守護龍として造られたらしいけど、特に護る義理はないので好きに生きます   作:シェリーザ

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ゾ・シア君が今回で月への移動計画を知ります。

???「月への移動…楽勝ですね」

だから君の出番まだ先なんだって!!勘弁してくれ!?

とある日の作者。(その2)

作者「さーて、ゾシアの方も投稿終了、っと。…竜乳結晶を割と無理やり通したけど大丈夫かな…?あとヒロアカ劇場版のを書いた方がいいのかね…?」

ハーメルン開きます

作者「!?高評価とお気に入り、コテハン募集が…増えている!?…感動の嵐だ…!!」

前作から来た方も、今作から来た方も皆様本当にありがとうございます。それと今作では物語シーンが増える方針になります。スレの量は恐らくいつもより減りますがね。
そう言えば今作のヒロインだけど…非常に、ひっじょーに!!残念な事ながら…私の好きなもこたんでも、らいこっこでもないんですよね(泣)。かと言ってサグメでもないよ。…実は初回から登場していたりする(盛大なるネタバレ

それとコテハン募集は残り3人です。


第6話

護竜オドガロン亜種を見事討伐した1匹と1人は翌日、都市の外の龍灯があった跡地にて今日も今日とて会っていた。

 

「こんにちは、ゾ・シアさん」

 

「GUO」

 

永琳がゾシアに手を振り、ゾシアも翼脚で振り返す。側から見れば異常とも言える光景だが彼等にとってはいつも通りとも言える様になってきた光景だ。…しかしながら、永琳はなぜか少し悲しそうな顔をしている。ゾシアはそんな永琳の顔に気付き、何故そんな表情をしているのかがわからず、首を傾げているのだが永琳は…

 

「…GUU?」

 

「…いえ、大丈夫。心配してくれてありがとう」

 

永琳の言葉により、暫く1人と1匹の間には風の吹く音しか流れなかった。暫しの間周囲に静寂が訪れたが…その静寂は人間の方から破られる。

 

「…ゾ・シアさん、貴方に今日、お話ししなければならない事があります」

 

「GUU?」

 

永琳の言葉に、ゾシアは再びちょこんと首を傾げる。…体格のせいであまり可愛い様には…思える…か?それはそうと、永琳は今度は罪悪感に呑まれている様な表情で話を始める。ゾシアは真剣な話であると理解し、しっかりと純白の結晶に包まれた耳を傾ける。

 

「…数日後、私達はこの地上を去ります」

 

「…!?GUA!?」

 

ゾシアが驚いたような声を上げる。というのも、突然『私達は引っ越します』と言われたようなものだ、驚くしかない。ゾシアの叫びに永琳が心から申し訳なさそうに言葉を続ける。

 

「驚くのも仕方ないですよね…でもそれが事実なんです。…私自身、馬鹿馬鹿しい話だと思うのですが…あの壁が見えますか?」

 

そう言って永琳は自然の中に違和感しかない壁を指差す。もちろんゾシアは盲目なわけではないのでその問いに首を縦に振って応える。永琳はそんなゾシアに目を瞑って話を再開する。

 

「…あの壁の中にある都市に、私達は住んでいるのですが…その壁の中の住民は穢れ…簡単に言えば寿命を嫌っているのです。此処の森林…いや世界は、毎日の様に竜や妖達が日々を生きる為に殺し合いと進化を続ける。それこそが自然の美しい所だと私は思っているのに、彼等はそれを嫌っている。…だから、その穢れが一切存在しない場所…貴方も夜に見たことあるもの、この世界の夜空に浮かぶ月へ私達は行きます」

 

「………」

 

永琳は空を見上げながらそう話していく。ゾシアは何も言わず、ただ黙ってじっと聞いている。彼の様子を伺いながらも永琳はまた言葉を綴っていく。

 

「…お別れをしにきた、ってわけではありませんけど…貴方に伝えておいた方が良い、と思いまして。………私は貴方に感謝しています、昨日私を庇ってくれた事も、私の代わりに竜を運んでくれた事も、貴方の命を奪おうとしてた私を生かしてくれた事も…貴方がいなかったらどうなっていた事か…。それに…私は謝りたいんです。こうして今、置き去りにしようとしてる事も……本当にごめんなさい…!!」

 

そう言って頭を深く下げる永琳。彼女はゾシアの知能を知っている、話の内容を深く理解出来ずとも彼女がこの地からいなくなることは理解出来ていることだろう。彼が怒り狂い翼脚で殴る事も覚悟して目を瞑った永琳だが…いつまで経ってもその脚は来ず、

 

ガリガリ…ガリガリ…

 

代わりにいつもの彼が言葉を伝える時の地面に文字を書く音が聞こえる。永琳は恨み言でも書かれているのではと恐る恐るで目を開けて見てみると…

 

「『わかった、いっておいで』…本当に良いのですか?」

 

ガリガリ…ガリガリ…

 

「『みおくりはできないけど、あたらしいばしょでがんばってね』…うっ…うぅ…!!」

 

「GUO!?」

 

ゾシアの言葉に涙を流す永琳。ゾシアは唐突に泣き出してしまった事に驚き動揺するが、永琳は手を出してゾシアを落ち着かせる。彼女が泣いたのはゾシアが冷たい対応をしたからではない、彼の優しさに泣いているのだ。彼に本来殺されてもおかしくない自分を、許してくれたのだ…涙を止めずに話はまだ続く。

 

「…本当に、本当にごめんなさい…!貴方に合うサイズのロケットも作ってあげたかった…!それで月への移動後も、いつものように、今日みたいに、都市の外で会いたかった…!!」

 

そう言って涙を流しながらゾシアの身体に抱きつく永琳。彼女はどうやら都市の人間に黙って彼を連れて行くことも考えていたようだが、ゾシアの体格の都合上ロケットで引っ張れるケージのようなものを作った所で上層部や軍部にすぐバレるし、更には此方はゾシアの都合ではあるが、月には龍灯がないので竜乳を補給できずいつかエネルギー切れとなり死んでしまうのだ。そんな彼等を共にいさせない状況、運命に彼女は泣いており、ゾシアも引き剥がすような真似はせずただ再び黙って翼脚で彼女を包み、そのままでいさせたのだった…。

 

〜〜〜

 

「ごめんなさいね、みっともなく泣いて…」

 

ゾシアの翼脚の中で泣いていた永琳は夕暮れ近くで泣き止み、壁の中にあるという都市へ帰ろうとしていた。

 

「…GUO」

 

その時ゾシアが『少し待って』と言う様に翼脚を彼女に向けて、彼女に背を向ける。永琳はゾシアが何をしているのかわからず、頭に?マークを浮かべていたが…数分後、白い光が点滅してるのを見て少し気になった永琳、何をしようか見ようとすると…丁度同時のタイミングでゾシアが彼女に振り返る。

 

「GUE?」

 

「い、いえ!なんでもないわ!」

 

永琳が慌てながら何でもないと伝える。ゾシアは不思議そうに彼女を見ていたが、その考えを振り切って永琳に何かを持った翼脚を向ける。彼が翼脚に持っていたのは…竜乳結晶で出来た、少しだけ精巧な造りの純白の花束の様なもの。これを永琳に『受け取ってください』とでも言う様に差し出す。

 

「これを…私に…!?」

 

「GUU」

 

どうやら彼は手土産としてこれを渡すらしい。彼自身、もう会えなくなる可能性が高いと理解しているからこそ、せめてもの思い出の品とししてコレを造り出して彼女に渡した様であった。永琳は突然の寄贈品に驚くも、彼女は微笑みながら花束(結晶)を受け取る。

 

「…本当にありがとうね、ゾ・シアさん。…此処までしてもらって…月に行っても、貴方のことは絶対に忘れません。いつか、またいつか会えた時に絶対にお返しをします」

 

「GUA!」

 

その言葉に嬉しそうに反応を示すゾシア。永琳はそんな彼との最後とも言える日を、笑って終わる事が出来たのだった。

 

〜〜〜〜〜

 

231:蒼の月光

…それで、人妖大戦が近いと

 

232:名無しの白熾龍

>>231

はい、なので永琳には黙ってましたけど今までのお礼で都市の防衛に参入しようかと。…俺は腐っても護龍なんだ、永琳だけは絶対に護る…!

 

233:不運な男

なるほどな…そういえば龍灯の調子はどうなんだ?

 

234:名無しの白熾龍

>>233

龍灯跡地にていつも寝てますけどそこからも竜乳を取り込めるので問題ないです

 

235:バイオ娘娘

うぅ…また血が流れるのですね…

 

236:名無しの転生者

>>235

昨日?の威勢は何処へ…

 

237:マガニャン

まあまだ克服できた訳じゃないんですから、良いじゃないですか

 

238:星々巡る不死鳥

とは言え血は克服しないと結構きついぞー、一応世界線で考えられるもので東方の古代世界にモンハンのモンスターがいる世界な訳だし

 

239:このすばでいいですとも!

だよなあ…

 

240:廻る呪いの赤い霧

ここか、祭の場所は…

 

241:名無しの転生者

>>240

十中八九王蛇じゃないと思うので自己紹介お願いします

 

242:廻る呪いの赤い霧

>>241

何故バレた…!?…まあ良い、呪術廻戦の世界に転生した赤い霧カーリーだ、よろしく頼む

 

243:不運な男

赤い霧って、大当たり以上のレベルの特典だな

 

244:廻る呪いの赤い霧

因みにだが誰かを守るという意思がなければ発動しない天与呪縛を持っているが、それなしでも原作に出なかった無名の特級呪霊、所謂モブなのか…?…とにかく其れならを天与なしで祓える

 

245:蒼の月光

流石赤い霧…最強クラスの名は伊達じゃないな…

 

246:名無しの転生者

>>244

呪縛とは?(哲学)

 

247:名無しの白熾龍

俺よりも凄い人きたなあ…(妹紅ニキとかもそうだけど)

 

248:星々巡る不死鳥

>>247

流石にオーマジオウとかには勝てんぞ、俺でも。よくて…五体不満足の引き分けぐらいか?

 

249:マガニャン

>>248

引き分けてる時点で化け物な件、しかも自爆してデバフとか負傷を全回復しますよね貴方!?

 

250:廻る呪いの赤い霧

ええ…(ドン引き)ま、まあよろしく頼む

 

251:名無しの白熾龍

こちらも宜しくな、カーリーニキ

 

252:メタルの神in神喰い

あー疲れた…ってカーリーニキきたな(別スレで知り合ってます)

 

253:名無しの転生者

段々と面子が濃くなるこのスレッド…

 

254:蒼の月光

・人造龍に転生したイッチ

・頭がおかしい不死鳥

・妖怪になってる怨虎竜

・いいですとも!

・ブレイブルーの月光の聖剣使い

・コナン(闇鍋)世界の一般人(笑)

・ネクロマンサー(男)

・血とホラーで発狂するヤンデレネクロマンサー(女)

・神喰い起きるのに神になっちゃったメタルさん

・呪いにはEGOで対応する方

・無名の某

…濃すぎる!!

 

255:このすばでいいですとも!

>>254

俺だけ面倒になったろ

 

256:廻る呪いの赤い霧

全部間違ってはいないな…

 

257:呪霊喰いの神もどき

ちゃーす…ってカーリーニキとメタルニキ!?

 

258:メタルの神in神喰い

>>257

おっすおっす

 

259:廻る呪いの赤い霧

まさかここで集まるとはな

 

260:名無しの白熾龍

>257

知り合いなのか、3人とも?

 

261:メタルの神in神喰い

>>260

イエス、私はゴッドイータースレで、カーリーニキは呪術スレで知り合ってそこからな

 

262:名無しの転生者

とりあえず自己紹介を頼む

 

263:呪霊喰いの神もどき

>>262

了解っす、呪術世界に転生した神機使いです。宜しくぅ!!

 

264:不運な男

結構共通する者達が多いな…

 

265:蒼の月光

まあそういう事もある

 

266:バイオ娘娘

そんな事もあります…?

 

267:星々巡る不死鳥

とりまイッチ、Liveにしてくりゃ助言できるからその時は頼むわ

 

268:名無しの白熾龍

>>267

了解!!

 

269:呪霊喰いの神もどき

白熾龍…あ、ゾ・シアか!…あれ?大分キツくない…?

 

270:蒼の月光

東方の理論で行けばワンチャン化け物進化してくるけどね

 

271:マガニャン

僕みたいになるのかなあ?

 

272:このすばでいいですとも!

>>271

なきにあらずなのが怖すぎる

 

273:廻る呪いの赤い霧

ふむ、確かにそこは気になるな

 

274:名無しの白熾龍

えー…俺できれば普通のままでいたかったなあ…

 

〜〜〜〜〜

 

永琳がゾシアに泣きじゃくった翌日、永琳の姿はいつもの龍灯跡地ではなく、都市の中にあった。

 

「…彼をなんとかして連れていけないかしら…彼に張り付いてもらう…のは、流石に無理よね。はあ…」

 

今は都市の中心部と思われる地域にて研究資料などをまとめているが、罪悪感に未だ囚われているようでゾシアの事を思ったのか溜息が出る。…ゾシアは既に永琳(だけ)を許しているんだがな。資料をまとめ終え、先日もらった結晶の花束を持ち自身も移動を開始しようとした時…

 

『敵襲です、妖怪と竜の群れが襲来してきました。市民の方々は速やかに一般ロケットへの避難を。軍部の者達は足止めへ向かってください』

 

「…やはり襲撃してきましたか」

 

けたたましい警報が都市中に響き渡る。外では人々の恐慌による足音が鳴り響くが、永琳はこの事態を予測していたため慌てず兵士達が向かう戦場へ、荷物を整理した後自身も指揮の為に向かう。

 

「八意様!奴等、仲間割れしつつもこっちに…!?」

 

「落ち着きなさい、仲間割れを起こしている所はお互いが瀕死になった隙を狙いなさい。その他勢力は…撃龍槍と撃龍砲の準備は出来ていますか?」

 

「え、ええ!どちらも準備は整っています!」

 

「撃龍砲は一斉掃討の為に今は射角、砲弾落下位置の調整を。撃龍槍は三門だけ使う、門に出来るだけ引き寄せてから使いなさい」

 

「了解!!」

 

状況を素早く整理し指示を飛ばす永琳。その時門…かつて護竜を運び出す為に大型化した門だが、今はそれが仇となっているが其処から轟音が響く。門の外側へ視点を回せば壁から超巨大な螺旋式の槍が、勢いよく回転しながら射出されている。これがどうやら撃龍槍のようで、3本の巨大な槍に貫かれた、あるいは回転で抉られた竜や妖怪達が次々に足を止めたり、倒れ伏せて動きを止めたりする。撃龍槍を受けてなんとか生きてる竜達がいても兵士達が心臓を突いたり、頭を跳ねたりしてしっかりと絶命させている。撃龍槍はゆっくりと射出時とは逆回転で壁に戻っていき、冷却や射出の際の力を蓄えるためか壁にスッと収まる。

 

「…今の所は問題なさそうね。私も加勢するべきかしら…」

 

そんなことを考えていた永琳だったが、大地が大きく揺れた事でその考えが一変する。その原因を解明する為に彼女自身も向かってみた所…

 

「…っ!護竜…!!」

 

かつては都市を護る為の竜達が、今は都市を滅ぼす竜として攻めてきていた。先程の地震の原因はどうやら地面へと潜航できるモンスター、ディアブロスを基とした護竜個体、護竜ディアブロスが原因の様だった。他にも様々な護竜個体や現地のモンスター、更には妖怪達が少々争いながらも今は協力関係なんだろうか、兵士達を追い詰めて行っていた。

 

「コレは悠長にしてる場合じゃないわね…!」

 

永琳は愛用の弓を取り出して構え、前回使用した薬瓶とは別の薬瓶を挿しすぐさま矢を5本手に持って構え弦を引いて放つ。これらの動作が川に流れる水の如く、素早い動作で行われており竜や妖怪関係なく命中させる。無論そんな事をすれば永琳に攻撃対象に選ばれ、攻撃されるわけだが…竜達に刺さった矢が突如爆発を起こす。それによって体格の小さい妖怪は肉体は吹き飛び、竜は怯んで地面にひれ伏す。

 

「…この薬瓶はあんまり使いたくないのよね…数に限りがあるし」

 

どうやら永琳としてはその薬瓶は重要なようで、保存しておきたいらしい。一先ず瓶を差し替えてまだ生きている竜達に矢を撃ち込む。竜達は激しく暴れていたのだが、体の動きが鈍っていき一般兵士でも油断しなければ安全に倒せるレベルまで鈍り果てる。どうやら毒薬の様だ。

 

「やっぱりこっちの方が…きゃあ!?」

 

毒瓶を挿した弓で再び矢を射ようとした時、衝撃波が襲ってきて彼女は転げる。何かに巻かれている感覚を味わいながらも、一体何事か目を向けると…

 

「GRRRRR…!!」

 

彼女の目の前に立っていたのは、護竜個体の様に体が白く、四足歩行で前脚が翼の役目も兼ね…人間でいう手首あたりから鎖の様なものが生えている竜が彼女を睨んでいた。永琳はその竜に少し恐怖を含んだ声で呟く。

 

「アルシュ…ベルト…!!」

 

目の前の竜…護竜アルシュベルトはかつて都市の英雄竜と呼ばれた護竜。だが今は最も恐るべき外敵とされており、そんな竜が今彼女の前に立っている。永琳は距離を取ろうと立ち上がろうとするが…

 

「!?鎖刃が…!?」

 

彼女の体には人間を封じるには似合わないサイズの鎖が巻かれており、護竜アルシュベルトはそねまま彼女をまじまじと睨み続けている。永琳は何とか抵抗を試みるも、肝心な弓は矢筒に手を回せていない為持ってはいるが使い物にならない。そして…

 

「GUOOOOOO!!!」

 

自然に生きる獣に近い咆哮を上げた後、彼女の身体を上空へと投げあげる。機械とかのそう言うコントロールが効くものと違い竜は加減なんて知らない。雲こそ超えてはいないがそれでもかなりの高所に投げられてしまった永琳。普通ならば此処から落下が始まり、ドンドン加速して最終的に着陸時に落下の衝撃で死ぬ所だが、永琳は浮遊能力でもあったのだろう(龍灯埋め参照)か空中になんとか留まり落下しだけは避ける。…が忘れてはならない。護竜アルシュベルトはゾシアと違い長時間飛行をする事ができる。実際、ゲーム中では飛んで移動するところも見れる。…何を言いたいのかと言えば…

 

「っ…!?そう言えば貴方は飛べたわね…!!」

 

落ちてこない永琳に気づき、護竜アルシュベルト自身もそれに気づいて飛空し永琳を捕捉する。そのまま鎖…正確には鎖刃を永琳に当てる様に翼脚を羽ばたかせてくる。永琳は回避の為に護竜アルシュベルトの下側に潜り込み叩き落とされてない様に地上へ戻る…が彼女の背後からアルシュベルトが迫って来ており彼女は速度を上げて地上へ降りようとする…が、それよりも先に護竜アルシュベルトの鎖刃を背中に当てられてしまう。

 

「うぐっ…!?」

 

痛みで制御を失った彼女の体は地面に鉛直に自由落下を始める。護竜アルシュベルトは放っておいても落下の衝撃で死ぬと踏んだか、そのまま都市へと向かっていく。鎖刃を当てられた痛みと傷が大きい様で、制御を取り戻さないまま落下速度が加速していく永琳。彼女の背中から当てられた部分だけでなく広範囲に傷が広がりそこから流れた血が多いのだろうか、意識がハッキリとしなくなっている永琳。

 

(…ごめんなさい、約束は…守れそうにないわね…)

 

そのまま瞑目して自身の意識を手放そうとした…その時、何か落ちる。勢いが付いてた為に身体中に痛みが走るがそれどころではない。加速があったとしても地面に叩きつけられるまでは後少しかかるはずだ。なのにその衝撃が今来た…考えられることは1つ。彼女の事を飛行できる物体が彼女を受け止めた…だがそれは何だ?今軍部は竜、妖怪の対処て此方には気づいておらず、一般市民は論外。飛竜達も飛行できる妖怪達もこんな格好の餌があれば即座に喰らいつく筈。…そしてたどり着いた結論。彼女が痛みに耐えながら目を開ければ…そこに飛び込んでくるのは純白の結晶。そして…純白の結晶を持ち空を飛ぶものと言えば、彼しかいない。その答えに気づきあの時の様に涙を流して彼女は名を呼ぶ。

 

「ゾ…シアさん…!!」

 

「GUOAAAAA!!!」

 

呼ばれた名に応えるように変わらず甲高く反響のある咆哮を上げる。彼が得意ではないと言っていた飛行で彼女を自身の背で受け止めてくれたようだ。彼の巨大は永琳では数十秒着地にかかる地面に、数秒で着地する。ゾシアが周囲を見れば…門は既に大混戦状態で協力していたと思われていた妖怪や竜達は普通に共食いというか、殺し合いをしている。永琳をこのまま運ぶべきかを考えていたゾシアだが、

 

「このまま…行ってください…!!私は大丈夫です…!!」

 

「…GURAA!!」

 

永琳が途切れ途切れの声で先に進んでと頼む。永琳のその声に一瞬戸惑ったゾシアだが、言っても聞かない(というか言うこともできない)ので、諦めて竜や妖怪達の攻撃が飛び交うする戦場へと化した門前に向かうのだった。




次回…禁忌の黒が顕界する…なんちゃって。
キャラ解説

廻る呪いの赤い霧

プロムンとジャンプをこよなく愛するヲタクだった20歳になった日の初めて飲んだ酒にて急性アルコール中毒で死亡。お酒には気をつけよう…気がつくとカーリーの姿になっており念じるとEGOを発現できミミックEGOプロトタイプを手元に呼び出せた。さしす組と同年代。天与呪縛として誰かを守ろうとしなければ十分に力を発揮できないようになっている。そして何故かその世界には感染系アブノマの眷属と試練(疑問,愛をください,絶頂の身震い,作られた神など)が呪霊として出現している。誰かを守ろうとしていない状態でも特級レベルの実力を持っているため天与呪縛はさほど意味をなしていない。呪縛とは…?

呪霊喰いの神もどき

呪術廻戦に転生した転生者、呪術廻戦自体の原作知識はアニメと漫画知識両方有りGOD EATERの知識は無印〜3中盤程まである(途中で他のゲームに浮気した為)。
転生してから呪術世界で神機ってどうすれば....と思いながら呪霊を捕食した結果、呪霊が生きている場合バレット(ストック可能)が、死亡後は呪力(呪霊の1/10)と神機を強化する素材(体内保管)が手に入る(=呪力自体を食べる為呪力を持つ存在に対して特攻性能が有る※捕食行動のみが対象)と気づいて呪霊狩り(喰い?)を始める。
強化素材を使用すると原作ゲームから呪霊に対応した(似た)神機を作成、使用出来る様になる。転生した時代はさしす組と同年代、結構面倒くさがりでぽやぽやした性格で家入硝子とはなんだかんだで気が合うらしい。よく五条悟と夏油傑の喧嘩を面白そうに観戦している(ただし決して止めようとはしない)そうで自分に流れ弾が来たらそれはそれて仕返しするらしい。ええ…
上記転生特典は天与呪縛の為で、デメリットとして腕の変質化と定期的に呪霊を捕食しなければならない(大体月に2〜3回、等級は成長に応じて変化する)がメリットとして神機を使用する為の強靭な肉体と自身の呪力容量上限の撤廃、呪力に対する耐性を得ている。

何かしら人気ありそうな方々で人気投票をやってみた

  • 白崎龍護
  • 八雲蒼焔
  • クロ君
  • メル・ゼナ
  • 怨嗟マガイマガド
  • ヌシジンオウガ
  • 藤原妹紅♂
  • 鋼華刹那
  • マガイマガド(コテハンニキ)
  • ゴルベーザ
  • ハン
  • イストワール(図書院長)
  • シン
  • 霍青娥(やべー方)
  • 作者「え?」
  • ラインハルト卿
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