【ゆっくり実況プレイ】イナズマイレブン円堂編無印ルート【嫌な予感しかしない】 作:桜来
「ゆっくりの赤い方よ」
「黄色い方だぜ」
「「ゆっくりしていってね!」」
「前回の続きから、なんかグランがとんでもないことを口走り雷門がとんでもない雰囲気になっているところからだな」
『グランはどうして監督を姉さんと呼んだのですか。答えてください!監督!』
『………』
『監督!』
『もうええ円堂!コイツ、スパイや!スパイ!そうに決まっとる!』
『そうか、そういう事か。監督がときどき居なくなっていたのは、エイリア学園と連絡を取るためだったのか。』
「どうやら円堂が尋問するようね」
『……本当に、あいつの姉さん、なんですか?』
『…………確かに、あなた達に隠していることがある。でももう少し待ってほしいの。エイリア学園は、ただの宇宙人ではないの。』
→・……鬼道先輩。
『………正直、かなり迷うが…俺達の意見はあくまで仮定だ。事情を知っている本人の口から聞くのを待とう。』
『……皆には、私と一緒に富士山麓まで行ってほしいの。そこで全て話すわ。』
『……そこに宇宙人がいる。』
「出発は明日の朝8時、と…」
「まあ皆考える時間が必要、というわけで待機になるが……そうだな、夜空からも何か1つ言っとくか」
→・まあ、ね…確かにあの監督、色々説明不足なところはあるけどさ。……多分そんなに悪い人じゃないんだよ。きっと。…正直信じられない気持ちも分かるからこれ以上何とも……
『……そうだね。僕はまだここに来てから日が浅い。何とも言えないけれど…ここで引き下がるわけには行かないね。着いていこう。』
「…あ、さっきまで口を開いてなかったアフロディは大抵の場合富士山に行く方針を取るぜ。」
「ただ、それでも一部のメンバーは微妙な顔ねえ…」
「ムービーで皆の様子が映し出されていくが…お、これは…」
『……吹雪くん。』
『…アフロディくん。』
『……君は、完璧になろうとしているらしいね。』
『………うん。完璧になって、円堂くんたちと一緒に戦わないと…』
『……だけど僕には、君が焦りすぎているように見える。』
『…え?』
『………僕は、神のアクアというものに頼ったことがある。』
『神のアクア…?』
『ああ。人の体を作り変え、偽りの強さを与えるものだ。…そして僕は、偽りの強さで自分が神になったと思い込み……円堂くん達に負けた。』
『………』
『焦っても、近道しようとしても、何も始まりはしないんだ。本当の強さは……仲間と共に見つけていくべきものだ。…今の僕は、そう思う。』
『仲間と、共に…』
『その仲間が、今君の周りには居るだろう。…僕から言えるのはこの程度だ。…それじゃあ、僕は眠るとするよ。』
『………本当の、強さ。』
「これはアフロディが離脱しなかった時に発生する会話イベントだな。」
「このゲームオリジナル要素豊富ねぇ…で、翌日ね…」
「……ん?おいこれ集合時間まで時間ねえぞ!!急げ!!」
→【疾風ダッシュ】
→・ぜぇ、ぜぇ…み、皆、おはよ…集まり具合は、どう…?
『お!夜空!』
『ギリギリだから来ないのかとすら思っていたが、ただの寝坊か。』
『白斗が寝坊か、昨日ギリギリまで練習でもしていたのかい?』
→・や、色々考えてたら眠る時間がね………って、あれ
『よ、よう…夜空……』
→・………結局、皆来たんだ。よかった!
「結局全員揃った状態ね」
「あ、監督が来たな。それじゃあエイリア編最後の舞台、富士山へと行くぞ!」
「そういえばさっきからちょくちょくジ・アースとやらのページが映ってるわね。」
「ああ。次の試合で重要になるから覚えとこうな…と、着いたな。」
「……なんで富士山にあんなUFOみたいなのがあるの???」
『…皆、行くぞ…!』
『…待て。』
『……響木監督!?』
「響木監督、どうやってここまで来たんだろうな…?」
『…俺はこれまで、エイリア学園の謎を探っていた。夜空の提案で、瞳子監督、アンタからの相談も受けていた。』
『…えっ、夜空が?』
『……そして、とある事を知った。…だが…今の俺には、その事実だけで判断していいものとは、とても思えん。………説明してもらおう。全てを。』
『……はい。…全ては、あの中にあるわ!』
「……なんか響木監督の態度が柔らかくね?」
「恐らく瞳子監督の相談を聞いていたからじゃないかしら…」
『監督、ここは一体何のための施設なんですか。』
『…吉良財閥の、兵器研究施設よ。』
『…!?吉良財閥…?』
『吉良って、監督の苗字も吉良ッス…?』
『私の父の名は、吉良星二郎。吉良財閥の総帥よ。』
『自らの作り出した兵器で、世界を支配しようと企んでいる男だ…』
「一見兵器開発と宇宙人とか何の関係もなさそうだけれど……」
『兵器開発とエイリア学園。一体どんな関係があるんですか。』
『……全ては、エイリア石から始まったの。』
『エイリア石…?』
『シンニュウシャアリ!シンニュウシャアリ!シンニュウシャアリ!シンニュウシャアリ!』
「あ、サッカーロボットだ」
「これじゃ進めないけどどうするのよ…」
「あ、その辺は鬼道主導でなんとかしてくれるから夜空が何かする必要はないぜ。」
「……辿り着いた部屋で大仏みたいな人が話し始めてるけど……なんか日本首脳陣の皆様とか言ってるし…」
「彼が吉良星二郎だな。この会話はプレゼンテーションだ。」
『…さて、今日はエイリア学園の謎に包まれた衝撃の真実をお話しましょう。自らを星の使徒と名乗る彼らでありますが…その正体は実は宇宙人ではないのです。』
『!?』
→・………やっ、ぱりか………!
『となると、やはり…!』
『……知っていたのかい、白斗。鬼道くん。』
→・や、あくまで仮定の段階だったけど…こうなるとつまりは…!
『全ては5年前に飛来した、隕石から始まったのです。富士山麓に落下した隕石。そこから人間の潜在能力を最大限に引き出す物質が発見された…その名はエイリア石。我々はこの素晴らしい物質を有効利用するために研究を重ねました…そしてついに、エイリア石の力を使って、人間の身体能力を飛躍的に強化することに成功したのです。…私は総理大臣、財前宗介にこのエイリア石の力を使って、強い戦士を作る計画を提案しました。それがハイソルジャーです。ハイソルジャーが人類の新たなる歴史を創造するのです。』
『ハイソルジャー…!?』
『人間を戦うマシーンに変える、恐ろしい計画よ。』
『しかし、事もあろうに財前総理は、この夢のような計画を撥ね付けました。財前総理。あなたは正義のリーダーを気取っていますが、何も分かっていない。そこで、私は財前総理にハイソルジャーの素晴らしさを教えて差し上げようと考えました。大のサッカー好きであるという総理に、一番分かりやすい方法で。』
「うわあ皆の脳内に今までのエイリア学園の記憶が」
『即ち、それがエイリア石によって、身体能力を強化した子供たち。エイリア学園なのです。』
『……エイリア学園が、人間…!?』
『………これが謎の全てよ。エイリア学園は宇宙人じゃない。エイリア石によって、人工的に強化された人間なのよ。』
『………なんて、事を…!!』
『……似たことをやった、僕だからこそわかる。そんなものを使うことは、本当の強さに繋がらない…!』
『私はここに、エイリア学園最後のチーム。最強のハイソルジャーをご紹介いたします。その名は…「ザ・ジェネシス」!』
「で、この……名前変換しにくいから大仏って呼ぶか。大仏の元へと呼ばれるが…」
『プロモーションはどうでした?』
『お父さんは間違っています。ハイソルジャー計画をやめてください!』
『…どうやら分かっていないようですね、お前達も私の計画の一部に組み込まれていたということが。』
『…どういう意味ですか。』
『エイリア学園との戦いで鍛え上げられたお前たちが、ザ・ジェネシスにとっていずれ最高の対戦相手になると思ったからですよ。』
『…!』
『瞳子。お前は期待通りの仕事をしてくれました。礼を言いますよ。』
『……私のしてきたことは、エイリア学園の、為だったと言うの…?』
『監督……』
『さあ試合の準備をしてください。ジェネシスが待ってますよ。』
「か、監督がめっちゃメンタルにダメージ受けてるわよ……」
「まあ、ここまでで分かる通り瞳子監督はこの大仏を止めようと動いていたわけだが…それがむしろ手助けになっていたとなっちゃ、こうもなるというわけだぜ。」
『…………皆、私は今日まで、エイリア学園を倒し、父の計画を阻止するために戦ってきた。あなた達を、利用することになってしまった。…途中から、気づいていたというのに。私には、監督の資格は……』
『…………違う!!』
『円堂くん…?』
『監督は、俺たちの監督だ!…監督は、俺達が強くなるための作戦を考えてくれた!次に繋がる、負け方を教えてくれた!俺達の挑戦を見守ってくれた!だから…ここまで来られたんだ!!』
→・ここまで来てまさか監督降りるなんて言わないでよ。皆なんだかんだ言いながらあなたに着いてきたんだよ、瞳子監督?
『…監督のやり方は好きじゃなかったけど、今ならわかる。監督はずっと、俺達のことを想ってくれていたんだって!』
『スパイとか言うて、ごめんなさい!』
『監督のこと疑って、すみませんでした!』
『………ええ。』
「瞳子監督、そもそも作戦を指示する機会がイプシロン以降あんまりなかったせいで忘れてるかもしれないが…ちゃんと最初の方から原作よりいい方向には向かってたからな。皆が口々に監督へ言葉をかけていき…」
『繰り返すことになるけれど、僕はここに来て日が浅い。だが…彼らから信用を得られている、というのは流石に分かるよ。…白斗が信じるというのなら、僕も着いていこう。』
『…亜風炉くん。』
『………水を差すようで申し訳ないが亜風炉くんはやめてほしい…』
『…監督。僕も、監督に感謝しています。』
『……吹雪くん。』
『監督!俺達には、瞳子監督が必要なんです!最後まで一緒に戦ってください!』
『皆……』
「というわけで控室に向かうぜ。何故か原作にはない謎の自販機で回復アイテムも買えるから、必要ならばここでしっかり補充しておくことだ。ハイパーフレーバーをもうちょっと買い込んでおくか。10個くらい。セーブも忘れずに…と。」
『………やはりアンタは、しっかり監督をやれている。そりゃそうだ、あんなに熱心に色々聞いてきたんだからなあ。…こいつらを頼むぞ。』
『…はい!』
『…行くぞ皆。この戦いは絶対に負けられない、俺達の戦いが、地球の運命を決めるんだ!』
『今度こそ、本当の最終決戦というわけだな。』
『あなた達は、地上最強のサッカーチームよ!だから…私の指示は唯1つ!勝ちなさい!』
『はい!』
「さあ、ついに来たぞ星の使徒スタジアム。ここが決戦の舞台だ!」
『とうとう来たね、円堂くん。』
『ああ!お前達を倒すためにな!』
→・……八神ちゃん、でしょ?
『………今の私は、ザ・ジェネシスのウルビダだ。』
「すっごい歯ぎしりしながら言われても………」
「本来ウルビダがそこまで感情出すことないんだけどなあ……」
→・はいはい。そう言うと思った。ま、いいよ。…僕は、僕達は君達を止めなければならない!それだけだ!
・………そっか。
『俺はこの戦いで、ジェネシスが最強の戦士であると証明してみせる。』
『…最強だけを求めたサッカーが楽しいのか?』
『…それが、父さんの望みなのさ。』
『父さん…!?』
『俺は父さんのために最強になる。最強でなければならないんだ。』
『誰のためだかなんて関係ない。ヒロト!お前自身はどうなんだ!』
『…………円堂くん。お互いの信じるもののために、全力で戦おう。君たちの相手は、エイリア学園最強にして最後のチーム、ザ・ジェネシスだ。』
「さて、試合だな……技構成は」
【スピニングトランザムV3】
【ホワイトハリケーン】
【スターゲイザー】
【トワイライトブレイズ】
【スカイウォーク】
【アカリヤザガマ】
「…この6つだな。あ、フォーメーションは原作の一之瀬の位置に夜空、リカの位置にアフロディが入った形だ。……枠が、枠がねえ!」
「さあ、いよいよ試合が始まるわよ…」
「……あ、今日はこの辺で終わりだぜ。」
「……えぇ!?ここで!?」
「仕方ないだろ、ラスボスとの試合はできる限り分けて
・夜空くん
ウルビダの件に関してはそこまでダメージを負っていない。大体予想がついていたのとアフロディで慣れたというのが強い。これぞ影山ゼミ。
・照美くん
吹雪との会話は吹雪が河川敷で【エターナルブリザード】撃ったり豪炎寺と話したりするより前の時系列。
・ウルビダ
なまじかつて仲が良かったせいで内からの感情を抑えられていない。必死に冷静を装っている。地味に八神ちゃん呼びされていることが判明した。
・瞳子監督
思ったより原作から変わらないようでそれなりに変わっている人。