守護龍として造られたらしいけど、特に護る義理はないので好きに生きます 作:シェリーザ
???「ラスボス頑張ります」
黒龍護「頼むから白が死ぬから帰れ」
アマツマガツチの討伐を終え、豪雨によって一時期洪水やら水浸しの危険があった幻想郷だが…雨の処理も終わり、今回のアマツ事変の原因の一端でもある守矢神社にて異変解決の祝いの宴会が開かれていた。
「あの時は本当に死ぬ所だった…龍護に来てもらえて助かったぜ!」
「…ほんと、危なかったわよ。これに懲りたら竜の力を使うスペルカードの出力を矢鱈にあげたりしないことね」
「…すまない、早苗にはもう言ってるから赦せとは言わないが…本当にすまなかった!」
「あの時何もできなかった私に言われても困るわよ、それは龍護さんに言ってちょうだい」
「無論わかってるさ」
魔理沙が本当に死にかけた人間とは思えない飲みっぷりで前の宴会と変わらず酒を飲み尽くしており、霊夢は早苗の使ったアマツの力が込められているスペカの使用を制限することを神奈子に言い渡す。今回のことは神奈子も重く受け止めており、早苗にはキツく言っておいたようだ。さてそんな早苗だが…
「それでそれで!龍護さん、私の先祖様ってどんな人でしたか!?」
「…お前と同じく、好奇心旺盛な女性とでも言おうか。…だが、俺もすまんが記憶があやふやになっててな…間違ってないよな、諏訪子?」
「まあそうだね、好奇心旺盛なのは確かだね…」
彼女は現在、龍護に自分の先祖について聞き詰めており龍護も彼女の先祖…杠葉に関する記憶を思い出しつつ、胡座をかいてる自分の足の上にいる諏訪子に誤った部分がないかを聞きつつ早苗に教えていく。…彼の足の上に座る諏訪子を永琳が凄い目で見ているが、3人とも残念なことに気付けていなかった。それはさておき、龍護は永琳の方に振り向き。
「…永琳、ありがとうな。あの時俺の言うことに従ってくれて」
「…いえ、此方こそ。龍護さんがあの竜を上手く誘導してくれたから、私達が奴を撃ち抜く事が出来ただけですし」
「…そうだとしても、本当にありがとうな」
「このままじゃ無限ループになる気がするので、そろそろ宴会にも混ざりましょう」
「…了解した」
実はも隠すも何も、龍護は彼女にアマツとの戦いの時、彼は永琳に向かって収束破龍砲を撃てと叫んでおり永琳は彼の言葉通り彼ごとアマツを撃ち抜いたのだ。仲間ごと撃ち抜くというのは本来中々に覚悟がいるのだが…それは彼等がある種の絆で結ばれているからできたのだろう。この2人は人(龍)の心がある為苦痛にも感じそうだが、お互いを信頼している証拠でもある。そんな2人の会話を遠目で見ていた周囲はと言うと…
「…あれで竜の方は薬師を好きじゃないと言ってるのか」
「弄る分には楽しいので私的には問題ありませんけどね、彼が永琳さんと何か進展があっても弄れたら良いんですがねぇ「お前はその嗜好をどうにかしろ、それのせいで私も被害に遭ってるのだが」さあ、なんのことやら」
「メル〜!この山菜美味しいわ、一緒に食べよー!」
「はいはい、分かりましたよ妹様」
紅魔館当主のレミリアは彼等…特に龍護に対して少々引いた目を当てており、メルはレミリアの言い分を肯定しつつも、自分の遊べる要素が少なくなるので精神的に変化がきたとしても残して欲しいと告げる。レミリアはメルのそのサディスト気質をどうにかしろと言うが彼にはぐらかされ、静かに拳を震わせていた。尚メルはフランに誘われ酒と食事を優雅に楽しんでいる。
「私も一時期彼に惹かれてたけど…まあ、あれを見たらねぇ」
「龍護殿も悪気はないと思いますよ、仮に悪意あってあれを演じてたら相当な性悪ですが…」
「龍護さんはそう言うのをあまり好んでませんし、多分本当に悪気なしだと思いますよ。それはそうと紫様、僕と藍さんの尻尾の狭間でだらしなくお酒を飲まないでください。元々ない威厳が更になくなりますよ」
「蒼焔が急に辛辣になった…!?」
紫達の方も龍護の鈍感さ、或いは別の何かに対して苦言を呈する。一時期彼に惹かれてた時もあったそうだが、そうなったら永琳が強敵過ぎると言うことと彼の恋愛感情の無さに諦めた模様。藍も龍護の永琳に対する応対に少々杞憂してたりしてるが…彼となんだかんだ長くいる蒼焔が藍の言葉を否定しつつ、藍と自身の尻尾に包まると言う欲張りセット状態で酒を飲まないで欲しいと頼む。優しい蒼焔から突然棘のある言葉が出てきて紫は泣いていた。
「椛〜?なーんーで、数百年も侵入者…竜を匿っていたんですかぁぁぁ!?」
「す、すみません…!でも上に報告したら確実に彼は殺されてたんですよ!?匿ってた事は謝罪しますが、彼を責めるのはやめてください!」
「…まあ、今回の戦いの功績者なので私もとやかく言うつもりはありませんけど…次から竜を匿う時は報告してください、貴女が余程の竜を匿ったりしない限りは私も上に提言しますので」
「…分かりました、次からはさせていただきます」
一方でアマツ討伐戦での立役者、椛と雷牙だが…椛は上司の文に説教されていた。と言うのも彼女は自分達にとって危険な竜を匿っていることを上層部に黙ってた訳なので、幾ら今回の戦いで活躍したとは言え処分されて当然…ではある。だが今回の戦いの事と文の上への提言もあり厳正な処罰はなかったが、椛は雷牙のお目付役を命じられた。椛としてはその処罰は感謝しており、普段は嫌っている上司だがこれに関してはしっかりと文に謝罪していた。
「…分かってるなら良いんです、私だって貴女と彼みたいな優秀な人材を手放したくありませんし」
「文さん…」
「後彼がいたら貴女と彼関連の新聞のネタが撮り放題ですしね!」
「…」
珍しく真面目な雰囲気を漂わせていた文を尊敬していた椛だったが…その後の言葉に文をゴミを見るような目にすぐさま移り変わった。因みにこの時の雷牙は、今回の宴会の盛り上げ役に来ていたプリズムリバー姉妹に可愛がられていた。そして…
「…華扇」
「はい、なんですか?」
マガドが全員から離れて華扇と話をしており彼等の話に聞き耳を立てる組と、永琳と龍護を見る組に分かれていた。プリズムリバー姉妹や雷牙、妖夢に幽々子、輝夜に鈴仙、妹紅などが影でマガド達を見守っていたのだが…
「…その、だな…おれ…と、つがいに…なって、ほしい」
「…はい!?」
マガドから飛び出た爆弾発言で華扇は顔を真っ赤にさせており、野次馬達は歓声を静かにあげていた。ただ雷牙君はマガドの話す人間の言葉をまだ理解していなかった為、野次馬が盛り上がっている理由がよく分かっていないようだが。兎に角、マガドのある種の告白に華扇は驚きと緊張で固まっていた。
「…ほこりを、うしなった…おれ、に。華扇は…ずっと、ともに…いて、くれた。
「…え、えっと…その、わ、私も…
「…!あり、がとう…」
『おおおおお!!!』
だがマガドの言葉が後押しになったか、或いは両者が共に両片思いだったからか。マガドの告白を華扇ははにかみながらも承諾し、マガドはそのことに安堵したか息を吐いて姿勢が崩れる。その様子がおかしかったのか華扇が笑い、それに釣られてマガドも笑う。宴会の場にて、竜と鬼の夫婦が誕生した瞬間であった。
この事に野次馬は静かながらも盛大に盛り上がり、それに付き合ってた雷牙はなんで彼女等が盛り上がってるのかを変わらず理解していなかったが、とりあえず何かいいことでも起きたのかと思い神社の外で2人と野次馬の様子を見ながら椛に前教わった、めでたい事が起きた時にする拍手というのを自分の両前脚を器用に使ってやっていた。
「…向こうが騒がしいな?」
「…なんでも、マガドさんと華扇さんが結婚するそうですよ」
「…そうか、2人に土産を作ってやらねばな」
その頃2人から離れていた龍護や永琳、彼等を見つめていた者達はマガドの告白を聞いておらず、野次馬が盛り上がっていた理由を知るのが遅くなるのだった。因みに文はスクープの瞬間を逃がしたと涙を流してたとか。
715:星々巡る不死鳥
スロー、スロー、クイッククイックスロー…平伏しろ!企業を害するセラフめ!
716:一高教師の❾=熾天使
この人改造人間とかじゃねぇのにめちゃくちゃ強え…!!
717:旅する金属生命体(分体)
まあよく僕(本体含めて)と一緒に悪さしてますからね
718:ひとつなぎの魔神さん
妹紅ニキのAC操作技術凄いなぁ…流石にレイヴンやフロイトとかには及ばないと思ってたけど、全然フロイトレベル以上はあるんじゃ…?
719:星々巡る不死鳥
AC触り始めたの時代はロボボ終了後からだからな、流石に最初はAC初心者みたいな動きしかできなかったが…そこは年季の差ってやつよ
720:不運の男
フロイトもよくよく考えれば、強化調整を受けてないただの人間だからな…そう言う奴等がレイヴンになったりするんだろうな
721:引き換えチケット
>>719
微妙に説得力あるのが腹立つわね…
722:名無しの白熾龍
アマツマガツチの討伐成功報告をしに来たのだが…アーマード・コアか、目で追いつくのがやっとだな
723:第八世界存在いーすん
お帰りなさいです、イッチさん!
724:廻る呪いの赤い霧
遂にアマツマガツチ討伐…これで残りは東方の異変や乱入してくる竜の討伐・撃退か
725:呪霊喰いの神モドキ
>>722
何気にACの高速移動を目で追えるのヤバすぎでしょ
726:星々見渡す破滅因子殿
それは置いといてだ…アマツを討伐する際、何か問題は起きたりしなかったか?
727:名無しの白熾龍
…黒が、アマツの討伐を俺に託して…消えた
728:幸運と不幸の死霊術師
…まじか
729:メタルの神in神喰い
…って事は、今のイッチは黒?が制御してた破壊衝動も抑えてる感じ?
730:名無しの白熾龍
…ああ、そうだな…今になって黒の偉大さに気付かされた…彼奴には感謝を述べるべきだった
731:一斬必殺の鳩
まあ今更だけどよくよく考えると、イッチの抱えてた破壊衝動を全て纏めてたからね…そうなると黒が居たから、イッチも生きてた感じっぽいかな
732:ワンピ世界の国背負いの蛇神龍
何気にイッチが二重人格者?だったのがびっくりだなぁ…いや、二重人格者が悪いと言ってる訳じゃないよ。ただ…そう考えると黒?がこのスレに現れなかったのが気になるけど
733:旅する金属生命体(分体)
僕の本体のヒーローチームの1人にアレルヤさんとハレルヤさんが居ますけど、ハレルヤさんはスレッドに参加出来てたんですよね。と言ってもハレルヤさん自体はアレルヤさんの転生特典で、アレルヤさんと記憶を共有してたからスレッドに参加出来てたみたいですけど…イッチさんの場合は特典じゃなく、そもそもゾシアの肉体に眠る破壊衝動に意志が宿ってた…とかじゃないんですかね?
734:蒼の月光
アレルヤニキとハレルヤニキがスレッドに居たのはそう言う事なんだね…そう考えたらイッチに宿る黒は転生者じゃないから…って言ったところかもね
735:歌の魔王withシェム・ハ
凄え深刻な問題だよな…
736:このすばでいいですとも!
あー…この度討伐戦での度重なる負傷(8割以上が味方からの攻撃)やアクセルでの統治等で働き詰めて疲労困憊で倒れたりを続けた結果、ウィズさんと結婚する事になりました。しばらくは忙しくなるし多分浮上しねえと思うからそれだけ言いにきたぜ
737:マガニャン
(祝福の)合掌〜!
738:幸運と不幸の死霊術師
(遥か遠くに浮かぶ星に)合掌〜!
739:蒼の月光
(思い願い夢を見る)合掌〜!
740:ひとつなぎの魔神さん
(共に生きていくから)合掌〜!
741:このすばでいいですとも!
>>737
>>738
>>739
>>740
補足つけたら許されると思うなよ
742:星々巡る不死鳥
これが俺の、
743:一高教師の❾=熾天使
まだだ、これからもっと、面白く…!?ウワァァァァァ!!!(第二隊長閣下)
744:バイオ娘娘
あぁ…良いッ、凄く良いですわ!!妹紅さんが全てを焼き払う、まさに地獄の業火を体現する技術と火力…最高に素晴らしい!!!
745:廻る呪いの赤い霧
…レイヴン級の腕前を持つアホ達の勝負も終わったみたいだし、そろそろ俺は職務に戻るか
746:名無しの白熾龍
俺も…そうさせて、もらう…
最高の盛り上がりを見せた宴会が終わり、異変が起きるまで平凡な日常が過ごせる…幻想郷の管理者、八雲紫はそう考えていたのだが彼女にとって見過ごしにくい問題が宴会終了後の一カ月後に発生した。
「迷いの竹林で妖怪と竜の数が緩やかではあるのですが、減少傾向にあるんです。永琳先生や妹紅さんに聞いても分からないらしくて…」
「…竹林の妖怪と竜が…ね。分かったわ、私が調査しておくから蒼焔はゆっくりしなさい」
「…分かりました、紫様」
なんでも竹林の妖怪が減少しているらしく、自分に報告してくれた蒼焔に休憩を与える。蒼焔は彼女に一礼後襖を閉めてその場を立ち去り…蒼焔が立ち去った後に彼女は呆れが感じられる表情をしながら隙間を開き始める。
「しかし竹林ねぇ…龍護が何もしてなかったら良いのだけど」
彼女が呆れているのには勿論訳がある、妖怪と竜の数が減少してる迷いの竹林にはかの護龍、白崎龍護が住んでいる。彼は基本自分から妖怪や竜には手を出さないのだが、永琳に手を出されたら殲滅しに掛かる、紫が頭を抱えたくなる龍なのだ。
だが先程述べた通り、彼から手を出すと言うことは少ない。更に言えば竹林に住まう妖怪は全員龍護と永琳との関わり方を心得ている。彼が手を出すとしたら新米妖怪か、彼の地雷を踏み抜いた馬鹿のどっちかが大半だが…兎に角、彼女は竹林に隙間を繋げて竹林に出る…と。
「…血生臭いわね…近いところに出ちゃったかしら」
血の匂いが蔓延っており妖怪の血が騒ごうとしてるのをなんとか鎮める紫、そのまま原因解明の為歩く…そうして数分後。彼女は目的の人物の背中を見つけ、そこに駆け寄っていく。
「居た居た…龍護〜、最近竹林で妖怪と竜が減少してるらしいのだけ…ど…」
目的の龍護と出会い、いつものように緩く話しかけていく紫…だが彼女は龍護が向いてる先に広がる光景を見て絶句した…彼の目の前には妖怪や竜の死体が彼方此方に散らばっており、惨殺されてるものから一瞬で殺されたものまで居る。
この光景に紫は息を呑み一度彼から離れ、彼にここで何があったのか、或いは何をしたのかを問い詰める。
「っ!?なによ…これ…!?貴方がやったの、龍護!?」
「…」
紫の叫びが聞こえたのか、彼女の方に振り向く龍護…彼の身体や仮面の結晶には妖怪や竜達の返り血を浴びてるからか真っ赤に染まっており、彼は初め黙ったままだったが、頭を抱え地面に膝を着けて彼女の問いに答えた。
「…紫、すまん……俺は…俺は…」
「…良いから、落ち着いて話してちょうだい」
「…俺は、奴を止めれない…いつも奴に乗っ取られて、気づいたときには全てが終わっている…本当に、本当にすまない…!!」
「…とりあえず貴方がその、奴というのに操られてるのは分かったわ。ただ…その奴っていうのは何?」
「…俺でも詳しいことは言えない、すまない…」
どうやら彼は何者かに身体を乗っ取られ、気づけば妖怪や竜を狩っていたらしい。一先ず龍護本人に非はないと仮定した紫は彼を操る者の正体を彼に尋ねるが…彼はその問いに答え辛そうにしており、紫もこれ以上踏み込むのは厳しいと判断してか、彼に対する封印処置などを考えていたのだが…逆に龍護からこんな提案がされた。
「…紫、俺を
「…良いの、そんな事したら八意先生が…」
「俺が奴に乗っ取られて暴走して永琳を殺すより、あの場所で封印されてる方が遥かにマシだ」
彼の提案に思わず口を出してしまう紫だったが、彼の強固な意思の返答に黙ってしまう。そうして紫は彼からの真剣な眼差しを受け、八雲紫と言う一個人で彼に肩入れするか、幻想郷の管理者として彼を封印するか…彼女が選択したのは。
「師匠、この薬を持っていけば良いんですね?」
「ええ、雷牙さんへの薬はそれです。それを妖怪の山まで持って行ってちょうだい」
「わかりました、行ってきますね!」
…鈴仙も随分良くなってきたわね、最初は心を病んだ脱走兵で中々に大変だったが、彼女も調子を取り戻したのかてゐの罠に引っ掛かることは多々あるけど笑ってることが増えたわ。…私も、龍護さんと一緒に笑って行けたら良いのだけどね…
「…出てきなさい、そこにいるのでしょう…八雲紫」
「あらあら、気づかれていましたか」
少し沈んだ気分が胡散臭い彼女のせいで更に沈んだ、適当に薬でも打ってやろうかしら。それはさておき八雲紫がこうして来るのは珍しい事…と言うわけではないが、それでも重要な事があるからこう言う現れ方をする。詰まるところ、彼女には何か話があるに違いない。
「話があるなら手短にしなさい、私は忙しいので」
「そう、では手短に…幻想郷の守護者、白崎龍護を
…なんですって?龍護さんを、
「ふざけないで、つまらない冗談は嫌いなのよ私は…!」
「冗談ではありません、彼がそう望んだのですよ…自分を封印して欲しいって」
「…そんな、どうして…!?」
「…彼が言ってました、自分が最近竹林で起きてる、妖怪・竜の惨殺の元凶であると。私も現に見てしまったのよ、彼が妖怪や竜の屍の山を築いてた所を…」
…彼はそんなことをする人間じゃない、絶対に何か、何か訳があるはず…!彼が誰かに操られているだとか、誰かが彼の怒りを買っただとか…!!
「そして彼の処遇について、彼からの伝言を預かっています。『永琳やメル達を呼んで、俺の言葉を伝えて欲しい』…と。明日この永遠亭で会議を開きます、準備等を進めておいてください」
龍護さん…どうして、どうして私にそんな事を黙ってたのよ…そんなに私は、貴方にとって信頼できる人間でなかったの?頼れる人間でなかったの?…彼に頼られる人間じゃないのが、凄く悔しい…!
「…それと貴女に対しての彼の伝言よ。『俺のことを皆に伝える時が来た、俺は暫く動けないから、すまないが説明を頼む』…だそうです。…彼はまだ何か隠しているの?」
……そう、龍護さん…貴方もあの過去を話すのですね…分かりました。ならば私も、忘れ捨てたあの忌々しい、計画を思い出すのと同時に貴方が生きていけるように弁解します。
だから…貴方が帰って来れるように私も尽力させてもらいます。
おまけ 黒龍護のその後
アマツとの戦いにて、龍護を生かす為に消滅した黒龍護…破壊衝動の塊で、何もできないと自虐していた彼だったが、現在はと言うと…
「はいヨ、コレがお前さん宛ての書類だ、地獄の女神サマ」
「ありがとう、黒ちゃん♪」
「…そのちゃん付けやめてくンネ?アンタにとっちゃ俺は赤ん坊同然だろうケド、恥ずかしいんダワ」
「えーどうしてよん、私の可愛い部下だからちゃん付けしてるのに嫌なの…?」
「嫌だから抗議してんダヨ」
地獄の女神、ヘカーティア・ラピスラズリの元で働いており前に人の姿で現れた際の姿で、ヘカーティアの書類処理や雑用を熟していた。何故消滅していた彼が肉体を持って今生きてるかだが…地獄の女神に興味を持たれ、面白半分で肉体と役割を与えられたからである。
「…ハァ、抗議が聞き受けられねぇ以上、これならあの閻魔サマの元で働こうカナ…そうすりゃあの死神弄れるシ」
「…へぇ…私と言う主が居ながら他の主の話をするなんて…イケナイ従僕には教えてあげないと、ヘカーティアという女神は信仰や上下関係に厳しいってことを…」
「元々裁かれるの待ってただけの俺を拾ってくれたのは感謝してるゼ、それにさっきは冗談で言ったが…どっかの誰かさんのせいで、義理とかそう言うのは守る元龍になっちまったんデナ。アンタの元を離れるつもりはサラサラねーヨ」
…こんな会話をして最終的に馬鹿笑いするのが2人の日常であり、黒龍護の新たに得た密かな楽しみでもある。龍護の持ってないものを持ってる黒は、龍護と彼の付添人である八意永琳の事をヘカーティアに悟られなように思い出して憂慮する。
(…今頃白は、奴と死に物狂いで戦ってるだろうな…けど、白には悪いが…奴は俺とも互角に戦えた、多分破壊衝動を失った白では…助けに行けなくてすまんな、白…薬師さんも、白を助け出せれば良いんだがな…)
「ちょっとぉ、さっき良いこと言ってくれたばっかなのに他の奴のこと考えてるの〜?」
「悪いって、俺の親友と親友の彼女の行先を杞憂してテナ。アイツ等、滅茶苦茶ヤベーから怖えんだよナァ…」
「親友って…貴方の宿主こと?」
「ま、迷惑ばっかかけたケド」
彼は龍護達の未来を不安に思っていたようだが…その不安は残念な事に、的中してしまう事になる…
友人C「あー!あー!!テメェ、やったな!?やりやがったな!?」
友人D「アマツがラスボスじゃなきゃ、一体誰がラスボスかと思ったが…そう言うことかよ、性格悪りぃな」
まあアマツがラスボスでも良かったのですが、それではなんか…と(作者が)なったので。後龍護君のラスボス化については黒龍護の消失が要因的にかなりキツかったりします。具体的に言うと…黒龍護がゾシアの自我を牽制、抑制してた感じですね。
2作続けてラスボス系主人公(今作はガチモン)を書く事になるとは連載初期には思ってもいませんでした(棒読み)。
何かしら人気ありそうな方々で人気投票をやってみた
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白崎龍護
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八雲蒼焔
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クロ君
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メル・ゼナ
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怨嗟マガイマガド
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ヌシジンオウガ
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藤原妹紅♂
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鋼華刹那
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マガイマガド(コテハンニキ)
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ゴルベーザ
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ハン
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イストワール(図書院長)
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シン
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霍青娥(やべー方)
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作者「え?」
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ラインハルト卿