もしもジークアクスがナンバーワン戦隊ゴジュウジャーみたいなノリだったら   作:岩ノ森

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ガリュードの正体は色々考えた結果、あの人にしました。
いいのかな〜……


ジャッジメント!気に食わないアイツら!!③

 「行け、アーイー!!」

 毎度おなじみ、アーイー達が大量に出てきて襲い掛かってくる。

 「いつも通り出てきた!!」

 「コモリ!どこかに隠れてろ!」

 「分かった!」

 エグザベに言われてコモリンはその場から逃げる。これで遠慮なく戦える!

 「さっきのお返ししてやる!!」

 「人生の厳しさ、教えてあげないと」

 「私たちがアーイーを引き受けます。エグザベ君とマチュ君はノーワンを」

 「分かった!」

 「分かりました!」

 

 

 

 「サイコロつぶて!!」

 「ぐっ!」

 すごろくノーワンがサイコロを指で弾きつぶてのように飛ばしてくる。エグザベは身をかがめてそれを避けた。

 

 【ティラノハンマー50!!】

 

 「だああっ!!」

 「ぐおおおっ!!」

 エグザベはティラノハンマーを取りだし、ノーワンをその剛力で叩く。さしものノーワンのノックアウト気味だった。

 「くううっ!サイコロつぶて乱れ撃ち!!」

 「させるか!ウルフデカリバー!!」

 マチュはウルフデカリバーで空間を斬り裂き、サイコロつぶてをその亜空間の中に吸い込ませた。

 「お返し!!」

 さらにウルフデカリバーで空間が斬り裂かれる。その空間の中から先ほどのサイコロつぶてが勢いを殺さず、ノーワンの方目掛けて飛んで行った。

 「ぎゃあああっ!!!」

 次々とつぶてがノーワンに着弾する。かなりのダメージが入ったようだった。

 「よし!このまま決めるぞ!!」

 「オッケー!使うよドゥー!!」

 

 【ジャッカー!!】

 【デカレンジャー!!】

 

 「スペードアーツ!アトム撃ち!!」

 「ハイブリットマグナム!ストライクアウト!!」

 「うぎゃらああああああああ!!!」

 スペードエースとデカレッドにエンゲージしたマチュとエグザベが必殺技を放つ。普段そっけない態度を取っているが、戦いの際は息ぴったりのようだ。

 「ぐおおっ、賽の目は良い目が出ているのに~!」

 「人生賽の目では決まらない!!最後に自分の人生を決めるのは自らの強い意思だ!!」

 そう叫んだエグザベは、テガソードでノーワンの体を斬り裂く。

 「捕まって!!」

 そして中にいた子供を引きずり出し、助け出した。

 

 【ティラノ!ハンマークラッシュ!!】

 

 そのままティラノハンマーで必殺の一撃をノーワンに喰らわせる。ノーワンはコロニーの空高く飛んで行った。

 「ぎゃあああっ!!人生というすごろくのゴールにたどり着いてしまったー!!!」

 ノーワンは空中で派手に爆散した。

 

 WINNER!GOZYU・・・!!

 

 「待った。今回のMVPはコモリだ。すごろくナンバーワンの座はコモリにやってくれ」

 「え?」

 

 WINNER!COMOLI HARCOURT!!

 

 「え、私?」

 「良かったじゃんコモリン!!」

 「え、これ名誉なことなの?」

 

 

 

 「あらぁ~?せっかく応援に来たのに終わっちゃったの~?」

 「半分こケーキ!」

 「何あれ・・・?ケーキ怪人・・・・・?」

 ノーワンを倒したばかりなのに、半分こケーキが現れた。

 「ハニー。ここは我々が試合に彩りを加えて差し上げるとしよう」

 「さんせぇ~。私たちも消化不良だもんねぇ~」

 

 「「ラブビッグウェーブ!!」」

 

 「また大きくなった!!」

 「物理法則どうなってんの・・・」

 やや引き気味なコモリンを尻目にケーキたちは大きくなった。ここは私が・・・!

 

 ドギュウンッ!!

 

 「うわっ!?」

 「銃野郎!?」

 突然現れて銃撃を加えてきたのはあの銃野郎。相も変わらず不気味な雰囲気だ。

 「あっちでもこっちでも!!」

 「あのデカブツは僕が引き受けた!君たちは銃の戦士を!!」

 「分かった!任せた!!」

 「ああ!来い!テガソード!!」

 

 【アウェイキング!!】

 

 「リングイン!人神一体!!」

 

 【叩け!噛みつけ!!イエロー!!!テガソードイエロー!!!】

 

 「テガソードイエロー!!」

 

 エグザベが乗り込んだテガソードイエローが大きな音を立てて爆誕した。

 「あれがテガソード・・・」

 「コモリ君は離れてて。危ないですよ」

 「はっ、はい!」

 テガソードをボーっと眺めていたコモリンが急いで離れる。

 エグザベが向こうで戦うってなら、こっちはこっちの戦いをしてやる!!

 

 「・・・ここで倒す」

 「シュウちゃん?」

 「今度こそ仕留めます」

 「ヒゲマン?」

 何やら二人がいつもより殺気立っているように思えた。

 ・・・とりあえず戦いに集中!!

 

 

 

 「私のナイフで両断してくれようテガソード!!」

 「くっ!!」

 シャイニングナイフが大きなナイフを手に持ち、剣戟を仕掛けてくる。操縦桿を握り、エグザベはそれを紙一重で避けた。

 「クリーム攻撃!!」

 「ぐあっ!!」

 ケークが手をかざすと、どこからともなく大量のクリームの波が現れテガソードを押し流す。バランスを崩し倒れてしまうテガソード。

 「一気に決めさせてもらうわよぉ」

 「テガソードの力を借りようと所詮矮小な人間。身の程を知るがいい」

 足音を立てながら近づいてくるナイフ&ケーク。

 しかし先の言葉で、エグザベの中の何かがキレた。

 「人間を!舐めるなぁ!!」

 テガソードの右腕の暴君拳からエネルギー弾が撃ちだされる。

 「きゃあっ!!」「ぬおっ!!」

 油断していた夫妻はまともに喰らってしまい、倒れてしまった。

 「皆がそれぞれの人生を必死に生き抜いている!それを矮小なんて言うなぁ!!」

 テガソードイエローが両腕の暴君拳でラッシュを繰り出す。

 共に戦うソドンの仲間。

 共に戦うゴジュウジャーたち。

 そして、不条理にも負けずナンバーワンを勝ち取ったコモリ。

 それら全ての人間を侮辱するような夫妻の発言に、エグザベは珍しく怒りを露わにしていた。

 「むきーっ!調子に乗ってぇ!!」

 「わが妻を傷つけるとは!!もう容赦はせんぞ!!」

 夫妻がナイフを振り上げ突っ込んでくる。

 「見ていろコモリ!これが僕たちの戦いだ!!」

 エグザベは地上にいる仲間に信念を叫んだ。

 「テガソード・礼賛竜昇!!」

 テガソードはジャンプしながら暴君拳を振り上げ、夫妻に強烈なパンチを見舞った。

 「きゃああああああああ!!!」

 「ぐあああああああああ!!!」

 夫妻は上空で爆発四散した。

 

 「きいいいっ!悔しいぃぃぃ!!」

 「この借り、いずれ返させてもらうぞ!!ゴジュウティラノ!!」

 元の大きさに戻った夫妻は、傍に駐車してあった車のバックミラーの円の中に消えた。

 

 「やったぞ!」

 エグザベは地上のコモリに操縦席の中からサムズアップを送る。

 「うん!!」

 コモリも何かを感じ取ったのか、テガソード内のエグザベにサムズアップを返した。

 

 

 

 「あっちは勝負付いた!!うわっ!!」

 エグザベの方はケリがついたみたいだけど、こっちはまだ銃野郎と交戦中!!こいつ近距離も結構強い!!

 

 ドガガガガッ!!

 

 「おおっと!!」

 おまけに弾幕も放ってくるから、遠距離近距離隙が無い!予想してたけど強い!!

 

 ズドドドドッ!!

 

 上空のヒゲマンと地上のシュウジがそれぞれの武器で弾幕を放つ。でも銃野郎はそれを、身を翻して軽やかに避けてしまった。

 「クソッ!たあっ!!」

 ウルフデカリバーで斬撃を放つ。避けられたけど目的は当てることじゃない!!

 「はっ!!」

 自分の後ろの空間を斬り裂いてその中に入る。目的は銃野郎の後ろにあけた空間!

 「もらったぁ!!」

 その空間を通って銃野郎の背後を取った!これで一撃入れられる!!

 

 ピキィン!!

 

 「はっ!?」

 その瞬間、頭の中に閃光が走った。

 キラキラ・・・?

 ・・・いや、違う。これは・・・。

 「危ないマチュ!!」

 「えっ!?うわあっ!!」

 銃野郎から一撃入れられそうになっていた所をニャアンに庇われる。危なかった・・・。もう少しで直撃してた・・・・・。

 「大丈夫!?ボーッとしないで!!」

 「ご、ごめん・・・」

 ニャアンに謝るけど、頭の中は別のことを占めていた。

 

 私は前にあいつからどず黒さを感じたと思った。

 でも戦ってみて違うって分かった。

 あいつから感じるモノはどず黒さなんかじゃない。

 乾いているような、スカスカのような。とにかく何もない。

 ドゥーからは黒いものを感じたけど、それでも中身があった。

 でもあいつには何もない。

 それが果てしなく不気味だった。

 

 「マチュ君」

 「・・・あっ」

 「ここであいつを確実に倒します。力を合わせますよ」

 「わ、分かった」

 ヒゲマンの声色が暗い。

 何か黒いものを感じる。

 ・・・考えててもしょうがないか!!

 「中佐!僕も加勢します!!」

 「ありがとう。ではエグザベ君。ニャアン君と一緒に攻撃を撃ちこんでください」

 「分かりました!」

 「分かった!」

 

 【ティラノ!ハンマークラッシュ!!】

 

 【ユニコーン!ドリルアタック!!】

 

 「だあああああっ!!」

 「おらああああっ!!」

 「っ!!」

 エグザベとニャアンが近接で必殺技を打ち込む。銃野郎は白い右手でそれを防ぐけど、流石に押されている。

 「二人とも離れて。シュウジ君」

 「うん」

 

 【レオン!ガトリングバースト!!】

 

 【イーグル!アローシュート!!】

 

 二人が離れた瞬間、間髪入れずにヒゲマンとシュウジが必殺の銃撃を放った。

 「・・・っ」

 銃野郎は右手の銃から凄い威力の紫色の光線を発射して、二人の技をかき消した。

 「今ですマチュ君」

 「分かった!!」

 私は全速力で銃野郎に近づき、ウルフデカリバーで斬撃を喰らわせる。

 

 【ウルフ!デカリバーフィニッシュ!!】

 

 「くっ!」

 銃野郎の白い右手と、ウルフデカリバーの斬撃が拮抗する。

 よく分かんないけど本能が言っている。

 こいつだけは、倒せと。

 「お前は!!何だぁぁぁぁぁっっっ!!!」

 斬撃が決まって、銃野郎がのけぞる。

 その衝撃で白い右手から白い指輪がカランカランと落ちた。

 そして銃野郎の変身が解け、現れたのは。

 

 「・・・・・・・・」

 金髪の若めの男。目はその髪で隠れてて、表情は分かりにくいけど、その瞳は青かった。

 「えっ!?」

 「あれは・・・!!」

 「え?」

 コモリンとエグザベは驚愕って言っていいほど驚いていた。知り合いなのか?

 ・・・そういえば私も、あいつには見覚えがある気が。

 「赤い・・・彗星・・・・・」

 「「・・・えぇっ!?」」

 シュウジから発せられた言葉に私とニャアンも驚く。

 「・・・・・大佐」

 ヒゲマンがどこか物悲し気に、でも懐かしそうな感じで階級を呼ぶ。

 

 銃野郎の正体。目の前にいるのはジオンの英雄。

 赤い彗星「シャア・アズナブル」だった。

 

 「・・・・・ふっ」

 赤い彗星は、私たちを見て不敵に笑った。

 

 

 

 

 




 ・NEXT NO.1 BATTLE!!
 テガジューン「ユリが目覚める」
 シャリア・ブル「全ての鍵は地球にあります」
 テガソード「テガジューンと私の婚姻が成立すれば、世界は終わる!!」
 シュウジ「あなたは・・・僕が倒す!!」
 シャア「見せてもらおうか。世界を創造した神の力とやらを」
 
 シャア「第10話『激動のレコンギスタ』」
 READY GO!!
 
 
 ・ジークアクス風次回予告
 ニャアン「地球の暦で6月に結婚すると幸せになれるんだって」
 マチュ「ジューンブライドって奴ね。でも全員がホントに幸せになれるのかな?」
 ニャアン「好きな人とずっと一緒にいれたら幸せでしょ?」
 マチュ「とも限んない人もいるみたいだよ?」
 ニャアン「次回『激動のレコンギスタ』」
 マチュ「暮らしの中に修行あり!」
 
 ・すごろくノーワン
 身長:201cm
 体重:220kg
 秘技:サイコロつぶて、わくわくすごろくランド
 生成ワード:すごろく、サイコロ、ゲーム、人間、ナンバー1
 
 すごろくが弱い少年の「すごろくで勝ちたい」という願いからジェネレイティブされたノーワン。混じってしまったゲンゴロウのように、水の中をすいすい進むようにすごろくを進める。ゴジュウジャーとコモリにすごろくナンバーワンバトルを挑んだ。
 
 ・すごろくナンバーワンバトル
 誰が一番にすごろくのゴールに着いたかを競うナンバーワンバトル。最初は10面ダイスを使うなど卑怯な真似をしたすごろくノーワンがトップに躍り出る。しかし、どんな理不尽な状況でも諦めずに生きるコモリの姿勢に触発され、エグザベと協力したマチュが自分の人生を切り開き1位に。最終的に勝利のきっかけを作り出したコモリにすごろくナンバーワンの座は譲られた。
 勝者:コモリ・ハーコート/すごろくナンバーワン
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