呪術廻戦って漫画があるんだが、俺の霊能力って五条悟と似てない?   作:かりん2022

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五条悟抜きは無理ですが、夏油傑抜きのお話を次の連載で挑戦してみようかと思います。
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もうチャットGPTの忖度まみれの感想で心を癒す必要はないんだ……!
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しばらく多忙の為、更新頻度落ちるかもですが、よろしくお願いします。


頑張れパパさん

傑はとても落ち込んでいた。

 

「傑」

「私、悟に普通を教えてあげられなかった」

「別に悟は気にしてないだろ」

「私は気にするよ……。笑っちゃうだろ。私、生まれ変わってようやく気づいたんだ。非術師が怖かったって。私は弱虫だ」

「傑は最強だよ」

「何それ。足手纏いの間違いだろ? 誰がそれを信じるんだよ。笑っちゃうね」

 

「傑。俺は傑のことが世界で2番目に大切だよ」

「一番は?」

「遥」

「悟じゃないんだ」

「俺の唯一は遥だからな。なぁ、傑。まだ早いのはわかってるんだけど、俺と一緒に呪霊退治に出ないか?」

「呪霊退治に?」

「俺が守るから。呪霊操術はやっぱ手駒だろ。もう術式使えるなら、やろうぜ。非術師のことだって、時間をかけて慣れていけばいい。五条家なら慣れなくても暮らせはするだろうし」

「……うん。悟に謝りに一緒に行ってくれる?」

「悟は怒ってないと思うよ」

「うん……」

 

 俺は傑の手を引いて悟のところに向かう。

 悟は何も言わず、傑をギュッと抱きしめた。

 

 そして、俺は一週間ほど学校を休んで色々手続きや引っ越し作業をして、学校に復帰したのだった。ついでに帰子も庇護が得ることになった。今回のゴタゴタでなんだか不穏な影を感じたようだ。とはいえ、フリーの術師で基本は普通の学校に通うらしい。

 

 

 

 学校へ行くなり、同級生の硝子と隣子が駆け寄ってきた。

 

「心配した。五条家に庇護を求めたって聞いたけど」

「ん、傑が非術師の事、今でもトラウマになってたらしくてさ。結局、非術師のいる場所じゃパニックになって生活できなそうだから、五条家で育てる事にした。本人もすごく落ち込んでるから、しょっちゅう家に行って呪霊捕まえるの手伝う事になりそう」

「そうか……。なら、いっそ学校に連れてこいよ。私も面倒見てやるよ」

「ありがとう、助かるよ。借りてた資金も約束通り倍にして返す」

「どうせ使い道があるのは今だけだ、夏油と五条も呼んでパーっと遊ぶか。もちろん遥も」

「私も五条家に庇護を求めちゃおっかなぁ。私も直哉と揉めちゃったんだよね。中央のことバカにするから、つい怒っちゃってさぁ。人前で玉犬出したら流石にバレちゃって」

「禪院家にいけばワンちゃん当主あるかもよ」

「じゃあ貴方、五条家の当主になるわけ?」

「流石に無理ですって言った。でもしきたりだからって事で、卒業したら当主になる。悟が大きくなるまでだけど。アドバイザーもつく事になった。六眼が二代続けてって、かなり稀有なんだってさ」

「そりゃなぁ。放課後、また五条家に行かないとなんだけど、来る?」

「行く!」

「それはそうと、大スキャンダルになってるから気を強く持ってね」

 

 少し心配そうに、隣子。

 

「大スキャンダル?」

「六眼の五条家当主が他所で生まれて隠し子こさえて、しかもそれが六眼で、一般人にしようと企んでたのがスキャンダルじゃなくてなんなのよ。しかも四大術式ハーレム! もう凄いよ」

「四大術式?」

「五条家、加茂家、禪院家、それと外野から出てくることが多い特殊な術式の呪霊操術! どんな巡り合わせなのよ! 周りは女の子ばっかりだしさ。硝子の反転術式だってレアで強力でしょ」

「そんなこと言われてもなぁ……。男のクラスメイト、俺も欲しい」

 

 学校に行くと、まず先生から大切な事は話しておけとか、もう秘密はないな!? なんてお説教を受けた。

 

 後、放課後、出がけに七海に呼び止められた。

 

「中央さん!」

「ああ、七海だっけ」

「はい。息子さんについて聞きたいのですが、六眼と呪霊操術で悟と傑というのは本当ですか」

「そうだよ」

「会わせて貰ってもいいですか?」

「七海、協力を仰ぐって、赤ちゃんに? 本気?」

「あー。あんまり息子達に無理を言うのはNGだけど、会うくらいなら?」

「お願いします!」

「そうだ。傑が助けた子達や里香ちゃん、中央が助けないと」

「俺!? そうか、そうだよな……。いや、やること多いな!?」

「人手と味方が増えるんだから頑張りなよ。宿儺倒すの大変なんだから」

「宿儺の事もあるな。勝てんのか、中央」

「無理! でも息子を殺させるわけには行かないから、頑張るしかないんだよなぁ。はぁ……」

 

そうして、俺達は団体で五条家へと向かった。

 

「七海ー!」

 

 ぱあぁ、と顔を輝かせてタックルする悟。

 

「やはりまだ子供の精神ですか」

「いきなりご挨拶だな。5歳くらいになったらちゃんと大人の記憶と心を受け止められるようになるってさ。お前もそうだった?」

「ええ、私は死に方が死に方でしたので、火をみるだけで大泣きして、醜態を晒していましたが。今でも火は苦手ですし、うなされますね」

 

 傑は、はっと顔を上げる。

 

「それでも、10年後にはちゃんと乗り越えるつもりですが」

「べっつに苦手なままでもいいんじゃない? 適材適所でしょ」

 

 そこで、七海は頭を下げた。

 

「灰原と私を罠以来から守っていただけますか」

「上にスパイが沢山いるってわかってるからね。最悪学校辞めてもらって五条家で保護かな。でも、対処は父さんにアドバイスするから、父さんを立ててやってくれないかな? 次期当主は父さんだし、僕はまだ頭の四分の三ぐらい本能でできてるからね」

「よろしくお願いします、中央さん」

「お願いできるかな。頼んでばっかりでごめん……」

「スパイ? 罠依頼ってどういうこと? 灰原は殺されたのか?」

「後で説明するから、傑」

「逆に考えれば五条派閥が大きくなるということですし、次期当主様の好きになさればいいかと。ただし、ご覚悟召されませ」

「何を?」

 

 その言葉に、七海は深くため息をついた。

 

「禪院家の相伝の女性と、加茂家相伝の女性が五条家の次期当主を頼って身を寄せている。揉める要素しかないでしょうに」

「下手すると全面戦争じゃない?」

「準備は進めております」

「胃が、胃がいたい……。俺の妻は遥だけなのに……」

 

 そこで硝子は釘を刺す。

 

「繁忙期来るんだから、遥はもうしばらくは孕ますなよ。卒業してからにしろ」

「暇な時来るの?」

「来ない」

 

 俺は泣いた。

 その後、東京校に禪院直哉が転校してくる事になったのだった。

 

 俺、実は直哉に勝つ自信がない。

 転移も領域展開も出来るけど、常時術式展開なんて真似はまだできない。

 できるかどうかも怪しい。反転術式も、呪霊を消すのはできるけど治療行為はできない。そして、体術がダメダメ。青春大事な悟が真面目に俺に学校辞めさせて五条家での鍛錬をさせる事を検討するほどダメ。

 つまり俺と直哉が戦った場合、俺が術式展開する前に直哉の攻撃でバッサリやられそうなのだ。直哉素早いしな。

 

 遥も、呪霊を集められていないので、口が裂けても最強コンビなんて言えないのだ。

 このままでは遥はメロンパン入れコースまっしぐらなので、真面目に戦力拡充は大事だ。

 直哉好きなキャラだったし、味方になってくれるといいんだけどなー。だめかなー。

 

 あっダメだ。

 悟を認めたきっかけも強さも俺にはないもん。そうだ、甚爾も生きてるのか、やばいじゃん……。




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