

 

モルグじゃ無いから大丈夫は通用しないぞ、まだ厄介な知り合いは居るからな...

 

「と言っても大きな仕事じゃ無いよ、J社の巣にある闘技場に出場する必要があるけどね。」

 

――闘技場か...

 

「――なぁ、今回の仕事は...」

 

「カーク、言いたい事は分かる。君を事務所に迎え入れる際に経歴も少し君から聞いたからね...だから闘技場にトラウマがあるのも分かる。それでも君を誘ったのには理由がある。」

 

「......理由って?」

 

「まず一つ、私と同じくらい強いのは君くらいだと言う事。そしてもう一つ…優勝とかも出来ればしたいけど、闘技場の優勝が目的では無いんだ。」

 

「じゃあ何が目的で?」

 

「『ステゴロ紳士』って知ってるかい?」

 

『ステゴロ紳士』...この前少しラジオのニュースになってた奴だったか?

 

「そいつが今回の闘技場に出場するらしい。噂で終わるかどうか確かめるのもあるけど、出来れば捕まえたいらしい。」

 

「だけどマリヤと俺が必要なら相当強いだろ...一軍の連中やロッブスも呼んだ方が...」

 

「そうしたいのは山々だけどね…今回は前回とは違い集団対集団じゃ無いし、そもそも前回ので皆に分け前を殆ど渡したから払えそうに無いのも大きい...それに...」

 

「それに?」

 

「聞いた話が確かなら、集団で挑まない方が良いかもしれないんだ。」

 

「聞いた話?」

 

「うん、ある高位フィクサーの集団が確保しようとしたんだ...詳しい等級は判明してないけど...1級フィクサーも居たみたいなんだ。」

 

ふむふむ

 

「結果はニュースになってる様に逃げられたんだけど...その状況を知ってる人が居たらしくてね?その情報を買って知ったんだよ、結構高く付いたけど...」

 

また自腹切ったのか...

 

「そしてその内容が、何でも10人以上で囲んで攻撃したらしい。でも...ロクな傷を与えられず返り討ちにあったらしい。」

 

「高く付いたにしては誰でも言えそうな内容だな...」

 

「コレだけならそうだけど、この人の情報だけじゃなく、セブン協会指定事務所の調査で真実である事が判明したんだ。それ含めての高値だね。」

 

「なるほどな...でもまだ分からないぞ、それでも俺達二人だけの訳が。」

 

「これも二つ理由があるんだ。一つ、その闘技場は強化施術はOKでも武器の携帯使用はダメなんだ。」

 

強化施術は良くて武器の携帯使用がダメ...まぁ何となく分かる。あっさり試合が終わると詰まらないもんな...

だが、強化施術は違う。

 

物によっては簡単に相手を殺せる...試合にならない場合もあるぞ...

 

「武器の携帯使用がダメなのは何となく理由は察せるが、強化施術でも相手を簡単に殺せちまうぞ?」

 

「そこは問題ないらしい。何でもJ社の特異点を使って試合参加者の強化施術等を一律にするらしい。」

 

「そんな事が出来るのか...もう一つの理由は?」

 

「――個人的な問題なんだ...さっきも言ったけど、私とカークなら実力はほぼ同じ。でも他のみんなはそうじゃない。一番近くてもロッブス位なんだ、それでも昔居た場所だからが大きくて...今の状況じゃ実力差は大きいんだ。それでもある程度は問題無いかもしれない...だけど...もしもの場合もある...私はそのもしもを...考えたくない...」

 

「......」

 

「だから君に頼みたいんだけど...君のトラウマを抉る事になるかもしれないのは...ごめん...正直失念してた。だから無理なら、私が一人で行ってくるよ。」

 

――はぁ...全く、そう言う事を言うなよ...これではいやめますって言えないだろうが...はぁ...しょうがない。

 

「いや、行くよ一緒に。」

 

「――っ!ホントかい!?でも...良いのかい?」

 

「この都市じゃ、嫌でも行くことがあるかも知れないからな...それに、克服とはいかずとも、マシになるくらいなら...やってみる価値はあるさ...それに優勝賞金も欲しいしな?これでも有名な闘士だったんだぜ?賞金根こそぎ頂いちまうかもな。はぁ...今から使い道を考えるのが大変だぜ...」

 

「......ありがとう、カーク。」

 

「まぁ、何とかなるだろ?俺達二人なら。」

 

「あぁ、そうだね...あ、言い忘れてたけど、ステゴロ紳士はその闘技場の常連で、連続9優勝をしてるくらいだから強化施術等を一律にしても普通に強いかもよ?それじゃ、準備をして行こうか!」

 

は?は?は?

 

「おい待てそれは聞いてないだろ?そんなに強いならやっぱりアイツら連れて行こうぜ、て言うか何でアイツらはタイミング良く居なくなるんだ?もしかして初めてじゃないのか?」

 

「――てへ!」

 

「てへ!じゃねぇんだよ良い歳こいた奴がやるときちぃんだよて言うかやっぱり分かってて居なくなったのかよ!...ん?何だマリヤ、そんなニコニコして...ん?ん!?おいおい待て待て待て!ヘッドロックキメるな首締めるな!タップタップタップ待て待て待て待て!やめろやめろウゴゴゴゴ!!!」

 

アイツら...覚えてろよ...忘れねぇからなぁ...!




伊藤むぎぞのへ。

新年の挨拶と現状報告、ガチャの結果と修正の報告をした後、

ケジメを付けなさい。

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