守護龍として造られたらしいけど、特に護る義理はないので好きに生きます   作:シェリーザ

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第一の準レギュラー入りが確定したゴマ君…お前の出番は早速来るぞ。喜べ

ゴマ君「ナニイッテンダ!!フジャケルナ!!」


第17話

____とある平野にて。その平野はとても長閑で生物達が生き生きとしていた…そこに1匹の妖怪が現れた。

 

「嫌だぁ… 助けてくれ…!!」

 

全身が真っ黒で牛のような姿をしている鬼…牛鬼と呼ばれる妖怪が平野のど真ん中で何かに悶え苦しんでいる。よく見ると彼の顔の右半分や腕、脚と思われる部位は牛や人型に近い形ではなく、黒の鱗が生え揃った、どちらかと言えばトカゲや亀の身体の様になっており、さらには背中からボロボロのマントの様に見える小さな翼が生えていた。牛鬼はなんとか踏ん張って歩いていたがその激痛なのか、或いは苦しみからか、平野に倒れ伏し…

 

「ぐ、うぅ…!!GUAAAA!!!」

 

そのまま眠るか死ぬ、と思われたがそのどちらでもなかった。人型に近い姿だった身体は異形じみた肉体へと変化、先程までの彼の顔や腕の様に黒い鱗が生え揃い人間でいう尾骨あたりから黒の尻尾が生える。そして彼の面影がわずかに残っていた顔は黒い鱗に目ごと埋め尽くされ丸みを帯びた頭部へと変化、それが終わると同時に産声を上げる。変化が終えたソレの姿は妖怪でも人間でもない…即ち体格はかなり小さいが全身黒ずくめの竜の姿へと変化していた。

 

ただでさえ不気味な姿が何処をどう見ても目に当たる器官が存在していない事もさらに不気味さを引き上げる要因になっており、加えて変化を終えたソレからはごく僅かであるが翼から黒い鱗粉の様なものが周囲に漂っている…そう、これこそ生態系に最悪の結果を齎す竜、ゴア・マガラ。先程の牛鬼は何らかの原因で狂竜ウイルスに感染させられ、ゴア・マガラが生まれてくるための土台にされたといったところだろう。生まれたてホヤホヤのゴア・マガラは早速一歩を踏み出そうとする…が、土台となった牛鬼からの供給されたエネルギーが少な過ぎたのかおぼつかない足取りになっており最終的に再び倒れてしまった。

 

 

 

「姉様、あの竜が倒れました…今のうちに…!」

 

「…命というのは平等なもの、私は見捨てるつもりはありません…貴方はどうしますか?」

 

「…はあ、姉様がそういうのなら…僕もその意思を尊重します」

 

「…ごめんなさいね、私の意思を押し付けちゃったりして…兎に角私達の寺へ運びましょう」

 

〜〜〜

 

「…GU、GUAA…?」

 

さてそんなゴアマガラは自身が何も食っていない事からの空腹で一度目覚める。空腹であるが故に声が弱々しく、動きも非常に鈍い…が。そんな時彼の鼻が香ばしい匂いを感じ取った様で少しずつ起き上がる。そしてその発生源に歩いていく…

 

「GUA…!!」

 

そうしてたどり着いた先には草食竜を焼いたものと思われる焼き肉が大量に置かれており口から涎が垂れ流れている。するとゴアマガラの到来に気づいた2人の男女が彼?の元までやってくる。

 

「あ、起きましたか!どうぞ、遠慮なく食べてくださいね!」

 

「こ、言葉が通じるのでしょうか…?」

 

2人のうち、少女の方はゴアマガラに焼いた肉を食べる様に催促する。そしてもう1人の少年は自分たちの言葉が目の前の竜、ゴアマガラに通じているのかが心配だった様だが…

 

「…!MGMGMG…!!」

 

少女の言葉をゴアマガラは理解できた様で、待ちかねていたとばかりに遠慮なく肉に喰らいつく。その姿を見て少女はニコニコと笑みを浮かべ、少年は驚きの顔をしている。少年の驚きは理解できる、知能を持つ妖怪ならまだしも、本能のままに生きる竜に言葉を話したってその先は食われるか殺されるかの2択しか待っていない。だがこのゴアマガラは妖怪から生まれた個体であるが故に、(竜と比べて)高度の知能を持って生まれる事ができたようだった。

 

「…やはりと言うべきでしょうか、すごい食い意地ですね…かなり用意していたはずの肉ももう残り少なくなっている」

 

「それほどあの子がお腹を空かせてた、って事ですよ」

 

ゴアマガラの肉への食いつきっぷりに少し引いてる少年だったが、少女_おそらく先程の言動から少年の姉と思われる、の言葉に納得したようでゴアマガラの食事を眺めていると…

 

「GUA」

 

「食べ終わった!?」

 

「全部食べ終わってますね、良い事です♪」

 

いつの間にか食べ終えてたようで、肉を食べ終えたゴアマガラが2人の方を向く。ついさっき食べ始めたのにもう食べ終えていると言うことに驚きが止まっていない少年と、肉を粗末にせず食べきってくれたことを嬉しく思っているだろう少女。中々の胆力である。

 

「…GUOOO」

 

「…何を言ってるかさっぱりわかりませんね…」

 

「『ありがとう』、と言ってるのでしょうか?そうでしたら気にしなくても構いませんよ」

 

ゴアマガラが軽く声を上げるがそんなの伝わる筈もなく、少年も理解できていない様だったが少女はと言うとゴアマガラの言葉が少し分かるのか彼?に対して気にすることはないと言葉をかける。…それはさておき、食事が終わった2人と1匹は暫く微妙な空気が流れていたが少女がゴアマガラに話しかける。

 

「…所で貴方の名前は何でしょうか?私の名前は聖白蓮です、此方は弟の命蓮です」

 

「…こんにちは」

 

少女改め、白蓮は自分の弟の少年改め命蓮をゴアマガラに紹介。命蓮はゴアマガラを少し怪しげに睨みながらも礼儀は重んじているのか礼はする。ゴアマガラに目がなかったのは幸いだったろう。まあそれはさておき自分の名について聞かれても、何処かの白熾龍と違って文字を知ってる訳ではない。なのでうーんと唸っていたが…

 

「………はあ、身体が黒いですし難しく考えずにクロで良いんじゃないでしょうか姉様?」

 

「!それはいい案ですね命蓮!」

 

「…えへへ」

 

自分の姉のことだ、おそらく目の前の竜を家族とまではいかなくてもそれでも現在でいうペット的な存在にするだろうと言う事で諦めて案を出す命蓮。その案を姉に褒められたからか少し照れている。いい姉弟だねえ…それはさておき命蓮の出した名前、クロの案を気に入った白蓮。彼女はその名についてゴアマガラに尋ねる。

 

「貴方も呼び名はクロでいいですか?」

 

「GAO!」

 

白蓮の問いに元気よく吠えて返答、白蓮に嬉しそうに擦り寄るゴアマガラ改めクロ。その様子を見ている命蓮は自分の姉の胆力というか、度胸を凄いなと思いながら感心3割、呆れ7割のため息をついている。とは言え純粋な白蓮は自分の弟が出した名前を気に入ってもらえたことが嬉しかった様でその事を嬉しそうに伝える。

 

「…良いですって!良かったわね命蓮!」

 

「………もう、仕方ないですね…姉様を傷つけたりしたら許しませんからね、クロ?」

 

「GUU?GUO!」

 

「わぁ!?」

 

白蓮に此処まで言われるば自分も素っ気なく対応するのはダメだろうと感じたのか、真摯に対応する命蓮。彼の言葉に最初は?を浮かべていたクロだったが意味を理解できたらしく命蓮に嬉しそうに飛びかかり顔を舐めまくる。

 

「ふふっ、気に入られていますね命蓮♪」

 

「…これから大変そうだなあ…」

 

この先が大変そうだと感じた命蓮君、彼の未来はどこへ向かうか。こうしてあらゆる生物に厄災を撒き散らす黒蝕竜と、後に超人と呼ばれる姉弟が邂逅したのであった。

 

〜〜〜〜〜

 

「…で、月からの迎えが近いと言う話を帝にした。と…」

 

「…本当ならこの話は大分前にするつもりだったのだけどね…貴方がずっと修行って言って竹林に籠っていたせいで伝えるのが遅れたのよ!!」

 

とまあ何処かで黒蝕竜と超人姉弟が邂逅しているこの頃。白熾龍はかぐや姫に呼び出されてお叱りを受けていた。…なんで?事の詳細は話の内容から分かる(?)通り、龍護は輝夜の大事な話をすっぽかして修行に入り浸っていたのである。まあ約束を忘れるのはあかんわな。

 

「…はあ、貴方を護衛として雇うのは本当に正解だったかしら…」

 

「無職の姫殿には言われたくないな」

 

「お黙りなさい♪」

 

醜い口喧嘩、俺なら見逃すね。冗談はさておき話に戻ると輝夜は月への強制送還の時が近づいてきてるらしい。まあそんな話を何かできるわけでもない龍護や帝にするのもどうかと思うが、それはさておきである。

 

「話はそれだけか?なら帰…」

 

「ちょっと待てえええい!!」

 

「…何だ、まだあるのか」

 

「『まだあるのか』じゃないわよ!?貴方だって気づいてるでしょ、私を殺さんとする視線の事…!」

 

帰ろうとする龍護を引き留めて自分を狙う者がいると示唆する輝夜。実際彼も何者かが輝夜を狙っていると言うのには勘づいていたようで、致し方ないとばかりに座り込んで話を聞いてやる。…立場はしっかり守らない護龍、それが彼である。

 

「…おそらく子供かしら、屋敷の外からその子供の憎悪の視線を感じるの。できれば原因を調査してくれないかしら?殺しとかはしなくて良いから」

 

「何もしてない奴を殺す程馬鹿じゃない」

 

と言っても自分との約束を放ったらかしにしていたこの男である、信用が薄い。一先ず輝夜がひたすらに呪いを掛けるのかとでも思うぐらいに五寸釘を大量に刺した後、帰っても良いと言われて屋敷から出て工房へ帰ろうとする龍護…だったが。

 

「…ふう、雇われてるからには…それなりのことをやっておかねばな」

 

「………わぁ!?」

 

自身の持つエネルギーを多めに消費して瞬間移動染みた動きをする。そして彼が移動した先といえば…現代になってもある場所、路地裏。そこに隠れていだと思われる黒髪の少女の背後に立つ。無論少女は急に自分の背後に謎の男が現れたのだ、暫くボケっとしていたが正気を取り戻すと龍護の姿を見て驚くしかない。

 

「…あんた、あのクソ女の護衛よね…まさか私の始末に…!?」

 

「クソ女…輝夜の事か。俺はお前の始末に来たわけではない、何もしてない奴を殺そうとする程冷酷でも残虐でもない」

 

尚コイツは危険分子と判断した人物は容赦なく灼き滅ぼす。護龍だから仕方ないと言えば仕方ないのだろうか…ともかく少女は彼を睨み、龍護はどうしたものかと頭を掻いている。…とそこに。

 

「…何をしているのかしら、龍護?」

 

彼の背後から少女のものとはまた別の女性の声が。その声に聞き覚えがある龍護は仮面の下で冷や汗をかきながら後ろへ振り向くと…目が笑っておらず、青筋が浮かんでいるニコニコ笑顔の紫が。

 

「…そんな可愛い子を虐めようとしていたのかしら?なら容赦なくぶん殴るわよ…!」

 

「…落ち着け、そんな無意味な事をする趣味も意味も理由もない。…一先ず話を聞いてもらえないだろうか」

 

「………本当に何もされてないわよね、お嬢さん?」

 

「う、うん」

 

紫が龍護を怪しげに睨みながら少女に何もされていないのか尋ねる。少女は何もされて…いないわけではないが、それでも急に背後に現れる以上のことはされてないので正直に返答する。紫は少女と龍護を交互に見た後ため息を吐き、彼が何もしていないと信用することにしたのか2人に、

 

「…わかったわ、今回は信用してあげるわ。じゃあ話は聞いてあげるから工房に行きましょう」

 

鍛奈の工房に行こうと2人に催促してそのまま歩き始める。龍護は仮面で顔が見えないが安堵しており、少女は少女で少し戸惑いながらも紫に着いて行くのだった。

 

「…所で、何で私に気づいたの?」

 

「誰かを監視する時というのは物陰が多いところに隠れながらするのが基本だ、となればかぐや姫を直接見れる場所の近くにある物陰となれば…此処だけだったからな」

 

「…凄い賢い…」

 

〜〜〜〜〜

 

642:一斬必殺の鳩

この大空に

 

643:歌の魔王withシェム・ハ

翼を広げ

 

644:このすばでいいですとも!

ない!

 

645:蒼の月光

ゆい〜

 

646:引き換えチケット

>>644

>>645

多少忙しいけど、別に今聞きたくないわ…

 

647:星々巡る不死鳥

つばーさーがーほいw

 

648:廻る呪いの赤い霧

懐かしいなぁ…他にも忙しい人の為の世界一の花とか世紀末な感じだったな…

 

649:名無しの白熾龍

>>648

聞いたことがある、内容が結構えげつないらしいな

 

650:一高教師の❾=熾天使

皆稲だからしかないね☆

 

651:第八世界存在いーすん

>>650

皆稲って農家さんなのでは?………待ってください、貴方誰ですか!?

 

652:ひとつなぎの魔神さん

誰だお前は!?

 

653:呪い喰いの神モドキ

あんたは一体何なんだ!?

 

654:旅する金属生命体(分裂)

あれ?❾って何処かで聞いた様な…確かチルノ…さん、でしたっけ?

 

655:メタルの神in神喰い

>>654

ちょっと惜しいな、基本チルノだったら⑨で書くからな。となると…熾天使って事はナインボール=セラフか!?

 

656:一高教師の❾=熾天使

大当たり〜!

 

657:星々見渡す破滅因子殿

ふむ、機械天使か…これまた特異な転生者…って、貴方…名無しニキか?

 

658:一高教師の❾=熾天使

>>657

バレるの早いって…

 

659:ワンピ世界の国背負いの蛇神龍

マジか、ちょっと気付けんかったわ

 

660:蒼の月光

なーに呑気に話してんですか、こちとら書類作業あるってのに…

 

661:不運な男

奇遇だな、俺もだ

 

662:幸運と不幸の死霊術師

奇遇だな、俺もだ

 

663:巡る不死鳥

奇遇だな、俺はまだカービィファイターズ2の消化してなかったから今消化している

 

664:引き換えチケット

>>663

珍しいわね、アンタがイベント消化してなかったなんて

 

665:マガニャン

でもこの人のことだし碌なことしなさそう

 

666:星々巡る不死鳥

>>665

失礼な、俺はとある日に日輪信仰に目覚めたからマホに輪刀作らせてオクラごっこしてるだけだぞ

 

667:このすばでいいですとも!

ほーら碌なことじゃない………オクラごっこしてんじゃねえ!?

 

668:旅する金属生命体(分裂体)

オクラ?

 

669:蒼の月光

まさか戦国BASARAの毛利元就の真似を…!?

 

670:星々巡る不死鳥

>>669

YES!!

 

671:名無しの白熾龍

うわああああああ!!?(BASARA勢)

 

672:廻る呪いの赤い霧

うわああああああ!!?(BASARA勢)

 

673:一高教師の❾=熾天使

所詮兵は捨て駒よ…

 

674:第八世界存在いーすん

みなさん!?一体どうしたと言うのですか…!?

 

675:星々見渡す破滅因子殿

>>674

簡単に説明すると戦国BASARAのオクラもとい毛利元就は格ゲーであるBASARA Xての最強キャラだ。それはそれはバグじゃないのか、調整ミスじゃないのかと思うくらいにBASARA Xでの1強だったそうだ

 

676:名無しの白熾龍

まあそれはそれとして…かぐや姫を恨んでると思わしき少女と会いました。どうするのが正解だろう

 

677:このすばでいいですとも!

>>676

立ち直り早っ!?…って、かぐや姫を恨んでる少女…ってまさか!?

 

678:星々巡る不死鳥

おい…その少女を殺そうとしたりししてないよな?殺そうとしたら今すぐそっち行って龍灯ごと燃やすぞ…?

 

679:引き換えチケット

>>678

落ち着きなさい、まだ何も言ってないわよ

 

680:一高教師の❾=熾天使

だからよぉ…止まるんだぞ…

 

681:旅する金属生命体(分裂体)

まだ止まっちゃいけませんよ、団長…!!

 

682:バイオ娘娘

…良いですわねぇ、原作の妹紅ちゃんは妹紅さんに愛されてて。それに比べて私は…

 

683:歌の魔王withシェム・ハ

あーあ、やっちまったな

 

684:星々巡る不死鳥

………暫く逃げるわ

 

685:バイオ娘娘

あ!返答まだ聞いていませんわよ!待ってくださいな妹紅さーん!!

 

686:メタルの神in神喰い

…とりあえず原作妹紅と出会ったか、となると…そろそろ永琳との再会も近いんじゃない?

 

687:不運な男

となると芋蔓式にてゐとかにも会いそうだな、…しかし無事に終わるとは思わんな

 

688:呪い喰いの神モドキ

アマツマガツチも居る世界なんでしょ?…時代的には百竜夜行起きてもおかしくないなあ…

 

689:引き換えチケット

護龍と言えど命は大事にしなさいよ

 

690:名無しの白熾龍

わかってる

 

691:一高教師の❾=熾天使

本当にわかってるか怪しいな…

 

〜〜〜〜〜

 

____都の外____

 

「はー…やっぱり見張りってのも面倒臭えな」

 

「だよなー。…そう言えば聞いたか?帝様が愛しているかぐや姫が月に帰るそうだ」

 

「月に帰る?またまた、そんなご冗談を………って、何だこの揺れ…?」

 

「揺れ?………確かにな、かなり地面が揺れている」

 

「…なあ、向こうから凄い土煙が見えないか?」

 

「………!!?おい、今すぐ伝達に行くぞ!!」

 

「!?おいおい、まさかこの揺れと向こうの土煙って…!!」

 

「ああ………百竜夜行が来やがった…!!」

 

〜〜〜〜〜

 

「…んで、その娘を連れてきたと?」

 

「…今回は私も悪かったわよ…」

 

「悪気はなかった…すまない」

 

「ご、ごめんなさい…」

 

「とりあえず紫は1発殴るとして…「ちょっと!?」見たことない嬢ちゃんだな、多分良いとこの貴族だと思うけど…」

 

一方その頃の工房。紫に拳骨が降る事が確定し、2人が連れてきた少女をマジマジと見つめる鍛奈。少女は少し恥ずかしそうにしながらも3人を見回しておりその様子が可愛げに見える。…と言ったっていつまでもそんなのじゃ話は始まらないので…

 

「…自己紹介がまだだったな…俺は白崎龍護、好きに呼んでくれて構わん」

 

「あ、そうだったわね!私は八雲紫、紫お姉ちゃんなんて呼んでくれて良いのよ♪」

 

「私は赫匠鍛奈、お嬢ちゃんの名前はなんだい?」

 

龍護を皮切りに各々が自分の名を少女に告げる。名前を言ったことから自分も言った方がいいという雰囲気を感じたのか、少女もオドオドしつつしっかりと自分の名を告げる。

 

「わ、私は…藤原妹紅、です。よ、よろしくお願いしますね…龍護兄さん、鍛奈姉さん…紫ちゃん」

 

「待ちなさい、今の流れ的に私もお姉ちゃん呼びでしょ!?」

 

「最近俺が感じ始めた胡散臭さをどうにかすれば、多少はマシになると思うぞ」

 

「ってかアンタの年齢的にこの子とそんな変わりないでしょ」

 

「今の私は美人な大人の女性ですー!子供じゃありませんしー!!」

 

自分の呼ばれ方に異議を唱える紫だが他2名によって異議を棄却された。もうそんな話してることとか口調とかで子供っぽくしか見えんのや。そんな3人の会話が面白おかしかったのか突如笑い始める妹紅。

 

「…ふふっ、ははっ!ははは!」

 

「ちょっ、ちょっと何よ!?私がそんなに面白おかしかったの!?」

 

「そ、そうじゃなくて…私にもこんな友達がいたら良かったなー…なんて、そう思ってただけです」

 

「…どうやら箱入り娘として育てられてきた様だな」

 

「話とか服を見た感じ私もそう感じたが…とはいえ、あの子みたいな可愛い子は笑ってるだけで良い、笑ってくれるならそれで十分さ」

 

「だな」

 

紫が自分の事を笑われたと勘違いして少しムキになるが、妹紅がなんとか宥めたあと不貞腐れながらも仲良く話をしており、残る2人はと言えば親みたいな目線で話し合っている。そんなほんわかぱっぱな時間がいつまでも続く…わけもなく。

 

「大変だ親方!!今すぐ来てくれ!!」

 

突如工房の戸が乱暴に開けられ中に入ってくる鍛治職人と思われる男1人、それを見た鍛奈は様子や息の荒さなどを見て只事ではないと察しすぐに話を聞く姿勢に入る。

 

「何だい、何か緊急事態かい?」

 

「ああ、アンタらも親方の友人さんか?なら今すぐ逃げるんだ!」

 

「逃げるって、何から?」

 

切羽詰まった様子の男に突然逃げろと言われたって、『何から?』となる紫、龍護、妹紅。そんな2人を代表して何が来ているのかと言う事を紫が男に聞くと…

 

「百竜夜行だ!!百竜夜行が来た!!」




おまけにするのは何か違うと思ったので此方でこの作品でのゴマ君と聖姉弟について解説します。

作者「と言う訳でやってきました、解説のお時間。今回はゴアマガラと聖白蓮、命蓮についてですね」

作者「まず結論から言います、命蓮君大好きなので生きさせます。他の東方の設定上の男性キャラだと伯封君も好きだけど…月の都で純狐が大暴走するんでしょ?絡ませようたって無理しかない。だって絶対月への侵略よりも前に伯封殺されるじゃん…アンケート次第ではその竜に転生と言う手もあるけどどうだろう…」

作者「まあそれはそれとしてゴマ君についてですが…現地の竜なので転生者ではありません。犠牲となった牛鬼には合掌。そしてゴアマガラな訳なんで…あいつ関連の話も出ちゃうねえ」

作者「そして最後…狂竜症について。これは2人と1匹が出会って間もない頃は制御できてなかったけど、本編でゾシアと絡む時は制御出来ていると言うことにします。…あれ?じゃあこの姉弟大丈夫?となった方…白蓮も命蓮もそれに気づいて狂竜やられを克服する訳なので狂竜症に耐性ができると言う設定にします。なので命蓮君が病死しないよ!やったね!!」

作者「でもそれだと白蓮が死に恐怖しない訳なので…よし、ゴアマガラも半殺しコースに漬けるか!(ど畜生)と言う訳で以上が作者の今作での聖姉弟、ゴアマガラの扱いでした。この子達幻想郷に入った後もこの子達主軸の話考えているからだいぶ優遇されてるよ!」

キャラ紹介(多分最後)
一高教師の❾=熾天使
元軍人、自衛隊のフロム脳がインストールされた様子のおかしい転生者。常に身体が闘争を求めている。転生特典は『ナインボール=セラフ』となっており、彼しか扱えないCAD(と言うよりそれ自体に転生してる)となっている。
転生後は調整体としてどの系列にも当てはまらない達也以上の超戦闘特化型の魔法師(具体的には感情を全て切り捨てられており、自己肯定感が刹那君よりも下、脳死のイエスマンなど)…だが、アーマード・コアな訳なので本体としての意識はCADにあり、世界初の意思を持つCADと言うことから海外で軍事兵器として扱われていた。しかし転生者としての自覚を持った時にとりあえず自分の扱いに憤慨し軍事施設を自身の直属部隊、『ナインボールズ』と共に破壊後はそのまま漂流(ナインボールズもCAD扱い)して台湾に到着。そしたら何か事件が起きてた訳なのでナインボールズと共にナインボール=セラフの姿で武力介入。結果国一つが修正(滅ぶの間違い)されると言う事態に。その際思いっきりダブルオー第一期のOガンダムムーブをやらかし四葉家に(いい意味で)狙われる事になり一時期にCADとして機能停止しまた漂流旅行を楽しむ羽目に合う(この時期にナインボールズだけは資金調達等の為に日本に全機配置させている)。それで数年かけて辿り着いたのがアメリカ、無論アンジェリーナと出会うが自分の生い立ちやら何やらを話して曇りに曇らせてから日本に出発すると言う一種のテロムーブをやる馬鹿(尚この間僅か5日間)。
『流石に数年経ってたら忘れらてるやろ』と思ってたようだが甘いな…フロム脳を持ってしても抵抗に失敗して見事捕縛され四葉家に連行された。その後は仕方なく、本当に仕方なく協力関係を作った方が良いと考えて自分の正体を明かして四葉家に後ろ盾になってもらうという結果よければ全てよしの選択をする。
金はなくても生きていけるが働いた方がいいと言う事で職を探した結果教師が目についたので教師になった…が、その勤め先は魔法科高校一高。それが運の尽きだ。しかもフロム脳とナインボール=セラフの魔法無効化諸々の効果のせいで魔法を教えられない(そもそもCADなので魔法自体使えない)と言う事で実技担当になった結果、全校生徒が悲鳴を上げた(CADが本体なのでガワである人間のマネキンが関節が外れる、腕脚全部取れる、生物の限界を超えた動き等ができるので)。
現在は転生者としての記憶を完全に取り戻し、原作開始付近のようで自分の弟や妹みたいに思ってるお兄様や深雪が入学するのを楽しみにしている。最近の悩みは転生者としての自分はイレギュラーなのではないかと思い、修正(自爆)するべきなのかというのと、教師を務めてから現れた自分の許嫁を名乗る謎の少女、ナインボール=チルノが自分の家どころかナインボールズに指令を送るネットワークにまで押しかけてくる事。ナインボールズのネットワークは彼とナインボール系統しか入れない…つまりそう言う事である。

もこたん♂の番外編を書いた方が良いですか?

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