もしもジークアクスがナンバーワン戦隊ゴジュウジャーみたいなノリだったら   作:岩ノ森

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世間は例の件で大変なことになっていますがこちらはできる限り続けます。


激動のレコンギスタ②

 ジオンの軍用艦ソドン。私たちはその尋問室にいた。

 「「「・・・・・・・・・・・・・・」」」

 何故か手錠をはめられ取っ捕まって。

 「ここまで同行していただき感謝いたします」

 「どう見ても同行って形じゃないよな?」

 ニャアンの言う通り、腕に手錠をはめられ尋問室に閉じ込められている。これはどう見ても協力なんかじゃなく逮捕だ。私たち、この間も逮捕されたんだけど?

 「とりあえず説明してくれない?何でこんなことになってるのかを?」

 「・・・・・・・・・」

 ヒゲマンは深刻な目をして口を開き始めた。

 「一年戦争の最中、2つのオブジェクトが発見されました」

 「ごめん。それ、長くなるヤツ?」

 「長くなるヤツですね」

 「私たちが聞きたいのは何で協力って言いながら手錠をはめられなきゃいけないかなんだけど?」

 ド怒り状態のニャアンだけどまさにその通り。多分一年戦争の話は私たちが手錠をはめられてる理由とは関係ないだろうし。

 「それを説明するにはまず順序だてる必要があります。抑えていただきたい」

 「前から思ってたけどあんた腹立つよな?」

 「ちょっと、一応中佐もこれで考えがあるのよ。あまり出過ぎた言葉は慎んでほしいわね」

 「勝手に手錠かけといてそれ言う?」

 「こっちにはこっちの事情があるの!!」

 「だとしても勝手すぎんだろ!!」

 今度はニャアンと仲裁に入ったコモリンが喧嘩になり始めた。いやまあニャアンの気持ちも理解できるんだけど、でもちょっと今日口が悪いな?バイト首になったから?

 「ニャアン、とりあえず話聞こう。僕もその人の話には興味あるし」

 「分かった。シュウちゃんがそう言うなら話聞く」

 「あんたねぇ・・・・・」

 珍しく助け舟を出したシュウジ。シュウジがこんな風に(比較的)活発になるなんて珍しい。ちょっと新鮮・・・。

 

 「それでは話を再開させていただきます」

 ヒゲマンが咳払いをして再び話を始めた。

 「一年戦争の最中、見つかった二つのオブジェクト。一つはシャロンの薔薇。それは開発が中止されたはずのサイコミュが搭載されたモビルアーマーでした。この世界に存在しないはずのオーパーツです」

 「それって・・・向こう側から?」

 「ええ。調査を進めようと内部構造を調べようとしましたが、内部はパイロットごと時間凍結しており、コックピット内に入ることは不可能でした」

 シャロンの薔薇とか言うモビルアーマーの話がされた瞬間、シュウジの瞳の奥がギラリと光ったような気がした。

 「そしてあの大佐・・・銃の戦士が消えたゼクノヴァが起きた日、同時にシャロンの薔薇も消失しました。そして現在になり、その反応が地球に見られたのです」

 手伝ってほしいことってそのこと?でもそれならジオン軍だけでもできそうだけど。

 「そしてもう一つ発見されたオブジェクト、野のユリ」

 「野のユリ・・・」

 「こちらに関しては内部構造は愚か、表面を構成している物質が何でできているかさえ解析不能でした。便宜上モビルスーツとしていますが、どこの社が作ったのか、そもそも本当にモビルスーツなのかどうかさえ不明です」

 「それって・・・」

 「はい。十中八九テガソード絡みだと私は考えています」

 「そしてその反応も地球に・・・」

 「おっしゃる通り。やはりゼクノヴァが起きたあの日、野のユリも消失しました」

 なるほど。私たちに手伝ってほしいのはそのことだったのか。ゴジュウジャーの新しい戦力になるのなら私たち5人で行った方がいいからね。

 「そして反応が現れたのは、あのサイコガンダムがイズマ・コロニーに現れた日です」

 「!!」

 サイコガンダム・・・。

 友達・・・ドゥーと戦った日・・・・・。

 「サイコガンダムはブライダンの長の因子が入れられているとテガソードは言っていました。これは決して無関係ではないでしょう。仮にあのサイコガンダム並みの力をユリが持っているとすると、必ず我々が手にしなければなりません」

 「そっか・・・・・」

 またあの子みたいに、死ぬ人が出るかもしれない。

 「だったら絶対に行かないとね」

 「マチュ・・・」

 「ご協力、感謝します」

 「良いよ、仲間でしょ?」

 戦争は嫌だ。

 だから止めないといけない。

 そのための戦いならしないといけない。

 私は、ヒーローになったから。

 

 「全ての鍵は地球にあります」

 地球・・・。元々いつかシュウジと一緒に行きたいと思っていた。

 それと同時にゴジュウジャーとしての使命が果たせるなら、願ったり叶ったりだ。

 あれ?でもじゃあ何で・・・?

 「でもじゃあ何で逮捕されなきゃいけないの?その薔薇とユリを見つけることと私たちの逮捕って関係ないと思うんだけど?」

 「そうだよ。どゆこと?」

 さっきの話と今の状況が全然繋がらない。理由が全然見えてこない。それを聞きだそうとすると、ヒゲマンは涼しい顔だけどエグザベとコモリンの二人は気まずそうな顔をしていた。

 「ふむ。それに関してはニャアン君が言っていたことに起因します」

 「え?」

 「非正規でソドンに乗れるわけがない。ですので我々も一芝居打たせてもらいました」

 「芝居?」

 「我々が書いた筋書きはこうです」

 

① コロニーのズッコケ悪ガキ3人組がソドン艦に悪戯目的で入る。

② 我々がそれを確保し、更生のため拘留する。

③ 数日後下ろす予定でしたが、急に地球にオブジェクトの捜索に向かわなければならなくなったため、その際のドタバタであなた達を拘留していたのをつい忘れてしまう。

④ そのままド忘れしたままあなた達とともに地球へ行く。

⑤ そしてズッコケ悪ガキ3人組のあなた達はソドン艦を抜け出し、我々とともに地球へ降り立ってしまう。

⑥ そしてなんやかんやでオブジェクトを一緒に発見する。

 

 「以上が我々の考えた筋書きです」

 「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」」

 ・・・え~っと。あ~っと。

 「ごめん、どこからツッコんだらいい?」

 「やっぱそうだよな・・・・・」

 エグザベがゲッソリした面持ちで重い口を開いた。コロニーにいた時からずっと疲れたような顔してた理由が分かった。そら真面目なこいつはこんなトンチキな作戦、喜んでやるわけがない。

 「ふむ、中々良い計画だと思ったのですが」

 「言葉が出ねえよ・・・・・」

 「ズッコケ悪ガキ3人組って僕たち?」

 ニャアンもシュウジも不満を隠さず口をとがらせていた。そんなアホみたいな作戦をこのヒゲマンが立てたの?そんな理由で私たちに今手錠がかけられてるの?もう何か全部信じたくない・・・。

 「もうちょっとまともな作戦考えられなかったの!?こっちおかげで前科付いちゃってるんだけど!?」

 「前科に関してはこちらでもみ消しておきます」

 「それが大人のやることか!?」

 「すまん・・・・・」

 「しょうがないでしょ!?こっちだってやりたくてやってるんじゃないの!!!でもイレギュラーすぎて手段選んでられないの!!!!!」

 コモリンが地団駄を踏みながら大声で反論してきた。

 「言うまでもないけど軍規違反どころか、犯罪行為に両足どっぷり浸かってるからね・・・。それをお膳立てしなきゃいけないこっちの身にもなってよ・・・。私のエリート街道も終わったわ、ハハッ・・・・・」

 「(うわっ、意気消沈してる・・・)」

 「(こういうアウトローな行動には無縁だったからな・・・・・)」

 「(流石に可哀そうになってきた・・・・・)」

 ブルーなオーラが見えるコモリン。同情のヒソヒソ話を3人でする。さっきまで怒ってたニャアンすら同情の色を隠せない。

 「ご心配なく。コモリ君」

 「中佐・・・」

 「君ならどんな世界だろうとやっていけます」

 「・・・・・・・・・それはどうも(怒)」

 上司に向けちゃいけない怒り顔をコモリンはしていた。

 血管もビキビキに立ってるし、目も血走ってるし、エリート美女の顔じゃない・・・。

 ヒゲマンは涼しい顔を全然崩さないけど、エグザベに至っては見るからに怖がって横歩きでコモリンから距離を取っていた。

 「「「・・・・・・・・・・」」」

 私たちもその怒りのオーラに気おされて、押し黙るしかなかった。

 

 

 

 「全ての決着が着くかもしれませんね」

 窓の外の宇宙を見ながらつぶやくシャリア・ブル。

 見た感じシリアスに見えるが、コモリの怒りのオーラに縮こまる4人の図は継続していた。

 

 

 

 そして、ソドンは大気圏に突入して地球についた。下の方に写真で見た海が見える。

 「海!海だよ2人とも!!」

 「ホントだ」

 「何か写真で見るより黒ずんでない・・・?」

 「環境破壊も進んでるから。ほら窓から離れなさい。観光に来たんじゃないのよ」

 コモリンに引っ張られて窓から剝がされる。ますます引率の先生みたいに思えてきた。

 でも泳ぎたいなぁ・・・・・。

 そんなことを思っていると。

 

 「「「「「!!!」」」」」

 

 私たち5人の脳裏に、ピカッと何かが煌めいた。

 これって・・・・・。

 「大佐が・・・赤い彗星が近くにいます」

 間違いない。あのシャア・アズナブルの感覚だ。

 いや、それだけじゃない。

 何だかとてつもなく嫌な感じがする。

 この感覚、ドゥーのサイコガンダム・・・・・。

 いや、それ以上の悪寒がする!

 

 

 「キーンキーン」

 「コーンコーン」

 「わああああああああっ!!」

 海辺近くの村、そこにあいつがいた。

 「やあ諸君、ご機嫌よう」

 シャア・アズナブル。たくさんのアーイー達を連れていた。

 「嫌な感じがしたと思ったらやっぱりお前か・・・」

 「随分嫌われたものだ。これでも私は世界のために働いているのだが」

 「大佐。あなたの心からは恐ろしい虚無を感じます。ここでケリを付けましょう」

 「それは結構なことだ。だがこちらも、叶えたい願いがあるのでね」

 そして赤い彗星は黒い剣を天に掲げた。

 あれって・・・。

 「さあ、聖なる儀式を始めよう」

 金のアーイーが銀のアーイー達の頭を木槌で叩いて音色を出す。その瞬間、逃げまどっていた人たちが急に止まって一斉に拍手を始めた。

 「おめでとうございます」「おめでとうございます」「おめでとうございます」

 「何これ・・・?何か嫌な感じ・・・・・」

 ニャアンの言う通り、のっぴきならない事態だ。すごく不気味・・・・・。

 「何を企んでいる・・・。シャア・アズナブル!」

 「・・・・・・・・・」

 エグザベとシュウジが赤い彗星を睨みつける。それでもあいつは涼しい笑みを崩さないままだった。

 「その名は捨てた。今の私はシロウズ。そして女王のために指輪を狩る狩人」

 シロウズと名乗った赤い彗星は、自分の指から白い指輪を外した。

 「エンゲージ」

 そして銃のようなものが付いた白い右手にその指輪をはめた。物悲し気だけど、恐ろし気な音楽が流れだす。その音楽に合わせて、シロウズは白い手を叩く。

 

 【ガ・リュード!!】

 

 そして現れたのは、あの銃の戦士。

 「リングハンター・ガリュード。お前たちに“罰”を下す」

 ガリュードと名乗った赤い彗星が私たちに襲い掛かる。

 「「「「「エンゲージ!!!」」」」」

 

 【ゴジュウウルフ!!レオン!!ユニコーン!!ティラノ!!イーグル!!】

 

 

 「たああっ!!」

 「ふんっ」

 「ぐっ!!」

 「があっ!!」

 アーイー達を捌きながら赤い彗星を5人がかりで仕留めようとする。でもやっぱり、こいつは強い。

 「喰らえ!!」

 「はっ!」

 「ぐおっ!!」

 エグザベが剛腕をお見舞いしようとするけど、赤い彗星は黒い剣でそれを防ぐ。そしてエグザベを吹き飛ばした。

 「僕の怪力で押し負けるとは!!」

 「お前、その剣・・・」

 「中々にいい剣だ。やはり世界を創造する神々は違う」

 「パクってんじゃ・・・ねえっ!!」

 

 【ウルフデカリバー50!!】

 

 ウルフデカリバーを取りだして赤い彗星の剣と打ち合う。お互い一歩も譲らない。

 「はあっ!!」

 「うわっ!!」

 物凄い怪力で空中に投げ出される。私は空間をウルフデカリバーで斬り裂いて穴を開けた。

 「おりゃあっ!!」

 「ほう」

 そして別の空間の穴から飛び出して奇襲をかける。でも斬撃は当たらなかった。

 「ふんっ」

 「えっ!?」

 赤い彗星も斬撃で穴を開けた。私と同じようなことができるのか。

 「はあっ!!」

 「うごおっ!!」

 そして高速で私に近づいてきて斬り裂く。私は慣性の法則で空間の穴に飛び込んでしまった。

 

 ザシュウッ!!

 

 再び斬り開かれる穴。吹き飛ばされた勢いが止まらず、穴から穴に入って無限にその場をループする。全く身動きが取れなかった。

 「はっ!!」

 「うわあっ!!!」

その勢いで私は斬り裂かれた。かなりのダメージが入って、まともに動けなかった。

 「マチュ!!」

 「うっうっ・・・」

 シュウジが駆け寄って来るけど、まともに応対できない。体の至る所に鋭い痛みを感じていた。

 「てめえ!!」

 「何て事を!!」

 ニャアンとエグザベが赤い彗星の前に立ちふさがる。私、今守られてる・・・。

 

 【イーグル!アローシュート!!】

 

 上空からヒゲマンが必殺技を放つ。でも赤い彗星は剣でそれらをいなしてしまった。

 「遊び相手を用意しよう」

 赤い彗星は指輪を白い手に嵌めて、再び手を鳴らす。

 そして引き金を引いて、撃ちだした。

 現れたのは、3人の赤い戦士。

 

 【ギンガマン!!】

 

 【ゲキレンジャー!!】

 

 【ゴーバスターズ!!】

 

 「他の戦士を、呼び出した・・・!?」

 エグザベが驚く暇もなく、赤い戦士達は4人と戦い始める。

 ギンガマンって呼ばれたライオンみたいな戦士が手のひらから炎を放つ。そしてエグザベを焼こうとする。

 「くっ!」

 ゲキレンジャーって呼ばれた虎みたいな戦士がシュウジとニャアンにヌンチャクで体術を仕掛ける。2人は翻弄されていた。

 「こいつっ!ちょこまかと!!」

 「・・・・・・・」

 ゴーバスターズって呼ばれたチーターみたいな戦士は目にも止まらない高速移動でヒゲマンを攻撃する。かろうじて致命傷は避けてるけど、ヒゲマンはかなり不利に見えた。 

 「困りましたね・・・。勝利のビジョンが見えません」

 赤い彗星一人でも厄介なのに、さらに赤い戦士3人。

 戦力じゃ私たちが圧倒的に不利だった。

 

 「埒が明かないな。さっさと決めよう」

 その途端、赤い彗星がライオンと虎の戦士を撃った。

 「えっ・・・?」

 そうすると、何とライオンは大型のバイクに、虎は鮫みたいな剣に姿を変えた。

 「行け、レッドバスター」

 チーターの戦士は剣を持ちバイクに乗った。そして炎に包まれてシュウジ達に突進してきた。

 「「「「ぐああああああっ!!!」」」」

 大爆発が起こりシュウジ達は地面に転がる。全員致命傷を受けたみたいだ。

 「みんな・・・っ!ぐっ・・・・・・!!」

 立ち上がって戦おうとするけど痛みでまともに立てない。不甲斐なさに涙が出そうだ。

 「時は満ちた。始めよう」

 赤い彗星は黒い剣で空を円に斬り裂く。大きな穴が開いた。

 「祝福の結婚式を」

 「結婚式・・・!?」

 誰と誰の・・・?

 そうすると人々が表情を変えずに集まって、整列して一斉に拍手を始める。

 その人たちから赤いオーラみたいなものが出て、空間の穴に吸い込まれていく。

 「何が始まるの・・・?」

 そして、天高くもう一つ大きな穴が開いた。

 「さあ。花嫁の入場だ」

 その穴から血で染まったかのような黒ずんだ赤い階段が現れた。

 その階段から歩いてくる大きな影。

 

 ―フッフッフッ―

 

 「あれって・・・」

 「サイコガンダム・・・?」

 コロニーに現れたサイコガンダムにそっくりの巨大ロボ。でも色は不気味なくらい真っ白だった。

 「・・・っ!?うわっ!!!!!」

 「「「「っ!!!!!」」」」

 私たち5人全員が、頭の中に巨大な邪悪なものを一斉に感じた。

 何百匹もの毒蛇が頭の中を這いずり回っている感覚・・・!

 これって・・・やばい!!

 「・・・?あれっ?」

 拍手をしていた人たちがいつの間にか消えていた。

 「女王、今参ります」

 赤い彗星が、その場から一瞬で消えた。

 「大佐・・・あの中に・・・・・!」

 赤い彗星はあの白いロボットの中にいるらしい。

 どうみてもあいつが親玉だよな・・・!

 だったら・・・!!

 「うっ・・・!」

 「マチュ!!うぐっ!!」

 テガソードを呼び出そうとするけど、まだ体の自由が利かない。他のみんなもダメージが残っている。

 このままじゃ・・・。

 「僕が行く」

 「シュウジ・・・?」

 「テガソード!!」

 

 【アウェイキング!!】

 

 「リングイン」

 

 【放て!吠えろ!!ブルー!!!放て!吠えろ!!ブルー!!!】

 

 「人神一体」

 

 【テガソードブルー!!!】

 

 「テガソードブルー」

 シュウジのテガソード。青いテガソードが白いロボットに向かい合う。

 

 ―テガソード ようやくまみえた―

 

 ―テガジューン・・・―

 

 「さあ、挙式の時間だ。祝福の鐘の音を」

 

 【リーン リーン リーン】

 

 たくさんのアーイー達が空に浮かんで、鐘の音を鳴らす。そこはかとなく不気味だった。

 というか結婚って・・・。あの白いロボットとテガソードが!?

 ロボット同士って結婚できるの!?

 

 ―気を付けろ、シュウジ・イトウ 今の私とテガジューンの婚姻が成立すれば、世界は終わる!!―

 

 「分かってるよ」

 世界が終わるって・・・どういうこと!?

 「これは穏やかではありませんね」

 ヒゲマンもかなりのダメージで体を庇っている。本当は自分で行きたかったみたいだけど・・・。

 

 ―そなたは間違っている 世界は終わるのではない 始まるのだ 我の生み出す、完全なる姿で!!―

 

 「そうはさせない」

 シュウジがテガソードを動かし、白いロボット「テガジューン」へと向かう。

 「シャア・アズナブル・・・あなたは・・・僕が倒す!」

 「こちらとしてもそうは行かないのだよ。シュウジ君」

 シャアの駆るテガジューンが、シュウジの駆るテガソードへと迫る。

 

 「力ずくでも結婚してもらおう。シュウジ・イトウ!!」

 「絶対に断る!!!」

 二体の神がぶつかり、天が割れた。

 

 




猫科ヒーローといえばピープロ。ライオン丸Gが意外と好きです。
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