もしもジークアクスがナンバーワン戦隊ゴジュウジャーみたいなノリだったら   作:岩ノ森

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実は構想していたのがここまでなので、以降からは完全なアドリブで書くことになります(続けば)。お付き合い願えれば幸いです。
 
というかゴジュウジャーも凄い展開になってきた・・・。これにどうやって組み込もう・・・・・。


鉄血の魂(ソウル)③

 「はぁ・・・」

 ブライダン城にいるブーケ。目の前には自作のシュウジのアクリルスタンドやら缶バッチやらうちわやらで作られた祭壇があった(どこから写真を調達してきたかは謎である)

 しかし、当の本人の顔は浮かないものであった。

 理由は明白。女王であるテガジューンの命令でバスク・オム立案の作戦、カイ・シデンを洗脳して戦闘兵器にするという非情なことを行わなければならないからである。いかに敵対している人間とは言え、慈愛の名を冠するブーケはそこまでの作戦を取る気にはなれなかった。しかし、女王の命令は絶対である。

 「シュウジさん・・・私に力を・・・・・」

 ブーケは行き場のない思いを、推し活にぶつけることしかできなかった。

 

 

 

 「だああああっ!!!」

 ドゥーに向けて、ウルフデカリバーの斬撃を飛ばす。そうすると空間ごと、地面がぶった斬れた。

 「エグザベ!待たせた!!私たちも戦う!!!」

 「マチュ・・・君は・・・・・」

 「・・・戦わなくていいってんでしょ?」

 「そうだ、だから」

 「でも、ここで戦わなかったら一生後悔する」

 「・・・・・・・・・」

 「それに一応仲間でしょ?そんなボロボロで放っておけないって」

 エグザベのスーツは幾多もの攻撃を受けてボロボロだった。

 そんなになるまで一人で戦ってたんだ。

 「大丈夫、逃げないし負けない」

 エグザベの胸を拳の裏でコツンと叩いた。

 「エグザベ、マチュがここまで言ってるんだし・・・」

 「もう考えるのはやめよう」

 ニャアンとシュウジに後押しされて、エグザベは少し考えるような素振りを見せて。

 「うう・・・よし!!分かった!!あいつは任せる!!!」

 「ありがとう!!!」

 そして私はドゥーに、エグザベたちはゴーグルレッドに向かっていった。

 

 「くっ!スペードアーツ!!」

 ドゥーが赤い鞭を振るってくる。鞭がウルフデカリバーに巻き付く。

 「だああっ!!」「ぐっ!!」

 お互いの引っ張り合いが始まった。向こうもすごい力だけど負けるわけにはいかない。

 「やっぱアマテのキラキラはいい。戦っててすごく楽しい」

 「そりゃどう・・・もっ!!」

 引っ張られる力にあえて乗って、そのままドゥーに突っ込む。このまま勢いで斬りかかろうとする。

 「念力(サイコキネシス)」

 「うわっ!」

 スペードエースの能力の念力で空中で動けなくなる。

 「ふんっ」

 「がっ!がっ!」

 何度も何度も地面に打ち付けられる。鈍い痛みが全身に広がった。

 「でも死にたくなければ指輪を渡した方がいい。どうせ平和ボケしたアマテじゃ僕には勝てない」

 「ぐはっ・・・誰が・・・っ!!」

 「・・・君、ジオン所属ってわけじゃないんだろ?だったらあのジオン兵の下で戦う必要なんてない」

 「ごほっごほっ・・・・・」

 「お嬢様はお家に帰りなよ。そして普通に学校へ行けばいい。当たり前の幸せと平和を享受しておけばいい」

 分かったような口を。

 でも実際その通りだ。

 私は軍人でもないし、戦争も経験していない。

 人を殺す勇気だってない。

 それでも・・・。

 

 「やだ・・・」

 「うん?」

 「逃げるなんて嫌だ!!あんたと戦って勝つ!!!」

 再び、ウルフデカリバーの斬撃を飛ばした。後ろに空間の穴が開く。

 「もしかして、戦って僕を救おうとしてる?ヒーロー気取りもいい加減にしたら?」

 「・・・そうだよ」

 「何?」

 「私はヒーロー気取ってんの!!あんたを救うヒーローを!!!」

 ウルフデカリバーですぐ後ろを斬り裂いて、その穴に飛び込む。

 「!!」

 そしてドゥーの後に開いている穴から空間を通って飛び出し、ドゥーの背後を突いた。

 「がっ!!・・・いい加減にしろよお前!!」

 連続のパンチを放ってくるドゥー。エネルギーが込められてて掠っただけでもダメージが凄そうだ。

 「戦争の現実も知らないお嬢様がのたまうんじゃない!!」

 「しょうがないでしょ!!戦争経験してれば偉いって言うの!?」

 「お前みたいな無知でエゴにまみれた奴が大っ嫌いなんだ!!現実も知らずに文句だけ言うエゴイストが!!!」

 パンチの速度とキレが上がってくる。段々本音が見えてきたじゃん・・・。

 「エゴイスト上等!!」

 剛腕のパンチを片手で受け止める。そしてウルフデカリバーで斬り上げた。

 「ぐあっ!!!」

 「自分のエゴのままに行動できるのが私なんだから!!だったらそのエゴを貫き通すだけ!!!」

 「屁理屈を並べやがって!!!」

 

 ドゥーは指先にエネルギーを集中させた。

 「J.A.K.Q!!ジャッカーコバック!!!」

 その指先から赤、青、緑、桃色の四色の光線を放ってきた。私はそれをウルフデカリバーで受け止める。凄まじい熱量が伝わって来て体が焦げそうだ。

 「戦争だってそのエゴイストたちが起こすんだ!!僕もそのエゴの塊から生まれた!!!」

 「あんたがどんな苦しい思いをしてきたかなんて分からない!!でも人間だからエゴで動くのは仕方がないじゃん!!!」

 光線に負けじと力を込める。

 負けて・・・たまるか!!!

 「今の私はあんたに負けたくない!!あんたに勝ちたい!!ニュータイプとか正義とかどうでもいい!!ドゥーと戦って魂の形を感じたい!!!」

 「っ!!!」

 ウルフデカリバーにエネルギーを込め、特大の斬撃を斬りだした。

 「それが私のエゴ!!私が!!!エゴイストナンバーワンだ!!!!!」

 

 【ウルフ!デカリバーフィニッシュ!!!】

 

 「ぐあああああああああああああ!!!!!」

 光線を押し散らして、ドゥーに斬撃が直撃して爆発した。

 

 

 

 「ドゥー!!ぐっ!!!」

 「向こうは決まった!!こっちも決めるぞ!!!」

 「分かった!!」

 「うん」

 

 【デカレンジャー!!】

 【アバレンジャー!!】

 【ゴーオンジャー!!】

 

 「ハイブリッドマグナム!!」

 「アバレイザー!!」

 「マンタンガン」

 

 「「「スペシャル・ゴージャスデラックス!!!」」」

 

 「があああああああああっ!!!!!」

 3人の放ったエネルギー弾が一つとなり、凄まじい熱量を持ってゲーツに直撃。その勢いでゲーツは吹き飛ばされた。

 「ぐっ!ジオンの犬めらが・・・!!」

 未だ立ち上がるゲーツ。作戦を遂行しようとする熱意はジオンであるエグザベ達と変わらない。

 

 ピピピピピッ!!

 

 「! サイコガンダムの整備が終わったか!!」

 ゲーツが言い終わらないうちに、ポリバケツの蓋の円を通りあのサイコガンダムが姿を現した。さらにもう一機、モビルスーツが付いて回っている。

 「ハンブラビも完成したか!ドゥー!!サイコガンダムで行け!!俺もハンブラビで出る!!!」

 「ぐっ、がっ、分かった・・・」

 傷ついた体を庇いながら、ドゥーはサイコガンダムに飛び乗った。

 「行くよ・・・サイコガンダム・コング!!僕らが優れた人種だと証明する!!!」

 テガジューンの容貌をしたMA、サイコガンダム・コングが動き始めた。

 

 

 

 「またあのMAか!!僕が・・・!!」

 「私が出る」

 「マチュ!?ダメだ!!この戦いは負けるわけにはいかない!!!」

 そう、この戦いに負けたらたくさんの被害者が出る。人が死ぬ。

 「私が行くよ」

 「しかしだな・・・!!」

 「大丈夫、負けない」

 ゴーグル越しに、私はエグザベの目をしっかり見据えた。

 相変らず、私の嫌いな大人の目をしてる。

 「・・・・・分かった」

 「・・・ありがとう」

 「僕もギャンで援護をする!それでいいな!?」

 「分かった!」

 私はテガソードを開いて、天に掲げた。

 「来い!!テガソード!!!」

 

 【アウェイキング!!】

 

 「リングイン!!」

 テガソードがどんどん変形していって、巨大化したウルフデカリバーが装着される。

 「人神一体!!!」

 武装したテガソードが新たな姿を現した。

 「テガソードデカクロウ!!!」

 宵闇のコロニーに、テガソードデカクロウが爆誕した。

 

 

 

 「マチュ君の迷いは晴れたようですね」

 シャリア・ブルはキケロガに乗り、空中でザクと戦い続けていた。

 「ならばこちらはあなたを全力で殺すだけです。銃の戦士・・・」

 ザクが、像がぼやける程の加速でキケロガに向けて突っ込んできた。

 

 

 

 「まだ邪魔するのか。アマテ」

 私はドゥーが乗っているあのMAと対峙する。またあの嫌な感覚が脳を襲う。

 でも、今回は昨日よりだいぶマシだった。

 「戦おう、ドゥー」

 「・・・・・・・」

 「ジオンとか連邦とか、ニュータイプとかオールドタイプとか抜きでさ!!」

 操縦桿を押し込み、サイコガンダムへとテガソードを走らせた。

 

 

 

 「マチュ!!」

 上空から飛来する騎士のようなMS。エグザベの駆るモビルスーツ「ギャン」である。

 「加勢するぞ!!ぐおっ!!!」

 彼方からビームライフルの光線がギャンを掠めた。

 平べったい海洋生物のような、はたまたジェット機のようなシルエットが特徴的なMSが高速で現れた。

 「なるほど、流石異界の科学技術。可変速度も反応速度も格段に上がっている」

 連邦が制作し、ブライダンが手を加えたモビルスーツ「ハンブラビ」であった。

 「これならジオンのモビルスーツも翻弄できる。行くぞ!!」

 「ぐっ!サイコガンダムを止めなければならないというのに!!」

 MAに変形したハンブラビは、高速で飛行しながらビーム砲をギャンに撃ち込み始めた。

 

 

 

 「エグザベ!!」

 「よそ見してる場合?」

 サイコガンダムの指から光線が飛んでくる。テガソードの腕の爪で受け止める。

 「もう容赦しない。僕は君を殺す」

 「くっ・・・・・」

 「ヒーローごっこをし過ぎたのが間違いだったね」

 サイコガンダムがゆっくりと歩み寄ってきた。

 

 チュンチュン!!

 

 「うっ」

 「シュウジ!!」

 飛んできたのは赤いガンダム。ビットの光線で牽制したらしい。

 「マチュ、ここじゃ危ない。外に運び出そう」

 「言われなくても!!」

 サイコガンダムを宇宙空間に押し出そうとする。

 「君も中々楽しそうだけど、僕とアマテの邪魔しないでよね」

 宙を舞っているサイコガンダムのパーツが寄り集まっていく。

 「生成(ジェネレイティブ)、ハシュマル」

 寄り集まって出来たのは、巨大な鳥みたいな不気味なMA。

 

 『ギャオオオオオオオオオオオオン!!!!!』

 

 「そいつの相手しててよ」

 「ぐうっ!!」

 ハシュマルはシュウジの赤いガンダムに攻撃を加え始めた。

 これじゃ加勢は期待できない。

 ・・・上等!!私一人で相手してやる!!!

 

 

 

 「マチュ・・・シュウちゃん・・・・・」

 たくさんのモビルスーツが戦いを始めた。テガソードはマチュが乗ってるし、私には専用のモビルスーツなんてないしで、ただ見てることしかできない。

 ・・・本当に、見てるだけなの?

 みんな必死で戦ってるのに。

 「私も・・・私に、力があれば・・・・・」

 そうやって祈るけど、祈ってもモビルスーツが出てくるはずがない。

 でも・・・何もしないのは嫌だ。

 友達や仲間を失うのは、嫌だ!!!

 

 そう思った瞬間。

 

 ドゴーーーーーーンッッッ!!!!!

 

 「えっ!?」

 突然空から降りてきたモビルスーツ。

 間違いない。エグザベが乗っていたカラフルなモビルスーツ。確かジークアクスとか言っていた。

 コックピットが開くけど、中には誰も乗っていない。

 勝手に飛んできたの・・・?

 まさか・・・。

 ・・・・・考えてる暇はない!

 「私も戦う!!」

 私はジークアクスのコックピットに乗り込んだ。

 「友達を助ける!!力を貸してジークアクス!!!」

 そう叫んだ途端、人間の手のひらのような操縦桿が出てきた。

 手に取ると温かい、包まれてる感じがする。

 「行くよ!待ってて!!マチュ!!シュウちゃん!!」

 

 

 

 「ジークアクスのオメガ・サイコミュ!起動しています!!」

 「降り立った先はイズマ・コロニー市街地!!」

 「パイロットは誰だ!?」

 「パイロットは・・・いません!!パイロット不在の状態で動きだしたようです!!!」

 「クソッ!一体どうなっている!!中佐も勝手に出撃してしまうし!!!何が起こっているんだ!!!」

 軍用艦ソドン内部では、艦長であるラシット中佐を始めとする乗組員たちが、前代未聞の事態に混乱していた。

 「中佐・・・エグザベ君・・・・・」

 コモリ少尉はじっとイズマ・コロニーをソドンから見つめていた。

 

 

 

 シュウちゃんはあの鳥みたいなMA、マチュはあのデカいガンダムと戦っている。

 「シュウちゃん!!マチュ!!」

 私はビームライフルで援護した。

 「ニャアン!そのMSって!?」

 「話は後!どっちに加勢したらいい!?」

 「シュウジの方に行ったげて!!ドゥーは私が!!」

 「分かった!死なないでよね!!」

 「そっちこそ!!」

 前のマチュとは違う。

 一人でやろうって感じが無くなっている。

 私たちを信用してくれたみたいで嬉しかった。

 「シュウちゃーん!!!」

 あの鳥MAに思い切り蹴りを喰らわせてやった。

 「ニャアン!!」

 「手伝うよ!愛の力、見せつけてやろう!!」

 「うん!」

 言質取った!!!愛の言質を取った!!!!!

 これで負けない!!!

 「しゃあああああっっっ!!!行くぞ鳥野郎おおおおおお!!!!!」

 愛の炎で焼き鳥にしてやる!!!!!

 

 「テンション高いなー」

 

 

 

 「ジークアクス・・・!?ニャアンがオメガ・サイコミュを・・・・・!?」

 ギャンで応戦しているエグザベは、ニャアンがジークアクスのオメガ・サイコミュを起動させるという予想外の事態に困惑していた。

 「隙を見せたな!!」

 「しまった!!」

 高速で変形したハンブラビの手からワイヤーが飛んできた。海ヘビと呼ばれる携行用攻撃ワイヤーである。その海ヘビから凄まじい電撃が流れ始めた。

 「ぐああああああっ!!!」

 「堕ちろ!ジオン!!」

 パイロットのエグザベだけでなく、ギャンの電気系統にまでダメージが入った。

 ギャンの動きが鈍くなる。

 「くっ、まだだ・・・」

 だがエグザベの目の炎はまだ消えていない。

 「マチュ達の想いに応える!!」

 

 【ゴジュウティラノ!!】

 

 【ティラノハンマー50!!】

 

 ゴジュウティラノに変身したエグザベは、巨大化したティラノハンマーをギャンに合体させた。

 「何!?」

 「ギャン・ハンマーカスタム!!」

 ハンマーの装甲を身に着けたギャンは、左腕のティラノの口から光線を吐き出した。

 「ぐがっ!!」

 光線がハンブラビに直撃しスパークする。

 「よしっこのまま!!」

 そのまま勢いで押し切ろうとした時だった。

 

 ゴオオオオオオッ!!

 

 「うわっ!!」

 突然飛んできた二本の黒い光線。その先にいたのは黒い列車が合体したような巨人。

 「トッキュウオー・・・?」

 黒いトッキュウオーがそこにいた。ただ以前と違うのは両肩に砲台と悪魔のような翼を付けていることだ。

 「カイさんか!?」

 黒いトッキュウオーは物も言わず、再び漆黒の光線を放った。

 「ぐっ!操られているのか!?」

 ただでさえダメージを受けているのに、2対1と言う過酷な戦いを強いられることとなった。

 

 

 上空ではキケロガとザクが激しい撃ち合いを繰り広げていた。

 ザクは目にも止まらぬ高速で動き、キケロガのオールレンジ攻撃を紙一重で躱す。その合間を縫ってマシンガンで攻撃を仕掛けてくる。

 「マチュ君たちに加勢をしたいので、早めに終わらせたいのですが」

 キケロガは人型に可変し、ビームの目標をザクに定める。が。

 「不覚を取りました・・・」

 ザクは市街地を背にしていた。これでは万が一避けられた場合、市街地に大規模な被害が及ぶ。

 その一瞬の判断の迷いを突いたかのように、ザクがヒートホークを片手にキケロガ目掛けて突進してきた。

 「しまりました」

 キケロガの細身の腕で何とか受け止める。取っ組み合いのようになっているが押し負けるのも時間の問題である。

 「これでは・・・」

 銃の戦士の駆るザクに堕とされてしまう。ジオン最強のニュータイプも落ちたものだと内心自嘲する。

 

 (型にはまっていてはいけない)

 

 ヒーローになっちゃったんだもん!戦わないでどうするのさ!!

 

 友達一人助けられない大人になんかなりたくない!!

 

 もっと自由になって良い。海を泳ぐ魚みたいに。

 

 理想の世界を見るまで負けるものか!!

 

 (彼女たちのように、自由に)

 

 【ゴジュウイーグル!!】

 

 【イーグルシューター50!!】

  

 ゴジュウイーグルに変身したシャリア・ブルは、巨大化したイーグルシューターをキケロガに装着させた。

 「キケロガエンジェル、とでも名付けますか」

 キケロガエンジェルはザクを抱き込むようにし、空中で高速できりもみ回転を始めた。その勢いでザクは引き剝がされた。

 「それでは決めましょう」

 キケロガエンジェルがザクに狙いをつける。

 「キケロガ・ルシファーティアーズ」

 キケロガの脚から、無数の矢が放射されザクに着弾する。

 

 ドガガガガガガガガガッ!!!

 

 ザクの右腕と左脚がもげ、至る所がスパークしている。もはや戦闘続行は不可能であった。

 「・・・・・・・・・」

 事実上の敗北と見たのか、ザクは円筒状のビルの円の中に消えた。

 「とどめを刺せなかったのは残念ですが、今は他の仲間の加勢に向かいましょう」

 

 

 「キケロガにあんな機能が・・・?シムス中尉!?」

 「いや、あんな機能知らないんだけど・・・・・」

 

 

 「ぐうううううっ!!」

 エグザベの駆るギャン・ハンマーカスタムは、ハンブラビと闇のトッキュウオーの同時攻撃に追い詰められていた。

 「次で決める。悪く思うなジオン」

 

 【バイオマン!!】

 

 「スーパーメーザー!!」

 バイオマンのリングの力を使ったゲーツは、ハンブラビに必殺剣スーパーメーザーを装備させエネルギーを集約させた。

 闇のトッキュウオーも砲台に凄まじいエネルギーを集中させ放とうとしてくる。

 「ここまでか・・・!」

 エグザベが諦めかけた時だった。

 

 ギュオオオンッ!!!

 

 飛んでくる二対の光線。キケロガエンジェルから放たれたものだった。

 「中佐!!」

 「お待たせしました。エグザベ君」

 キケロガエンジェルがギャンを庇うように降り立つ。まるで黒い天使のように。

 「灰色の幽霊だと!?ガリュードめ!失敗したか!!」

 狼狽えるゲーツ、その一瞬が命取りとなった。

 「それでは行きますよ」

 「はい!カイさん少し失礼します!!」

 キケロガエンジェルがメガ粒子砲とイーグルシューターに、ギャン・ハンマーカスタムが大型ランスのハクジにエネルギーを込める。

 「キケロガ・ソドムイグニス」

 「ダイナミックギャン大槍撃!!」

 キケロガエンジェルが粒子砲と数多の矢の弾幕を放ち、ギャンがハクジを回転させながら闇のトッキュウオー目掛けて突進する。

 

 「だ、脱出を・・・ぐわあ!!!」

 ハンブラビはビームと矢の弾幕をまともに食らい粉微塵となった。

 「カイさん!ご無事ですか!?」

 「うっ・・・うっ・・・」

 ギャンはトッキュウオー内部にいたカイをかっ攫いながら、闇のトッキュウオーに大穴を開けた。そのまま闇のトッキュウオーは爆散した。

 

 

 

 「向こうは決着ついたみたいだね」

 「じゃあこっちも行こう!!」

 ハシュマルが槍のような尻尾をガンダムとジークアクスに突き刺そうとしてくる。2人はそれを紙一重で避けた。

 

 【ゴジュウレオン!!】

 

 【レオンバスター50!!】

 

 【ゴジュウユニコーン!!】

 

 【ユニコーンドリル50!!】

 

 赤いガンダムはレオンバスターを、ジークアクスはユニコーンドリルをそれぞれ装備した。

 「レッドガンダムバスター」

 「ジークアクスドリル!!」

 

 『ギャオオオオオオオオオオオオン!!』

 

 ハシュマルは口内のモノアイから極太の光線を放つ。

 「ガンダム・メテオシャワーブラスター」

 「ジークアクス・ファンタスティックスパイラル!!!」

 ビットの光線とレオンバスターの光弾が合わさった光線と、ジークアクスの回転ドリル攻撃がハシュマルの光線を吹き飛ばした。

 

 『ギャオオオオオオオオオオオオン!!!』

 

 そのままハシュマルは光線とドリルに貫かれ爆散した。

 

 

 

 「でやあああああああ!!!」

 「だああああああああ!!!」

 サイコガンダムの光線を搔い潜りながら、爪で攻撃を加える。

 「生成(ジェネレイティブ)、ソードメイス」

 大柄の大剣を作り出したサイコガンダム、それを勢いよく振り下ろしてくる。

 ガシャアンと鈍い音を立てて爪と剣が激突する。

 「ぐはっ、だいぶ面の皮が剥がれてきたじゃん、ドゥー!」

 「うるさい!お前と一緒にするなぁ!!」

 剣を振り回すサイコガンダム。その剣からはドゥーのぐちゃぐちゃの感情が伝わってきた。

 「僕は研究で生み出されたニュータイプ!!この力は努力して勝ち得たもの!!何もせずにその力を得たお前らとは違う!!」

 そっか。ドゥーにそんな過去が。

 だから自分のことを心臓って。

 「あんたは心臓じゃない!!人間でしょうがぁ!!!」

 「違う!!僕は最初から兵器の装備として生まれてきた!!!何のために生まれてきたかも分からないお前とは違う!!!」

 「そんなの悲しすぎるでしょ!!!」

 「余計なお世話だ!!だからお前はエゴイストなんだ!!!」

 剣と爪が鍔迫り合いをする。バチバチと火花が散る。まるで私たちの心みたいに。

 「自分の意志で進化した僕らこそニュータイプにふさわしい!!!」

 

 ドギュウウウン!!!

 

 「うううう!!がああああああ!!!」

 テガソードが光線で吹き飛ばされた。衝撃が体の奥まで走って肺が空気を吐き出す。

 「この戦争で証明する。優れているのは僕ら、正義は連邦にあると」

 操縦桿を握って、テガソードをゆっくりと起こす。

 「ふさわしいとか正義とか、そんなのどうだっていい」

 「まだ言うか」

 「私はアマテ・ユズリハ。それ以外の何者でもない」

 「・・・・・・・・・・」

 「そしてあんたはドゥー・ムラサメ。ここにいるのは兵士とかニュータイプ以前に、二人の人間なんだよ」

 テガソードとサイコガンダムが静かに対面する。心地いいくらい静かな空気だ。

 「だから勝つ。アマテ・ユズリハとして、ドゥー・ムラサメに勝つ」

 テガソードが構える。駆動音すら心地いい。

 ドゥーの中から、静かに炎が燃える音が聞こえてきた。

 「望むところだ」

 サイコガンダムが構えた。どず黒いものはもう感じなかった。

 

 「兵器を動かす心の臓。それが使命と言うならば、運命(さだめ)に従う!!ドゥー・ムラサメ!!!歴史にその名を刻み込む!!!!!」

 

 「人間として戦いたい!だから運命(さだめ)に立ち向かう!!アマテ・ユズリハ!!!貫き通す、自分の感情(エゴ)!!!!!」

 

 刹那、テガソードとサイコガンダムが同時に動いた。

 

 【ダイナマン!!】

 

 「ソードメイス・稲妻重力落とし!!!!!」

 

 「テガソード・紅狼(クロウ)バニッシャー!!!!!」

 

 二つの必殺技が拮抗した。

 

 サイコガンダムの剣は、テガソードの前で止まっていた。

 

 テガソードの爪は、サイコガンダムの懐に刺さり大穴を開けていた。

 

 「勝った・・・・・」

 勝利を実感した瞬間に、全身から大量の汗が流れ出た。全身びしょ濡れだ。

 「・・・・・ドゥー?」

 ドゥーの意志が急に感じられなくなった。

 「ドゥー!!!」

 話しかけても、答えが返ってこない。

 

 ―彼女は息絶えた―

 

 「テガソード!どうして!!」

 

 ―テガジューンを再現したモビルアーマー 彼女には負担が大きすぎたのだ―

 

 「そんな!!何とかしてよ!!!」

 

 ―一度無くなった命は二度と戻ってこない―

 

 「このままじゃ悲しすぎるよ!!人間として生きずに死ぬなんて!!!」

 

 ―彼女は最後にマチュと真意で戦えた その瞬間、彼女は人間となったのだ―

 

 「勝手だよ!!元はと言えばあんたが契約なんかしなければこうならなかったんだ!!!」

 

 ―そうだ 勝手だ だが戦いを求めるのは人間 我はその人間に力を貸すことしかできない―

 

 「酷すぎるよ・・・神様だろ・・・生き返らせろよぉ・・・・・」

 

 

 アマテ、もういいんだ

 

 「ドゥー!?いるの!!?」

 

 君の魂は伝わった 君も僕の魂を忘れなければ、僕は君の中で生き続けられる

 

 「待って!!ドゥー!!!」

 

 最後に本音でぶつかり合った瞬間、あの時だけ僕は本当に自由になれたんだ

 

 「行かないで!!まだ話したいことが!!!」

 

 さよならアマテ 僕の友達

 

 

 今度こそ、完全にドゥーの気配が消えた。

 「・・・・・・・・・・・・・・」

 

 ―彼女の魂は、私が静かな場所へ連れていく だれにも邪魔されず、眠れる場所へ―

 

 目の前に、ハンカチがひらりと落ちた。

 ドゥーに巻いたげた、私のハンカチ。

 「・・・・・勝手だよ。大人も神様も全部」

 体育座りをして涙を誤魔化す。でも溢れてくる。

 ギュッとハンカチを握る。

 「でも、そんな勝手な世界で、生きてかなきゃならないんだよな・・・・・」

 ドゥーは死んだ。私が殺したも同然だ。

 だから、前を向いて生きなきゃ。

 あいつの想いも背負って。

 

 

 「迷いは断ち切れたか!?ゴジュウウルフ!!」

 「ファイヤキャンドル・・・」

 いつの間にかファイヤキャンドル専用機のろうそくロボットが後ろにいた。

 「女王の意思とか・・・人間の企みとか関係ねえ!!俺はお前と戦い、炎を燃やす!!!」

 体が疲れ切っていた。もう帰って眠りたかった。

 でも、胸の炎が消えちゃいない。

 

 「来い・・・ファイヤキャンドル!!!」

 「行くぞゴジュウウルフ!!!」

 

 勝負は一瞬。

 テガソードデカクロウの爪が、ろうそくロボットを貫いていた。

 「確かに感じたぜ・・・お前の魂・・・・・」

 ろうそくロボットは爆散した。

 ほんの数秒の、短い戦い。

 でも、あいつの魂は感じた。

 

 「今度は勝ったよ、ファイヤキャンドル」

 これからも勝ち続ける。

 未来に、友達の想いを伝えるために。

 

 

 

 「ほらよ」

 カイ・シデンはエグザベに手渡したのは、トッキュウジャーの指輪。

 「いいんですか・・・?」

 「そういう約束だかんね。助けてくれたお礼もしたいし」

 カイ・シデンはエグザベ達を見回す。

 「いい顔になったじゃん全員」

 皮肉な笑みは身を潜め、満足げに笑った。

 「お前ら戦隊なんだからよ、足りない部分は仲間同士で補い合えよ?」

 「・・・ええ」

 「一人でやろとすんな。逆立ちしたって、人間神様にはなれねえからな」

 カイは背を向けて去って行く。

 「じゃあな、イマジネーション忘れずにな」

 

 カイは陽が沈み切ったコロニーの夜空を見上げる。

 「これでいいんだろ?」

 そしてとある英雄の名を呟いた。

 「トゥルーヒーロー」

 

 

 

 「これは返すよ」

 「・・・・・・」

 「大丈夫、一欠けらも使ってないから」

 アンキーに返したのは、前貰った札束。アンキーは表情を崩さない。

 「あんたらの生き方否定はしないしする資格もないけどさ、私の生きる道にこのお金はいらないみたいだから」

 「・・・・・吹っ切ったみたいだね」

 「うん」

 「じゃあお前みたいなガキに用はないよ。とっとと帰んな」

 「言われなくてもそうするよ」

 ベエッと舌を出して、カネバン事務所から出て行った。

 「あ・・・」

 ドアの外にはナブって人が腕を組んで立っていた。

 「もうこんなとこ二度とくんなよ」

 そんなこと言われたから、大声でこう言ってやった。

 「あたぼーよ!!」

 

 

 

 長い戦いの一夜が明け、コロニーにはいつもの朝がやって来た。

 「連邦の極右団体が解体されたようですね」

 喫茶ニュータイプにて、店長のシャリア・ブルは新聞を読みながら朝の仕込みをしていた。香ばしいコーヒーの香りが店中に漂っている。

 「未だ問題は山積みですが、今は束の間の平和を享受しましょう」

 エグザベにホットコーヒーを出すシャリア・ブル。一方、エグザベは渋い顔をしていた。

 (ニャアンはオメガ・サイコミュを動かせる・・・)

 その顔の原因は、昨夜の戦いにおいてニャアンがジークアクスのサイコミュを動かしたことにあった。

 (報告をすべきだろう・・・。しかし・・・・・)

 キシリアの命令でオメガ・サイコミュを動かせる人間を探していたエグザベ。

 その能力を持つ者が、自身の仲間であるニャアンだった。

 軍人としての役目を全うするべき。今までの彼ならそうしていた。

 しかし、今の彼は違う。

 「エグザベ君」

 「・・・はっ、はいっ」

 「コーヒー、冷めますよ」

 「はいっ、いただきます!」

 とりあえず、今はこのコーヒーを味わおう。

 近いうちに、二度と味わえなくなるかもしれないのだから。

 

 

 

 マチュの母であるタマキは、テーブルの上に置かれていた手紙を見つけた。

 

 『心配かけてごめん!やりたいことはきっと見つける!!』

 

 娘であるアマテの字で書かれていた。

 二晩も帰らなかった娘を心配して一睡もしなかったのか、目に疲れが見える。

 しかし、その手紙を見た彼女は嬉しそうだった。

 

 

 

 スポーティーな服にランニングシューズ、運動は得意だけど朝のランニングをしょっちゅうしているってわけじゃない。

 「あっ、来た!マチュー!!」

 待ち合わせの場所に、二人はいた。

 「ごめんお待たせ!」

 「ううん、今来たとこ」

 「・・・じゃ、行こっか!」

 「うん!」

 「眠い・・・」

 私はニャアンとシュウジと一緒に走り出した。

 ドゥー、あんたのこと忘れない。

 あんたの想い、未来に繋ぐから!!

 

 「疲れた・・・帰って寝たい・・・」

 「大丈夫シュウちゃん!帰ったら私が膝枕したげるから!!」

 「それが目的かあんた!!」

 ギャーギャー騒ぎながら走っていく私たち。

 街が朝の日差しで輝いていた。

 

 

 

 夜の地球の街外れにあるとある廃ビル。

 そこで鉄が叩き合うような鈍い音や爆発音が響いている。

 「ぐうっ!!」

 吹き飛ばされたのは、夜空に輝く獅子座を模した赤い戦士。

 かつて巨悪から宇宙を救った「宇宙戦隊キュウレンジャー」の戦士が一人「シシレッド」である。

 そのシシレッドは攻撃を放とうとするが、銃撃の雨にやられ倒れ伏した。

 変身が解け、現れたのは地球連邦軍少佐「バスク・オム」であった。

 「くっ、貴様!同盟はどうした!?」

 暗闇から現れたのは銃の戦士「ガリュード」。

 「貴様は女王のお姿を穢した上に、女王の期待に応えられなかった」

 ガリュードが一歩ずつ迫る。バスク・オムはじりじりと後ずさりするが、壁に当たり下がれなくなった。

 「よって、貴様に罰を下す・・・」

 ガリュードは両手の人差し指を重ね、×(バツ)を作った。

 赤い光が辺りを包む。

 バスク・オムの断末魔が響き渡った。

 だが、その声を聞く者は誰もいなかった。

 

 

 

 




 ・NEXT NO.1 BATTLE!!
 コモリ「ゴジュウジャー、確保!!」
 シャリア・ブル「話が混みあっていて、どこから話せばよいものやら」
 ノーワン「所詮この世は運否天賦!!」
 エグザベ「僕の運命(さだめ)は僕が決める!!」
 コモリ「真面目にやりなよあんた達いいいいい!!!!!」
 
 コモリ「第9話『ジャッジメント!気に食わないアイツら!!』」
 READY GO!!
 
 ・ジークアクス風次回予告
 マチュ「一つの戦いが終わり、夜が明ける。そしてまた新しい戦いが始まる。見ててドゥー!私はあんたの分まで歩き続ける!!」
 ニャアン「あの・・・張り切ってるところ悪いけど・・・次回私たち逮捕されるらしいよ・・・・・?」
 マチュ「何で!?せっかく一念発起したのに!?」
 ニャアン「次回『ジャッジメント!気に食わないアイツら!!』」
 マチュ「あなたのハートにターゲットロック!!」
 
 
 ・スペードエース
 指輪:センタイリング ジャッカー電撃隊
 契約者:ドゥー・ムラサメ
 職業:地球連邦軍少尉
 願い:強化人間こそ優れたニュータイプと証明する
 
 ムラサメ研究所の2番目の強化(改造)人間。念力(サイコキネシス)の能力を使い、物質を触れずに動かすことが可能である。サイコガンダム・コングに乗り、マチュのテガソードデカクロウに戦いを挑んだ。戦いの果てに力尽き、その魂はテガソードが静かな所へ連れて行った。彼女の魂が救われるかは知る由もないがいつか、花は咲くだろう。
 
 
 ・ゴーグルレッド
 指輪:センタイリング ゴーグルファイブ
 契約者:ゲーツ・キャパ
 職業:地球連邦軍中尉
 願い:地球連邦の勝利
 
 拘束(バインド)の能力を使い、相手を縛り付け動けなくすることが可能である。まだ子供(ガール)であるドゥーと協力し、キシリア暗殺とイズマコロニーを破壊する作戦を行った。キケロガエンジェルにハンブラビを破壊され、その後の消息は不明。人間を強化改造し、兵器の一部として扱うその技術はまさに暗黒科学という他ない。
 
 
 ・シシレッド
 指輪:センタイリング キュウレンジャー
 契約者:バスク・オム
 職業:地球連邦軍少佐
 願い:地球連邦の勝利、及びスペースノイドの殲滅
 
 自身の野望を達成するため、ブライダンと一時的に同盟を組んでいた。ラッキーなどではなく自分自身の力のみでここまでこれたと信じている。ガリュードによって罰を与えられ、消息を絶った。
 
 
 ・サイコガンダム・コング
 ムラサメ研究所が開発したサイコガンダムにテガジューンの因子を組み込み誕生したモビルアーマー。能力は本物のテガジューンには遠く及ばないが、それでも従来のMSやMAとは一線を画す性能である。物質を生成し、あらゆる武器を作り出すことが可能。
 
 
 ・闇のトッキュウオー
 ブライダンが複製、制作した黒いトッキュウオー。両肩の闇波動2連系超烈車砲から強力な闇の波動を発射できる。
 
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