守護龍として造られたらしいけど、特に護る義理はないので好きに生きます 作:シェリーザ
緑の葉を付ける木々が並ぶ森林…その森林に近い川原にて、静かそうな雰囲気に似合わない轟音が響く。その衝撃が来ただろう木々にゆっくり止まっていた鳥達が驚いて空へと飛び上がっていく…一体何が起こったのか、その現地へ視点が向く…
「グガァ…!!」
「GAAA!!」
「BRUAA!!」
「GUAA!!」
轟音の元凶は4匹、1匹は白の結晶を全身に纏う龍であるゾシア。残り3匹は…頭部が橙っぽく、胴体が少し暗めの青の蛙の竜、テツカブラ。深緑で両前脚がかなり発達している蛙のような竜、チャタカブラ。残るは蛙と河童を足して生み出されたような竜、ヨツミワドウ。蛙のような竜3匹が1匹の龍に対して、単体では勝てないと理解しているかやや協力して挑んでおり、轟音についてはその戦闘による弊害のようだった。
「…ラァ!!」
「GYA!?」
ゾシアが翼脚を振るってチャタカブラに命中させ、チャタカブラを吹き飛ばす。チャタカブラはひっくり返っており、両前脚と後脚をジタバタさせている。だが安堵することなく今度はヨツミワドウと組み合っており力の押し合いになっていたのだが、どうやら押し勝ったようでハンマー投げの要領で投げ飛ばす。ヨツミワドウは川へ吹き飛ばされその衝撃で水飛沫が大きく上がる。一先ず2体を突き放したゾシアは残りの蛙、テツカブラへ翼脚で殴りかかる。
「…フンッ!!」
「GUAA!?」
その一撃が腹にクリーンヒットしたようで、テツカブラは強制的に地に寝転がされる。ゾシアも手早く決着を付けたいので追撃をしたいところだが、1体に構っていると他の2体に集中攻撃を受けると察して威力は下がるが肉体攻撃の追撃ではなく…結晶生成による範囲攻撃での追撃を放った。
「GAAA!?」
「GUU!?」
「GUO…!?」
一番最初に攻撃を受けたチャタカブラは既に立ち直っておりなんとか避けるも、残る2匹は結晶生成による衝撃と爆発で再び地に伏す。回避した直後のチャタカブラはその特徴的な舌で川原の石をありったけ舐めとった後自分の腕に纏わせる…これがチャタカブラの異名、『纏蛙』の由来となる行動である。石を纏った脚でゾシアに接近し、尖った石や大きめの小石などが纏わりついてる両前脚をゾシアに叩きつけようとする…が、もちろん受ける気はなく彼も両翼脚で受け止めた後自身の付近に生えていた大きめの竜乳結晶に叩きつけてダメージを蓄積させていく。
「GYAA…!!」
「…そいつは、ぶつけられたら…かなりいたい…からな」
ゾシアの片言の言葉通りにチャタカブラは痛みで悶えており、立ち直るのに少し時間が掛かりそうなので放っておく。そして残る2匹に向かう…と、先程までスラットしていた体格のヨツミワドウがいつの間にか横綱のような体型に変わっているではないか。実は先程チャタカブラが叩きつけられる前から川の水を飲み続けていたようで、その水を溜め込んで今の体格に変化したようだ。ゾシアはヨツミワドウの事を詳しく知らなかったので驚いて動きが止まっており、それを好機と見たヨツミワドウはやはり横綱の如く突っ張りを、テツカブラはその特徴的な牙を剥き出しにしながらゾシアに突っ込む。
「ぐっ…!」
「GUAA!?」
「GAAA!!」
ゾシアは先にテツカブラの頭を良いタイミングで殴り飛ばし、遅れて突っ込んできたヨツミワドウの突っ張りに合わせるようにして翼脚で組み合う。ゾシアもかなりの体重だが、かなりの水の量を飲んでいるヨツミワドウもその重さを含めた体重でゾシアをズリ退がらせていく。ゾシアは自身の方が力が強いと思っていたので内心焦っていたが、状況を変えるために悪手ではあるものも…
「…ふんっ!!」
「GUA!?」
結晶を纏うその頭でヨツミワドウに頭突きを決める。ヨツミワドウも唐突な頭部への攻撃で力が緩んだであろう、その隙にゾシアは翼脚を地面につけ竜乳結晶を素早く生成、それを根本から折って生成に使った翼脚で掴んでお手軽鈍器としてヨツミワドウの頭部に痛い一撃を与える。受けたヨツミワドウは頭突きよりも更に威力のある攻撃を受けて怯まざるを得ない。がその間にもまた他の2匹が復活しておりテツカブラは噛みつき、チャタカブラは殴り掛かろうとする。
「しつ…こい…!」
とはいえ流石にしつこ過ぎたか、ゾシアがいい加減にしろと言わんばかりにテツカブラの噛みつきを左翼脚で受け止めた後頭を掴み、チャタカブラの拳(脚)を右翼脚で止めた後同じく頭を掴み…
勢いよく2匹の頭をぶつけ合わせる。よくロボット映画ギャグアニメとかで見る光景だが、実際やると脳や頭部への影響が大きそうである(他人事)。それはともかく衝撃やダメージが大き過ぎたのだろう、ゾシアから解放された後も2匹は仲良く目を回して気絶している。ゲームであれば気絶させても面白さ等の為に数秒で持ち直すが此処は現実、そんなゲームバランス等を考慮した制限や設定などが設けられている筈もなく目を覚ます様子を見せない蛙2匹。
「…まだ、やるか?」
「G…GUAA!!」
2匹に破壊された翼脚の結晶を再生させつつ問うゾシア。流石に勝てないと理解しているがそれでも挑むのがこのヨツミワドウの性格等であるのだろうか、諦めずに飛び上がって着地しその衝撃を地面伝いに攻撃していく。ゾシアは竜乳結晶を生成して防ぎ、その竜乳結晶に翼脚を振るって礫にして攻撃しようとする…が。
「GUOO!!」
「っ!?…なん、だと…!?」
ヨツミワドウが口からウォーターカッターの如くの激流を放ち、それが竜乳結晶に命中する事で結晶は水属性で爆発、更に連鎖して他の結晶も爆発する。ゾシアはヨツミワドウが水を飲んでいた事を知ってないので不意を突かれたし、近くにいた為爆発を受ける…が、彼が苦手な龍属性ではないので多少の傷は負いつつもヨツミワドウの元へ走って行き…
「…くら…え…!」
「GUGYAA!?」
両翼脚を駆使して頭部を連続して殴り、最後にアッパーカットを決める。元々は人間だったゾシアだからこその攻撃を放ち、ヨツミワドウを殴り飛ばす。その際攻撃を受けすぎたか、ダメージを受け過ぎたか川の水を吐き出して地面に寝転がるヨツミワドウ。彼もまた先程の頭部への攻撃で気絶したか微動だにしなくなる。ゾシアはそれを確認した後…付近の人間に被害が出ないように気絶した3匹を其々別の方角へ投げ飛ばしていく。…こいつ割と鬼畜だな。とまあ、蛙3匹を何とか出来たので自分が助けに行った人間の元へ向かうことにしたようで、戦場を背にして帰るのであった…
〜〜〜〜〜
342:マガニャン
かーえーるのうーたーが
343:星々巡る不死鳥
雨にも負けずー(Destiny)
344:名無しの白熾龍
>>342
たった今蛙3匹をしばいた俺への当てつけか?
345:廻る呪いの赤い霧
>>344
すまん、そんなつもりはなかった
346:歌の魔王withシェム・ハ
モンハンの蛙って言えば…ヨツミワドウ、テツカブラとかその辺りか
347:ひとつなぎの魔神さん
蛙…諏訪子…ハッ!?まさか諏訪子は…蛙の神だった!?
348:このすばでいいですとも!
>>347
違います
349:不運な男
蛙かあ…釣りカエル…ガノトトス…うっ、頭が…!
350:メタルの神in神喰い
頭に響くんだよぉ!!
351:呪い喰いの呪霊もどき
>>350
その台詞どっちかと言えば君じゃないんや
352:不幸と幸運の死霊術師
亜空間タックル…ゆ''る''さ''ん''っ!!
353:名無しの転生者
殺してやるぞ、ガノトトス
354:バイオ娘娘
ガノトトスって何ですの?
355:一斬必殺の鳩
>>354
ガノトトス、確か魚竜種のモンスターだな。ただ俺も亜空間タックルについてはあんま知らないんだよな…
356:ワンピ世界で国背負いの蛇神龍
ある人はこう語る、モンハン世界のパルキアと…まあ空間操作を出来る訳ではないんだがな。っと自己紹介と…どうも、ワンピ世界に転生したダラ・アマデュラだ。よろしく頼む
357:名無しの転生者
俺の仕事が消えていく〜…!
358:星々見渡す破滅因子殿
>>357
それも運命よ…ふむ、ここは解説を入れたほうがいいな。亜空間タックルだが、簡単に言えば当たり判定が狂っているタックルの事だな。わかりやすい具体例を述べると…ガノトトスがタックルした方向と逆向きにいても当たった判定になり体力が削られ、吹っ飛ばされる事になる
359:蒼の月光
それはほぼバグなんだよなー…
360:名無しの白熾龍
亜空間タックル…その技術を転用してぶちかまし…ヨシ、やれる!!
361:不運な男
>>361
待てイッチ、早まるな
362:星々巡る不死鳥
そういや実際に亜空間タックル使えるガノトトスに会ったことあるなあ…いやあ、捕獲大変だったわ
363:このすばでいいですとも!
>>362
その命、カプコンに返しなさい
〜〜〜〜〜
「…どこ、だろ…」
蛙3匹を撃退した後ゾシアは自身が助けた人間の行方を探していた。頭をキョロキョロ振って探しているが見つけていなかった…のだが、そんな彼に声がかけられる。
「あ、あの…ここ…です」
聞こえてきた声の方角へ頭を向けるとそこには緑髪の女性が木の後ろに立っていた。彼が先程自分が助けた人間の特徴を思い出して、『あ、この人だな』と1人納得する。…それはそれとして彼女の身体の震えから、自身を恐れているかもしれないと考えその場に座って敵意がない事を示す。ゾシアの態度に女性はゾシアの読み通り恐る恐ると、震えながら彼に近づいていく。
「さ、先程は助けて頂きありがとうございました…私は、東風谷杠葉です。…あ、貴方のお名前は…?」
彼女は東風谷杠葉というらしい。彼女は彼が喋れるとわかっている為自分が名乗りをあげた後、彼に名を尋ねる。対するゾシアは
「…ぞ、しあ…です。…よろ、しく…」
「ぞしあ…?…っ!やはり、貴方はあのゾ・シア様ですか!?」
「!?あ、ああ…」
「…やはり諏訪子様から聞くより、もっと神々しいお姿で…!」
ゾシアの名を知った瞬間に、ゾシアの巨体がたじろぐ勢いで目を光らせながら彼に迫る杠葉。ゾシアは予想外の行動に固まりながらも、すぐに気を取り直しとりあえず…普通は竜蔓延るこの森林に単身で来るとは考えにくいのでこの付近の人間だろうと考え、ならばと思って知り合いもいるし、最短距離である諏訪国へと送り届ける為に彼女を自身の背に(無言で掴んで)乗せる。
「わっ!?わ、私…ゾ・シア様に乗ってる…!?」
「…すわこ、のとこ…いくぞ」
「えっ!?諏訪子様をご存知…わああ!?」
〜〜〜〜〜
「あーもう!何で杠葉1人で行かせたの!?前に竜がこの国に攻めてきたじゃない、竜が杠葉を襲う可能性は考えなかったの!?」
「す、すみません…!風祝様が1人で行っても問題ないと、勢いが強い故に1人で行かせてしまいました…!!」
うーん…そこは仕方ない、杠葉はちょっと押しが強い所が多々あるしね…ってなるかぁ!!念の為に簡単に経緯を説明すると私の娘である杠葉が1人で強行して森林に食材を採りに行ったんだって…せめて護衛をつけてから行ってよ!…嘆いたって仕方ない、門で少し揉めちゃったけど早く捜索に行こう…人間である民達には重すぎるから私だけで行くしかないけどね。
「お、おい!あれを見ろ!!」
「あれは…竜!?」
っ!?竜だって!?まずい、私が出ないと…って。…びっくりした〜…!あ!?背中に乗ってるのって…!?
「待って!あの竜には攻撃しないで!…あの竜は、リュウヌを生み出す源を守る竜だよ。絶対に殺さないでね」
「はっ!」
…まあ、攻撃しないでと言ったって鉄槍とかそんなものしかないけど。ゾ・シアの結晶を破るんだったらそれこそ竜達ぐらいの攻撃力じゃないと割れないと思うけどね。それより、背中に乗ってるのはまさか…!!
「あ!諏訪子様ー!心配かけてすみませーん!」
「本当にそうだよ!?後1人で行かないで、って言ったじゃん!!」
「…おれが、あるいて…いなかったら…あぶなかった、な…」
…ゆーずーりーはー…?
「…なーんーでー、ゾ・シアに助けられてるのかなぁ!!?」
「す、すみません…でも乗ってわかったんですけど、ゾ・シア様って凄く大きいですよね!」
「話をズラそうとしないの!!」
「…まあ、まあ…そこまで…おこらなくて…」
…むぅ、ゾ・シアがそこまで言うなら仕方ない。…まあ、今回は許してあげよう。でも話はしっかり聞かせてもらうからね!逃がしはしないよ、2人(1人1匹だけど)とも…!!
「…そういえば、みやげに…りゅうぬ、もってきた…いるか?」
「いる!!」
もー、そんなものくれたらちょっとは許さないとねー!ま、怒ったりはしないであげようかな。…ってかゾ・シア大丈夫かな、杠葉って…竜様もといゾ・シア大好きっ子な訳だし…変な事されてなかったりしたら良いんだけどね…
無益な殺傷は好んでいないゾシア君(ただし無自覚鬼畜な龍である)。まあ自分が人造龍だから、自然環境に介入してはいけないと言う矜持とかはあると思うけどね。
キャラ紹介
ワンピ世界で国背負いの蛇神龍
世界のサイズが100倍になったワンピース世界に転生。原作知識はあったがとうに忘れており、年齢は忘れた。ただ最近背中の国(国は何回も公国、皇国、帝国、共和国とアマデュラ以外の所を変えて入れ替わりまくっていて今が王国)のパレードで5万年記念があって「ヘェ〜」と思ったがすぐに忘れた(だいたい1溝才)らしい。わあぁ…!
最近(100年前)モヤつくことが多くなったことで痛みを覚悟して右腕をもぎ掲示板のことを重要化し忘れなくなった。…その痛みで私を思い出せ…的な(片翼の天使)。掲示板では、所謂みんなのお爺ちゃん的な存在となった。転生する時、転生先で何をすればいいか神に聞いたら「国を背負う者(王的な存在)になれば?」と言われ、言葉をそのまま受け取り、背中に国を作るために努力し始めた。掲示板を成長しながらロムったりカキコしたりしていたが、成長体(この時1垓才)となり背に人が集まりそれの管理に没頭し世界有数の大国になる頃に掲示板を忘れてしまった。ただコテハンは辞める前から変わっていない。国は世界最大となり神に定めて貰った使命も(勘違いだけど)達成できたと思っている。まあ、物理的に背負ってるしね。
実は長い時を生きすぎて時と空間にも耐性がつき自身以外誰も鱗すら破壊出来なくなり、右腕は20年くらいかけて治った。リアルでは一応動きはするが滅多に動かず動いたとしてもゆっくりスムーズに浮いて動くため背の国には影響はない。…ダラさんってそんな安全な奴だっけ(錯乱・ザラ)。
何かしら人気ありそうな方々で人気投票をやってみた
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白崎龍護
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八雲蒼焔
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クロ君
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メル・ゼナ
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怨嗟マガイマガド
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ヌシジンオウガ
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藤原妹紅♂
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鋼華刹那
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マガイマガド(コテハンニキ)
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ゴルベーザ
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ハン
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イストワール(図書院長)
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シン
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霍青娥(やべー方)
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作者「え?」
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ラインハルト卿