鎖無き世界   作:エ・駄・死だな

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遅すぎ〜〜\(^o^)/


えっ今日は六千文字もあるのか!!

ああ……しっかり読め。



ただ今より駄文を読む訓練を開始する!!(カス)







普通に狂気(有償)

 

 

 

「………はっ!」

 

驚きを写した奴の顔が再び嫌悪の顔へと変わっていく。

 

 

 

カキン。

 

 

互いの武器が弾き合い、衝撃で後ろに飛ばされる。

 

 

 

図書館でのEGOは、高出力を短時間。正直、既に負荷が重い。生きて帰ってこられるのなら数日は精神的に疲れそうだ。

 

 

 

これ以上EGOを無理に使おうものなら…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だからこそ……ここで決める。

 

 

重く息を吐く。

 

ランスを両手で掴み、腰を引く。

 

 

「………」

 

 

背中の、本来無い部位に力を込める。

 

 

「新人、クボ、船長。先に言っておく。殺すな。生け捕りにしておけ」

 

 

「フン。そなたに言われなくても、あのような者を逃すわけが無いだろう?」

 

「………捕まってる状態で言っても、気迫が無いね……?ていうか、船長さんの方は…」

 

 

 

「こんなもの!……私の銛の敵ではないな!」

 

絡んだ枝と蔓が切り刻まれてゆく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……切られた。いや、気にするな。

 

 

 

 

 

 

 

息を止め、さらにランスを握る力を強める。

 

 

 

 

 

 

 

EGOを使うためには、強い心が必要だ。自分を見失ってしまうと、元に呑まれてしまう。

 

 

 

「使われる」のでは無く「使う」。

 

 

 

 

 

 

 

そうしてやっと………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

背中の羽が揺れ動く。

 

 

体が浮かび上がる。

 

 

 

 

「───なんっ……」

反応できるなら。受け止めきれるなら………やってみろ…!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

EGO「ホーネット」

 

その一刺しは、銃弾…いや、それ以上の速さとなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バギィン!!

 

硝子を刺す音。

 

 

ファンの周りに赤色のバリアが貼られる。

 

 

 

 

 

 

こんな……もので……!!

 

 

 

 

パキ…ピキ……!

 

 

 

 

 

 

 

─────貫け…!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パリィィン!!

 

バリアを容易く貫き、あの体を捉える。

 

 

 

 

 

 

 

「何処でっ……そんな物をっっ…!!」

 

 

 

 

 

「…っああああああああああ!!!」

 

 

 

 

ランスはファンの体に深々と突き刺さり。

 

 

 

 

そのまま突き抜けていった。

 

 

 

 

 

 

「がぁっ…!!」

 

 

 

 

 

 

 

確実に貫いた…!

 

 

ファンは封じた。が、ここまで消耗するか…!

 

 

 

この状態で、ここからあの三人を倒すには……

 

 

 

 

 

「……っ!?…なん…」

 

 

唐突に、足が動かなくなり、膝をつく。これは……いや、わかっている。EGOの連続かつ同時使用。今まで何事も無かったのが幸いだった。

 

 

 

 

 

 

 

ドタドタドタドタ……。

 

 

 

 

 

こちらに走ってくる足音が後ろから聞こえる。しかも、数人程度じゃない……!

 

 

 

 

 

──────この状況でか…!

 

「……っチィ!」

 

思わず悪態をついてしまう。

 

 

 

電波を妨害していたとはいえ、時間をかけすぎたか…!どうする?逃げるわけにもいかない。かといってこの数を相手取れるか?

 

いや、それか─────

 

 

 

頭の中に、一枚の紙切れが浮かぶ。

 

…ここでアレは使いたく無い。EGOページは使い切り。使ってしまえば、手札が一つ無くなる。

 

最悪他の翼、指とやり合う羽目になることを考えれば────

 

 

 

その瞬間、私の足元に魔法陣が展開される。それだけじゃない。背後にも、同じ様な魔法陣が二つ展開されている。

 

 

 

「……っ!時間切れか…!」

 

 

直後、魔法陣から散弾銃のように無数の弾が襲い掛かる。

 

 

 

 

「っ………がっ!!?」

 

 

不味い。下からは何とか回避できたが、背後からの弾をモロに受けてしまった。

 

 

「………ほう。随分と疲れているようではないか?」

 

「あれだけ高出力のEGOを2回も使ったら……まぁ、そうなるよね」

 

 

 

……こんなものも避けれない程、消耗している事を、奴らに知られてしまった。

 

 

 

 

 

 

「ハハハハ!!」

 

 

同時に蔓から抜け出したであろうエイハブが真正面から突っ込んでくる。

 

 

速い……!?

 

 

銃を連射するが、効いている様には見えない。ただ弾き落とされるばかり。

 

「さっきの余裕はどうした!?このエイハブの銛が貫けん程のあの蔓どもはどうした!?」

 

 

「……くぅっ!?」

 

 

咄嗟に手に持っていた銃で銛を受け止めるが……

 

 

ピキ……ピキ…!

 

 

「そんな鉄くずで、この銛を受け止めきれるとでも!?愚かだな!実に愚かだ!!」

 

 

 

 

「…ク…ソがぁぁ!!」

 

 

声を荒げて無理矢理吹き飛ばす。

 

 

 

 

ドタドタドタドタ………!!

 

 

背後からの足音が大きい。もう、数十秒でもしたらここに到着する。

 

 

 

 

「……っふうぅぅ…」

 

 

賭け事は、あんまり好きじゃない。

 

 

「っ…!あの娘、また紙を取り出して…!」

 

アラスからもらった、手榴弾ぐらいの機械を真下に投げる。

 

 

「あんまり、無茶すると好きなコに引かれちゃう…っよ…!────カキン!───…えっ!?」

 

 

機械を中心に半球型のバリアが展開される。

 

 

「っこれは……船長さん!物理的に破れそうな物じゃなさそうだよ!」

 

「フン…。赤眼鏡!」

 

 

 

「わかっている。バリア内に魔法陣を展開するように調整している。あと、僕はクボだ。赤眼鏡ではない。名前で呼ぶのが嫌なら「凶弾」か「最優秀研究員」と呼んでもら────「いいから早くやって下さいよ!?」

 

 

 

 

手に持っていた紙切れが、チリになっていく。

 

 

背中にピンクと水色の翼が伸びる。

 

頭からは二つ、人の手の様なものがツノのように生え出、腰から尻尾が飛び出す。

 

 

今の私が出せる、最高火力。

 

 

 

目の前にいる悪者を消し炭にしろ!!

 

私達は特別、特別なの!だからみんなから必要とされている……

 

 

 

「っ…黙れ…!」

 

これ以上EGOは使えない。いや、それどころかこのEGOを使ったらもう暫くは立てない。

 

 

 

…賭けてみるか。

 

 

 

 

 

 

バリア内に魔法陣が展開される。再び散弾が放たれる。が、肺と脳さえ無事なら貫通されても良い。

 

 

それに……もう3段目までチャージは済んでいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ファンさん!大丈夫かい!?」

 

 

「がっ……ごぼっ゛…!」

 

「肺をやられたっぽいね…!生憎回復手段は持ち合わせてないから、さっさと下がって安静に…」

 

「ぐぅ゛っ……ゔっ゛…え゛だ…」

 

「…え?何…」

 

「上…だ…!」

 

 

 

「……上?なにが……………っ!?」

 

 

 

 

割れた天井から見えるのは……

 

ハート型の、この教会を丸ごと覆うかのような、超巨大な魔法陣だった。

 

 

「……っ!!クボさんっ!!」

 

 

 

 

今更気づいた所で、範囲外からは逃げられない。この建物ごと、消し炭に…!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドタドタドタドタ……!

 

 

「アリウス地区防衛隊だ!何をして……っは?」

 

 

 

 

 

「……っぁ」

 

 

 

 

 

 

……生徒。子供。

 

このままだと間違いなく巻き込む。彼女らはこれに耐えられるのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうする。

 

 

 

 

 

 

 

…いや、いい。

 

 

 

 

 

 

 

別に不殺主義でもないし、子供だからなんて慈悲は持ち合わせていない。

 

 

 

 

私は都市の人間だ。

 

 

 

それに、ここで奴らを戦闘不能にしないと、もっと沢山の人が死ぬ。

 

 

私は…図書館は利益を求めてここに来たのだ。正義や大義なんかで来たんじゃない。

 

 

 

私は…都市の人間だ。

 

 

 

だから……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ごめん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    「愛と憎悪の名の下に」

   マキシマイズド・リバースド

     アルカナ・スレイブ

  イレイシング・オブ・ヘイトリッド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───────────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…あああああぁぁぁぁ!!!!!」

 

 

 

 

 

目の前で放たれた弾丸は私の顔に……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…!」

 

 

 

 

 

……当たることは無く、そのまま耳の上を通り過ぎていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

咄嗟に振った手がうまく銃口に当たり、軌道をずらした……?

 

 

 

頭が先程の現象を理解しようとしているのとは反対に、体は無意識に動いていた。

 

 

 

…届け…!

 

 

彼の銃に手を触れ……

 

 

 

 

「遅い…!」

 

 

 

「うっ……!!」

 

 

銃床で手を弾かれ、そのまま距離を離されてしまう。

 

 

 

 

──逃した────!!

 

 

 

 

 

少しのショックを受けたのも束の間、すぐに彼を捉える様に、目と翼に神経を集中させる。

 

 

 

 

 

……右、ビルに登って…途中で別のビルに乗り移る。そのまま次々に……………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………来る。

 

 

 

 

体一つ分左にずらすと、さっきまで私の首元が位置していた場所に弾丸が通る。

 

 

 

 

 

「……ありえない」

 

あまりの正確さに、小さく言葉が漏れ出てしまう。

 

 

距離としては1kmも満たない、狙撃手であれば十二分な距離。だが、前の私が捉えきれない速度で動きながら、建物の隙間を見つけ、かつ対象の急所を的確に狙ってくる。

 

 

とても、人間がしていい動きとは思えない。

 

 

 

 

 

 

───それでも。

 

 

 

 

咄嗟にしゃがむと、また弾丸が通る。

 

 

今度は、頭の位置だった。

 

 

 

 

 

 

「…っふぅ……」

 

 

 

飛んでくる弾丸を避けながら打開策を見つけ出す。

 

 

 

 

…このまま避け続けるのも悪くはない策。弾切れを狙えば、近距離に持ち込める。

 

 

だけど、彼が弾切れする懸念を頭に入れていないことは無い筈。必ず、さっきみたいな奇襲を仕掛けてくる。

 

 

 

 

 

 

アレを反射で捉えるのは無理。だから、どうにかして予測をしないといけない。

 

 

 

 

 

耳を澄ますと、彼の移動する足音や壊される建物の音が聞こえる。

 

 

 

 

カチャ…

 

 

「……?」

 

 

飛んでくる弾丸を避ける。

 

疑惑が、私の脳に植え付けられる。

 

 

 

 

彼は移動しながら銃を撃っている。

 

 

 

不規則に見えるし、彼自身も多分パターンは考えずに動いている。

 

 

 

 

………また、来る。

 

 

カチャ…

 

 

 

「……やっぱり…!」

 

 

すんでのところでまた弾丸を避ける。

 

 

疑惑が…確信に変わった。

 

 

 

 

弾を撃つ瞬間、少しだけ、ほんの少しだけ音がする。

 

 

 

 

 

規則性を見つけたのなら、後は予測するだけ。彼がさっきの奇襲を仕掛けてきそうな条件は、

 

 

①足音が消える

②あの音がしない

③地面に足がついている

 

の三つ。

彼は遠距離からの射撃の時、毎回空中にいる。流石に空中からあの速度を出すことは不可能…だと思いたい。

 

 

 

今不利なのは彼。ジリ貧で負けるか逃げられるのは分かりきっている筈。弾が無限だとしても、いくらでも避けられる。だからこそ、必ず…必ず仕掛けてくる。

 

 

 

 

 

そこで捕まえる。

 

 

目と耳に…全神経を集中させて。

 

 

 

 

 

 

 

道を駆け巡る彼の足跡と、息を吸って…吐く音。見えているわけじゃない。見えてはいないのに…うっすら、彼の走っている輪郭が浮かび上がる。

 

 

 

 

 

 

既に…この時点で弾は残り少ない。

 

 

 

 

 

後…数発のうちに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カチャ…

 

 

「!」

 

 

 

再び音が鳴り、私の頬の隣を一閃が走る。

 

 

 

 

 

 

……大丈夫。私が焦る必要は無い。

 

 

 

 

 

 

再び目と耳を集中させ、彼を捉える。

 

 

 

 

 

大丈夫……うん。見えてる。

 

 

 

 

 

焦らずに…ただ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

右の建物に飛び移って直進……また右に飛び移って……今度は左。そして……

 

 

 

 

 

そして………?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……い………わかりました…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰かと…話してる…?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや。それよりも。

 

 

この状況、さっきと──────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の両目から彼の姿が写される。

 

 

でも…今度は───────

 

 

 

 

 

 

「ぐぅっ!?」

 

 

彼の首を右手で掴み、地面に叩きつける。

 

 

「……捕まえた」

 

 

 

────逃さない。

 

 

 

 

 

 

 

「くっ…この───ギュゥゥゥ!──かはっ…!」

 

 

 

左手で銃を無理矢理引き剥がし、足で届かない場所に蹴り飛ばす。同時に右手で締める力を強めると、抵抗していた手足が弱まっていくのを感じる。

 

 

 

 

 

彼が弱まるのと逆に、締め付ける手は強くなっていく。

 

 

「ハハ……ハ…!」

 

 

 

だというのに、彼は狂ったように笑っていた。いや、もしかしたら本当に狂ってしまったのしれない。

 

 

「ハハハハ!!ハハ……!」

 

 

「この……!」

 

「かはっ…!ぐぅっ…!フフ…ハハハ!!」

 

澄まし顔だった彼はどこへやら。目を見開き、喉が潰されかけていようがお構いなしに声を上げる。

 

 

 

 

「ハハハハハハハハハ!!!ごほっ…!わかりますか!?この興奮が!ついに…がっ…!ついに!!」

 

「…わからない!」

 

 

 

 

「がぁっ……!?フ、フフ…!やっと…!やっと…!アンダーボスが……ゴッドファーザー様が…!」

 

 

 

 

 

アンダーボス。ゴッドファーザー。

 

 

知らない単語が彼の口から次々に放たれる。でも、彼の言葉から察すると、彼より偉い人達のようだ。

 

 

───もしかしたら、彼より強いかもしれない。

 

 

 

 

 

そんな考えが頭をよぎる。

 

 

 

「狂うのは後で良い!落ち着け!」

 

 

 

右手を振り上げ、彼の頭にぶつける。鈍い音と共に、手に液体の感触が伝わる。

 

 

 

 

「フフ…ああ…そうですね…。相手は山ほどいます。早いにこしたことはないでしょう」

 

 

「ここから講和会議場への道と、私の武器がどこにあるか教えて。そうすれば、もうあなたに危害は加えない」

 

 

 

「簡単ですよ。この道をまっすぐ行けば、自ずと会場がある区に入れます」

 

 

 

「…本当に?」

「本当に、ですよ?貴女はきっかけですからね。親指は恩を仇では返しません(当指比)」

 

 

 

彼の目は、さっきまでの冷たい目ではなく、熱い…興奮を宿していた。いや、逆に今度は熱くなりすぎてる気が……。

 

 

 

 

 

「…なら、銃は?」

 

 

「貴女の銃は………おっと」

 

 

 

 

 

 

彼の耳…そして私の耳にも、妙な音が聞こえる。音の出処は…丁度彼の後ろの先から。

 

 

 

大量の足音と……何かが…いや、戦車が地面を這いずる音が…。

 

 

 

目を凝らすと、銃を抱えた大量の機械人達と…それを囲むかのように並んだ戦車や戦闘用ロボット達。

 

 

 

「…何処の差し金でしょうか」

 

 

「わからない……あ、いや…名前が…書かれている。カイザー?」

 

 

「…なるほど。情報提供、感謝です。十中八九、あの女…いや、正確にはあの集団からでしょう」

 

 

 

 

「…あの集団ってのは、何?」

 

 

 

「…ゲマトリア?さぁ、今から消す勢力の名前など覚える価値など無いでしょう?」

 

 

「……何を言ってるんだ?」

 

 

 

 

「起こしてもらいたいのですが……良いでしょうか?」

 

 

彼の問いかけに、私はゆっくりと絞めつける手を放した。妙な動きをしたら、すぐに……。

 

 

 

 

「丁度貴女と話していたというのに………会話の最中に、邪魔しないでもらいたいものです……ハハハハ…!」

 

 

すぐさま彼は銃を手に取り、発砲した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……私にではなく。

 

 

ドンと、比較的静かな発射音とは裏腹に、遠くから凄まじい爆発が起きる。

 

 

 

「……?」

 

 

「……?…早く行った方が良いのでは?貴女、急いでいると見受けたのですが」

 

 

本当に、心底疑問の顔を浮かべながら、彼はそう言った。

 

「……銃は?」

 

 

 

 

「銃は……今から取りに戻るとなると、確実に奴らと鉢合わせますよ?後で返すので、先に行った方が良いと思います」

 

 

 

「あと……」

 

 

「…まだ何かありました?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「……服」

 

 

 

「……え?」

 

 

 

「服が…欲しい」

 

 

 

 

 

 

 

「………あー…そういえば、今はEGO(それ)がありましたけど、貴女元々全裸でしたね。どうぞ」

 

 

彼は肩に掛けていたコートを投げる。

 

 

 

 

 

 

「下は無いですが、そのコートなら、貴女の膝ぐらいまではあるので」

 

 

 

 

 

「…ありがとう」

 

 

 

 

 

 

「恩人なので」

 

 

 

 

 

 

その言葉を最後に、私は背を向いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───────────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いくら貴様が強いとはいえ…消耗した状態で、この数相手に勝てると、本気で思ってるのか?」

 

 

 

「確かに弾はあと二発しかないですし…私自身結構疲労が溜まってはいます」

 

 

 

「…負け戦を仕掛けるような奴では無いと思ったんだが……所詮、子供か」

 

 

 

 

「子供……まあこのキヴォトス基準だと、ギリギリ私は子供なんですかね?気にしたことは無いですが」

 

 

 

「あと……訂正、というか…私は別に負け戦とかはしませんよ?」

 

 

 

「……ほう?では、勝つと?この数相手に?」

 

 

 

 

 

「いやいや…私が貴方達に銃を向けた理由は、勝てるからじゃありませんよ。ただ……」

 

 

 

弾丸を装填する。

 

 

 

「…!撃て!殺せ!」

 

 

 

「…気に入らないから、殺そうと思って?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 







11月 今月出したからええやろ…

12月 今月出せば…あっゼンゼロ楽し〜(浮気)

1月 今月こそ…あっ新章来てる〜(^〜^)

だ め だ ね


マシュー君のリンバス風ステータス書くかも。




何を書いて欲しいでしょうか

  • パヴァーヌ2章
  • カルバノグの兎
  • 神々のキリエ
  • 既存のイベントストーリー(晄輪大祭など)
  • 甦生するトロイアの火(オリストーリー)
  • その他(デカグラマトンなど)
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