守護龍として造られたらしいけど、特に護る義理はないので好きに生きます   作:シェリーザ

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新作ネタがあまりにも出てこないので書いちゃった。それとわかさぎ姫ファンの皆様、どうかお許しください…!花京院の魂を捧げますので!!

ワイルズで久々にオメガ行きましたが…勝てないのは私の腕が良くないからか…。


星惑いの侵略者(前編)

「ふんふんふ〜ん♪」

 

霧の湖…幻想郷唯一の湖で1匹の人魚が優雅に泳いでいた。彼女の名はわかさぎ姫…幻想郷でただ1人(と思われる)マーメイドである。彼女は湖の水面をぱちゃぱちゃ掻き立てながら優雅に泳いでいたのだった。

 

「あら?蛮奇ちゃん達より先に着いちゃった…どうしましょう」

 

姫は優雅に泳いでいた訳だがどうやら彼女の友人との約束の場所に早めに着いてしまったらしく、彼女は困った様子で腕を組む。趣味の石拾いや共存関係を築いている竜や妖怪と物資の交換をして、時間を潰そうと考えていた彼女だが…

 

突如何かの気配を感じたのか、少し泳いで行き…辿り着いた先は湖の陸地に近い地域。その付近に水面に浮かぶ、とある物体を発見してそれを拾い上げた。

 

「何かしらこれ…外の世界の絡繰?って奴かしら」

 

その物体は全体が黒く、四足歩行の動物を模した様な鉄の塊…いや機械。わかさぎ姫はそれを外の世界の機械だと考えたが、電源と思わしきものがついていないせいで起動してるか、いや起動するかわからない。彼女は一先ずこれをどうしようか悩んでいた。

 

「蛮奇ちゃん達に見せてみようかしら…って、きゃあぁっ!?」

 

だがそんな彼女の前に何者かが陸地の所に降り立つ、その衝撃でわかさぎ姫が機械を落とさないように器用にひっくり返っていた。それはさておき彼女の前に降り立ったのは…6本脚のうち前脚に当たるであろう2本は鎌状に鋭利に発達しており、頭部に大顎状の器官を有している蜘蛛のような生物…影蜘蛛、ネルスキュラと呼ばれる鋏角種のモンスターである。だが様子がおかしく、身体の周囲には青白いキューブ状の物質が現れている。

 

『…!!!』

 

「ひっ…!?に、逃げないと…!」

 

ネルスキュラはわかさぎ姫を狙っているらしく、自分が狙われている事に気づいた彼女は泳いで逃げようとするが、ネルスキュラは逃すまいと糸玉を発射。姫は躱す事に失敗してしまい捕らえられてしまう。

 

「わ、私なんか食べても美味しくないわよ!?」

 

「姫ー!今悲鳴が…!?」

 

「何よこの蜘蛛!?」

 

わかさぎ姫はなんとか脱出を図るが糸の強度が高く、自分の力では破る事は不可能だと悟る…のと同時に、彼女の悲鳴を聞いて駆けつけただろう赤髪でマントが特徴的な少女と、狼のような風貌の黒髪の女性がやってくる。2人の名はそれぞれ赤蛮奇と今泉影狼…わかさぎ姫の友人だ。

 

2人の到着をなんとか見たわかさぎ姫は、何故だかわからないが…糸玉に巻き込まれなかった機械を2人に投げる。2人は突如彼女から機械を投げられた事で驚いて少し硬直したが…なんとか機械を捕獲して彼女の方を見る。

 

「姫!これ何!?」

 

「なんだかよくわからないけど…それをこの蜘蛛に渡しちゃいけないって、思ったから!私はもうダメ、だから…2人共、私の代わりにお願い…!!」

 

「…っ!!…ごめん姫、絶対に…絶対に助けを連れてくるから!!」

 

姫の言う通り、彼女は糸玉を起点に作られた蜘蛛の巣に雁字搦めにされている。アレを救出しようと思えば時間がかかるし、謎のネルスキュラもいる為妨害、最悪自分達も捕らえられるが故にかなり難しい。2人は悔しそうな表情で彼女の方に一度振り向き…機械を抱えて湖を去って行く。

 

一方ネルスキュラはわかさぎ姫の方を見ていたのだが、彼女の抱えてた機械がない事に気づき走り去った2人の方を数秒眺めた後に…わかさぎ姫が脱出できないように固く縛ってから2人を追跡して行くのだった。

 

「…やっぱりあの絡繰が狙いみたいね………っ!?貴方、さっきの絡繰と…」

 

〜〜〜〜〜

 

霧の湖で異変が起きていた頃の迷いの竹林、妹紅宅にて。家では家主の妹紅と彼女に呼ばれて来ていた龍護の姿があった。そしてその2人の間に…

 

「クェ!クェェ!」

 

「…な、可愛いよな兄さん!だからさ、私のところで飼っても良いかな!?」

 

「クェェ…」

 

「…何処で拾ったかは知らんが、この鳥…はあまり乗り気じゃないな」

 

「そ、そっかぁ…分かったよ、」

 

…かなり小さめのダチョウのような黄色の鳥が立っており、妹紅はその鳥を飼いたいのだと龍護に話す。だが鳥の鳴き声や様相的に飼われたくないと察し、それを妹紅に話す。妹紅も自分の意見だけで飼うわけにはいかないので、彼の言葉に従い飼うことは諦める…が、代わりに鳥を抱きしめて堪能している。

 

鳥は飼われるのは嫌だが、抱きしめられるのは嫌でないらしく彼女を拒絶せずされるがままで楽しんでいるように見える。龍護はそんな1人と1匹を見て苦笑、鳥の頭を撫でて平和な時間を過ごしていたのだが…

 

「妹紅さん!永遠亭のお兄さんは…居た!!」

 

「影狼?どうしたんだそんな急いで、龍護に…はいるぞ」

 

「…なんだ、俺に用があるのか?」

 

「…お願い、私達の友人が大型蜘蛛に攫われた、私達だけじゃ力不足だから助力してほしいの」

 

「!?クェェ!クェェェ!!」

 

「ん?どうしたんだ、鳥さん?」

 

突然妹紅宅の戸が開き、そこに肩で息をしている赤蛮奇と今泉影狼が姿を表す。妹紅は2人、特に影狼が姿を現した事に驚いていたが彼女がいるか尋ねた龍護は居るので、呼び方で関係を気づかれない様にして返答。龍護は影狼達に対し自分に何かして欲しいのかと彼女等に聞く。

 

それに対して脇に機械を抱えている蛮奇から彼女達の友人…わかさぎ姫を助ける手伝いをして欲しい、と言われる。龍護は別に報酬などを求めるつもりはないのでその話を聞こうとした…その時突如鳥が蛮奇、正確には彼女の抱える機械を見て驚くように鳴き始め、妹紅がそれをどうしたのかと思ったが…

 

「っ…!追いつかれちゃった…!!」

 

「お2人さん、私達は彼奴をここから離してくるからこれお願い!」

 

2人は背後を見た後少し驚いた表情をしたが、蛮奇が妹紅に機械を投げ渡し影狼と共に妹紅宅を離れて行く。唐突に機械を渡された妹紅は不意を突かれたかのように動きが固かったが、なんとか機械を落とさずに捕まえた。

 

「誰に追われてんだって、お、おわっと!?…何だこれ、外の世界のものか?」

 

「…よく分からんが、2人は何者かに追われてるようだな。一先ず助太刀に行くぞ妹紅」

 

「分かったよ、龍護兄さん。鳥さんは危ないから…この機械を守っててくれよ」

 

「…クェ!!」

 

彼女等の様子から竜か何かに追われていると察した龍護は外に出てゾシアへとなり、妹紅は機械を一先ず鳥に預けて彼の背中に乗り込む。妹紅の搭乗を確認したゾシアは翼脚を大きくはばたかせて浮上、妹紅宅を去った2人の跡を追って行く。

 

するとゾシアと妹紅は2人を発見、それと同時に彼女等を追跡する存在…ネルスキュラに気づく。

 

「龍護兄さん、2人を追ってるのはあの蜘蛛?だよ!」

 

「了解、急降下するから捕まってろよ!」

 

「私を気にせず突っ込んじゃって良いよ!」

 

2人を助ける為、ゾシアは上空から加速をつけてネルスキュラに向かって突撃。妹紅の特性を思い出して彼は手加減せずネルスキュラへ一直線に落ちていき…そのまま激突。

 

その衝撃で妹紅が投げ出されないよう、翼脚で庇いつつ無事着地。ゾシアの背中から妹紅が降りて彼の横に降り立ち、激突の衝撃から立ち直れていないネルスキュラを見ている。

 

「妹紅さん!助けに来てくれたんですね!」

 

「…そ、その竜って」

 

「あ、この竜は龍護だから心配ないよ。…ってこいつ影蜘蛛じゃん、…あれ?でもこの付近に生息してたってけ。確かあいつは薄暗いところが住処なはず…」

 

「…住処を追い出された個体である事を視野に入れつつ、戦うぞ。いけるな妹紅?」

 

「勿論、昔の私と違うって所見せてやるよ!」

 

『…!!!』

 

追われていた影狼と蛮奇だが妹紅とゾシアのお陰で一度休憩できるらしく、竹がある程度集まっているところに身を隠す。それを見届けたゾシアと妹紅は目の前のネルスキュラを倒す為、共闘を選択。ネルスキュラの方は2人との衝突は避けれないと察したのか、無言ながら戦闘態勢に同じく入る。

 

ゾシアは小手調べ、と言う事で竜乳結晶を剣状に生成。それを翼脚に握ってネルスキュラに振い、命中させる。少し怯んだ隙を突いて連続で攻撃していき妹紅もそれに続き炎を纏った拳と脚で蹴りと殴りを入れ、竜の火球から学んだろう炸裂する火炎弾を放って攻撃する。

 

『…ビーム砲起動』

 

「?なんだ、顔が光って…」

 

「!下がれ、妹紅!!」

 

ネルスキュラが想定外のダメージを連続で受けたからか、微かな電子音声のような何かが響く。それと同時にネルスキュラの鋏角が展開され、顔が発光。妹紅はただの威嚇か土壇場の脅しだと思い、そのまま攻めようとするが…何かに気づいたゾシアが彼女の前に結晶を厚く生成する事で攻撃を制止。

 

その瞬間、ネルスキュラの顔からビームが放たれそれが結晶に命中。ビームは雷属性なのか結晶は青く光りながら稲妻を散らして爆発。妹紅は爆発に巻き込まれておらず、なんとか避難できていた為事なきを得た。ネルスキュラの普通の生物が絶対に行わない行動を見て、ゾシアは警戒を高めている。

 

「…あの蜘蛛は普通じゃない、短期決戦で行く。周囲に血が飛ぶと思うが構わんか?」

 

「私は良いよ、龍護兄さんの言う通りアイツはそこ等の生物とは全く違う。変な動きをされる前に討伐しよう!」

 

『…!!」

 

ゾシアは此処でネルスキュラへの短期決戦、つまりは急所か絶命箇所を集中狙いする事を妹紅に告げる。そうなれば血が飛び散る可能性が高いのだが、妹紅は自分達を守る為に彼が危険を冒してでも戦うと言ってくれているのだ。彼の思いを踏み躙る真似はせず、自分もゾシアが戦いやすい様に援護する事を決めてネルスキュラと改めて相対する。

 

そしてネルスキュラは無言で鋏角を振るって妹紅とゾシアに攻める、ゾシアはそれを翼脚で危なげなく受け止めたのちに鋏角を無理やり捻じ切って引きちぎる。普通なら悲鳴が上がるだろうがネルスキュラは悲鳴をあげず、無言でゾシアと妹紅を睨んでおり背中の毒棘が青く発行。其処からビームが上空に放たれ、それが拡散して彼等に降り注ぐ。

 

「私があいつの動きを止めるから、兄さんはそのうちにやっちゃって!!」

 

「ああ、任せる…!!」

 

『…!!?』

 

ビーム攻撃を炎で相殺しネルスキュラの残る脚を焼く為、妹紅が奴の足元へ潜り込み脚に着火。高火力だったからか炎が大きく燃え上がる…がネルスキュラに痛覚は存在してはいないらしく、接近してきた妹紅を付け狙っていたが…炎を隠れ蓑にしてゾシアが急接近、そのまま背中の毒棘を翼脚で無理やり引っこ抜いた後に…いつのまにか生成していた竜乳結晶でネルスキュラの身体を串刺し。

 

流石に心臓部分を貫かれたからか、ネルスキュラは動きを止めて倒れ伏せ同時に周りに展開されていた青白いキューブ状のものの展開も止まる。一先ず謎のネルスキュラを倒した事に成功した為、ゾシアの姿から龍護へと戻り駆け寄ってきた妹紅とハイタッチを決める。

 

「助かった、炎のおかげですぐに急所を突き刺せた」

 

「私も龍護兄さんや永琳先生には及ばないけど長く生きてるんだ、竜とかの視界をある程度奪うなんて事造作もないよ」

 

「す、凄いよ妹紅さんと龍護?さん!あの蜘蛛を倒しちゃうなんて!」

 

「…協力を求めておきながら、あの蜘蛛を倒させてごめんなさい」

 

「問題ない、それよりお前達を追ってたこの蜘蛛…普通の蜘蛛とは全く違うかったな」

 

戦闘が終わると隠れていた影狼と蛮奇が姿を現して、影狼は賞賛を、蛮奇は謝罪を述べる。その言葉に龍護は問題なしと言いながらも、ネルスキュラの死体を剥ぎ取り用の短剣を持って調査しようとするが…キューブ状の何かが解体を妨害しており、最終的にはまるでホログラムが消えるかの様な自然消滅を遂げてしまった。

 

「…消滅した?一体どうなってるの…」

 

「…一先ず妹紅の家に戻るぞ、あの鳥…と機械が気になる」

 

『その心配は要りません』

 

「クェ!」

 

「え!?鳥さんと…謎の絡繰!?」

 

「嘘、さっきまで動いてなかったよ!?」

 

蛮奇が消滅したネルスキュラに驚嘆しつつも、冷静になって考察をしており龍護も考察の余地がある…が、先に妹紅の家に残した鳥と機械の回収に行こうと皆に提案しようとした時…謎の電子音声と鳥の鳴き声がした。皆が其処に振り向けば妹紅の家にいるはずの黄色い鳥が黒い機械を背負って此処までやってきた様で、妹紅と影狼は驚いている。

 

黄色い鳥は背負ってる機械を下ろし、機械は付属してる四脚で地に脚つけて立っている。両者のサイズがかなり小さい為龍護達は自然と下を見る事になるが…それでは首が痛むと思ったか、龍護が両者を翼脚に乗せ皆の視点の高さに合わせる。

 

『すみませんハンター、態々視点を合わさせてしまって』

 

「俺はハンターではない、白崎龍護…ただの守護龍だ」

 

「私は今泉影狼、狼女よ!」

 

「赤蛮奇、…飛ばし首のろくろ首よ」

 

機械は龍護の方を向き前脚を使って器用にお辞儀、龍護はそれを受け取りつつも簡単に自己紹介をしていく。その流れに影狼と蛮奇も乗っていく訳だが黄色い鳥が不思議そうに首を傾ける。

 

「クェェ?」

 

『アルファ、どうやらこの方々は私達の旅先で出会った方々みたく、唯の人間ではない様です』

 

「…あ、私は藤原妹紅。健康マニアの焼き鳥屋だよ、よろしく「健康マニアなら炭火はまずいのでは…」…それはそれ、これはこれだから」

 

『…藤原妹紅!?「クェェ!?」…いや、彼とは性別や性格、体格も異なっている…取り乱しました、皆さんに名乗って貰ったので自己紹介を。私の名はオメガ、此方はアルファです』

 

「クェェ!」

 

黄色い鳥…アルファの疑問に機械…オメガが答え、アルファはその疑問が解けたのか納得したかの様に首を振る。その様子が可愛くて眺めていた妹紅だったが、思い出したかの様に自分の名を名乗ると…オメガは驚愕したかの様な声を出して彼女を一度見る…が、冷静さを取り戻して咳払いをして自分達の名を名乗る。

 

全員の名前などが分かったところでアルファは妹紅に抱きかかえられ、現在されるがままになっていたので一旦置いておき…龍護は高度な知能を持ちかつ、自分達と会話のできるオメガに謎のネルスキュラについての情報を求める事にした。

 

「目覚めてすぐですまないが、あの蜘蛛について何か知っているか?」

 

『…そうですね、あれらについては私から説明しましょう』

 

〜〜〜〜〜

 

16:月の薬師の守護龍

黄色い鳥…多分チョコボのアルファと、小さいオメガについての情報を求む。因みに妹紅の名を聞いて両者は驚いていた

【画像】

 

17:星々巡る不死鳥

あ、多分それ俺が知ってるアルファ君とぷちオメガだ…けどありゃ?彼奴等は心を学ぶ為の旅に出てる筈なんだが…イッチの世界に漂流したか

 

18:第八世界存在いーすん

今イッチさんの画像からアルファ君や、ぷちオメガについて調べましたが…イッチさん、少々まずいかもしれません

 

19:蒼の月光

FFかぁ、チョコボとオメガの組み合わせって結構異色なのにサイズ感のせいでマスコットみたいに感じるね

 

20:呪霊喰いの神モドキ

それよりまずいことって?

 

21:星々見渡す破滅因子殿

…実はゾシアの出典作品であるモンスターハンターワイルズはだ、なんとFF14とコラボしている。その際モンハン側にコラボモンスターとしてきていたのが…オメガだ

 

22:廻る呪いの赤い霧

過去にワールドでベヒーモスとか来ていたのは知っているが、まさかオメガが来ていたのか…!?

 

23:ワンピ世界の国背負の蛇神龍

うーん、話の流れや聞く限り嫌な予感しかしてこない

 

24:星々巡る不死鳥

>>23

Exactly、このオメガは当然侵攻・侵略行為を行なっている。…もしもイッチの世界にアルファ達以外のオメガが来ていたら…最悪の場合、幻想郷がオメガの資源地に成り果てる

 

25:一高教師の❾=熾天使

そうか、確かモンハン世界のオメガはネルスキュラを下して、更には頂点捕食者のジン・ダハドも蹂躙していた…!だからイッチの世界に同じ様なオメガが居たら…幻想郷に居るであろう竜や妖怪が蹂躙されて、手がつけられないレベルで自己進化してる可能性がある!!

 

26:月の薬師の守護龍

赤蛮奇と今泉影狼という者達から彼女の友人が被害に遭っているという話は聞いている、…護龍としての意思を捨てたつもりだったが…幻想郷、ひいては永琳と俺の障害になると言うならば討伐に行くしかないな。オメガの弱点を教えてくれ

 

27:このすばでいいですとも!

オメガはFF原作も、モンハン世界でも雷属性が弱点だった筈

 

28:ひとつなぎの魔神さん

確かイッチさんが頼れる竜の中で雷属性持ちなのは…イッチさん自身とヌシ・ジンオウガ!

 

29:歌の魔王withシェム・ハ

居ないよりマシとは言え、2人(匹)だけか…結構シビィな

 

30:一斬必殺の鳩

だがやらねばならない時なのだ

 

31:メタルの神in神喰い

オメガはロケットパンチや波動砲、マスタード・ボムなどの厄介な技を覚えてた気がします。十分に気をつけてください

 

32:幸運と不幸の死霊術師

しかしオメガなぁ…そういや妹紅ニキがアルファ君達に会った時って、侵略しようとしたオメガいた?

 

33:星々巡る不死鳥

>>32

まあ居たな、火が効かんらしいオメガの装甲を焼き切ってなんとかしたらオメガ君にドン引きされたわ

 

34:引き換えチケット

>>33

そりゃそうでしょうよ…オメガは確か火属性効かなかったのよ、その耐性無視して焼き払ったら皆引くわよ。ってかあんたの所に雷扱える嫁さん居るじゃない

 

35:バイオ娘娘

>>34

その場に居合わせてたのでお話ししますが、妹紅さんは保険で雷鼓さんや衣玖さん、カービィさんやパルルさん達に待機してもらってたんです。結果として…まあ、皆さん予め話を聞いていたので少し引いてましたが

 

36:マガニャン

それはそうなるだろうね…

 

〜〜〜〜〜

 

「…つまりあの蜘蛛は貴方みたいな奴に作られたクローン?で、そいつは今侵略の準備を着々と進めているってことね」

 

「それじゃあ姫が危ないよ!今すぐ…!」

 

『作戦なしで勝てるほどオメガ…私と混濁するのでオメガ・プラネテスとします。あの侵略者は甘くありません、作戦なき特攻では無駄死にになりますよ』

 

「クェェ」

 

「そうだぞ影狼ちゃん、私達だけで挑んでも恐らく…龍護が文字通り暴れなきゃ勝てないと思うぞ」

 

「それも余り良くないな…ただでさえ環境が荒らされているのに、それがさらに破壊される。聞く限り姫は淡水魚だと思われる、それに幻想郷には魚竜種もいるしな」

 

オメガからの話を聞き終え、情報を整理して行く龍護達。この幻想郷には現在オメガ・プラネテスなる侵略者が巣食っているようで、それの討伐を早くしようと提案する影狼だったがオメガに宥められ一旦引き下がる。彼女の言う通り放置するわけには行かないが…無策で突っ込むわけにも行かない。

 

「…ならお前達で先に視察だけしてくれ、絶対に突入はするなよ。俺は永琳と他に頼れそうな奴を呼んでくる、頼んだぞ妹紅」

 

「あいよ、任されたよ龍護!」

 

そこで龍護は彼女等にオメガ・プラネテスの視察を任せ、自分は増援を呼ぶ為ゾシアの姿になって浮上してまずは永遠亭がある方角に飛んでいく。彼女等だけでは突っ込む可能性があるので纏め役を任された妹紅は2人とアルファ、オメガに向かい…

 

「まずは霧の湖に行こう、詳しい場所の案内を頼んでも良いか?」

 

「勿論!ついてきたください!」

 

〜〜〜

 

龍護が一旦離脱して視察に来た妹紅達とアルファ、オメガ。彼女達は草叢に姿を隠し息を殺して潜伏しており、影狼と蛮奇の案内でわかさぎ姫と別れた場所まで来ていた。

 

「………これは酷いな、もう被害が…」

 

「…私達が来た時は竜や妖怪の死体はなかった。つまり…」

 

『貴女達の逃走後、オメガ・プラネテスが霧の湖に生息する先住生物を蹂躙したのでしょう…状況は思ったよりまずそうです』「クェ…」

 

「そんな、酷すぎるよ…!」

 

だがそこにわかさぎ姫の姿はなく、代わりに…かなりの数の竜と妖怪の死体があった。どれもこれも、ネルスキュラが放ったものと似てるだろうビームを受け吹き飛ばされたもの、原形がわからないぐらいに潰されたもの、ゾシアと遜色ない火力で焼き尽くされた焼死体…沢山の遺体があった。

 

あまりにも悲惨な光景だが全員は堪えて、妹紅とオメガが現状を冷静に推察してアルファが2人を宥めることでなんとか落ち着かせていた…そんな時立ち直った影狼があるものを見つける。

 

「…!ねえ皆見て、あそこに姫がいる!」

 

「なんだって?」

 

彼女が見つけたのは自分達が探しているわかさぎ姫…それを聞いた妹紅達は影狼の指さす方を見ると、そこには湖が広がっており彼女の言う通り確かにわかさぎ姫の後ろ姿が見える。

 

「もしかしたら逃げれたかもしれないよ、ちょっと連れてくる!」

 

「待って影狼、侵略が進んでるのにあんな所に居るなんて不自然過ぎる!」

 

「くそっ、影狼の奴足早いな…!蛮奇は此処で待っててくれ、オメガとアルファも隠れておくんだぞ!」

 

『分かりました、お気をつけて』「クェー!」

 

影狼はもしかしたら無事かもしれない、と言う願望を胸に姫の元へ走っていく。蛮奇が彼女を止めようとするも影狼は狼女、彼女の手が届く前に駆けて行ってしまう。妹紅は仕方なく蛮奇とオメガ、アルファに待機指示を出して身を潜めながら影狼を追いかけて行った。

 

さてそんな影狼は湖の近くに到達しており、彼女の目の前にはわかさぎ姫の後頭部がある。魚の鰭のような耳に湖とマッチする青色の髪に緑色の着物…と、影狼がよく知る姫の特徴に一致している。影狼はわかさぎ姫の無事そうな姿に安堵の息を吐き、彼女に近づいて声をかける。

 

「姫!よかった、無事そうで…!」

 

「…影狼ちゃん、来てくれたのね」

 

「うん、迎えに来たよ!今すぐ此処を…」

 

「あのね影狼ちゃん、私…怖かったの」

 

影狼の声に応えるわかさぎ姫の声も、影狼の知る声であったことから彼女は安心し切って姫に近づいていく。だが影狼が近づいているにも関わらず姫は顔を見せず、そのまま彼女に背中を向けている。そのことを少し疑問に思いながらも姫に更に近づいた…その時。

 

「…ひ、姫?」

 

「2人が私を置いて行ったせいで、私はあの絡繰に身体を調べられて、酷い目に遭わされて…怖かったわ、とても怖かったわ…!2人が怨めしいの…だから影狼ちゃん………死 ン デ ?

 

「スペルカード発動!時効『月のいはかさの呪い』!!

 

突如として姫の様子が急変、影狼が少し恐れて摺り下がった。それを気に留めずわかさぎ姫は、彼女に恨み言に近い事を言いながら振り向いた…謎の機械に顔に左上部分が覆われた状態で。彼女の周囲にはネルスキュラと同じ青白いキューブ状の物質が展開されてる上右目には光が灯っておらず、彼女の言葉から明らかに正気がないようにも感じる。

 

わかさぎ姫は水面からネルスキュラと同じ光を放つ右手を振り上げ、影狼に何かをしようとした…その時、スペルカードの出力を上げた妹紅が2人の間に割って入りわかさぎ姫の行動を阻害しようとする。だがわかさぎ姫は妹紅の妨害をものとせず攻撃を続行、右手からネルスキュラと同じビームが放たれる。

 

「ぐはっ!?このわかさぎ姫も、オメガが作ったクローンか…!?」

 

『…いえ、これは…オメガ・プラネテスが彼女本人を改造している様です!!』

 

「…っ!」

 

ビームで焼かれた腹を抑えながら再生をする妹紅、今自分達の目の前にいるわかさぎ姫もクローンなのかと考えたが…オメガの分析から、自分達に立ち塞がるわかさぎ姫はクローンなどではない、正真正銘のわかさぎ姫だと判明してしまった。その事実に蛮奇は絶句、影狼は絶望しており妹紅も顔を歪めている。

 

『アハハ!ドウシテ逃ゲルノ影狼チャン、蛮奇チャン!大人シク私ニ殺サレテヨ!!』

 

「機械を燃やせばいけるか…!?」

 

『いえ、オメガ・プラネテスの端末や装甲は炎を無効化します…貴女では焼き切る事は出来ません』

 

「じゃ、じゃあ私が引きちぎって…」

 

『あの言動からおそらく機械と彼女の脳が直接接続されてるものだと思います、そのまま引きちぎれば…』

 

「廃人になるかもしれない…ならどうすれば…!?」

 

オメガ・プラネテスに支配され陸地に上がって狂気のままに動き続けるわかさぎ姫、彼女に取り憑く端末を燃やして破壊すれば正気に戻るのではないかと妹紅は提案するが、オメガは彼女の火力では破壊不可能だと告げ、ならばと影狼の機械を物理的に破壊する案は…彼女の脳や神経に接続されたまま破壊すれば、助かったとしてもわかさぎ姫が廃人になる可能性があると伝える。このまま彼女の好きにさせるわけにもいかない、そんな時に…

 

わかさぎ姫の上から謎の人物…翼脚を持つ白い男、白崎龍護が降ってきて彼女を捕縛。そしてものすごい力で抵抗してくる彼女と力比べで抑えこむ。

 

「龍護!誰か連れて来れた!?」

 

「すまんが今回は永琳とルカ達しか連れて来れなかった、一先ずはこの者の機械を外せばいいのだな!」

 

『何ヨアンタ!!離シナサイ、私ハ2人ヲ殺サナクチャイケナイノ!!』

 

「侵蝕がかなり深いな…永琳、ちょっと難しい手術になるかもしれんが頼めるか?」

 

「勿論、私は医者ですから」

 

『ウグッ!?』

 

龍護の翼脚に華奢な腕で抵抗するわかさぎ姫、見た目からは想像できない力で拮抗されていた龍護だが取り乱す事はなく冷静に彼女を抑え込み…空いていた両腕で彼女が暴れ回らない様固定したのちに、彼の背後から現れた永琳が注射器を彼女の首に刺す。わかさぎ姫は一瞬止まったのち右目を閉じ、左の機械から光が失われてそのまま眠りにつく。

 

そしてすぐに永琳が緊急手術を開始、龍護が助手に入りわかさぎ姫の脳と神経が接続されている部分を速やかだが丁寧に除去して…手術が終わったのか、わかさぎ姫の顔から機械が外れる。

 

「永琳先生、姫は無事なの!?」

 

「…はい、少し影響が残ってるかもしれませんが元凶の機械は取り除きました。後は安静にして寝かせてください」

 

「…先生、ありがとうございます」

 

機械が外れたわかさぎ姫の寝顔を見て心配そうに永琳に尋ねる影狼、彼女の尋ねに永琳は穏やかに微笑んで姫は無事であることを伝える。実際彼女の顔色が機械が取り付けられてた時より良くなっているし、彼女の周囲に展開されてた青白いキューブ状の物質もない。蛮奇は永琳に感謝を述べた後にわかさぎ姫を影狼と共に安全な場所に運んでいきこの場に残るは龍護、永琳、妹紅、アルファ、オメガとなった。

 

「おそらく今回の黒幕であるオメガ・プラネテスはまだこの辺りにいる筈だ、手分けして探さないか?」

 

「それはいいけど、それをどう連絡するんだよ龍護兄さん。私は永琳先生や兄さんみたいに弓矢を持ってないよ?火の鳥を飛ばしてもいいけど…」

 

『それならご安心を、私の付属端末であるこちら…インカムを使えば、私を介して皆さんが連絡を取り合える様にすることができます』「クェェ!」

 

「これは…月のものよりも高性能ですね、龍護さんから聞いた通り貴方達が異界から来た…というのは本当みたいです」

 

龍護が霧の湖にまだ居るであろうオメガ・プラネテスをそれぞれ探ろうと提案する、それに妹紅は賛成するが彼女は矢文とか使えるわけでは無いので妹紅が見つけた場合は少し危険だが、火の鳥を飛ばして伝えることも視野に入れる…が、そこは異界の機械であるオメガが台頭して自分のボディの中から片耳に装着するタイプの端末『インカム』を3つ取り出す。

 

インカムを使えばオメガを中心として3人の情報交換がスムーズに行えるらしく、永琳もインカムを見て月の機械よりも高性能だと理解して龍護からの話にも確信を持つ。そういうことで3人は耳にインカムをつけて龍護がオメガ達を連れて散開しようとする…のだが。

 

ドヒュゥゥゥゥン!!!

 

その時彼等の近くで爆発音が響く。

 

「なんだ今の爆発!?オメガ・プラネテスって奴が暴れているのか!?」

 

『今の爆発は…恐らくオメガ・プラネテスの『マスタード・ボム』かもしれません。何者かがオメガ・プラネテスと交戦中だと思われます』

 

「…音の方角はこっちだな、急いで行くぞ」「クェェ!?」『速い…!?』

 

「そうですね、すぐに向かいましょう」

 

妹紅は何処かでオメガ・プラネテスが暴れているのではないかと予想し、彼女の予想を肯定するオメガ。オメガの肯定から音のした方角にすぐさま走っていく龍護に、同じ速度で追いかけていく永琳。オメガとアルファはと言うと…龍護の翼脚に掴まれて、彼と同じ速度で連れ去られたのである。

 

「…はっ!?ちょ、ちょっと待ってくれよ龍護兄さん、永琳先生!?」

 

そして2人と1機、1匹に置いて行かれた妹紅はすぐさま彼等を追いかけるのであった。

 

 

 

 

 

「GYUU…!!GYUOAA…!!?」

 

「クロ!あたい達の力が効けば、あんな奴…!」

 

「突っ込んじゃ駄目だよチルノちゃん!私達の誰かが捕まったらクロさんがもっと戦いづらくなるよ…!」

 

「かといって逃げようにも、あいつの小さいのが邪魔過ぎる…!」

 

「私の歌も、リグルの虫も、ルーミアの闇も効いてないし…」

 

「一先ず皆で固まっておくのだー」

 

 

 

『目標の残り体力四割、目標を討伐次第周囲のベータクラスを捕獲する」

 

おまけ 紅魔館=?

 

「ふふっ、たまには日傘を差したテラスでのお茶会も悪くないわね…」

 

紅魔館のテラスにて、優雅にお茶を楽しんでいる吸血鬼…レミリア・スカーレットがいた。彼女は右手にティーカップを持ち、中に入ってる紅茶を揺らし改めて飲もうとした…その時。

 

ドガアアアアン!!!

 

「………メル」

 

「被害状況について報告します、紅魔館の六割が霧の湖から放たれたビーム砲、爆弾か何かで爆破されました。現在は妖精メイドや紅魔館の支配下の小型竜、咲夜さんが被害を全力で抑えています」

 

「…メル、レミリア・スカーレットの名において命令するわ。紅魔館を攻撃してきた輩の息の根を止めてきなさい!!さっき運命を見たけど紅魔館を攻撃してきたのは外の世界にもない機械よ、恐らく雷に弱いだろうから…紅魔館に保管している雷竜の突撃槍で対処しなさい」

 

「畏まりました、お嬢様」

 

テラスからでも見える範囲で紅魔館が爆発、爆風と煤がレミリアのところにまで届いており彼女の顔は微笑みが張り付いたままだったが…癇癪起こしたようにメルを呼び出し、メルに紅魔館を爆破した元凶を殺してこいと言う。メルは過激だなと思いつつも、自分の家でもある紅魔館を攻撃されたのだ。

 

彼も紅魔館を爆破した犯人を許すつもりはなく、彼女の助言を受けて無事であった武器保管庫へ直行していく。レミリアは走り去ったメルの背中を見届けて、椅子に座り込んだ。

 

「…メル以外にも永遠亭の男や天廻竜、最近暴れたって言う蟷螂も居るし大丈夫よね」




紅魔館は結局爆破される運命にあるのです、もこたん♂でも爆破されてませんでしたが…この作品では爆破されてしまいました。次回からオメガ・プラネテス戦です。

何かしら人気ありそうな方々で人気投票をやってみた

  • 白崎龍護
  • 八雲蒼焔
  • クロ君
  • メル・ゼナ
  • 怨嗟マガイマガド
  • ヌシジンオウガ
  • 藤原妹紅♂
  • 鋼華刹那
  • マガイマガド(コテハンニキ)
  • ゴルベーザ
  • ハン
  • イストワール(図書院長)
  • シン
  • 霍青娥(やべー方)
  • 作者「え?」
  • ラインハルト卿
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