守護龍として造られたらしいけど、特に護る義理はないので好きに生きます 作:シェリーザ
その作品についてですが、東方とモンハンのクロスオーバーとだけお伝えさせていただきます。
もこたん♂「それ言って何がしたいんだお前…承認欲求の塊じゃねえか」
いや、気づいてもらえるかなー…って。後人間は基本承認欲求の塊だよ。
「GYAOOOO!!!」
「CYIAAAAAA!!!」
数千万もの時を経て、かつての大戦の決着を改めて着けようとする2匹の龍…片やその時に一度は死亡、片や瀕死ではあるもの勝利と一度の決着は着いていた…だが、死亡した方の龍、ゾ・シアはその体質によって蘇り、現に彼に勝利した龍、アマツを狩る為に様々な力をつけて挑んでいる。
対するアマツは一度は勝っているからと、慢心していたのだが…先程の一件でかつての彼よりも遥かに強くなっていることに驚き、慢心を止め彼を殺す為に全力を注いでいた。
「CYAOOOO!!!」
「GUOOOOOO!!!」
アマツは戦いが始まってすぐ、その場で回転を始め周囲に6つの竜巻が起こる。ゾシアはその攻撃にはもちろん見覚えがあり、竜巻の数が違えどゾシアは攻撃を見た瞬間に翼脚に神奈子から(無断で)
「CYUIIII…!!!」
「…GUOAAAA!!!」
アマツは竜巻の対処が素早いことを見て忌々しい顔をしつつも、手を緩める事なく水球を吐き、水の高圧ブレスを放つ。それらの攻撃に対しゾシアは水耐性に全振りした妖竜結晶を生成して防ぎ、御柱で叩き割って目眩しにする。アマツは結晶の破片を前脚で払い除けつつ彼に突撃し、かつて引きちぎられたが再生して生え直っただろう尻尾のムーンサルトを放つ。
ゾシアはムーンサルトの尻尾を右翼脚で受け止め、左翼脚に握り締める御柱でアマツの頭部をぶん殴る。尻尾を平然と止められたことに動揺を隠し切れてなかったものも、頭の位置をなんとかずらして脳天への一撃を躱し胴体で受けるも掴まれながらも錐揉みのように回転し、ゾシアの拘束を強引に解く。
「GYAOOOO!!?」
「CYUOOOOOO!!!」
拘束から逃れたアマツはすぐ、空高く舞い上がり力を少しだけ溜めて解放。少ししか溜めていない筈が、途轍もない大嵐を起こしゾシアを襲う。彼は不意をつかれた事もあり、対応が遅れて嵐に巻き込まれるが御柱と結晶を地面に刺してなんとか耐えており嵐が止むのを待ち反撃の隙を窺う…が。
「CYUIAAAAA!!!」
「GUGOOOOO…!!?」
なんとアマツが嵐を突っ切ってゾシアに突撃してきており、両翼脚を使って嵐を御柱と結晶で踏ん張ってたゾシアは防御できず直撃。更には嵐によるダメージで全身の結晶が罅割れる。だがゾシアはそれで怯む事はなく、結晶が更に割れ、自分から剥がれる感覚を味わいつつもアマツに妖竜結晶と御柱をふるいアマツを攻撃していく。そうしていると…
「ほら皆さん!あの嵐を操る竜を狙って撃って下さいよ!!」
「わかってます!!」
「飛んでる方だな!?」
妖怪の山の近くで戦っていたこともあり、山に住まう天狗達が文に率いられてゾシアの加勢に入る。本来であればゾシアも遠慮なく撃ってたところだろうが、ゾシアがアマツに押され気味なのを確認した次第利害が一致していると即断して何処からかは不明だが大砲や大型弩を持ってきてアマツに弾丸を打ち込んでいく。
ゾシアは天狗達の援護をしっかりと認識しており、天狗達の被害を考えつつ御柱を振り下ろし、結晶をぶん投げて攻撃する。アマツは天狗達の砲撃を意に介してない様子だったが、それはそれとしてうざったく感じてただろう。天狗達の方に向き水球を口元に溜めて連続で放つ。だがその攻撃はゾシアが御柱で1発打ち返し、残りを結晶で防ぐ。御柱は水球との衝突の衝撃で折れてしまい、ゾシアはそれを放り投げ翼脚を拳のように固めて殴りかかる。
「GUAOOO…!!!」
「CYAAAAA…!!!」
アマツはゾシアの拳を何度も見ているが、その軌道がかつてのものと異なっている為危うく喰らいかける…が、その隙をゾシアは見逃さずアマツに組み付き地面に叩き落とす。そこからは取っ組み合いになりアマツが上になれば、ゾシアが負けじと上を取ると優劣が目まぐるしく変わっていく。
2匹の龍の暴れ狂う様子は山の木々を薙ぎ倒し、地面を抉り取るなど尋常でない様相に息を呑む文。意気揚々と彼を援護する事を決めたのは良いが、今の状況では不要どころかかえって彼を不利にする可能性が高い。彼女は自分の上司からこの場の天狗達の指揮権を委託されてる為、冷静に判断して天狗達に砲撃を一時停止させている。
「文様、これは私達は不要なのでは…?」
「そう言うわけにも行きません、彼からあの竜には一度敗北していると聞いています…風を操る事を得意としてる我々にとっても、奴は脅威でしかないので彼が勝てる様我々も多少の危険をおかしてでもこの場に来てるんです!撤退はしませんよ!」
「りょ、了解!」
一方でアマツは自分の視界に入る天狗をうざったく感じており、どうにかして一掃できないか。そう考えていた最中…ゾシアのとある姿の事を思い出し、そこから作られるであろう光景に笑みを浮かべている。ゾシアはアマツの表情を見ていないものも、良からぬことを企んでいる事をなんなとなく理解し、結晶を振り下ろす…が。
「CYUAOOOO!!!」
「GUAOOOO…!!?」
アマツが突如円を描くように空を泳いだあと、自身の前方に竜巻を発生させる…が。その竜巻はなんと横向きであり、加え着弾地点には天狗達がいる。ゾシアは初めは躱そうとするも、後ろの天狗達が目に入り仮に自身が躱せば…と考えてしまい、そしてその結果…彼は竜巻を受ける事を選んだ。
翼脚を掲げて竜巻を代わりに受ける…が、その隙にアマツがゾシアに尻尾を振り下ろし、更には水球ブレスで追撃しゾシアを山肌まで吹き飛ばす。衝突の衝撃で土煙が大きく舞い上がっており、ゾシアが吹き飛ばされた事に援護をしていた天狗達が動きを止める。
「龍護さんの巨体ですら簡単に吹き飛ばすと言うのですか…!?」
ゾシアを軽々、とは行かなくてもそれでも彼の誇るあの体格をどうこう出来る力を持つアマツに戦慄する文。次の標的は自分達ではないかと、天狗達は恐る恐るで武器を構えていたが…アマツは彼等を見向きもしておらず、視線を向けてる先であろう場所には…
「…GYUOOOO…!!!」
土煙が晴れ、其処にはゾシアの姿が現れる…彼は両翼脚から青の血を流してぶら下げており、使い物にならない事を示している。アマツはそんな彼に不敵な笑みを浮かべ、もう一息だと言わんばかりに水球を連続で放ち、ゾシアを狙う。アマツの攻撃を見てゾシアはその水球に
「っ…!龍護さん!!」
「あれ不味くないですか…!?」
「…いや、様子がおかしい?」
龍護の捨て身の行動に悲痛な叫びをあげる文、他の天狗も一部位を失って更に苦しくなる…と思っていたが此処でゾシアやアマツの雰囲気がおかしい事に気づく。ゾシアは少し苦痛そうな様子を見せているも、次の瞬間には失った右翼脚が再生した。…だが、その右翼脚は普段の結晶に包まれている白のものではなく、悍ましさが溢れ出る黒の翼脚に変わり果てていた。
「…なん、ですか…あれ?」
「…GAOOOO!!!」
天狗の1人がそう呟くのも無理はない、更にゾシアは使い物にならない左翼脚を根本から引きちぎり、再生させる…右翼脚と同じ、悍ましく蠢く黒の翼脚を。ゾシアの衝撃的な変化に、畏れを抱く天狗達。文はアマツの笑みを見ていた為、この事で笑っていたのかと思いつつも周りの士気を上げるため、そしてこのまま状況が悪化すれば孤立してしまうだろうゾシアのために命令を下す。
「……例え彼がどんな姿に変えても、私達は彼を援護します!総員、嵐の竜を狙い撃て!!」
『は、はい!!』
「…CYAOOOO…!!!」
文は一応自分達の上司であり、アマツの脅威度から天狗達は混乱する事なく、アマツに狙いを定め続ける。アマツは自分の予測してた展開にならず、つまらなさそうにしていたが…それはそうと、容赦せずに水球を連続で放ちゾシアに突進していく。
「GUOOOOON!!!」
「CYUAAAA!!?」
だがゾシアは水球を妖竜結晶で防ぎ、それをぶん投げてアマツを撃ち落とそうとする。アマツは投げられた結晶の軌道が見えている為余裕綽々で回避するが…その先にはゾシアの黒の翼脚が待ち構えており、頭部を掴まれて地面に叩きつけられる。更にそこから地面に引き摺られて放り投げられる。そしてゾシアはそこで終わらず、大きく跳び上がりその勢いを翼脚に乗せアマツを叩きつけて一度距離を取る。
「CYII…!!!CYUOOOOOOO!!!」
「うぐっ!?耳が…!!」
「GUU…!!GUOAAAAAAA!!!」
アマツはゾシアの行動に激しい怒りを示しており、天を仰ぐようにして叫んだ瞬間、体色が白から焦げた黒…ではなく、アマツの憤怒を示す漆黒へと変わっていき空模様も曇り空から赤紫の空へと変わる。ゾシアは前回では空模様が変わっていた事を微かに思い出しつつ、アマツが真の力を解き放ったのだと理解し妖竜結晶を生やして翼脚に握り身構える。
「CYUOOOOOO!!!」
「GOAAAAAAAAA!!!」
少しの間だけ睨み合っていた2匹の龍だが、嵐の龍が先に仕掛ける。アマツが勢いをつけて尻尾をゾシアに振り下ろし、ゾシアはそれを軽々と躱す…だが、尻尾が叩きつけられた地点から三方向に向かって落雷が発生。ゾシアが持っていた妖竜結晶に稲妻が飛び、着弾を確認したゾシアは急いでアマツに向かって結晶を投擲。
アマツはそれを水球で対応し、結晶が空中で蒼の光を放って爆発を起こす。爆発の衝撃で両者(と天狗)が一度退がるもすぐにアマツは突進、ゾシアは妖竜結晶を発生させながら突撃。両者が共に激突するが、お互い譲り合うことなく頭をぶつけ合って力の押し合いになっている。
「GUOOOO…!!!」
「CYUOOO…!!!」
そしてその均衡を破ったのは…ゾシアだ。彼は両前脚で地面から結晶を生成。アマツの腹部を不意打ちし、不意打ちにより力が緩まったアマツの隙を突くように胴体を掴み、そのまま地面に叩き落として翼脚で肘打ちを喰らわせる。肘打ちを受け、少しよろけているアマツだが怒りで水球を連続で吐き、水圧レーザーブレスを放つ。
ゾシアはそれらの軌道を確認して回避、防御してアマツに近づき殴りかかる…が、アマツも既にある程度距離を取っており回避されてしまう。彼は追撃に結晶を投げ、アマツはそれを再び回避…した先に結晶を生成され、その結果鰭を裂いてしまう。これ以上時間を掛ければいつ狩られてもおかしくないと判断したか突如その場で横回転を始める。ゾシアは近づかなければ何もない、そう考えてやり過ごそうとしたが…
「GUAAAAA…!!?」
「CYIOOOOOO!!!」
なんとアマツの回転が終わった後、その場に紫色の低層竜巻が発生しそれがどんどん拡大していく。竜巻の風圧でゾシアは一瞬怯んでしまい、アマツはその隙を見逃さず追撃に尻尾に雷と旋風を纏わせ、それを車輪状にして放つ。ゾシアは雷輪と風輪を避けようにも風圧のせいで回避が難しく、致し方なく地面をぶち抜いて相殺する。だが…
「CYUOAAAAAAA!!!」
「GOAAAAA…!!?」
上空に泳いで行きゾシアの位置を捉えていたアマツ。アマツは容赦なく彼に水圧レーザーを放ち、それを顔面に命中させていく。ゾシアは顔面にブレスが命中し、結晶ごと彼の右半分が消し飛ばされた為失った部位を抑えていたが…アマツはそんなこと知るかと言わんばかりにムーンサルトを放ち、ゾシアを吹き飛ばす。
「龍護さん!!皆さん、損害と復旧の状況は!?」
「此方の兵器は風で約七割方やられてて、復旧はその二割しか進んでません…!人員も三割ほど負傷しています!」
「…くっ、やってくれますね…私も何か武器があれば…!」
再度吹き飛ばされたゾシアに杞憂の声をあげる文。彼女はそばにいた鴉天狗に天狗の被害状況と、兵器の復旧具合を尋ねるが…あまりよろしくなく、暴風と落雷の影響で天狗達にも被害が出始めている。苦しい状況に愚痴を吐き、自分達も武器があればゾシアの手伝いぐらいは出来る…そう考えていた。だが…
「…GUOOO…!!!」
「CYUAAAA…!!」
「龍護さん!無事だったんで…す…」
ゾシアがなんとか体勢を立て直し、アマツに向き合う。その様子を見て彼が無事な事に安堵していた文だったが…彼の頭部を見てその言葉が詰まってしまう。今の彼は左半分は普段の結晶で覆われているが、右半分からは翼脚と同じく蠢く黒の肉塊と、悍ましき角が生えてきており彼が結晶で隠していた姿を見て息を呑んだ。
アマツはゾシアの暴蝕形態に笑みを浮かべており、どうやら彼が天狗達によって討たれる事を望んでいる様子。ゾシアは右翼脚で顔を押さえており、頭痛か何かで苦しめられているようだが…左翼脚には結晶を握っており、まだ戦う意思がある事を示している。ゾシアの悍ましい姿になっていくのを見て、天狗達はアマツのみならずゾシアにも恐怖を抱き始めるが…
「皆さん!!彼は…龍護さんは!我々、ひいては妖怪の山のために戦ってくださっています!!その彼の気持ちを、仇で返すような真似は絶対にしないでください!!もししたら…私が、例え厳重な処罰を受けようと処分します」
文の珍しい真面目な雰囲気と覇気を持たせた発言で、天狗達はゾシアへの恐怖をなんとかほぼ無理やりではあるが収めていく。たがここでアマツがようやく彼女が天狗達の指導者だという事に気づき、文を始末するために上空へと泳ぎ力を溜め始める。ゾシアはアマツのその構えを知っている為、なんとか止めようとするが…文達の事を顧みて此処は防衛優先という事で、文達の前に結晶の壁を厚く生成し自身が、止めれなくても出来る限り妨害してやるという事で大きく跳躍しアマツに掴み掛かる。
「GOAOOOO…!!!」
「CYUUU…CYUOAA!!!」
しかし抵抗虚しく、アマツに振り解かれてしまいゾシアは地上に落ちる。そして…邪魔される心配がなくなったアマツは高らかに宣言するかのように天を見上げた後に、巨大な竜巻を起こす。ゾシアはその中心部にいており台風の目の原理で無事であったが、アマツが降りてきて彼の頭部を掴み無理やり嵐へと引き摺り込んだのだ。
「GYAOOOO!!?」
「CYUAAAA…!!!」
無理やり引き摺り込んだ為に自分も傷つくが、それ以上に消耗が激しくなってきているゾシアは結晶が割れていた事もあり頭部を吹き飛ばされる。ゾシアは自慢の再生力で頭部を再生させようとするが…竜巻が止み、とあるものを見つけたアマツはそれをゾシアの頭にブッ刺した。そのものというのが…神奈子の折れた御柱だ。
再生箇所を塞がれ、頭部を再生できなくなるゾシア。幾ら不死とはいえ、流石に脳を失った状態で動く事はできない。彼は傷口に感じるはずのない激痛を感じながらその身体が倒れ、アマツは念の為と言わんばかりに折れた御柱のもう片方を彼の胴体に突き刺す。そうしてアマツは勝ち誇るように咆哮を上げるのだった。
「っ…!!龍護がやられた、紫の隙間と私の扉でこっちに転送するから吸血鬼の執事、紫の狐竜、山の虎竜!龍護が復活するまでお前達で持ち堪えてくれ!!」
「龍護さんが!?そんな…!!」
「…彼がやられる程とは、あの雷神龍…いえ、彼女を超える力をあの龍は持ってるわけですか」
「…なんとか、がんばる…」
一方此方は永遠亭。ゾシアとアマツの戦いが始まり、ゾシアの力を引き上げていた隠岐奈はすぐににとりやメル達をここに呼び寄せ、龍護の切り札…収束破龍砲の建造を進めていた。現在は約9割まで完成しており、残すところ後もう少し…そんな中で、ゾシア…龍護がやられてしまったのである。
「扉を開けるぞ!紫、お前は龍護を!」
「分かってるわよ!」
「それじゃあ先に行きます!」
「生きて帰れれば嬉しいですねえ…」
「…ふきつ、なこと…いうな」
隠岐奈が扉を開く準備ができ、一斉に解放される。3人の竜・龍はやられた龍護の代わりに戦場へ行き、龍護はこの場に来るのだが…
ドオオオオオオン…!!
彼の巨体によって鳴った音で、一斉に振り返る。そしてそこには…首、胴体に御柱を刺されて再生が出来ず、横たわる龍の姿の彼だった。彼の姿を見た永琳は作業中であったにも関わらず、それを放り捨てて彼の元へ駆け寄ってくる。
「龍護さん!!ここまで酷くやられているなんて…!!」
「…龍護の言ってた、かつて起きた黒の竜と嵐の竜の戦いにいたっていう話は、本当だったのね…」
「今はそれどころじゃない、まずはこの御柱を抜いて龍護が再生出来るようにしてやらないと!」
「彼の治療に有効な場所を知ってるので、そこへ連れて行きます!河城さん、しばらくお願いします!」
「私もついていくわ!」
「あいよ、龍護を頼んだよ…!!」
一先ず彼の血を多く流させない為にも御柱をそのままにし、龍の姿のまま彼を例の場所…龍灯へ連れていく永琳と紫。2人は龍灯に到着後、御柱を抜いて傷口を治療し、龍灯の中へ彼を入れる。彼の体質的に薬が効かない為彼への治療法はこれしかない…それはさておき、龍護の治療を終えた2人は彼から頼まれていたものを完成させる為に、永遠亭へ戻ったのだった。
クソ!アノ野郎、ヨクモヤッテクレタナ…!!俺…達モ前ヨリモ遥カニ強クナッタトハ思ッテタガ、マサカ奴モ自傷ヲ躊躇ワズニ殺シニクルトハ…甘ク考エテタナ。…イヤ、今ハソレドコロジャネエ。白ガ俺トノ意識ガ混ザッタ状態デ死ニヤガッタ…
俺ハ前ヨリ自分ヲハッキリ認識シチマッテイル、コノママジャ俺トノ意識ガ混濁シタ白ガ最悪人格破綻ヲ起コシチマウ…!どうすればいい……本格的にマジィな、今まで俺の思考というか、言葉にはモヤみてぇのが掛かってたが、それがなくなってきてやがる…!!俺が白を取り込んじまうのも時間の問題だ…!
あの設計者とやらめ、俺が俺という自覚を持ってからこの身体のことを調べてたが…白が瀕死になったり、死ぬたびに俺が強まるように設計してやがった…そして、
………そう、だな…俺も色々と暴れさせてもらったな…俺だってそりゃ生きたい、生きたいが…俺と違って、白には帰りを待つ女達がいる。…白の紛い物の俺が、帰ってきたところで女達は喜ばねぇ…白には悪いが、俺はここでお別れになりそうだな。
なら最後にやっておきたいこととか考えるか。そうだな、辞世の句とやらでも詠んでみるか?…良いや、俺にそんなことできる技量と容量ねーや…純粋に警告を残しておくか、
白、絶対勝てよ。
おまけ 龍護と黒龍護の関係
古代都市時点
お互いに詳細を把握していない為、一先ず龍護は嫌っていた。
諏訪大国時代
アマツとの戦いで諏訪子を殺しかけた為、かなり嫌う事になった。
平安時代
此処で対話が可能に、黒龍護に自分の感情をぶつけるが、黒龍護が対話の意思を示して彼と話に龍護が応じる。この時での龍護からの印象は自分のないものを持っている破壊衝動…らしい。
幻想郷誕生前
お互いに護竜計画の被害者だと認識し、一先ず嫌うのは止めた龍護。だが黒龍護との意見の食い違いなどから嫌ってはいないが仲も良くなっていない。
幻想郷誕生後
色々あって最終的に共に戦う仲間と龍護が渋々認める。あとはお互いに正反対な性質だったりするのを正式に確認し、それについての話し合いがあったとかなかったとか…。
というわけで此処で黒龍護君が永久離脱、これも全て怨霊の仕業なんだ。次回は黒龍護の代わりにあの狼が参戦します。あと黒龍護の自我等が一気に強まった理由は…隠岐奈にあります。詰まるところ隠岐奈は戦犯…ではないが、それはそれとしてやらかしもしてくれた。
何かしら人気ありそうな方々で人気投票をやってみた
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白崎龍護
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八雲蒼焔
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クロ君
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メル・ゼナ
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怨嗟マガイマガド
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ヌシジンオウガ
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藤原妹紅♂
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鋼華刹那
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マガイマガド(コテハンニキ)
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ゴルベーザ
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ハン
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イストワール(図書院長)
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シン
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霍青娥(やべー方)
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作者「え?」
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ラインハルト卿